大団円、かな。
結局は目覚めたら病院で、心配そうにのぞき込む妻と娘。ああ今までのは全部夢だったのか。心を入れ替えて家族のために生きよう……。
てなことかなと思いきや。
命の危険さえ去れば、突然冷たい妻と娘。だよねー、風俗で裸で死にかけられてねー(^^;;;)
若返って何ヶ月も人生考えていたのは光彦(柳憂怜)だけなので、ちょっと人が変わったぐらいでは離婚話に変更もなし。一人暮らしに戻って介護の資格など取りつつ、母の入所先を尋ねると、つい先日までの高校時代からは当然めっきり老けこんでいて光彦のことも息子と分からない…。辛いです。それでも、3姉弟の中で1人おとなしすぎる光彦が心配だと繰り返す母の愛にしんみり、っておや、その手の中の家族写真、第2の高校時代に無理言って撮ったアレでは? え、じゃあ本当に過去って変わってる?
確認すべく訪れた喫茶店「ひまわり」は既になく。でも同じ名前の介護マネージメント施設が。ちょっとそれって~、もしかして~、うわ本当にそうだ~(最初に出て来て話した女性が、喫茶店に来てた小学生の「妹」と似てなくもないw)
「また会ったら、初めて話した時の様に声をかけてね」
と別れた、小沢さつきとの再会。現在の年齢相応の役者さんを使わずに、若いまま=黒崎レイナの後ろ姿で見せたのは上手い演出だと思いましたよ。いしのようこ演じるとはいえ老けた奥さん幸子とは違うキラキラした存在なのね。しかし、離婚済みの身で再会って。結局幸子との結婚が寄り道で、ずっと心はさつきにあったかの様になってしまってもやっとします。となると、主人公1人盛り上がって泣きそうになっているのキモくない?奥さんとやり直して欲しかったのになあ。
もう一歩、小沢さつきは再会こそ喜んでも、全くラブにならずにザマーミロな場面も見たかったですよw
ともあれ「MY REVOLUTION」♪さえかかれば無敵に気分盛り上がります。カセットテープと懐メロが真の主人公でした!