ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

亀梨和也

「destiny」1〜8☆☆

 石原さとみ鑑賞ドラマ!
流石に30代で大学生はどうよ笑 の前評判で敬遠しちゃってた令和のオレンジデイズ。怖いもの見たさで覗いてみたら……やだ、ダサ眼鏡の大学生石原さとみが可愛い〜! むしろイケてる設定の学友の方が仕上がってる分ふけ…まあそこは、過去を別人が演じるより分かりやすいのでキニシナイ!

 長野県信濃大学法学部の仲良し5人組、真樹(亀梨和也)奏(石原さとみ)祐希(矢本悠馬)カオリ(田中みな実)知美(宮澤エマ)  
友情は生涯続くかに思えたが、卒業を前に知美は自動車事故で死亡、同乗者真樹は密かに交際していた奏を置いて失踪する。最後に見た真樹は
「俺が殺した」
と言った……?

 で、17年が経過。検事になり医者の恋人(安藤政信)と暮らす奏の前に、今更何も変わらない真樹が現れて物語が動き出すわけですね。
 「俺が殺した」=「殺したようなものだ」なのはサスペンスドラマ序盤あるある笑 それでも事故当時の話をキッカケに、やはり検事だった奏父(佐々木蔵之介)の失脚と自死に真樹父(仲村トオル)が深く関わっていた件が白日の下に晒されるのでした〜。

 とはいえ、実は重病で余命僅かな真樹(主治医は奏の恋人)と奏の逃避行やら、それで婚約解消やらと恋愛事情も忙しいので過去の大事件はサクサク糸口が出てきます。
 奏、実家で父の遺品をちょっと開けたらボイスレコーダー発見!マジックで黒々と書かれた日付も父死亡日にズッポリ!再生すれば「◯◯汚職事件の記録である」と念押し! もっとこう…隠してて欲しかったかな……
 それで言ったら、同窓と判明してもなお真樹の取り調べは奏が担当なのどうかと思うし。
「お前が奏の父親を殺した!」
と、当の奏他、法曹関係者通るロビーで実父の胸ぐら掴んで騒ぐ真樹もどうかしてますよねえ。「アンチ・ヒーロー」でなら狙いがあっての行動になりますが、このドラマそうじゃないからなあ… 放火犯さんさん、顔くらい隠しましょうよ笑

 8話で最終章の始まり。
汚職事件と真樹父のつながりを暴いて、でも病に倒れる真樹を看取って大団円なのか? まだきっと驚かせてくると期待する旦那は、ここで過去優秀だった知美の出番だ!とか、奏母(石田ひかり)がきっと夫の仇を討とうとする、と予言してきますが、さて笑

 あ、毎回最後にかかる主題歌が、オペラを無理に和訳したかのような大仰さで耳について、でもその違和感が癖になるいい感じです。椎名林檎でしたね!

 
 

「FINAL CUT」1 ☆☆

パルクールしょぼいw

女手ひとつで亀梨くんを育てた母が、殺人犯ときめつけられた連日の報道に耐え切れず自死、したんですと。以来遺された主人公中村慶介(亀梨和也)は、取材関係者とニュースキャスターを恨み続けて早10余年。弁当屋、サラリーマン、芸術好きの青年、告発サイト管理人、警察官と七変化であちこちに潜り込んでは復讐のときを狙っているらしいのですが……。

正直、そんなこと言われても感。
可愛らしいお母さん(裕木奈江)にマスコミが群がって、可哀想ですけども。客観的にどんな事件でなにが疑われ、どれだけお母さんが本当に犯人な可能性があったのかなかったのか。そこをすっ飛ばして、当時高校生だった実子が
『違う、そんなはずがない』
だけ繰り返したってさ。いいお母さんだったから犯人じゃない論はダメでしょう。
もっとも、殺人を強調するあまり幼子の惨殺死体を映すような演出は望んでいないのですがね。遺体の発見現場、アリバイ、そのぐらいはマスコミ報道を通じてでも描けるでしょうに。

復讐もの、というと昨年末ドラマ「ブラックリベンジ」がインパクトあったのでつい比べてしまいます。
あれは夫を告発した記事が捏造、証拠写真も捏造と、悪事がわかりやすかった!今回恨まれているマスコミは、確かに先走ったけれど遺留品もあり、やりすぎただけで捏造まではしていませんよね。キャスター百々瀬(藤木直人)がスタッフにかける超プレッシャーのせいで、被害者より視聴者を大事にしてしまう感は否めませんが……。『印象操作』と非難するなら、こちらも前期のドラマ「監獄のお姫さま」の『爆笑ヨーグルト姫』級に、「逆ギレ園長」とあだ名つくぐらいの罵声映像を流され続けたぐらいのひどさじゃないとねえ。
あれ、このマスコミ慣れ自体が問題にされてますか?

笑ったのは、あんまり慶介がいろんな格好で神出鬼没なもので、終いには旦那が藤木直人を亀梨と間違えたことw まあ確かに似た系統のイケメンですけどw それと警察官は流石にコスプレ潜入でなく本業だったようです。それで姉妹に二股かけてデートして、弁当届けてカメラ仕掛けて盗撮映像を編集と大忙しって暇なのか警察は。
というか、身内に重要参考人だった人がいて警察官ってなれないのでは。万がいちそれまでノーマークでも、赴任当日から未解決事件のファイル広げて、書いてない情報まで披露して怪しい奴が他に、と力説されたら怪しさ満点ですw

慶介がそれぞれ別人として近づいている姉妹(栗山千明、橋本環奈)は、事件当時母に不利な証言をしたそうですが子供だったもんね。言わせた大人が裏にいるでしょう。
ドアの隙間に身体をねじ込む杉本哲太記者。独占取材断らず、受けて思い切り反論すればよかったのに。それとも後日受けたんでしょうか。心臓移植の密着取材が切り貼り編集でねじ曲げられたように、独占取材の切り貼りで益々ひどいことに? だとしたら後出しですねえ。
当時の捜査官、今は慶介の上司署長に佐々木蔵之介。彼は何かを知っているのか。
うーん、2話見ないかも。
やたら同じ回想場面(ドアの隙間の杉本哲太、バスタブを血に染めたお母さん)ばかり入れてる時間があったら、もっといろいろ描くか時間拡大しないか、出来たはずでもったいなかったですね。

「怪盗山猫」1 ☆

お父さんの犯罪が深刻すぎてびっくり。死体を飾りますかー?
お仲間の細田も殺されちゃって(これは山猫のせいじゃないよねw)

そんなわけで怪盗山猫、武士道かぶれ。
バカかと思えばかなりのやり手。でもやっぱりバカ。「ルパン三世」の弟子みたいな人ですね。亀梨くんが演じてカッコよくなってますけども、ずっと見ているにはいささか苦しくないですか、テンション高くてウルサイくて。振り回されるフリーライター成宮寛貴と絡むとホッとしますね。
悪い奴らから金を取る山猫ですが、別に「義賊」じゃなくて(←そんな言葉知ってたんだー)そういう奴らは取られても事件にしないからってことらしいです。もっと苛烈な報復、例えば命を狙われたりしませんか、それw
で、何度も邪魔をしてきた天才ハッカー「魔王」の身元をつきとめるのですが、なんとJKで真央=魔王w 律儀に毎日登校してはいじめられています。そんなの企業からデータ盗む片手間に、そいつらのSNSでものっとって嫌がらせしてやればいいのに!なんで諾々と虐められているのやら。母への贖罪?父の会社のためにハッキングしてるだけじゃ足りない?てかサボろうよ。 
結局、真央のせいで自殺を図った母は、これ幸いと父に殺されていたそうですけどさ。えーっと。目撃者の娘もいるんだから、堂々と警察呼んで自殺扱いで処理できない? 薬品で処理して骨を金庫に飾っている意味がわからない……。しかも娘もその後の警察も、骨にたいした反応してないよ
え、何かのフェイクだったのを見逃しましたか?フェイクといえば、まさかの音声認証は楽しかったですけどw

音楽や雰囲気は楽しいので、もっとしょーもない事件を扱って欲しいです。大富豪のパンツ盗む的な。で、そこから大金うんじゃう的な?原作を知らないので勝手言ってみましたw 
部下の尻揉む蔵之介刑事は原作通りなんでしょうか、山猫の音痴もw

「セカンド・ラブ」最終回 ☆☆

「私のために踊って」

うわーっ

大好きな水辺で、もちろん躊躇なく踊ってくれるのがプロですねKEI TAIRA !!
初回の勝手な求愛ダンスの時も部屋着スエットが気になりましたが、今度のお別れダンスも情けない服で(ズボンの裾が靴下の中入っちゃったみたいな…)もっと体型を引き立てる違う衣装があったんじゃないかとそこばかり思ってしまいました。制作の狙い通りうっとりできたファンの人が羨ましいです。


そんなわけで、世界ツアーを成功させて慶が帰ってくると結唯は学校をやめていて、企業で研究者に。
生瀬先生とは別れたままでそれは良かったかな。結唯を探しに来た慶に「譲ってやったのに」と上から目線で説教かますのにむかつきましたからね。
 しつこく探し出し、今度はハンブルグについてきてという慶をきっぱりお断りする結唯。彼女もなにやら海外プロジェクトに応募して羽ばたこうとするのですが、決められた赴任先はなんと…

ハンブルグかーいw

ずてーんと転びそうになりましたよ、ええw ミラクルw
(転職を採用してたった一年でよく異動させてくれるよねえ。迷惑な) 


しかも再会シーンがすんなりなの。おしゃれな石畳の街で待ち伏せてた結唯を、慶がさくっと抱きしめて喜んで終わりってw もう少し驚くとか、今更何しに来てんだよとか言わないんだ。 とっくに新しい恋人がいたりももしないのねw

例のフランスまで行った先輩はあっさり捨てられてる、この扱いの違い。元カノ秘書も『慶の邪魔をするなら殺す』と結唯を脅すほどの全力応援は全然報われていないしね。脚本は、それぞれ別々の、自立した夢を持って生きろといいたそうです。そりゃそうだけども(以前の、待っているだけの結唯は実際うざかったと独白する慶も慶w)そんな今たまたま同じ街にいるだけじゃ、恋はできても結婚はできないじゃない
 

ドリーム恋愛ドラマとしてはロマンチックなエンドでしたが、家庭を営む人間としては軽くむかついて終わりなのでした。どうせまたすぐ揉めるぞ別れるぞ……
 


「セカンド・ラブ」〜6 ☆☆

1年なんてすぐに経つのにな


そして食べることもままならない子供に届けるのはやはり、踊りより食べ物でしょうに……アーチストは踊っちゃうのね。『パンのみにて生きるにあらず』ってアレなのか、わからぬ


そんなわけで、ダンサーの道を諦めた慶にはひょんなことから振付家の道が開け(慶に言わせればゆいと会ったからw)CMに取材にとひっぱりだこ。
帰宅せずすれちがった挙句に、事務所を構えれば雇うのは元カノw 海外にいけば大都市を回るツアーの他に、辺境どさまわりまで引き受けてきて、勝手なドリームを語ります。はああ 

「これが俺のプロポーズ!」
とゆいに退職とツアー帯同を迫るのなら、入籍ぐらいしてくれるのが筋じゃないのか。二つ返事で行く!と言わなかったと傷つかれても、ふざけるなとしか。


いやあ燃え上がるのもあっという間なら、ギクシャクもあっという間だった二人(^^;;;)
腐ってもローザンヌ金賞がCM振り付けって(その前には、家族がバレエしてるのを隠してるとか全国ニュースで受賞式出ちゃうのに)呆然としましたが、ボロアパートで肩寄せ合って暮らす様はなかなか微笑ましくて応援気分だったんですよん。でも売れてくるとすれ違うw あんなにしつこく、今どこだ会いたいって言ってた男が、日本帰国を知らせないとかw 

もうね、教え子JKに告白されてもスルーなぐらいに悩んでたよねw
 

その辺境からの帰還後、仕事のめどもない慶のためにこそ、私は安定した職業を続けて待っているよという考え方だっていいじゃない

といって確かに、非日常を体験するなら愛する人と一緒にという想いもわからないでもない。個人的には、そんな面白い体験できるなら是非ともついていきたいですがw そこは人それぞれだからさー


そして最終回は、1年経っての再会だそうですよ。

生瀬さんと不倫愛のよりを戻してたら笑うなあ、年下ぽっちゃりくんのために退職した先生も出てくるんでしょうか。母は? さてはて。

あ、「ウロボロス」で格闘してたお洒落な池って、慶が踊ってくれてた場所ですか?違うかなあ…

「セカンド・ラブ」2☆☆☆

うわー、ドン引くほど真っ直ぐに会いたい会いたいってw

朝帰りで、同居の母から職場から不倫相手から生徒から、ついでに平の元カノからまでもザワザワされたところなのに、24時間でもう会えないとイヤだとか言うw


たまらん迷惑小僧ですが、同時にここまでぐいぐい惚れられたらそりゃ嬉しいのかな、とは思ったり。これを超えるのは生まれたて我が子からの『好き好きアナタが世界の全て』攻撃ぐらいかなー、そっちは2時間もほっとくと死んじゃうから選択肢にお断りがありませんが、いい大人なら2、3日ぐらい待てと。

なのに判断が1かゼロか。

嫌ならもう今日が最後でいい、と言い出す軽い逆ギレにも引きましたけど、だから最後にもう一回しよう、電気つけて!ってw なんなのこいつw

しかし受けて立つのは私ではない、深キョンですから!

何年も不倫してて、昨日は初めて会う平と寝た挙句朝までぐっすり寝れる大物なゆいさんですから。まんまと、これで最後じゃいやーと3日目は自分から平のボロアパートに来ちゃいましたよ。


でも冷たい平…。

元カノ情報の交際相手と別れてこいって。 自分が一目惚れするほど美しい女性がフリーだと思うのか! いや、フリーじゃないならそれを理由に断られたらサクッと引いたというのか! ぐいぐい口説いた割にケッペキでなんか笑えましたw

本人、駆け引きのつもりはないんだろうけど、こんな押して引いてされたら、もうメロメロだよねー


というわけで、こんなまっすぐな恋愛ものに案外ハマり始めているじゃすみんですw 誰にも言えないw


その頃母は、生瀬先生を呼び出して

『うちの娘、外泊2連日です、不倫じゃないかと』

っておバカさんw 不倫相手はそっちだw


「セカンド・ラブ」1 ☆☆

肉体労働者の亀梨……w うっそーホストで稼ぎなよw


そのうちダンサーとわかってきますが、その前のシャワーで見せた裸がダンサーからは程遠い切れのなさなので、そりゃオーディション落ちるでしょうと変な説得力が増してしまいましたよ。ローザンヌ優勝者だあ~?(てか、そんな人なら教えなくても組んで踊ってリフト2回で謝礼3、40万円だよねw)


一方の深キョンは読モから高校教師に。白衣がエローいw


役柄としては、JKに囲まれた深キョンの方が日々老いを感じ未来に希望がなく、ダンサーの方はもっと若々しくていいと思うのですが見た感じは逆です

さておきダンサー平慶から一方的に深キョン先生を見染めて、ぐいぐいアプローチw 女神のようとか口にするかw 途中で挟まるCMもあいまって、乙女ゲーかと思いましたよ。恥ずかしー そしてまさかの生ダーンス、ひー

これ素敵?うっとり? ファンは陶酔なの??

(いちおう羽生結弦で想像してみましたが、それでもかなり無理w せめて灰色スエットじゃなかったら…orz)


たじろぎつつも最後まで見届ける深キョン先生、我慢強いw

「お金ならありません」

とトンチンカンな詐欺お断りで駆け去って行ってしまい、ホッとしました。あれで即心惹かれておつきあい始まったらとても見ていられません(><)


でも次に会った時にはもう速攻寝ちゃいましたよ!

「好きだったら私を抱いて」

大人の恋愛、早!

まあ、生瀬先生との不倫よりはましだし、いいのかな。


生きているのが嫌になったとき、目にした深キョンで救われたそうです。そういう芸術脳で生きているアーチストにとっては本気で大事なことなのでしょう。話が合うとか金銭感覚合わないとか食の好みとか、そんな現世の雑事はどうでもいいのね、きっとw

でも惚れられている女の方には、わけがわからなくて続けば続くほど不安になりそうな……。


あまりに無理で逆に続きが気になってきましたw

旦那はいっさい興味ないでしょうから、こっそり見ますw


しかし生瀬先生、不倫はともかくラーメンを食べてからの帰宅は匂いでバレるのでは(その後もう一回夕飯って、オヤジのくせに食欲スゴイ。さすが不倫する男)
そして、校門に男性がいるだけでざわざわする学校w 父兄だろうと思うよりストーカー認定だなんて、通ってる生徒のレベルが低そうですよね…授業のあの様子からもそうか… 

「妖怪人間ベム」1 ☆☆☆

おや面白いじゃない!


ベム、ベラ、ベロ。

怪しい風体でこう名乗れば、外国人だと思うだろう現代に『妖怪人間』ですよ。「早く人間になりたぁぁぁい」ですよ。どうしようかとドン引きで見てみたら意外や面白かったです。懐かしい(^^)


ナレーションが小林清志でちょっと嬉しい。
杏のベロが一番満足。元のアニメに似ているだけじゃない、レトロな口調も雰囲気あっていいわあ。

ベロの福田君も可愛い。バラックで草を食べながら

「それ、人間っぽい」

と笑い合う場面には胸が熱くなりました。

ベムの亀梨くんだけは謎の配役で、もっとごつい人(室伏さん??w)とか、北村一輝出るならそっちがいいのにと思ってたんですけど。雨の夜、人間の優しさに涙を流すベムが美しかったので、だんだんこれでもいいのかなーって気に。
(ラストにまさに原作ベムな男が出ていたので、亀梨ベムが違う造形なのはわざとかな)


ただ、変身場面がコントですw

原作に忠実ならいいってもんじゃありませんね。日曜朝の仮面ライダーで怪人出て来ても笑いませんが、普通に連ドラみているところにアレは破壊力抜群でした(><) 

せっかく『どの人間を守る?どの人間が正しい?』というベロの問いかけにシリアスな気持ちになっていただけに、なんちゅーか。


最後はあの、原作ベムと対決かしら。人間になれるのかしら。その頃には、変身されても笑わずにみれるかしら。


「Mr.BRAIN」3☆☆

優しい、というか生ぬるい?

”ためらったんですね”
だなんて、九十九が褒め言葉の様にいいましたけど。普通ためらうでしょ!殺人ですよ!!
その手を鈍らせた気持ちなんて、ただの保身だったかもしれないのに。イヤそれ以前に、彼女を襲う理由がもう自己中心的すぎて
研究>自分>>>越えられない壁>>女
呆然です。

言わないでくれ、と頼むことすらしていない。相手を人間と思ってないよね。
誰よりも大切な筈の婚約者を殺せる奴なんて人間の屑以下じゃないですか??いっそ地位財産目当ての婚約だとか、彼女が浮気してたとか、愛がない方がましだと思うのですが。

……ここで「古畑任三郎」での木村拓哉と比べるのは、反則だと思うんですけどねー。どうしても。あの悪役は鮮烈でした。彼なりに筋が通っていたし。そして古畑も「正義」として犯人を叱責する、その爽快感。

九十九は、謎を解くだけで「正義」がないンですよね。
その代わりに「優しい」のですが……。殺人者にまで優しくする必要があるのかなと(あー、ここでまたもや反則、右京さんに怒ってもらいたいー)

<居ない>ことこそが証拠、というトリックは面白かったです。
その証明のきっかけになったネズミ追跡や、大げさに怖がる丹原さんも(^^;;;)
また、しりとり療法が
「少なくとも1人には効いた」
と、さりげなく九十九自身の過去に触れるのも興味深かったです。誰がそれをしてくれたんでしょう。

大怪我、入院している彼女の家族が出てこないのは、若者向けの番組では良くあることですね。親よりも彼/彼女に世話してもらいたいのねー(^^;; )

「神の雫」6☆☆

「待っていたよ。雫」
おおおおお、ついに呼び捨て!
単に葬儀の席で、実は異母兄弟がいましてねーと引き合わされていたら実現しなかっただろうこの絆を、ワイン対決を通して作り上げてしまったのだから、我が儘で迷惑な父でも一応はいろいろ考えた末の作戦だったのかもしれません。

我が家での位置づけは既に、ネタドラマ。
一青さんの
「おおおおおおおお」とか
ガシャーン(またなんか壊したよ……)
を楽しみながらそれぞれ伝票整理とかアイロンがけしている時間になってしまっているのですが(笑)
この場面ばかりはちょっと胸を熱くしました。

失踪した雫の為に、仲間が寄ってたかって力を貸そうとする展開も(役に立ったのかはさておき)ちょっと良かったです。人徳人徳。
そして、みやびちゃんが代理で書き写してきた使徒のヒントに
「こんなので今まで探してたの??」
全くだ(笑)

一青さん側の妹が再婚してから生まれていて、彼もそれなりに幸せに育ったらしいという情報にもちょっとホッとしました。
失明の危機は……。
ワイン味わうのに支障なければ彼は大丈夫かも。

「神の雫」5☆☆

やられたー!
「ほのか」がミスリードでなく本当に女性だったとは。
そして一青の母親だったとは。一青と雫が異母兄弟!(ほんと、そんな大事なことをどうして黙って死んでいくんだかお父さん ^^;;;;)
なんでワイン呑んで見る白昼夢が同じなのー、というツッコミこそが伏線だったわけですね。
脈々と受け継がれるワイン馬鹿の遺伝子!!

それ以外は特に言うことありませんが。

雫は美術館で本物のモナリザ見ただけじゃなく、ゴッホのヒマワリから万里の長城、ナスカの地上絵と世界中連れ回されて英才教育を受けていたそう。
一方の一青は、父の記憶がなかったぐらいでそんな密接な教育なくこの域に達したとしたら、やはりそれは素質??

毎回笑わせてくれる田辺誠一の必死ぶり、伝統芸の域に達していると思います。彼を継ぐ存在はいるんでしょうか。
(そういえばワインの機内持ち込み。ヨーロッパ便でも駄目だよね?手荷物検査で捨てられる前に、開けて酒盛りしなくちゃですよねー)

3話 2話 1話

「神の雫」3 ☆☆

エア・テイスティング!
コルクを、血を貪る一青!!ザ・知的な変態役者@田辺誠一の独擅場!
また、それを見守る内田有紀のまなざしが温かくて、本気で
”なんて素敵♪”
とでも思っていそうで大笑いでした。
公園に、まだまだワインが埋まっているのもギャグだよねー。いやあ楽しい。

えーっと、使徒勝負は、父ユタカの郷愁なら昭和でも、どうして一青や雫まで空き地でベーゴマになるんだよーとやっぱり笑いどころに(^^;;;)
おまけに、お菓子をくれたのは老人かどうかって、細かすぎ!!
(これが脚本勝負、演出勝負なら納得だけれど。味なのにー)

でもワイン勝負としては、簡単にブランド以外のワインを持ってきた雫に対して、老舗の努力をなめるなと一喝。ブランドの本当の力を語る一青さんはおさすがでした(^^)
ぽっと出の実業家とはわけが違います。勝って良かったねー。

ソムリエを首になったみやびは秘書も辞めてなんと、雫の会社に転職でーす。うわあ、ますますお気軽に(^^;;;)
でも今回、「君がいるとホッとする」といわれていたのは納得。
本人は役に立ってないと悩んでいる様ですが、貴女はそこにいてくれるだけで力になるのよ。雫も、口には出してないけれどお人形の様なモデルさんとよりはみやびちゃんと呑みたい筈。

雫は父ユタカが、母が亡くなった日に”ほのか”と浮気してたのが許せないそうですがどうせ何か、ワイン用語でしょう??(ほのか=人名と思うって若いよね。小学生にはぞろぞろいる名だけど)

2話 1話

「神の雫」2 ☆☆

勝っちゃったよ!!
とはいえ一勝一敗。実力で勝る相手を本気にさせる、セオリー通りの展開と言えます。

ワイン勝負の解説は、桟橋が人の力だ霧が悪条件だとIQサプリのクイズみたいなもんで失笑。本当に味、必要ですか??(生産者としては嬉しいうんちくだろうけど)
”味”に描くイメージも
「あのワインにそっくりな絵が!」
「ワインの味の記憶の絵なんです」
って、完全一致ってあり得ないからー。しかも記憶喪失って!しかも夫婦の愛再確認って!!
(ここ、お堅い雫1人だったら所在ないでしょう。ラブラブを我がことの様に喜んでるみやびちゃんがいるからもつ場面でしたね)
でもまあ、ぽかーんとみてるとどんどん進むので、意外に楽しかったりします。

人助けで得たキーワード
「逃げちゃいけない!」
が、不倫課長の背中も押してたりして(笑)
こういう勝負と人生の絡み具合がまさに青年漫画です。

最後、前回は飲めなかったワインに立ち向かう雫。
こうやって成長して行くのなら、金屋敷なんて手に入らなくても充分父の遺産を受け取ったことになることでしょう!←ほらこの辺も青年漫画(笑)

仲里依紗のカーディガンの胸が、いつもボタンが窮屈にはじけそうなのも見物(笑)健康そうでいいよねー。

1話

「神の雫」1 ☆☆☆

ワインを愛した父と、故にそれを憎む息子。
「美味しんぼ」路線かと思いきや、あっさり父死亡で20億円を巡る遺産相続争いに。それもワインの銘柄当てで……って、めっちゃ青年漫画なシチェーションですが
「要りません」
と言い切る淡泊な息子、雫(シズク)くん!!それじゃ話が終わっちゃうじゃないですかー!!

ビール会社に勤務し、ワインは飲まないと20才で決めた、という彼をソムリエ見習いからホームレスから某レストランの悩めるシェフから、寄ってたかってワイン対決の土俵に向けて押し出していく、巧まざるチームワークが楽しかったです(笑)

どんなに嫌でも、そこは天才ワイン評論家の息子。
繊細な味覚と鋭敏な感受性、記憶力は天性のもの。一口も飲まずに香りだけでもワインを語る。しかも、門前の小僧ならぬ同じテーブルにいた息子、習わぬデキャンタージュやマリアージュを実学していましたよ。

そしてついに、誓いを曲げて口にしてみれば……瞬時に周囲がお花畑に(笑)
これが「ミスター味っ子」的に笑いどころなだけじゃなく、じゃあ、母の墓に供えられたワインは、ちゃんと花束のつもりだったのかと、今更に気づかされて泣きどころに。上手いなあ(原作通りなのでしょうか?)

子供のジュースですら、料理に合わせてマリアージュ(料理との相性)を考えていた父。でもいつもその深い理由は教えてくれない。
なら、この訳の分からないワイン勝負にも、養子縁組で対決相手になった「兄」(田辺誠一のワイン評論家が、変でいいわ。「月下の棋士」を彷彿)の存在にも父なりの意味があるのか?
20億円はどうでもいいまま、勝負は続けることにした雫。初回当然のように負けでしたが、この先どんどんと力をつけて行くんでしょうねえ。そして32才で若くして亡くなった母の記憶等々、折に触れて語ってくれそうです。

「ハチワンダイバー」とは逆に、頭でっかちな解説役の仲ちゃんはおたおた可愛いです。ちょっとやせた?
悪そうな内田有紀や、ホームレス&ワイン評論家ないつもの竹中直人など、いかにも漫画な脇役も楽しむことにしました。

しかし、父に連れられて滞仏経験もあるんだろう雫、フランス語の台詞も多くてこれがスイス育ちの水島ヒロじゃないのがとても残念。仏語の童謡を歌い出すところなんて、堅い亀梨くんは痛々しかったよー。
CG地味。もっと花は華麗に出来なかったのかな。雫のデキャンタージュだって、CGでもっと華麗なワインの糸をきらめかせてほしかったですね。

「たったひとつの恋」1 ××

 ナンじゃこりゃ。

 いわゆる黄金のパターン
『出会いは最悪』
なのはそりゃ、分かりますけど。見てる私との出会いも印象最悪(^^;;;)

 ダメージの大きい相手を目の前にして、大丈夫もゴメンも言えない亀梨君がステキに見えないのもアレですが。

 坂の下りならともかく、上りで避けられないって両方どうかしてる、とか。
素人が持ち込んだ魚喰わせる料亭って一体、とか。
 そういう細かいツッコミ以前に、この話のどこにうっとりすればいいのか誰か教えて下さい。

 主人公が工員なら「ベタドラマ」で、『車が故障して』『一番近い修理工場』だったから出会い、『作業服の自分とドレスの彼女』の差に戸惑い、手をとろうとする彼女に『君の手が汚れる』と・・・・・
 もう、いっそそんなので構わない、そっちの方がきっと萌えるってば。

 関係ないけど昔、電車の中で魚まみれになったことがあります。
網棚に置かれた百貨店の袋から7匹ほど、氷水と一緒に降ってきましてね。頭からずぶ濡れ。持ち主のおばちゃんは懸命に謝ってくれましたよ・・・。午後の私はずっと魚臭かった。
3時間目まで自分で気付かないなんて、ヒロイン鼻詰まってる。
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