不安ながら超高齢出産を決意した夕子(竹下景子)と夫の朝一(小日向文世)は、出産準備に勤しみつつも、残された健康な時間の短さを改めて意識するのでした。
2人が見合いで出会うまでの経緯も胸熱で、子供ができなくてもずっと幸せに仲良く暮らしてきたのに。やっぱり子供を持つ、親になることは憧れだったんですね…(でもこの歳で不妊治療でもないよね??1話を見逃したので、どんなミラクルで妊娠かは気になりっぱなし)
生まれてくる子が、大きくなってから見せる想定のビデオレター。そこに、こっそり朝一さんへの感謝も語る夕子さん。感動的でありつつも、もしや出産で命を落とすの?と冷や冷やしてしまいましたよ…あり得なくはない💦
そして産後も、疲れ切って寝ている夕子さんの首に手を当てる朝一さん。
「生きてるわよ!」
あ、脈をとっていたのねw 確かに心配w
母乳が出ない、家のこともできない、と嘆いたりイラついたりする夕子さんを責めることなく、実に献身的にサポートする朝一さん。夫の、新米パパの、鏡ですよね!
みらい、と名付けた子と3人で散歩に出て。お孫さん?と聞かれて「いえ、私の子なんです」と答えれば、微妙な沈黙の後にギャグ扱いで流されます。ま、まあ仕方ないですよ。むしろ、妊婦の頃にひそひそされなかったということで、品のいい街なのでは。
そして少し前の自分と同じようにイラついている妊婦さんに
「空を見て!」
とアドバイスする夕子さん。転ばないように足元ばかり見がちな時期。実は、ほんの少し前まで自分もそうだったんですもんね。また、そのことに気がつけたのは、朝一さんが散歩に送り出してくれたから。
優しい夫婦にも育てられ、きっとみらいちゃんも優しい子に育つでしょう。優しいこの街で。
素敵なドラマでした。3話はベビーちゃんも満載で眼福です(何人もで入れ替わっているようですが、気にしないw)