ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

仲里依紗

「不適切にもほどがある」〜最終回☆☆☆☆

 ホント笑わせておいて泣かせてくるよねクドカン‼️

 昭和から令和にタイムスリップ、じゃあ現在の老人小林市郎(阿部サダヲ)さんはどこに?と当然のことを思わせておいて、はい、死んでましたよ!神戸の震災で!
令和の仕事場で再生しては泣く、幼い日の娘と亡き妻が踊るピンクレディースのビデオ……ホームシックどころじゃないじゃん! まだ若い純子(河合優実)も一緒に、そこで死んでしまうと気がついてしまっての涙でしたよおおおおorz
 そこで遺された娘が渚(仲里依紗)  ってことは市郎には孫で、道理でビリビリ、エッチな触れ合い不可! 時空の修正能力半端ないです。令和に来た純子には母娘と知らせずに渚母子と触れ合わせるあたりも、その心中を思うと泣けるじゃないですか〜。

 と良い話な合間にも市郎は、口を開けばセクハラ笑
やっと『どんな女性も誰かの可愛い娘』と気づき始めても、マタハラを学んでも、脚本が見識不足だとネットでは叩かれ続け……まあ確かにフェミニスト向坂サカエ(吉田羊)語るルッキズムがただ外見良い奴だけモテるになっちゃっててダメでしたけど。市郎だって段々と古巣昭和が「変?」と学んでいくように、市郎レベルな視聴者が段々と「あれ?」と思うきっかけにはこのくらいでちょうど良いのかも。だって、同時期放送の原田泰造主演「おじさんのパンツがなんだっていいじゃないか」は、おじさんだけが悪者で不快と見るのやめちゃった旦那がこれは最後まで楽しく見て、諸問題を考えたりしたんですよ。

 更にじゃすみん推しのインパルス板倉がサブレギュラーで、歌って踊る場面まであって、最終回では同性婚まで果たして目立っていてくれたのは画期的!頼れるMC八嶋智人(本人笑)と共にこれでクドカンファミリーですよね? 毎回カラフル動物シャツで可愛かった! また使ってください! 

 そう最終回、過去に取り残されたcreepy nutsあのままでいいのかとか笑、この先いつ死ぬか分かっててどうするのかいろいろ有耶無耶のまま、タイムトンネルに突入する市郎で、〆め? 続編は蛇足かとは思いつつまだまだ続きを見たかったですね?

 ところで若い頃は錦戸くんだった純子婿がね、年取った現在は古田新太だったのには大ウケ、こういう配役も流石ですクドカン。長年の不摂生で味のあるジジイになっちゃってるけど古田新太、確かに昔はイケメンだったよねえ〜

「不適切にもほどがある!」1、2☆☆☆

 歌って踊ります!笑

 教室でもタバコをふかし生徒をちゃーんと急所避けて殴る、昭和では普通の中学教師小川市郎(阿部サダヲ)は、ある日不思議な街に迷い込む。みんながみんなツルッとした板を持ち歩き耳からうどんを垂らしてる……はい、スマホとワイヤレスホン、令和ですね!

 いつものサ店のトイレから何故か戻って来られたものの、ツルッとした板とサ店で泣かせた子持ち女(仲里依紗)が気になって仕方ない市郎。
 転校生キヨシの母向坂サカエ(吉田羊)が「ジェンダーバイアス」「セクハラ」と意味不明に怒鳴り込んで来たと思ったら、ツルッとした板を持っていて……はいこの親子、令和から昭和に来てます!
 その後、その向坂親子が乗るはずのタイムマシンバスでまた令和に来てしまった市郎! サカリのついた高校生の娘を見張ってないと、ニャンニャンしちゃうぞー! さてどうする……って、全く困ってない笑

 居酒屋でのパワハラ指導に「話し合おうよ!」と口を出して歌って踊ってスッキリ解決!令和サラリーマン秋津(磯村勇斗)と知り合います。
 例の子持ち女渚が、泣いた勢いで離婚と退職した!のには流石に責任感じ…たというか、根っから世話焼きなんでしょうね。退職で揉める彼女の職場に駆けつけて、働き方改革に昭和目線で口を出します。勇気づけられた彼女はこれまた、歌って踊って要望を主張 笑
「僕に出来る事があったら、何でも言って?」
とにこやかに言うけど決して自分からは何もしない旦那(柿澤勇人)と上司(板倉俊之)では、結局なにを頼むか考えるのもだるくて自分でした方が早い〜ってなるのだと。わかるー!
 その点
「お前のして欲しい事が、俺の出来る事だ!」
と言ってくれる市郎ならば信頼できる……かなあ? 「何もしないよ」と隙あらば渚の部屋に泊めてもらいたがる市郎、絶対する気満々よ?なんなら亡き妻(蛙亭イワクラ)はその手でこましてますよ? でもとりあえず、渚が務めるテレビ局の相談員となった市郎。関係を深めていっちゃうのか?(そして上司瓜生を演じる板倉俊之、再登場ありますか? 板さん中心のレビューは「2月のインパルス」の記事で!)

 令和のどこかに88歳の市郎も生きているのか?
 令和リーマン秋津くん、昭和で市郎の娘純子(河合優真)といい感じのムっちゃん先輩も同じ磯村勇斗で多分親子ですけど、じゃあ母綾は純子?
 父市郎が離れて昭和にいる間、純子1人になる小川家にはサカエが保護者として住むことになりましたが……えーっと息子キヨシくんも同居=同棲? 純子と交際しちゃう? 過去変わる?


「桜の塔」1☆☆☆

「証拠は、私が捏造しました」
警察官が堂々と言いきるw

 警視庁版「白い巨塔」かねぇ、と見始めたものの親父てんこ盛りで誰が誰だかorz しかし、椎名桔平吉田鋼太郎光石研と、警視総監をめざす派閥争いの大事なところはちゃんとアクの強い面々。覚えにくい薄い人はサクッと失脚していきましたので、出てくる人全員覚える気で挑まなくても大丈夫そうです!

 主人公上條漣警視(玉木宏)は有能キャリア!
今回も得意のプロファイリングで、銀行立てこもり犯蒲生を見事に自白に追い込みました!

 と大手柄ですが、証拠品がちょっと妙。犯行は認めた犯人蒲生も、凶器は壊して捨てたと言うのになんで指紋付きの銃が見つかるのか……って、冒頭の捏造だからです!それどころか、銀行強盗のきっかけになった紹介金が要る大型取引ってのから、上條の作戦orz

 悪を潰すためならば、手段を問わぬ。それこそ市民の巻き添えすらやむなし、が信条の上條。ただ実直にお巡りさんを務めた挙句に自殺した父の轍は踏まないそうですよ。……これはきっと自殺は偽装で、きな臭い真実が暴かれて復讐って話になるのでは?? 今は味方の千堂警視監(椎名桔平)が絡んでたりすると尚腹黒くていいぞ?

 そんな上條漣の幼馴染、ノンキャリ水樹爽警部補に広末涼子。毒舌で、現場で嫌われている漣を心配してるのに邪魔扱い。警察官同士の設定とはいえあの体格差で、畳でもない場所で背負い投げってヒドいw ここ、ラブ来ます?

 通常の警察ものよりは、旦那が興味を示していますよ。見続けるかな?

 「恋する母たち」1,2 ☆☆☆

 浮気ドラマか、とスルーの筈が3話途中をうっかり視聴。与論島の海と記憶喪失が気になって1話から見てしまいましたw なるほど、免罪符の与え方が上手いかも。

 海外出張が多いものの、まめで優しい夫石渡慎吾(渋川清彦)が突然の失踪。経費使い込みで解雇?駆け落ち??
駆け落ち相手の夫斉木(小泉孝太郎)に証拠を並べられ、呆然とする杏(木村佳乃) ……個人的に一番イヤだったのは、出張先から送ってきたのと同じ絵ハガキを愛人にも、愛のメッセージさえ全く同じ言葉で送っていたことですね……そこは分けようよ!! その後、逃げられ者同士うっかり寝たようですが、それっていわゆる「不倫」ではないのかも←この慣れが次の不倫への視聴者の嫌悪感を低くしますよねw

 敏腕弁護士蒲原(玉置玲央)の従順な妻まり(仲里依紗)は、下の子をシッターに預けて参加したオークション??で、今をときめく天才落語家今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)の独演会の権利を……丸太郎本人が落札、押しつけられてナンパされますw 断っちゃもったいない、と友人(馬場園梓)に取り持たれ興味ない落語を聞き、お誘いと口説き、褒め言葉のLINEを浴びせられるうち段々にその気になってきたまりは、長男のPTAで知り合った杏の軽口
「一回ぐらいなら引き返せる」
を頼りに一歩踏み出してしまうのでした。

 同じくPTAで、息子の進級が危ない杏とまりと一緒に呼び出された林優子(吉田羊)は、バリキャリOL。作家を目指した夫シゲオ(矢作兼)は専業主夫で、引きこもり息子の応対よりも会社に居た方が心安まる日々。とかいってたらこっちは、めちゃ年下の部下(磯村勇斗)に誘われてドギマギですよ。

 立場の違う3人が、子供を通じて出会うのは子育てアルアルで納得です。
でも中高一貫校に高校から受験した杏の息子が入学早々落ちこぼれて、持ち上がり蒲原息子や不登校の林息子と成績が並ぶのは解せんw 何故入れたw そしてそれ以上に、子供が接点の母親の話題が不倫、それも「今時誰がしてても」って……ないないない(^^;;;)

 とはいえこの時点では、まだ未遂。見た目が派手な まり も案外真面目で、芸能人丸太郎のお誘いだからってすぐにはなびかないし。モラハラ夫とセックスレス&浮気されてると分かっていても、仕返しをしたいわけでもなし。ただ、まだ制約が多い暮らしの中、自由な時間に憧れはあるのかな。そんなまりに杏も『不潔よ!』とは言いづらいでしょ。そこまで仲良くはないし、実際自分も一度は(旦那が先とはいえ)していて『経験者!』と持ち上げられていて。
でもでも、なんとまりが週刊誌にタレこまれ。
そこで電話を受けたのが斉木だったのも、失踪旦那の件で杏と会ったばかりでタレコミ内容と杏との接点に気付いたのも運命、というかドラマ的によく出来ているじゃないですか~w
このままじゃ世に出るよ、と記事にせず注進してくれた斉木と杏の好意を、受け入れられずに席を蹴って立つ まり。確かに、杏が同席するより匿名で脅迫した方がびびって別れたかもです。まだドライブとキスだけっちゃだけだし。
しかし実はタレコミは旦那の浮気相手(森田望智)から。家庭を壊す気満々の相手に弱みを握られているのに、デートしている場合じゃないよ!

 さて夫婦間の不満は特になさそうな林家は。夫実家が与論島ということで話に絡んできます。
杏が林父子と共に与論に渡り失踪旦那に会う間、彼女はイケメン部下といけない出張~。それも、代打で急に同行者変更という彼女に選択肢はない状態w 

 以上、女側は誘ってないし普通に暮らしているのに夫は不実or頼りない。芸能人やイケメンからぐいぐい来られて困っちゃうんですよね、なケースばかりです。わーすっごく他人事で楽しいw
さて、与論島で記憶喪失の夫と杏との再会は。

「美食探偵 明智五郎」~最終回 ☆☆

 あの隠れ家で、マリアチームと和気藹々すごす風呂上がりの明智五郎。あれは明智の夢の形なのかな、それとも沈みゆくマリアの願い。

 廃屋での8話ラスト。好きだと叫ぶ苺(小柴風花)を桃子(富田望生)にまかせ、マリア(小池栄子)の手を取り落ちていく明智(中村倫也)……で、てっきり本当に終わりかとw これはこれで潔いバッドエンドねーと思っていたら続くし。落ちてどう助かったのか、何があったのかも語らないままの明智と、何も変わらない関係で付き合い続ける苺ちゃん。むしろそりゃ無いよorz


 そしていつもの絵はがきが届き、毒入りの和菓子で閣僚が死に、ってさ。
シリーズ終了後のスペシャルドラマでならともかく。マリアも取り巻きも生きてるし予告までしてきたのに、危機感なさ過ぎでしょう! 怪しい和菓子を、要人が食べ始めても『騒ぐと僕が疑われる』って、えええええ…… その後も、威信をかけた警察がいかにも明智を犯人に仕立て上げそうでしたが、本来届く筈だった和菓子は?届ける筈の本当の和菓子屋ご一行はどこ? 妨害されたその人達の証言はありましたっけ?
というか上遠野(北村有起哉)さん、「マリア」を初耳! 娘さんの事件もあったのに?

 れいぞう子さん生存は、ダスターの粉砕機をシェフが切っておいたからですってよ。無理~! 警察が彼女の分も肉片を調べますよね。 なかったら犯人逃亡、点検口からでも出たなら痕跡が残る。鑑識なめるなよ。ついでに、廃屋落下で無事だったのはこれのおかげ、とわざとらしくワイヤーが示されましたが。そんなもの無くたって崖から海に落ちて無事だったマリアさんですし。むしろ明智ごと、あの短時間で助けるのにどうワイヤーを使ったのか、その後何時間も消えたのは何だったのか、違うところが気になりすぎるだけ。
どっちも下手な説明などせずにおいてくれた方がましでした。

 そして、苺の最後の晩餐。
またも殺人集団に捕まって、死ぬ前に何が食べたい??まで言われてるのに、衣装の趣味に気が回る苺のメンタルも鋼鉄なら(誘拐監禁になれすぎw)、警察と相談するでもなく普通にディナーに呼ばれて見慣れない服を褒めてる明智も何なの~!? そして食べるw 最後の晩餐がこれじゃイヤ以前に、よく喉通るよねw
 絶望だ希望だと長台詞が続きますが異世界理論でもう、ねえ。仲間が欲しかったマリアに、評価されず居場所がなく寂しかった連中が巻き込まれたってことでいいのでしょうか。

そもそも殺していない林檎ちゃん(志田未来)は、しばらく彼らと離れれば我に帰れたのかも。シェフ(武田真治)を愛し始めていたれいぞう子さん(仲里依紗)ふたりの仲がもし深まれば、そこにマリアは必要なくなったのかも。そして御曹司故に自由に生きられず救いを求めていた明智五郎は……もうとっくに希望のちくわ磯辺揚げを。もとい、苺をみつけていたんじゃないですか。気づくのが遅~い!

 隠れ家を包囲した警察に、とりあえず林檎とれいぞう子は逮捕されたでしょう、でもココちゃん(松井玲奈)は? ストーカー氏(森永悠希)の死に際にわざわざ立ち会ってしまったら、遅効性のレア毒を使った意味が……(^^;;;;)
それでも、マリアの後を継いだのがココちゃんだった適性には全面同意です。

 そうだ、マリアと明智の初対面。ステーキを焼く大学生五郎は可愛かったし、学園祭で6千円超え(格安w)のゴージャス牛はインパクト大で、そりゃ再会したら分かる! でもどこでループタイを覚えてファッションセンス壊れてしまったのか、そんな裏話はまたfulu配信なのでしょうかw

「美食探偵 明智五郎」2~6 ☆☆☆

 ソーシャルディスタンシング!

 たまたま観た6話終盤のあまりの衝撃に、2話以降ほったらかしだった録画を一気観しましたよw
元々、世界のどこかにいる殺人者マリア(小池栄子)が、ネット経由で毎話の「被害者」に殺人をそそのかすお話。時代を先取りしたリモートドラマだったのですが、マリアの人生の目的は勝手に愛する探偵明智五郎(中村倫也)と最後の晩餐を共にすること。いつまでも離れたままではいられずに、6話では小屋ごと燃やされそうな明智を助けんと平然と炎に分け入るマリア。それが出来なかった助手小林一号もとい苺(小柴風花)が呆然と見守る中での、濃厚接触な口づけ……。

 勿論、誰を殺しても自分が死んでも平気なマリアはネジが外れていますが。
 勿論、苺だって実は明智を好きなわけで。
とんだマウントで親密さををみせつけられた挙げ句
『彼女は特別』
と口走る明智を(しかも苺には、ずっと一緒に居てほしい、料理上手だからってorz)泣きながら苺が詰る場面は、いつもの探偵事務所でもない、不思議などこか。暗闇に机がふたつポツンと向き合って照明に浮かび上がります。向かいの机で泣く苺に、立ち上がって近寄るでもない不器用な探偵の当惑……。 ふたりの心の距離をこう演出したのね!とこれはこれで納得だったのですが

<新型コロナウイルスの感染拡大を受け、このような形で放映させていただきました>

のテロップで、苦肉の策だったことが分かってしまいましたよ~。でも瓢箪から駒の名場面でした。

 探偵明智五郎は、某大百貨店跡継ぎの御曹司。
金あり顔良しの上、一度見た顔は忘れず美食の知識を活かした推理も一流。金持ち人脈で警察にはない情報網もあるスーパー探偵なんです。ただし探偵故、真犯人をみつけたところで逮捕せず。本当にただ犯人をつきとめるだけなんですよー。その結果、3話で見逃した殺人シェフ(武田真治)が4話の遺体解体を手伝ってるしw 2話で元カレを呪った茜(志田未来)もシェフと一緒に5話の給食6話の料亭と厨房に出入りしちゃうじゃないですか。いくら生活のために探偵しておらず、そもそも依頼もされていないとはいえ、捜査一課だって主にコミックリリーフとはいえ毎回顔出してるのにここまで犯人が何人も野放しで活躍し続ける探偵ものも珍しいですw

 それでいて女性の心理は妙にリアルで、4話の料理好きな妻(仲里依紗)が夫を殺すに至る原因が、義母から大量に送られ続ける茶色い煮物で『私の白い冷蔵庫☆』が埋め尽くされることなの、極端ではあるけど分かり過ぎる(^^;;;;)  その夫が明智五郎の同級生。嫌がられる煮物が、五郎が初めて食べて涙した「家庭の味」だったところは辛いのですが……、この場合の争点は美味い不味いじゃないから。母の味信者の旦那にもの申すより、倍返しでグラタンとかニシンパイとかお義母さまにガンガン送り返せば良かったのかも。

 2話の茜は、元カレ酷いとネットで愚痴っただけで殺したのはマリアなんだけどな……。しかも本当に死ねばいいと思ってたのは、元カレに送った手作りジャムをインスタにのせてる現恋人だけで。いつもジャムを食べずに腐らせてた(え、砂糖少なすぎじゃないの)元カレは、マリアが計画をまさか実行したって毒入りジャムは食べない筈だったのにね。その辺の罪も丸っと引き受けて闇落ちしてしまって可哀想です。
 5話は、給食。教師のアレルギー無理解で、クラス中からイジメられてしまう小学生。そこにもマリアがつけ込んで、給食で大量殺人を目論みます。東京と地方に離れていつの間にか殺されていた2話とちがって、目の前で同級生が死ぬと予言されていて、平気なわけがないよねえ。「食べないで」と騒いで嘘つき扱いされたところに、父親の捜査一課上遠野(北村有起哉)が乱入。次いで探偵も一号苺、二号桃子(富田望生)もと味方が増えたのは良かったですが、その後のアレルギー解説が片手落ちで、食べるのみならず「触れるだけでも危険」説明がされません。背中にチーズ入れられて倒れた因果関係を教えなきゃなのにね。また、実際の毒物混入はマリア一味が実行犯で、上遠野娘は何もしていないことを、改めてきちんと宣言する過程なし。それで「ごめんなさい」だけ父に言わされて、毒入れたやつだと思われたのでは? まあ、いじめは止まるかもですが(^^;;;;;;)
 6話、探偵がお見合い。

百貨店に勤めたのに、御曹司の幼稚園送迎も仕事、長じては見合い相手を探すのも仕事だったと腐る役員(小市慢太郎)でしたが、だからって命狙っちゃだめー! 五郎の口癖「悪くない」は、若き日の彼がそば屋に連れて行ってくれた幸せな思い出からだったのに、悲しい記憶になってしまったじゃありませんか……。で、実は今回マリアチームは、五郎暗殺でなくその阻止のため暗躍、冒頭での炎の救出劇につながるのでした。

 そのどの事件でも、明智に呼び出され振り回されていた弁当屋の苺ちゃん。つけ払いにされ、キッチンカーで送迎させられてと、文句たらたらながらも明智に惹かれていくのも分かるし、事件が陰惨でもドラマ全体が明るいのは、苺のおかげ。いつも桃子と食べまくるオープニング楽しいよ! 変装潜入にゴミあさり。4話では、誘拐され、遺体見ちゃって。自分もトラウマで肉食べられなくなりつつ、萎れる明智を強引に気遣う優しさ。明智に関わるなら殺す、とマリアに脅されての助手宣言、泣けるじゃないですか。6話では、見合いに来ない六郎(五郎弟w)の身代わりに男装、そしてボイパまでもう大活躍ですw
 なのにもう、ただの弁当屋と客の関係に戻ってしまうのかー?

 撮影休止で、しばらくはネット配信のサイドストーリー放映でつなぐ模様。7話以降を放映出来るのはいつでしょう?? 


「10の秘密」1 ☆☆

 向井理が!JKのひとり親! こんなイケメン娘大好きパパ、大の自慢で大好きに決まってるだろ~!と思いきや、誘拐!いや家出? そんなバカなっ!

 ひとり娘の瞳(山田杏奈)と圭太(向井理)を捨てて、弁護士のセレブ妻仙台由貴子(仲間由紀恵)が出て行って9年。タワマン最上階を買ったらしいだの、シャンパン片手のホームパーティだのとSNSで近況を知ってしまったりしつつ、あんな人もう家族じゃない、と父娘で言い合っていたはずなのに。
「仙台由貴子を探せ」
と電話の声。誘拐した娘の交換条件に、元妻の居場所?
とりあえず娘なら学校に…いませんでした。毎日笑顔で家を出ていたのに、実際のところ休みがち。部活もとっくに退部ずみ。慌てて元妻に会いに職場に行けば、こちらも退職済み。自称交際相手(渡部篤郎)から聞く話では、借金まみれ。

 それだけでも心折れそうなところに、娘の裏垢に「お父さんは信用できない」「お母さんに相談する」ですと!

でも「お父さんには秘密がある」とつぶやかれ、否定するでなく圭太の脳裏に浮かぶ謎の火事。そして「秘密を背負う覚悟はあるのか」と迫る由貴子。えー、本当に何かあるorz
そして訪れる、ボロアパート。セレブ妻の実家ですと。それで上昇志向半端なかったのかー!でもじゃあ、火事で身内を見殺しにって話でもないんですね。燃えていたのはどこ? 

 冒頭で、由貴子が自殺を止められなかった。そこから色々、会社ぐるみであるんでしょうねえ。でも謎すぎて、先を気にすることもできませんw  あと、途中から出たご近所の仲里依紗も謎存在でした。いっそ恋人ならまだしも。ただのご近所さんなら、男でいいのに。さて2話をどうしようかな。


「東京独身男子」~最終回 ☆

 なーんだモテモテか!
呑気なドラマが、八方丸く収まってエンド。そこは想定通りですw でも経過がさ! 結婚したいな、結婚ていいなとは一度も思えないまま、でも別に問題は起こらずに男三人の仲違いも一瞬! もうちょっとハラハラさせられたんじゃない?

 振られた かずなに性懲りも無く再告白の太郎。それも今カレもプロポーズしてるのに「かずなが、好きだ!」は通常むしろ迷惑じゃん。元カノ舞衣の結婚もそれでややこしくさせたのに、繰り返すのかアラフォーが。そして、ダメな太郎ちゃん大好き!なかずなは、文句言いながらも元サヤに……。この場合、悪条件な筈の年収だだ下がり転職も、豪華マンションを追い出される件も、『私が支えてあげなくちゃ』とやる気にさせちゃうのねw 折良く母寿美代(萬田久子)がやってきたのに、なーんだ嫁いびりのひとつもなしか!
最後、引っ越し先で「一緒に住まないか?」と同棲を持ちかけるって……かずなは感激してたけど、だったら部屋選びから参加させろよと思いませんか。どこまでもぐずぐずした男だな!

 一方の弁護士岩倉さんは、バリキャリ彼女と要介護父との3人同居がやっぱり破局。岩倉が慣れない家事もしてたのに、彼女が出て行ったよーって、そりゃそうだろうな展開でしたのに、まさかの彼女が舞い戻りw キャリア確立済みの岩倉が無期限休職で父を診て、事務所は彼女が支える案←じゃあ結婚。 あれ、豪華老人ホームはどうなりましたっけ。彼女が妊娠出産しても、その体制で育児パパと介護を両立する覚悟があるのかな。そのうち痴呆が始まったら……まあ資産があるので、外注も頼めますけどね。
一時は三好と岩倉を天秤にかけてた彼女なんだから、妊娠したけどどっちが父親か分からないなんて修羅場だって用意できたでしょうに。そういうのはお呼びじゃないのねw

 クリニックは経営悪化ながら、三好はご近所の新規同業者とほんのりいい感じに。そのうち共同経営とかしちゃいますか。え、そしたら協力したいかずなの簿記勉強は? あれ、設備投資より人件費を優先にする、それなら太郎ちゃんは出ていかなくて済んだんじゃない? 


 毎回くだらなかったアジェンダは最終回も絶好調どうでもよくて

「結婚してもしなくても、今の自分に納得することが 幸せのはじまり」

今更……w

 この2年後あたり、3組とも揉めまくってる続編があれば見たいですw もちろん舞衣も離婚する~と子連れで参入w でもまた、ふわっとたいしたこと起きずに終わるんだわきっとw

「東京独身男子」6 ☆☆

 歯医者の元ヨメが現れた!墓を欲しがっている。歯医者は与えた!
まじかー。

 仲良し独身3人組、互いの健康を気遣うのはいいことですが、まさか同じ墓に入るつもりだとは(^^;;;;)  そして墓用の土地は確かにひと財産ですからね、離婚=財産分与の時にリストに載せないのは隠匿といえなくもないですが、売却金額を折半という道もあるのになぜ丸っと渡してしまうのか……しかも後からじゃ贈与になってしまわないの? という疑問はさておき。なぜ今頃現れたかって、余命宣告でも受けたんじゃないんですか?

 別れても、なお互いの幸せを願いあうって素敵!と、太郎ちゃんが急に結婚賛美しだすのも不思議w 喧嘩腰で現れて財産よこせ、ですよ? 歯医者が文句たれてた『ヨメが酷い案件』は、かなり自業自得で、一緒の墓に入るため彼女も関係修復を頑張ったそうですけども。それでもダメだった見本をまじかで見て、なんでまた結婚したくなるのかなー(^^;;;;)
 そうそう、新婚早々転がり込んだ舞衣もいました(^^;;;;) 太郎ちゃんが、とりあえず据え膳食っちゃう男じゃなくてホッとしましたよ。 


 『太郎ちゃんが一番大事なのは自分』
と先週ふられた かずな に復縁を申し出てみますけど、スルー。披露宴に居た若い男と出会っちゃってますよ! ざまあみろw そうか私、AK=あえて結婚しない、とか言ってた奴らが不幸になるところをみたくて視聴を続けていたのかもw
 で、元ヨメの嵐が去ったら、歯医者の「元気問題」はすっきり解決したそうです。いやはや。


「東京独身男子」~5 ☆☆

 新居に帰れw それともネットカフェとか。なんで元カレの家に転がり込むかな。

 なんだかんだ、つきあい出した太郎(高橋一生)とかずな(仲里依紗)、初お泊まり~☆ってまさにその時に、いきなりやってきて抱きつく元カノ舞衣(高橋メアリージュン)! それを目撃しちゃった かずはでしたが、キャーキャー騒がず招き入れていてホッとしましたw そういえば舞衣の結婚式で、見栄はり太郎が俺も結婚を考えてるし~と勝手にかずはを紹介してたので、舞衣を相手には婚約者として振舞うかずは。 え、となるとますます舞衣の抱きつきが図々しいでしょ。
 海外で旦那と喧嘩し、一人帰国その足で思わず……だそうですが。むしろ旦那がいないなら新居に帰ればいいわけで。なのに、交通費もどっかに泊まる金もないという舞衣(カードは??)に
「泊まってく?」
と、かずは(^^;;;;) 今カノの余裕を見せたかったのか、断ると踏んでいたのかw 以来連日3人で寝泊まり、舞衣が朝食にパンを買ってくればかずはシリアルで張り合い、両方を食べなきゃいけない太郎、嫁ふたり状態で取り合いされて針の筵w これモテてるっていわないよねーw というか舞衣は帰れよ。

 その間、三好(斎藤工)と岩倉(遠藤憲一)も美女をめぐってコイントス(わざわざ外貨でw)で交際を決めるなど、さすがドラマな臭カッコイイことしちゃってるのですが。そっちの三角関係&岩倉父とこっちの三角関係の7人でギスギスと夕食会w 挙句、メインの鳥丸焼きを取り落としちゃった不幸な場面で、突然の
「あ、連絡きたし帰ります」
えー、落ちた具材ひとつも拾わずにそれ言う?片付け手伝うふりぐらいしようよ。まあ結局それ嘘で、あても無く街をふらつく舞衣を後で太郎ちゃんが回収するわけですが。それもさ、もっと遠くでふらつけって話でしょう。挙句「友達じゃ嫌」と、ベッドルームで素裸でお迎え……。ほんと何なのこの人はorz

 そういえば、舞衣の結婚式で若い参加者が「僕ら独身で~す」と学生ノリで、同じ独身でも太郎たちのオジさんっぷりが悲惨にもあらわでした。AK=あえて結婚しない、のワード今回久しぶりに出てきましたが、こんな『なんだっけ』と思っちゃう頻度でしか使わないならいっそ無かったことにしたほうがましではw

 毎回イラつきながら見ていて、楽しみ方間違ってる感(^^;;;;)

「フルーツ宅配便」~最終回 ☆☆☆

 大団円でホッとしました。

 とりあえず、エミがデリ嬢だったのは小田ちんにもバレたよね~。でも、実際にラブホに呼び出してエミ本人だったら、勃ってない!と言い張って何もせず帰ったのでギリセーフ? てっきり咲田が喋ったと思うエミですが、そこを勘違いでひっぱらずにすぐ違うと伝わるのもいいですよね。
クスリ漬けで嬢を使い潰す様な元の店から、なんだかんだ咲田のフルーツ宅配便に移籍して。何千万円と言われてた借金も、ミスジ懇意の弁護士に整理させたら何百万に減って万々歳。恨みを買った店長(田中哲司)にバレないようにHPに顔は出さないけど、それでも売れっ子になるエミ=グレープフルーツちゃんですよ~ん。偽名で指名しようとする小田ちんw 何がしたいんじゃw

 そんな平穏な日々が続くはずもなくて、警察に踏み込まれたフルーツ宅配便は営業停止!元の上司に東京に呼ばれる咲田。本当ならそこで、デリヘルとは縁を切ってカタギの仕事に戻ればいいだけなのに。さらわれたエミを助けに、当然駆けつける咲田は、これまた当然ケンカで勝てるわけなくてボッコボコですよorz
「俺は何も出来なかった」
と歴代の理由あり嬢たちを思って吐露する咲田。せめて逃げない、と言い張るのですが。エミも言ってくれてるように、そんな何にもなんてことないですよ。話を聞いたり笑いあったり。咲田がそこにいただけで、何かしらホッとして暮らしていけたはず……。そしてあわやでジャジャーンとお仲間登場!決意の咲田が持ってきた役立たずのアレ(金包みかとw)が、GPSとマイクになってましたとさ。悪者がちゃんと逮捕されて法の裁きを受けるようでホッとしました。
ゲスト「上野さん」(大窪人衛)の所業が不明。流しの女衒で、女の子の値をつけているってことは……(^^lllll) これ露骨に描くことも出来たのに、カットで怖さが増したかも。風俗業界を描きつつ、友情と人情を厚めに、エロをソフトにしたことで、いいドラマになったと思います(しかし、マサカネ恋する回でのミュージカルはなんだったのかw)

 そして咲田は東京に、エミは元凶の母親と北海道へ。えええ。ここ結ばれてもいいと思ってたのにな。一夜の関係にすらならない、それでこそ友達なのかー! エミの毒母は、またやらかしそうで心配です。
で、戻ってきてしまう咲田。うーん、東京での堅気の暮らしと、愉快な仲間と営むデリヘル業、私が咲田の親で事情を知ったら、泣いて東京行きを勧めるかもしれませんがw あの上司がどれだけ信用出来るのか。視聴者としては続編が期待できてワクワクですね。

「フルーツ宅配便」~5 ☆☆☆

うわ、デリ嬢だと打ち明けたえみちゃんに「染まらないうちにやめたほうが」とか上から助言した咲田、大ぼけ。そんなレベルの話じゃなかったんですよ。

あの橋の上のJKえみ(仲里依紗)ちゃん、やっぱり自殺しようとしてました。
再婚した親に中学生にして家を追い出され、『新しいお父さん』に紹介された『仕事』で身体を売って生活費稼いで……。咲田の目には勉強もスポーツもできて人気者だった彼女に、そんな辛い事情があったとは。今までずーっと何も知らずにいて、知ってしまった今も何も出来ないことに呆然とする咲田。
でもね『飛び降りるなー』と必死に走ってくれたおバカさんが二人もいて、当時のえみちゃん嬉しかったと思いますよ。その後の幼い友達付き合いも、きっと貴重な思い出。それに今は『言わなきゃ良かったね』状態でも、少し時間をおいたら…肩の荷を降ろしたえみちゃんと業界を知る咲田と、何も知らない小田(前野朋哉)とで、やっぱり元どおり楽しく酒飲めて、打ち明けたら楽になるかも…と思った通りになるかもしれないじゃないですか(^^;;;;;;)
えみのバックに怖い人いそうなのは心配です。咲田の店に移れたらその方がいいの?それとも、移籍はヤバイ?

お店では、娘の学費が欲しいスダチ(中田慈)さんが禁止の「直引き」(=客との直接取引)をしていたことが発覚。怒るミスジからペナルティ料100万円の談判を命じられた咲田、泣きつかれてまたぞろ「じゃあ僕が100万円貸しますから…」w 成長してないなあ、もう。それを見越して見張ってたミスジ登場、ソープ行きが宣告されますが……モノは言い様。そもそも直引きさせないのは、大事な嬢の安全のためともちあげるミスジにかかれば、ソープも「まっとうな仕事」 今より稼げる!じゃんじゃん稼いでおいで!と励まされ、笑顔になったスダチさんには、やる気すら漲っていましたよw
咲田がこの域に達する日は永遠に来ないのでは?

その前の回、ひたすらイチゴ嬢(山下リオ)に貢ぎ続けて連日デート、恋人同士だと錯覚していってしまう72歳(嶋田久作)は切な怖かったです。 イチゴさんの本当の彼氏に「ギターを持ってるのは不良」と別れを迫るw いや尾行してるあなたがストーカーなんですってば。でもそういうこともあるんでしょうねえ。
寂しい独居老人むけデリヘル を考えるミスジさんでしたが……危険だってば(^^;;;;)

「フルーツ宅配便」2、3 ☆☆☆

興味津々。性風俗店が舞台なのに、物語は女性に寄り添っていてエロ控えめ、見やすいです。
働くフルーツちゃんたちにもそれぞれの事情があって、稼いで整形したかったり子持ちだったり騙されて借金背負っていたり。咲田は、戸惑い心配するだけで、何もできません。ちょっと優しくしたら手作りクッキーもってこられたりして、嬢=商品とは恋愛禁止だとミスジに怒られてますよw 惚れさせて仕事増やすって管理術もあるそうですがw 向いてないでしょw

それにしても、いつもの定食屋、客層悪い~!
もも(成海璃子)ちゃんが母親と食事してるのに、源氏名で話しかけてくる常連客orz 「また指名するねー」じゃねーよ! バレたら困るかもって気を使いましょうよ。
4話では更に極悪、食事しながらデリヘル嬢を襲う相談してる奴らが。AV嬢雇うより安く済む上に、リアルな映像が撮れるぞって……それ犯罪。おりしも新井浩文の強制性交罪騒ぎが重なって、胸が痛みます。あちらは風俗よりマッサージ寄りだそうですが、相手の領域に誘い込まれるリスクは同じですよねえ。
みかん(徳永えり)さんの場合、到着したらカメラを構えた客と、奥に男がもう一人。携帯を取り上げられて追い詰められます。でもラッキーだったのは、定食屋で相談を聞いていたマサカネ(荒川良々)が送迎だったこと。車の特徴でそいつらかもと気づいて、みかんさんを助けに来てくれるのです!うわあ、強い!おにぎり食べてばかりのピンボケが、事務所に居る理由はこれだったのねー。警察でなくミスジが駆けつけ、悪い奴らはぼっこぼこに。裏で悪事を働こうって奴は、裏社会なりに裁かれても文句言えないのだ。スッとしましたわー。ざまあみろ。

それでも負けずにみかんさん、この仕事で息子育てているのにね。デリヘル嬢だからってだけで引越しを断られるの、酷いわ。周囲には、事故物件だったーと自分から断った様に言ってみたり。10歳の息子は察してか「本当は引越ししたくなかった」と笑って、ダンボールに詰め終わっていた荷物を元に戻すのよ……切ないです!
 
地元の旧友と呑んで、仕事を「フルーツの宅配…」と誤魔化す咲田w その後、街で見かけた咲田が美女といるのを、彼女かーと羨む男友達(前野朋哉)でしたが、車がバン、女性は助手席でなく後部座席に……という様子に何か気づいた様子の女友達(仲里依紗)です。自分も同業だと、ね(^^;;;;)


「フルーツ宅配便」1 ☆☆☆

濱田岳主演のお仕事もの。可愛いタイトルが、実は……デリヘル(^^;;;;) 嬢の源氏名がイチゴちゃんレモンちゃんetcで、なるほど現場までの送迎が社名まんまなわけですね!
「風営法の改正で、世間に顔向けできるまっとうなお仕事になった」
だ、そうですけどw 家族には言いにくいでしょうから、この社名ナイスなのでは。

というわけで、東京の勤務先が倒産し、地元に戻ってきた咲田(濱田岳)

久しぶりの店でねぎ味噌ラーメンを頼むと「ネギミソ!」と昔馴染みミスジ(松尾スズキ)声を掛けられます。本名を知らず
「ネギミソ」
「ミスジさん」
と呼び合う仲、この店でいつもの料理食べてる時に話すぐらいの仲だったんでしょうねえ。なのにグイグイと、新しい店を一軒任せたい、とくるミスジさん。それがデリヘルと聞いて、思わず周囲を見渡し声をひそめる咲田ですが、当のミスジさんは自信満々(^^;;;;;) 断りきれず事務所で紹介されて、見習いとして働き始めてしまう咲田は……。
明日こそ辞められるのか、それとも業界に馴染んで稼いでいけるのか??

カゴにイソジンだローションだいろいろ持たせて、ホテルだ客の自宅だまで社員がお届け。規定のコース時間終了まで待機、チェンジの要望やトラブルに備えるわけですね。そういう仕事があるのは知ってましたけども。心構えなく見てたらそうなったもんで、いくら「うちは本番ないから!」とミスジ社長に胸を張られてましても、むしろ不倫現場よりもイケナイものを見ている気分ですよ。
裸も控えめ、本番も暴力もないんですけどねえ〜。

そのうちシングルマザーの新人(内山理名)がはいり、「ゆず」の源氏名で働き始めます。
幼稚園ぐらいの女の子を連れて事務所にくるゆずさん。子連れで送迎するうちなつかれた咲田は、家にあがりこんでカレーまでごちそうになり、顔の傷が旦那のDVのせいだとか、旦那の借金がとか事情も知ってしまって、つい親身に。突然クビになった彼女に、なんと自分の前職退職金100万円を「いつでもいいから」と差し出すのですが……。
「それより、保証人になってくれないかな?」
と更なる借金の算段をする元ゆずさんの借金総額は、なんと2000万円を超えていて。たった100万円ぽっちでは、焼け石に水なのでした。あーあーあー。だいたい、クビの理由も禁止されてる本番を何人もとして噂になっちゃったからで。

本名も知らないオンナに、100万円渡そうだなんて咲田。いい人だけれどおバカさん。
ミスジさんも事務所のおにぎり男(荒川良々)も、業界にそんな話は掃いて捨てるほどあると鼻で笑って終わりです。あまりに初心いぞ咲田。初めて金を差し出した相手が、黙って受け取ってバックレずに、無茶な要求してくれる優しい人で本当に良かったですよねえ。この仕事続けるなら、借金話には慣れていかなくちゃでしょう「闇金ウシジマくん」の漫画、読んだらいいよw

ばったり道であった同級生えみ(仲里依紗)も、別の会社でデリヘルしてるのかも?

「勉強させていただきます」2、3 ☆☆

代役で撮り直すよ、のシリーズ

2は目撃者の少年と母親を、加藤諒と仲里依紗が。
タメ同士なのになぜ親子役w そしてほぼ顔芸、睨んでいるだけの加藤諒でしたがセリフの少なさが逆に信頼ってこと?当て書きしてもらったと嬉しそうでした。あの顔相手に熱演できる仲里依紗も偉いわ。
最後「父ちゃんが待ってる」とビール&ツマミをコンビニ裏から持ち出す親子。あれ、お父さんは刺されて死んだんじゃ? 嘘だったのかな、新しいお父さんなのかなあ。

3はFBI仕込みの凄腕捜査官を、高畑淳子。
エンケンを呑みに誘いにきた高畑さん、代役依頼もスパッとOK!さっさと終わらせて呑みに行くぞー!ってw しかも二人は身体の関係☆なんですってよ。あとで当て書きしたと言われて、私のイメージこれですかと役者が戸惑う豪快さw 

撮影は赤いコートで颯爽と、やはり貫禄ありますね。そして遺体の股間を激しく×××(^^;;;) アメリカでは捜査イロハのイ、そんなことも知らないのかと騒いでは、見学の諸井にあれしろこれしろと命令。従うと……よくやるな、鑑識でお前のDNA出ちゃうよと笑われSNS用に撮影されちゃう。最低すぎるうえに、捜査は全く進まないのでしたw

そして撮り直し理由、2ではジュースのロゴ。子役はまだ居るけど、時間的にもう使えない、とそれなりに納得できる言い訳だったのですが、3ではもう理由でっち上げる気もなくなった様で、犬の粗相の痕をADが自分の尿でつけちゃったからとかwそれのどこがどうコンプライアンスw そのうちに、撮影データうっかり消しちゃたとか特に理由ないとか酷いこといいだしそうでワクワクしますね! 


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