でもそれを他の全ての医者にも求めては、ダメですよ……。
てなわけで、駆けつける救命救急車<MER>が作られてドラマが始まります。 お披露目記者会見中にも、早速の出動要請。 演出かと思うナイスタイミングですね!
運ぶだけでなく、中で手術も可。大規模災害では何床も受け入れて拠点になれる優れものです。そして主任喜多見幸太(鈴木亮平)以下、スタッフも精鋭が集められ……たはずですが、そこは政治が絡み断った人も多いそうで、反対派に送り込まれた音羽(賀来賢人)の狙いは粗探し。
なのに喜多見の行動は派手で、横転バスにレスキューより先に乗り込んでトリアージ。ガス漏れ現場でも侵入し、爆発に巻き込まれても瓦礫をかき分け救命救急。ガスが溜まる中、それでも医療を続け意識が朦朧と……って、おいおい!
いつ死んでもおかしくない仕事っぷりの裏には、少年期に銃乱射事件に巻き込まれ目の前で両親を亡くしたトラウマだけでなく、何か「秘密」があるようです。バレたら即キャリア終了って?
実は無免許? 殺人の前科あり? 何でしょう。
MER創設者が都知事赤塚(石田ゆりこ) 、反対派に厚生労働省大臣白金(渡辺真起子)
医療ドラマに興味ない旦那などには、この政治ドラマがあった方が興味が湧くのかもしれませんが私的にはそういうの要らないかな。MERが必要なら、それは喜多見の秘密が何でクビになろうとも別の人をトップに続いてくれなくては困るんですけど。
嫌々参加の研修医弦巻(中条あやみ)は
『事故の原因になった居眠り運転手を先に治療した」と喜多見を責めます。それって医療従事者としてどうなのか。罪の大小を医者が決めて治療優先度を決めるの? まして後からほーら、居眠りでなく子供の飛び出しが原因とわかりましたよ。 この辺はMERに乗るうちに成長していってくれるのでしょう。
看護師に菜々緒とフォン・チー、麻酔科医に小手伸也、メカニックに佐野勇斗。