通報を受け取る現場の仕組みや最新システムが垣間見えて、これを見ておけばもしもの時に少しは落ち着いて電話できそうな気がするし、応急手当てだって動画で見てもらいながら指導してもらえるのは心強そう。
とはいえ、分類するなら異能もの?
救急通報119を受け取る新人司令管制官のヒロイン粕原雪(清野菜名)が、とても耳がいいという設定が出てからは斜めに見ちゃってたのですが。
今のところその耳の良さは、イタズラ通報の仲間が別件のフリでかけてきた時に
『さっきの通報の時…後ろで笑ってた子だよね』
とズバリ見抜く程度(十分凄いですけどね?)
通報現場に立てば、通報当時の立ち位置や状況を想像できる程度(これまた凄いですけど)
そんな耳の特技より、夜勤の後にわざわざ通報現場に立ち寄っては、もっと具体的な指示が出来た、もしこう出来ていたらetcと考える、プライベートを潰してでも勤務能力を上げたいその意欲こそが異能、てな描き方なのでギリギリ、現実味が無くはないのかも。
それだけに、普通の事件事故の連続なだけで良かったと思うんですけどねえ、1話にはショッピングモールで異臭騒ぎからの雪が知り合った幼児が通報てな華々しさが必要なんですかねえ。
そんなヒロイン雪、銀行勤めだったけど、ある日聞いた消防講習に感銘を受けて司令管制官に転職。その情熱!そういえば1話冒頭は部屋が燃えて怯える幼い姉妹だったので、妹の方が雪なのでしょう。家に寄りつかない姉(蓮佛美沙子)が失声症なのも、その火事のせいなのかな。
元消防士な厳しい上司兼下に瀬戸康史、係長に中村ゆりと裏方にしては顔面偏差値高すぎる職場です、ドラマだもんね笑
そうだカピ太郎! 河川敷にカピバラがいると通報、瀬戸はお断りしたのに捕獲を引き受けちゃった管制官がいましたよ。ねえそれヌートリアじゃなくて? 葛葉の河川敷ゴルフ場にたくさんいて大人しく歩いてますけど。神奈川でカピバラが繁殖してるとは聞かないなあ。