ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

中山美穂

「警視庁ゼロ係(5)」〜最終回 ☆☆

 無理ある展開に無理あるエンドでしたけど、そもそも最初からこのドラマに推理もリアルも求めてないもんなー。

 今回の目玉「脳のない死体」の真相は!
なんと『脳腫瘍の妻を手術する前の練習台』でした!! 初期被害者が40才代ばかりだったのは妻と同世代だったんですね(そんな必要かある?)  時がたち、娘も発症したので今度は20代の被害者が。ってさ。
なんで身内が、健康な人を殺してまで練習してオペを? 脳外科ドクターに任せましょうよ!娘さんとそのお世話係もさ。被害者を目につく場所に捨てて、ささやかに抵抗してる場合かな、通報よー!
「助かりたかった!」
なら尚のこと、普段しない脳外科手術に機材も麻酔医も無しでトライさせるより専門医だよー!
安定の困ったゼロ係事件簿!
いつも通り、寅三(松下由樹)先輩の説教が響き渡るとホッとしますね!
最終回では冬彦(小泉孝太郎)が「タメ口、良いでしょうか!」と上司に正論かますのもお約束なら、窓際の面々がこぞって実力発揮するのもお約束です。

 正直、強い強いと冬彦が寅三を持ち上げるのも年々無理が勝り、お約束の罵声もなんだかなーなのですが。シリーズ前半のように、言いかけて肩透かしが続くとやはり物足りないわけで。
 ドリフ集結も、もういいよと言いつつやっぱりちょっと嬉しいかな……。それをちゃんと関係者発見につなげた、教師イジメの回の脚本家さん、頑張りました(でも、仲本工事のタンクトップは流石にもうやめてさしあげて💦)

 今シーズン1番良かったのは、文平ちゃん(戸塚純貴)死す!の、回でしたね〜。うん、愛されてるよ文平ちゃん。
 ワーストは…漫画家殺人事件??
同人誌関連の調査不足にイラッ。「鬼滅の刃」もじり連呼にムカッ。 好きで詳しいからなのか、でもプロレス回はファンに好評みたいでしたよ??(レスラーが演技頑張ってるだけで応援できるのかも。あ、安藤美姫出演回は点が甘いようなものか!)

とにかく良くあるのが
・過去の被害者が無念の死亡(既視感)
・復讐を誓う関係者(既視感)
・加害者に近づき計画を遂行(既視感)
元から同僚だったり、大食いプリン回みたいにイベントゲストで呼ぶ等もありますけども。近づくために就職していることも多いでしょw  TV局、編集部、就活能力が凄いんだよね!ちゃんと狙った配属もされてて凄い!目的意識が高いからかな?
 そしてラスボスが警察関係者なのは、警察ドラマではむしろありがちw  

 中山美穂演じる管理官は、冬彦をむしろ守るために捜査から外していたと明かされましたが。そこはふーん。
 次シリーズはどうでしょう、もう無くてもいいかなあ。

 ノンスタ石田は、もっと見たかったようなこれ以上は胸焼けするような…。

「警視庁ゼロ係 生活安全課なんでも相談室(5)」1☆

 あのゼロ係が帰ってきた…!
けど違うわー。なんか違うorz

 小早川冬彦警視(小泉孝太郎)の今期のガーデニングはベビーキャロット!シャツも人参模様です(^^) なので寅三先輩の決め台詞は
「このニンジン野郎!」
になるはずですが…あらら「タメ口よろしいですか?」の前振りまで言わせておいてスカします?初回に??

 ゼロ係は安定の窓際で、係長(片岡鶴太郎)は通販マニア。ITピンク君(戸塚純貴)が訛ってて、毒舌紫(安達祐実)は小さくて。カレーの代わりには特番で良かった秋彦の双子!夏彦(NONSTYLE石田明)が黄緑色で参入ですよー。うーん、うーん、存在は馴染んでますけども。むしろピンで面白すぎるのかも。これからの団体芸に期待します。
 そして捜査一課に強面の鬼塚(本宮泰風)と、小早川潰しを命じられた管理官保科玲(中井美穂)も参入。
何かとゼロ係を邪魔扱い、はどんどんやってください!でも、その昔小早川を仕込んだらしい保科は有能で、今回の冬彦の見立ては外してばかり?? ええー。
 しかもそこを『ゼロ係の和気藹々が警視どのをダメにしたのかも』と、何故か寅三先輩(松下由樹)が謝るんですよ、はあ?
「捜査から警視どのを外さないでください!」
って、今までさんざ外されても干されても、勝手に乱入してたのに?? 更にそのお願いの結果、警視どのが犯人を当てられなかった場合の罰が『バディ解消』って??はあ?
それは、2人でいる時に突きつけて
「清々するわ!」
とか寅三先輩に言わせちゃうためのネタに取っといてくださいよ〜💦 それと、めちゃ久しぶりに寅三先輩を庇ってバディ=婚約者が死んだ件を追及。貴女はバディをダメにする女、って今更言われましても!
 中山美穂の高飛車クールビューティーがこなれていないところに、今回の設定の無理が重なってどうにも座りが悪かったです。

 ま、この先面白くなってくれたら全然良いんですけどね!
連続殺人の方はむしろ猟奇度薄め。
拘束溺死現場に散るアネモネの花びら。このシリーズに珍しくファンシーだし、拷問もしてませんよ!殺される芸能コメンテーターも、アイドル茜の不倫報道を強く非難したものばかりとなんなら筋が通ってますよね??

「東京二十三区女」~最終回 ☆☆☆

なるほど!ヒロイン璃々子(島崎遥香)が東京をさまよい歩く理由も、オカルト嫌いの先輩(岡山天音)が愚痴りながらもついてくる理由も分かって納得がいきました!なんと東京が呪われているとはorz

4「港区の女」☆☆☆
 目的地につかないタクシー。ああそういうことね……と思いきや、案外「そう」じゃなく二転三転。お台場には砲台があったのね。
寒い暗い夜の海で「見た」という運転手が竹中直人、「見られた女」が壇蜜と豪華ゲストで、密室のやりとりも安心して見て入られます。
璃々子と仁は、忘れた頃に取材にきますw

5「板橋区の女」☆☆
 縁切り榎。ほう。
中山美穂が妻だというのに、結婚半年で早くもよそよそしくなった夫、何故だー! 縁切り榎に通う夫(小木茂光)の跡をつけては、「妻の薫と縁を切りたい」と書かれた絵馬をいくつも持ち帰る薫(中山美穂)……。
『妻には過去のゆか 憂い怒る 怖い かなし』
なるほど、かなし、たぬき、ですね。しかしそれなら妻本人は悪くない、切りたいのは別の縁でしょうに(^^;;;) 今回の怪談は『もらい子殺し』、養育費目当てに子を引き取っては殺す犯罪が戦後かなりあり。薫も幼少時に現場を目撃し、縁切り榎に逃げ込んだというご近所育ちの女なのでした。
びっしり奉納された絵馬を見る璃々子と仁に、話しかけてくる老女……まさかの中山美穂の老けメイクにびっくりでしたよ!声もずっと本人ですか?凄いわー。

6「品川区の女」☆☆
 そして最終回は鈴ヶ森刑場跡。それだけで怖いからw 晒し首だの火あぶりだの~。

 事件が続く街を見回るお巡りさん(白洲迅)は、妙に視線を感じると共に、同じ女を何度も見かけることに気づきます。ある日ついに女の後を追うと、刑場跡でこちらを誰何した女は、八百屋お七の話を語り
「まだ分からないんですか?」
と謎をかけて去っていくのでした。長い独白、長い解説が続くのに、ふたりともたどたどしくて辛かったです。そして璃々子さん、もっとはっきり……貴方に会おうと事件を起こしてる女がいるよ!と言ってあげて下さいよ。ほら、手遅れじゃーんorz
お巡りさんなら、財布落としたとか猫がいないとか、もっとささいなことでいくらでも会えるのにねw まあネジが外れちゃった人にそれを言っても始まりますまい。
そして仁さんは、この品川区に住んでいたのでした。

 解かれた封印を、再度封じられるのか。この先怪異は増えていくのか? 調べたところで、どうにか出来るのか璃々子? 残りあと十七区、さて続きますか。続いたら見ます。

「黄昏流星群 人生折り返し、恋をした」1 ×

全く応援できない不倫もの。

わかば銀行支店長瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、明らかにモーションかけてくる部下(本仮屋ユイカ)に目もくれず仕事一筋。でも妻を愛してるからというよりは、そんなことで評価に響いたらつまらないからで、妻と娘はむしろほったらかし。その甲斐あって、出世か?と思いきや、まさかの格下げ出向打診。
彼本人じゃなく懇意の上司が失脚したとばっちりで、それはかわいそうですけれども。
「明日からスイス行ってくる」
と、妻になにも告げずに出張のふりでスイス行くのはどうなの(7日はいたよね)
そこで出会った栞(黒木瞳)と……って拒まれたのでキスまでとはいえ。お互いに高まりあって同意の下でなら肉体関係でもご自由にですが(不倫だけど)、強引な口づけは印象最悪。翌日の約束に現れなかった彼女に
「会って謝りたい」
じゃねーよ、強姦未遂犯になんて二度と会いたくねーよ!しかもヤってなくたって不倫だからね。部下からの問い合わせで出張じゃなかったと家族にばれて疑われて、ザマーミロです。しかも、出向先の倉庫会社に行ってみたなら食堂のパートがまさかのその彼女w 追いかけて「会いたかった」じゃねーよ。偶然だと知らなかったらストーカーかと思うよ、怖いよ。そしてまさか、これで出向に乗り気になったりしますか(^^;;;)

妻は妻で、突然門から入ってきた男に腕つかまれて。傷の手当とはいえ、不審者じゃん←娘の彼氏かな。

どうも男は強引であれが信条らしいこのドラマ。不愉快でちっともトキメキがありませんよ……。
マッターホルンの思い出の赤い傘も。あの吹雪の中、傘を広げるってバカでしょう。雨じゃないよ雪なんだよ。案の定飛ばして、真っ白な中に赤が綺麗というだけの為に広げられたようで白けました。
なんだかなー。

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