ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

中村アン

「青島くんはいじわる」1☆

 てかこれ、青島くんからの一目惚れはホントくない? そここそが1番ファンタジーだとしても!

 34才の雪乃(中村アン)は恋人に別れを切り出され、友達の結婚式に「結婚秒読みの彼氏」を連れて行くと言いふらしていた手前、大ピンチ!
そんな時、社内で人気の年下26才イケメン青島くん(渡辺翔太)と飲み屋で隣席に。どうせこっちのことなんて…と思いきや把握されてた勢いのダメ元で
『彼氏のフリ』
を持ちかけたなら、快諾!しかも翌日からは
「入社してすぐ一目惚れして…」
と、青島自らがペーラペラ交際を言いふらして社内中の噂に!
もちろん式にもちゃんと来て、必要以上にラブラブアピールまでされて、一体どういうつもりなの?

 …って青島側のメリットは『女避け』だと言ってはいますが、好きなんでしょうねえヒロインが。目の保養〜と青島推しではしゃいでた雪乃同僚でなく、一歩引いてた雪乃の方が好かれているところ、それでも強引に来られたらまんざらでもないところなど、とても少女漫画〜笑

 私はどうせ年下なら素直な方が。雪乃さんちょっといいなーと思ってたのに2人の交際を聞けばちゃんと応援してくれて、青島との呑みの約束も雪乃さんの誕生日が優先だろ!と当たり前の様に言える青島同期の戸塚純貴の方が好みなのよー

「日本沈没 ー希望のひとー」1 ☆☆☆

 旦那が「復活の日」と混同してましたよ。同じく小松左京原作。
確かにコロナ禍の今、感染症で世界が滅びるあれがドラマ化なら鬼気迫るものがあるでしょうが、楽しくないよw それに、その死に絶えゆく政府の対応の方が現実よりマシだったら困るー。で、地震の方も順調に頻発してる中、日本列島が沈むよドラマの開始。作中の政府は、もちろん専門家の予言を全力で隠蔽しにかかります。 これもどこかで本当に起きてたら嫌だわあ。


 環境省官僚 天海啓示(小栗旬)は、東山首相(仲村トオル)の肝入りで各省から若手の集まる『日本未来推進会議』の一員であり、石油、ガソリンに変わるクリーンな新エネルギー<C O M S>コムス開発を推進している。東大教授世良博士(國村隼)と協力し岩盤を穿つ掘削計画は進んでいるが、トンデモ科学者田所(香川照之)が「コムスで関東が水没する!」と反対し、信じた市民のデモは収まらない。
 デマを止めるよう説得に向かった天海は、「北海道移住計画を推進する会社に金をもらっているから」いう記者椎名(杏)の説に納得しかけるが、田所の熱狂ぶりは金で動く人物とも思えない。また趣味のダイビング中には、海底から噴き出す熱水に巻き込まれる危機体験も。本当に何かが起きているのでは?
 天海が渡した見返り情報による椎名の記事は、デマを潰すどころか政府の提灯記事と騒がれて、余計にデモが盛り上がってしまう。対策会議で『デマだと立証するためにも』と、実際の海底探索を強く推す天海。
 探査艇に乗った田所は、自説通りの断層が「あった!!」と色めき立つが、急病人が出て引き返すことになり、後日会議で再生される録画には何も映っていない。田所博士全面否定で終わりかける会議に、1人待ったをかける天海。脅されようが、出世が消えようが、調べるべきことは調べるべき。
 と、そこで入ったニュースは伊豆沖の日之島が崩落していた。
まず日之島が、そして関東が沈む!との田所博士の予言が、今まさに現実になろうとしていた……!


 ほうほうパニックスペクタクルね、政治も絡むのねー。
と、かなり斜めに見始めたのですが引き込まれましたね。何より天海が正義バカじゃないのがいい。田所説をデマと断じてる時期にもただ潰そうとはしないし、もしや一分の理が…と思い始めても今度は、正面から調査を説いたりしない。世良教授を持ち上げて、あんなのダメに決まってますけど、ね?と上手く立ち回ってくれてストレスなく見られます。なんなら、推進会議の中にも経産省官僚で同窓の親友常盤(松山ケンイチ)までいて孤軍奮闘でもなし。
 単身赴任、我が子の好みも分からなくなった仕事ニンゲンな描写もありつつ、常盤とダイビングを楽しむ余裕はあるんだなー。まあ物語進行上、海底の亀裂を目撃する方が家族サービスより優先…もとい、常盤が自前のクルーズ船だしてくれているというおぼっちゃまな描写でもあるのでしょう。彼の鷹揚さとコネはこの先の危急な事態に役に立つ筈。
 人間関係といえば、世良と田所は元々は同僚。非常に優秀だった田所が研究費の不正使用かなんかで大学を追われたそうで……研究のこと以外興味のない田所が、まんまと世良の罠にハマったのではないかと邪推できますねえw

 そして早くも1話で島がひとつ沈み、予告では早速避難活動が始まる模様、ってことは関東沈没を世良始め政府筋も認めてくれるんですか? そこに至るまでに揉めまくるのが2話かな。映画の2時間3時間で日本が沈んで亡くなってしまうのも展開早すぎると思ったものですがが、かといって9話10話もかけるとなると逆に、そんなにすることあるのかなと思ったり。 

推進会議に中村アンと、おお、久しぶりのウエンツ瑛士! 

「危険なビーナス」~最終回 ☆☆☆

 ああ、燃えちゃった……。
フラクタルで暗号の鍵になるとか、そんな世界への重要性よりもまず、伯朗(妻夫木聡)に父が遺したから大事だった絵『寛恕の網』は燃えさかる実家と共に灰になってしまいましたよ……。そこに駆けつけた明人(染谷将太)え、明人?? そしてバタバタと判明する真実w なんだよ、安全なところにいたのかーい!

 殺害計画を未然に防ぐため、警察に匿われた、といっても自宅で作戦会議したりしていた明人君orz
「教えてくれたら良かったのに!」
と当然の抗議をする伯朗さんですが、う、うーん。実弟としてあの隠し事の出来なさを知っていたら、そりゃ隠すわw しかし拘束され脅迫されていたミスリード画面は何だったのか?? 誘拐偽装は内緒だとしても『妻の楓を頼む』ぐらいの動画、いくらでも送れたじゃないですかいな!

 と、明人の失踪or誘拐に関してはモヤモヤが残りましたが、犯人が数学者の叔父憲三(小日向文世)だったことは6話までの弊レビューで予想してたので鼻高々w(まあ小日向文世が演じてる時点で重要ですからね!)そして、伯朗が最後まで伯朗だったことになんだか感激しましたわ。
 そう、ザックリまとめると『伯朗がとても迷惑する』ドラマだったわけですが……。それでも、明人を救おうと駆け回る中でずっと誤解していた義父の想い、亡父の想いを知り、母や弟との絆を思い出し、改めて随分と救われたと思います。義父に疎まれ母(斉藤由貴)も幼い弟に取られたと思っていた、そんな中でよくもまあこれだけ善良に育ったものです。
神矢家を憎むあまり全員に毒を盛るつもりだった波恵さん(戸田恵子)ですら、思いとどまらせるほどの善良さ。むしろ初めは傷を癒やそう隠そうと纏った鎧だったかもしれない善良さでしたが……それを貫き通す強さもまた伯朗は持っていたのでしょうねえ。負け犬じゃないのよ。

 というわけで、そんな伯朗を愛した助手さん(中村アン)と結ばれてめでたしめでたし。
……となっても、全然私は良かったんですけどねえ。実は警察の人だった楓(吉高由里子)がやっぱり忘れられなかった伯朗。それを見透かした助手さんに再会をお膳立てされての終わりでした。君って何者??としばしば思わせてしまっていたあたり、潜入捜査員としてはかなりのポンコツで、しかも潜入先で恋に落ちたとか職場に知られたら問題では??(事件後も、私物スマホで連絡出来てるしw) でもまあいいや、2人が幸せなら!
恒例、伯朗妄想劇場が最後の最後で本当になっての終わりには大満足でした(^^)

「危険なビーナス」~6 ☆☆☆

 満を持しての明人くん!キターーーー!

 祥子おば(安蘭けい)が失踪、実は旦那(田口浩正)の浮気に怒っての家出というか里帰りだったり。復縁ついでに瀕死の康治さん(明人の父)殺害計画が進行したり。その計画、盗聴合戦であちこちから見抜かれていたにもかかわらず、証拠さえ握っておけば康治(栗原英雄)の生死はまあ……と騒ぎにならないとは、さすが矢神家です。
そんなこんな騒動は続くなか、明人(染谷将太)情報はまったく増えず……。楓さん(吉高由里子)が口にする以外は、伯朗(妻夫木聡)もたいして思い出しもせず。
それが、伯朗母(斉藤由貴)の死も殺人!と言われた途端、にわかに明人の存在感が増しましたよ。皆のアリバイを確認していたという明人。そういえば葬式でも、母死亡時どこに居たかを聞かれたっけ、僕も疑われていたのか……と落ち込む伯朗ですが、違うから~。もっとよーくよーく思い出してみれば、続く会話で明人は、2人の血のつながりを強く大事に語っていたじゃありませんか。しっかりして、お兄ちゃん!

 既に更地にされているという母実家。
ところが現地に行くと家が……ある!ここが、BGMも相まってこのドラマ始まって一番怖い場面でした(^^;;;;) 殺人現場として保存しようと父康治と明人で決めて、周囲には更地にしたと、合成写真まで送っていたんですねえ。普通に考えて、自分の実家でもある母妹の順子さん(坂井真紀)がふらっと来ちゃいそうなものですが、遺体発見がトラウマだそうで来ないと踏んだか。
さて『おばあちゃんの家』に上がり込んだ伯朗が、楓さんとアルバムをめくって思い出すのは明人と過ごした幼少期。銃のおもちゃで襖に穴をあけ、捨てられそうになって押し入れの天井にかくしたっけ……。懐かしくて取り出してみれば、そこに明人からのメッセージ。お兄ちゃんなら、伯朗なら、ここに来たらこの箱を開けると分かっていたんですよ(><)
 それだけでも十分に胸熱でしたのに。
場面変わって、なんと生きている明人!拘束され、『受け取ったものを渡せ』的な文章を読まされても怯まずに言い返す言葉は、兄さんが必ず真実にたどり着く!と。こんなに篤い信頼を寄せられていましたよっ なのに当の伯朗が、明人の無事を信じなくてどうするんですかっ

 さて、おばあちゃん家の床をきしませる人影は? 犯人か? 憲三おじさん(小日向文世)か?
現在犯人候補筆頭は勇磨(ディーンフジオカ)と佐代(麻生祐未)親子でありますが、一番怪しい人がそのまま犯人ではないかなー。となると怪しくない憲三(小日向文世)も怪しいですw そして探されている『価値のあるもの』とは一体? 人類の未来ですってよ。

「危険なビーナス」3 ☆☆☆

 伯朗(妻夫木聡)の妄想劇場はお約束w
いつか本当に死にかけても視聴者は『またか』ってなりそうですね。

 階段から突き落とされた楓(吉高由里子)
他人様にGPSつけるより自分にGoProつけて証拠撮影しておけば良かったのにね。 救急搬送先では『足をすべらせた』と事故扱いにしたくせに、押された時に良い匂いがした……と、身近な女を嗅ぎまくって自分で犯人捜しをするので伯朗くんはまた気が気じゃありません。矢神家のお姐さま方にハグ、動物病院の助手(中村アン)にスカーフを贈って近づき、極めつけは失踪中の旦那明人(染谷将太)の友人という若い女の子達と自宅でランチパーティ☆ どうやら初対面☆ どうコンタクトしたのか、呼ぶ方もどうかしてるし
『百合華(堀田真由)ちゃんと付き合ってると思ってた』
『楓さんは明人君の好みと違う』
と伯朗には打ち明けながらも、ニコニコ会食して帰る彼女たちもどうかしてる!
 そして矢神家の百合華ちゃん、従妹で公認の仲だったのに突然嫁が現れちゃ、そりゃキツくあたりもしますよね……。さて本当に楓は明人の嫁なのか??

 と、疑惑は増すばかりなのに、いざ楓に危険が迫れば伯朗は
『本当に嫁、大事な義理の妹』
『何かあったら明人に顔向けできない』
と全面信頼を露わに説得にかかります。その楓さんを守る約束、別に明人に会ってしたわけでも、楓と明人揃ったところでしたわけでもなく根拠ゼロなのにね。
人を突き落として&刃物を向けた女、楓はそのまま返してしまいますが将来何かあればまたやりそうで、きっちり念書でも書かせて釘さしておかないと危ないと思うなあ……。

 そんなこんな、明人情報はゼロのままもう3話。そこに矢神家からまた一人『ミッションがある』と書き置きを残して失踪です。やっと何か手がかりが掴めてきますか??

「危険なビーナス」2 ☆☆☆

 次々と危険な計画を打ち明け、放っておけない伯朗(妻夫木聡)を巻き込んでいく楓(吉高由里子) パパッとGPSを取り出し、車のどこに取り付けると落ちにくいだのって君、なんでそんなことを知っているの?そして地面に這いつくばって取り付けるのは伯朗の役目なの?

 その楓の元CAという自称も、同僚が見つからないと否定する勇磨(ディーンフジオカ) そうなると伯朗は益々、楓の擁護に回るわけですが危ういなあ……。

 GPSで、団地などという勇磨らしからぬ場所への出入りを確認。さてそこに明人(染谷将太)を閉じ込めているのか?って、これもまた楓の代わりに伯朗が忍び込みw もちろん明人はおらず、実はここが勇磨の実家、矢神家に養子に入る前は、伯朗以上の貧乏暮らしだったのさ……などとしんみり打ち明け話ですよ。 それでちょっと心が動いたのか、伯朗。 一方で楓の実家を話題にしてみても、飲食経営なのに挨拶はNGで(夫より先に夫兄を紹介出来ない、のは確かにw)やっぱり怪しい? 言われた通りに楓スマホを盗んで、勇磨に届けたのか伯朗〜!

 すると勿論、内緒の約束を吹っ飛ばした勇磨が
『これは伯朗がこっそり持ち出した』
とバラしますよw そしてサルベージしたテイで、あれこれ言うものの……ジャーン! それは楓のスマホじゃなかったよ!勇磨の企みを打ち明けられた楓がカバーだけ渡して、中身は伯朗が用意したダミーですって。
 伯朗が勇磨を信用しなかった点だけは安心しましたが……。だからって楓が潔白なわけでもない。
「ハイ、どうぞ全部見てください!」
と、アンロックしたスマホを差し出す楓ですが、紳士な伯朗はそんな場合に何も見ないって私でも分かるわw

 そして、勇磨に寄り添う女の影は……佐代(麻生祐未)さん!ここ、デキてたのねー!そして勇磨の貧乏育ちは、伯朗を取り込むための嘘w 成るほどw しかし伯朗の人捜しが悟られてしまい、仕事を理由に来ない明人は失踪中/誘拐?と察する勇磨勢。じゃあ犯人は(いるとして)誰なのかー?

 いろいろテンポ良く引き込まれます。とにかく楓が胡散臭いw なのに帰り道に襲われる? GPS買うよりGoPro買って360°撮影する方が良かったのでは。
動物病院の助手嬢(中村アン)が、矢神家絡みの相談の時だけ伯朗の話に興味もってくれるイジワル加減も好きw そりゃこんなドラマみたいな話めったに無いよね!

「スイッチ」☆☆☆☆

 うわーやられた。

 阿部サダヲ&松たか子のトンでも元カップルが、いがみあいながら事件を解決?ぐらいに気軽に見始めたら、いつの間にかトンでもない闇に付き合わされていました(^^;;;;;)  そもそもとっくに分かれたと言いながら連絡を取り合い、現カレカノを紹介しあう意味。なるほどなあ……。脚本坂元裕二なのでした。

 検事の駒月直(阿部サダヲ)と企業弁護士蔦谷円(松たか子)は同窓生で元恋人。会えば口げんかしつつも、互いの恋人(中村アン、眞島秀和)を紹介しあう仲。更には互いの恋人のSNSを毎日チェックしてまで貶め合うって。まだ好きじゃん!またその恋人たちが絵に描いた様にトゲのないいい人で凡庸で、……むしろそっち同士でお似合いなほど。二人ともお相手からプロポーズされたのに、即答できずに保留にするのね……。
 そんな頃、世間を騒がす「背中ドン男」の殺人事件に関わる阿部と松。警察と検察のミスをつき、容疑者の某企業御曹司(篠原悠伸)を解放させた円は
「僕がやった中に死んだ人いないもん」
と、死亡した以外の突き落としは自分だという御曹司の言葉を聞いてしまうのですが。さてじゃあ、その死亡事故は。目星のついた新容疑者を、調べてはならんと圧力をかけられる直。「来ちゃった☆」と手料理を準備する恋人を置いて病院に駆けつけて、容疑者の殺害寸前で取り押さえた黒い影は……円!?
「なんで分かったの?」
「『またか』だから!」
そう、数々の事件で法で裁かれそうにない犯人を、義憤にかられて自ら殺そうとする円を止めるの、もう7回目~って、えええええ!(だから企業弁護専門にしとかなきゃダメなのねw)しかもそうなった理由の切ないこと。トンネル崩落事故の生き残りとして、実は高校時代に知り合っていた直と円。不正工事に両親を殺された痛みを、たまの密かな楽しみを、分かち合って離れがたく生きてきたのね……。そして、当時既に巨悪を殺そうとした円を止めw 
長じては、検事と弁護士の立場で協力し合い別件逮捕の搦め手で刑務所にぶち込んでみるものの。不正工事関係の政治家(嶋田久作)だけは
「出たらまた殺す」
と、まだまだ『スイッチ』入ったままの円w これは……互いにしか理解しあえないものの、一緒にいたら傷が癒えないのも分かる、分かりすぎる(^^;;;;;;) 一時の激情で元さやに戻りそうになるものの、なんとなくまた落ち着いちゃったりして。 もう結びつきがセックスじゃないんだろうなあw

 それでも、俺に任せろと言ったとおりに証拠を集める直。今までも事あるごとにああやってポケットマネーをばらまいて、だから高給取りなのに質素な暮らしなのね。そして上に疎まれて。でも見事真犯人は逮捕されたのでした~。お母さん(原日出子)が殺される経緯を、通話中の電話から聞かされてしまった娘さん(石橋静河)警察が何もしてくれないので思いあまって真犯人(岡部たかし)を殺人未遂してしまいましたけど、そちらが自供して裁かれるなら娘さんの罪は情状酌量で軽くなるだろうし、未遂で良かったとやっと思えましたね。


 円の上司高畑淳子も、後輩弁護士岸井ゆきのもいい感じ。直を慕う検察事務官井ノ脇海もいて。連ドラで楽しみたかったような、でもそれじゃ円の殺すスイッチがしょっちゅう入りすぎで困るような。スペシャルで戻ってきてくれてもいいなあ。その度に直の赴任地が違うのw

そして鳩を憎む円。 私もヒヨドリと日々戦っているので、あれ分かるw そういう細かいところもいいんだよね……。

「グランメゾン東京」~最終回 ☆☆☆

 僕らの冒険はまだ、始まったばかりだ!

 夢いっぱい、希望いっぱいの1クールでしたねえ。 若くも一流でもない女シェフに、三つ星を取らせてやる、という1話での約束を、見事尾花は果たしたのでした!

 一番のライバル店gakuは、平古が去り丹後シェフのリストラも裏目に出て、新シェフと揉めたスタッフのみならず新シェフまで消えちゃって店内は荒れ放題。今日の営業すら無理かと絶望するオーナーの前に現れるのは。
丹後さーん!
 今度こそ丹後を頂点に、オーナーも全面協力でgakuは一枚岩になりましたよ。そして渋滞でジビエ屋から食材が届かないグランメゾン東京のピンチ(改心したかと思いきやほくそ笑むgakuオーナーw)にも、颯爽と現れて同じ店から仕入れたものを置いていく丹後シェフ、いやあ頼もしい。実は丹後がクビになった前回、これで丹後までグランメゾン東京に拾われたら最強だなと思ったんですけどw やはりライバル店がいてこその業界盛り上がりですからね。

 さてじゃあ我らがグランメゾン東京は、というとやっぱり魚メニューが決まらない~。こんな突貫工事で世界と戦うものなの?
もっとも尾花がマグロに専念できるのも、優秀で信頼できるメンバーあってこそ。なので倫子さんもシンプルハタ料理を考案し、尾花のマグロもまた完成です。
焼いた包丁でマグロを切ってわずかに火を入れ、チュロスの上に並べるおよそ魚料理には見えない斬新さw  美味しい美味しいと一同盛り上がる中、納得いかない顔の倫子シェフ。ついに三ツ星審査員が現れていざ魚料理を供するタイミングで…
「やっぱり私のハタにする!」
と。それなら俺は要らねえなとエプロンを脱いで出て行く尾花でしたが、むしろそこで自分の料理を推せた倫子シェフの成長を、誰よりも喜んだのは尾花じゃないだろうかと京野さん。平古に至っては、他をほったらかしでマグロにかまけたのも倫子たちの自立を促すためだったかと深読みですよ、尾花はもちろん否定するけどw

 そういえばそのマグロ料理開発の最中、尾花はパティシエを連れて、平古の元カノに会いに行きましたっけ。
優し~い気持ちで作ると、もっと優し~い味になる。理論はそれとして、なぜ元カノに(^^;;;)  入店後も平古とパティシエには何も芽生えず女同士は揉めてないのに? とはいえ、いい子ちゃんで距離があった元カノが、実はパティシエ嬢のロッカーに画鋲入れてた~と告白。以降仲良くなりましたよ! そうか、ケーキ作りに必要だったのは、女友達だったのね??? 忙しい尾花を絡める必要の薄いエピソードでしたけど、尾花が出て行った後も置き土産が花咲き続ける一例なのでしょうねえ。

 そんなこんなで、リンダも妨害をやめ倫子シェフやみんなの料理が評価され、我らがグランメゾン東京はめでたくアジア初女性シェフ初の三ッ星レストランとなりました~☆☆☆
会場に駆けつけハグは交わしたものの、そのまま去った尾花。古巣のフランス一流店日本支店シェフに収まったものと信じた倫子シェフは、呼び出されてめちゃお洒落して行ったのに。なんと浅草の師匠の洋食屋にいる尾花なのでした←いや予想通りでしょw
 そして語り出す夢物語。グランメゾン東京の支店を世界中に! 資金は倫子が出す算段でw

「グランメゾン東京」9 ☆☆

 あれ、脚本が雑で野暮じゃない?

 パティシエ嬢が倒れノロ感染。
これってミシュラン審査を目前にして、まさかgakuの嫌がらせか~?
…と、若いのが騒いでオヤジたちがたしなめるなら分かるんですよ。なのに、まさかの相沢さん(及川光博)が率先して陰謀説を。それも、身内カンナの犯行だと言い出すんですよ、がっかり。

カンナ(中村アン)送別会の生牡蠣に当たったかも、だけならまだしも。生牡蠣の管理をわざとどうこうしたんじゃないか、とまで。

まあ実際彼女はリンダ(冨永愛)の手先。小瓶は本当にやばかったのですがw  その時点での根拠は不審な様子と、ポーチの小瓶。それだけで、何人もの前で疑いを披露しちゃう? 相沢ってそんな、軽々しく探偵ごっこをする人だっけ? 

 さて、尾花が憎いでしょ、恨んでるでしょ、とリンダに言われていたカンナの正体は、外務省お役人の娘。例のフランス外相接待を、エスコフィユですると決めた父親は失脚し……僻地に飛ばされたんだそうですよ。え、それだけ?失職でも自殺でもない。当時すでにワインを嗜む年齢で親の勤務地が変わっても、別に大したことなくない? ←それより問題は、事情を全て京野が語ったことw
たった今、履歴書見返して父娘とわかった途端に個人情報を、大勢の前でペラペラとw 本当にずっと心に留めていたなら「久住」と名乗ってフランス語ができる時点で。その後もせめて面接時には気付きましょうよ!父親の名をわざわざ履歴書に書いたんだから!(そしてまた、尾花は気がついてたのに黙ってるw)

 リンダの計画では、退職間際のカンナが食中毒事件を仕組み、隠そうとしたところを暴いて炎上!だった様ですが。躊躇している間に(そこを相沢が目撃w)パティシエが倒れ、さも実行した様になってしまったんですねえ。
「私がやったのよ!」
と開き直って父の無念を語りましたが、途中からは自分も父にエスコフィユを推薦したと、エスコフィユの料理がどんなに美味しくてワインと調和していたか語りにw ああ、この人も料理バカのお仲間で、ワインバカなんだなとw  そしてもちろん、保健所の検査結果はシロでしたからね。
はい、ホールスタッフ退職のはずがソムリエとして正式採用になりました!

 そういう流れ、リンダの手先が寝返ってメンバーになるのは大歓迎で、待ってました! 更にgakuを追われた平古を、呼び止める尾花。これも待ってた待ってた! 来るんでしょ? 最終回を前にして、やっとメンバー勢揃いです。「裏切り者」と「主犯」が加わって、これもう絶対、リンダに全力で星取りの邪魔されるやつ! それでも本当に美味しかったら、その政治的取引を乗り越えて星取っちゃうぞって、うわーやりすぎじゃないのw
 と、盛り上がる大事なところで雑は困ります。それとも最初からずっとこうだったっけ?

 ワイナリーを見て回る場面は屋内場面との変化が楽しいし(後半にロケに行ける予算とスケジュールの余裕w)、カンナが因縁や恨み云々をさておきワイン好きとわかる場面でもあるし、そうそう、尾花の料理を「ワインを引き立てるか」の視点から強烈ダメ出し、そこを尾花がツッコむのも楽しいじゃないですか。
ただ、今回やめるとなって急にクローズアップ。あれ、フードライターやたら店にいると思ったら、いつ入店したんだっけってなりましたよw

 スタッフがノロと知った尾花の対応も、速攻保健所に連絡。検査を依頼し、結果が出るまでは臨時休業。更に来店されたお客様全員を、京野が訪ねて事情説明。体調が悪い方はいらっしゃいませんかと聞いて回る、業界標準を超えた神対応、だそうですけども。  もしも京野が既に保菌していた場合、駄目押しで感染を広げて回ることになるのでどうかと思うわ〜。
 あとそうだ、今回の料理「白子のポッシェ」影が薄いw  ミシュランに向けて全メニューを見直して新しくするとか、無謀ですよー。さて後2話楽しみです!

「グランメゾン東京」1 ☆☆☆

 ブレーメンの音楽隊みw
信頼を失った天才シェフ、調理を諦めて裏方に回った男、夢と舌はあっても腕がないシェフ。1話ではとりあえず3人が合流しました!
木村拓哉のための、かっこよくてかつ尖った職業ってまだ料理人が残っていたんですね! スーツ着なくても多少常識なくても、天才料理人ならオッケーでしたよ!

 というわけで天才の名をほしいままにし、パリにオープンした店「エスコフィユ」でミシュランの2つ星を取った尾花夏樹(木村拓哉)でしたが、フランス首相の昼食にアレルギー食材ナッツを混入させ日仏首脳会談がパー&取り調べ相手を殴って逮捕。以後「日本の恥」とまで言われ、料理の仕事に就けなくなって四年。偶然、三ツ星レストランで修行したいと懇願する早見倫子(鈴木京香)と知り合います。そこで採用される腕はない彼女の、確かな舌と料理への情熱を知った尾花は
「一緒に新しい店を開いて、星を取ろう」
と提案するのでした。

 ちょっとワクワクするいい話でしょ。でも、いざスタッフを集め出すと、各方位尾花の嫌われっぷりが酷いw なのに
「日本の恥でーす」
と茶化す男では、そりゃ信用していいのか不安にもなりますよね。 金出して本当に大丈夫なのかと(^^;;;;;;)  
特に、「エスコフィユ」で一緒だった京野陸太郎(沢村一樹)はそりゃあ、恨んでましたよ。人生預けて一緒に店開いて、アレルギーと暴力事件で潰されちゃ。しかもその時背負った借金のせいで今は、主義が合わないレストラン「gaku」で働いているわけで。
 でも「どうせくだらない理由で殴ったんだろう」と責められるのだけは、違うのに。アレルゲンの混入を「違法就労移民の仕業」と決めつけられた無礼に、みんなのために怒ったのに(だとしても殴っちゃダメだったけどさー)軽口と悪口は平気でいうくせに、言い訳はしない男で、ちくしょーかっこいいじゃないですか!

 一方みっともないのが、元は尾花や京野と同期だった丹後学(尾上菊五郎)
1つ星レストラン「gaku」のシェフ、尾花に「科学実験」とディスられようと堂々たる人気店なのに。尾花と早見が京野を誘っても、きっぱり断ったと本人が言っているのに。わざわざ、以前から腕を買っていましたと早見をリクルート。ゆくゆくは海外進出の支店を任せてもいい、だなんて心にもない口約束をして、狙いは尾花の開店計画頓挫です。
 褒められて、まんざらでもなさげに返事を保留する倫子さん…。ちょっとは信じていたかしら。信じたかったかしら。
本当はここで、丹後の本心と狙いを倫子が知る段階があると親切ではあるのでしょうが。アラフィフだものね、才能があって若い料理人が他にもゴロゴロいる中で、引き抜かれる価値が自分にあるのかなんて、もう分かっているってことでしょうねえ。

 なので、倫子が賭けた勝負は一千万円で京野の逆引き抜き!
借金さえちゃらになれば。「gaku」を出て尾花と働きたい筈?

 うーん、ここで倫子があの柚子入りのクスクスを。「決して料理を曲げない」と評された尾花が、倫子の意見を入れて作り直した新しい味をひとさじ持ってきていたら!今度の尾花は一味違うぞと、説得材料のある戦いでしたのにね。特に打つ手もなく、よく誘いにきましたよ。「gaku」が、ミシュラン査定が終わると即ワインの質を落とすような店だってことも倫子は知らないのに(^^;;;;;)

 ともあれ、結果オーライ。
色々足りない3人が補い合って、まっさらの新レストランを始めます。その名も「グランメゾン東京」!
「gaku」を筆頭に、尾花の足を引っ張りたい勢や山ほどいる中、取れるのか三つ星は? 


「ラブリラン」2 ☆

終盤、突然のアウティングにがっかり。というか設定に矛盾。

記憶のないさやかに、馴れ馴れしい男登場。意気投合してすぐ寝たとか、まあ天下の公道で大きな声で(^^;;;;)
自分ときたら町田と同棲しながらセフレもいたのかと、動揺するさやかにその後もつきまとっては、好きだつきあおう、同棲なんかやめろとしつこいわけですが……。

結局わかった『実は好きなのは町田』って動機の扱いが安い!雑い!
報われずに思い続けるのは『私も一緒』じゃねーよ! ただ臆病で言えないのと違うでしょ、同性愛への町田の反応がわからないから内緒にしてきたのに、無神経な!
というか、別れさせたくてしてるなら、ベッドインを装った写真はさやかでなく町田に見せなきゃでは。
まるで記憶障害をしってたかのような行動。バーで聞いてきたの?

と、記憶なくていいって奴がぐいぐい来る一方で、職場の人たちは記憶障害を公言してるさやかに厳しすぎでは(^^;;;;)
ずっと頑張ってた仕事がコンペに通りそう!
アシスタントからデザイナーになっていた!
そりゃどっちも、こんな大切なこと忘れちゃったのー?と言いたい気持ちもわかりますけども。まず何を覚えていて何がわからないのか、確認もせずに仕事しろとは。とりあえずコンペの件はずっと組んでいた町田のサポートで進行してホッとしつつも、最後はその町田が怒るじゃないですか。頑張ってた自分に謝れ、的な。きっついわ。
そのうち笑ってくれたら可愛いでしょうにね。町田くんは当分、仏頂面なんでしょうかorz

でもって亮ちゃんには記憶喪失は内緒?これじゃ「流れ星を見に行った日、実は寒くて帰りたかった」話と同様で、お互い、何も言えてませんがな。
そういえば『私だって、好きでもない男と寝たことあるよ』とセフレ発覚をなぐさめてくれた友美。いい場面だったのに、もらい事故になっちゃったのねー(^^;;;;)

「ラブリラン」1 ☆☆

30才女子の恋愛観だって。ふーんと見てたら急展開にびっくりw

雑誌の編集企画、華やかな職場にいながらあからさまに地味メガネなヒロインさやか(中村アン)は、クリスマスも一人で家おでん。
幼なじみ(大谷亮平)を15年思い続けてまだ処女なんだってさ。その亮ちゃんが30才の誕生日を祝ってくれる予定。告ればいいじゃーん、楽しみだねー。

と、寝巻きで床についた次の場面は、肩丸出しのお素敵ファッションで、板の間に転がる美人。えー?ヒロイン?

本人も大パニックの中、知らないイケメンの部屋にいると分かりますが、鏡を見てもメガネがコンタクトになっただけで=中身入れ替わりとかじゃなくてw 会社にいってもちゃんと馴染みの顔。ただファッションの変化にはノーツッコミで、さっきのイケメンも!
カレンダーは3ヶ月跳んでいて……。
記憶障害??

そして同じ部屋にいたイケメン町田(古川雄輝)は、同棲相手! でも終始冷たく、さやかの混乱をいたわってはくれません。記憶がないなら、と教えてくれるのが
「あなたはもう処女じゃないし、相手はこの俺」
そして、もう別れてるんですってよ。何も覚えていないのに、始まって終わってるとかorz

元同居していた友人は、おめでたでデキ婚済み。
亮ちゃんを頼れば出張中&婚約者が住んでるし。
もちろん、町田と同棲してた家には戻れません。
どーこーにー行けばいーいーのー?

そうか実家暮らしじゃなかったら、3ヶ月で生活激変ってことってありえますよねえ。スマホと財布があって、職場が同じなだけましってことでしょうか(^^;;;;)

夜の公園で泣いていると、さすがに探しにきてくれた町田くん。どうにも冷たい口調の中に、今のさやかでなく消えた3ヶ月の間のさやかを好きだった感が滲みますよ。どうやら、地味メガネだったさやか(失恋直後?)と知り合って、変わるところを見ていた様だし……案外いい奴なの?
『記憶をとり戻すまで』と条件付きで、同居が再開。
ねぼけてキスされて、ファーストキスガーと騒ぐさやかに、ファーストじゃねえってのと呟く町田くん。こりゃ恋し直すのよね。最初の出会いや電撃恋愛も面白そうじゃないですかー。
ふふふ、ちょっと見てみます(^^)

「きみが心に棲みついた」9 ☆☆☆

飯田の逆襲、きたー!!!

今日子がマンションから出てきたときにはまだ未練たらたらだったのに。殺人で服役した人と知っても星名母に会い、星名が整形だと知ってもなお「前の顔も好き」などと危険なワードで迫ってたのに。
「あなたの全てを受け入れる」
と更なる地雷を踏み抜いて、かつての今日子と同じ、顔の横にハサミぶっ刺しの刑にorz
……でも実はここで、入れていたんですよね録音機のスイッチを!

自分から仕事の話をふって「どうでもいい」と星名に言わせ、「愛してくれていたのでは」で「言ったろ、愛のないセックスほど興奮するって」の応答を引き出すとはとんだ策士です。整形の話題で部屋にあげさせたのも、初めからこの録音が狙い? それとも、もし受け入れてくれるのなら見逃して愛し合うつもりも少しは……いや、怪文書出回った時点でもう出世もないし、復讐一択かな。強いなあ。

星名のセクハラパワハラを告発した怪文書のため、開かれた査問委員会にてその録音を暴露する飯田さん……。近づいたのは自分からだよね、とちょっと思いますけどw 今日子も、録画録音する知恵があったらね、社内で首絞められたり脅されたりしてたのを堂々と責められたのに! 調査側から下着で歩いた件を尋ねられると、なんと星名の命令を否定する今日子。ええええ? 
『自分が断ればよかったので』
じゃないよ、そもそもしちゃダメな命令なんだってば。 自罰的な今日子としては、星名の罪をあげつらうより過去の自分を罰したかったのかもしれませんが……、星名をかばったようにみえてしまうのにね。

星名にきっちり別れたいと言えた。
親にも『嫌だった』と伝えてきた。

本人にとっては大きなことを続けて成し遂げ、ついでに星名が切ったネックレスも修理され、晴れ晴れと吉崎に会いにくる今日子。褒めてもらえると思ったんでしょうけど……。吉崎はもう別れを決意していましたよ。
元からかなり無理めの案件w 不安定だわ過去はあるわ、それでも付き合おうって言ってるのに嘘をつく、元カレをかばう。嫉妬で狂いそう、なんて吐露する吉崎さんは可愛かったけど、これじゃ『君は俺のことなど好きじゃないんだ』と、まあ思うよねえ。

来週が最後のようでどうなるんでしょう。
両親に否定され、無視されて育った今日子。実は不義の子で、殴られ続けて育ち幼くして整形を強要された星名。可哀そう勝負なら実は星名の勝ちで、刃物で脅しても辱めてもついてくる今日子は逸材だったのに。その今日子を優しく愛せずにいたぶってしまうところが闇なんでしょうねえ。
なんだかんだ吉崎とくっつき直すのなら、もうそれは吉崎さんお可哀そうにとなるし。恋愛的にうっとりできる展開は本当になくてむしろサスペンスでしたよねえ。 もう今日子を道連れに死のうとする星名ともみ合って、星名だけ落ちたらいいのかな。

えーっと鈴木先生が幸せになれますように!

「きみが心に棲みついた」7、8 ☆☆☆

ついに今日子がネジネジを外したー!!! 
ら、普通だw 常に首回りがネジネジしているヒロイン、思ったより目立ってたんですねえ。

吉崎と無事つきあい始めるも、成川女史との浮気を疑ったり、過去のストリップ映像を吉崎に見られちゃったりと星名が仕掛けるあれこれにまんまと動揺しまくりの今日子。もう絶対嫌われるー!!って、まあ今日子じゃなくてもそう思うけどね。ところが見事にいい人な吉崎さんは逃げたり別れたりせず、星名の根城のバーに乗り込んで叩きつけたのは誓約書なのです!問題の動画を消去し、二度と今日子につきまとわないこと。そうきたかー!大人だー!
そしてついに、ネジネジを外した吉崎の求めに応じ二人は結ばれ!翌日から今日子は首元すっきりで出社するのでしたー。うわ、恥ずかしいw

星名が危険、と認識したデザイナー達からもサポートされ、星名が仕掛ける嫌がらせ人事にもちゃんと反抗できて、今日子も段々しっかりしてきたんですけどねえ。どうして
「じゃあ最後に1日つきあって」
に応じてしまうんでしょう。嫌ですって言えよ。無理にキスされた野球場で突き飛ばして帰れよ、吉崎に迎えにきてもらって帰れよー!そんなだからつけ込まれるし、飯田さんが壊れるし、吉崎とニアミス鈴木さんに目撃され、果ては密会映像が吉崎に届いちゃうんじゃないですか(もう星名が画策すらせずに、悪い方に転がってて頭いたいですw)
星名の母親が人殺しだとかいうのは、暴力をふるってた父親じゃなくて、ずっと母の浮気相手だった星名の遺伝上の父親が死んだんですねえ……えーと刺したの母なの?星名なの? そしてもう関わらないと手紙をよこす母と、もう離れたいと宣言する今日子を重ねて逃がしたくない様ですよ。飯田さんならすがってきてるんだから
「本気で逃げたいのなら、俺を殺せ」
と嘯く星名。できるならとっくにしてる、じゃなくてさ、せめて二人っきりになるなというのに。

今日子を1日振り回すも、肉体関係は拒否されて惨めに泣く星名。うっかり可哀想になっちゃうじゃないですか。それも今日子が煮え切らないからじゃん!

メデタイことは、鈴木さんの漫画がドラマ化!
でも制作サイド要望のキャラ変更に怒る鈴木先生。今日子の発案で吉崎が「新進女優売り出しは、ドラマオリジナルキャラで」と提案できての和解は、良かったですよねえ。主演女優も意中の人で、喜ぶ鈴木先生の可愛いことw そして成川先生はぼくに惚れてる、と確信する鈴木先生も可愛いw 鈴木先生はホントにこのドラマの癒しです(^^)

そして、あの程度の鎖切れに2週間も必要って一体。 

「きみが心に棲みついた」3 ☆☆

キョド子、ナイスバディ!
星名の罠にみすみす飛び込み、同僚の前に下着姿を晒す今日子。でもそもそも、会社が仕切ってるただのファッションショーな上に、着てるの自分チームのデザインですらない。いち社員が脱いでも受注できるわけでもなんでも。星名が命令したと知らない同僚たちには訳わからない行動ですよね。しっかしその今日子の下着姿がスタイル良すぎて!堂々と歩きさえすれば、おや日本人のモデルもいたのねレベルでしたよ!……ガクガクブルブルの末に転びましたけどね。
それをショーの司会も社員も傍観、みかねた吉崎が乱入フォローする羽目になるという星名にとっては面白くない形でお楽しみの終わりでした(その後の社員が、ひそひそはするけど『前から変人だったよね』とスルー気味なのが優しいんだか酷いんだかw)

学生時代にだって、脱いでも星名の心は手に入らなかったのに。なんでまた繰り返すかなあ。ライバル飯田女史と張り合ってるのかなあ。彼女も彼女で、星名が泊まっていったと今日子に嘘をつき、星名は今日子にみせつけるために彼女に部屋の鍵を渡すのですが。深入りすると危険なのにね……。
プロジェクトの方は、着心地だナチュラルだのお題目から離れ『男が抱きたい下着』がいいと言い出す今日子。え、あ、うん、斬新かな。でも買いにくいよそれ。アダルトショップに並べるんでもなかったら(^^;;;)

そしていつの間にか、今日子からの連絡を心待ちにしてしまっている吉崎。逆転現象が起こってるぞー。
なのに元カノ(中村アン)との路上チューを今日子に見られてしまって、来週に続く! 


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