ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

上野樹里

「監察医朝顔2025新春sp」

 つぐみちゃんがお姉さんに〜!
ダイエットしたりパパ(風間俊介)にツンケンしたりしつつも、妹里美ちゃんをさりげなくお世話する姿に成長が嬉しいやら悲しいやら……。

 さて今回描かれるのはじいじこと平さん(時任三郎)の偉業と闘病と死。

 連続不審死の共通点は、小1女児の誘拐殺人⁈
なんと平さんの捜査ノートには犯人の目星まで書き込まれていて正解だったし!弁当のデザート枇杷が芽吹くのを想定して万木家の庭に育てられていた枇杷の木のサイズを参考に、遺体が発見されましたよおおお 遠く老健施設に暮らしながらも捜査に大きく関わっちゃう名刑事ミラクル!
 しかも「なんかじいじに似てた」とつぐみちゃんが会ってた男が、被害女児の父親で復讐のための連続殺人犯。「あんな大きな人滅多にいない」と朝顔笑 でも酒向芳でしたから〜大きさは確かに〜 そして当時の娘と同じ年頃のつぐみちゃんに会って自害をやめ、生きていれば同じ年頃の朝顔から遺骨を見せてもらう巡り合わせにまた泣かされるのでした。

 そんな間にもじいじは1人施設で闘病し、内緒で死んで行こうとしている。あんなに仲良し一家だったのになんで?黙っててと頼まれてる桑原くんも可哀想よ!と視聴者にも気を揉ませるわけですが、そうかーお母さんは1人で死んでいったんだから自分も、となっちゃうのかー。そしてどうせ桑原くんが我慢できずに言っちゃうのも想定内かあー。

 吹き抜ける風に、母が父がいるかのように話しかける朝顔。そうだね、心の中にみんないるね。それがわかる年齢に私もなっちゃったなあ〜
(線路に自ら横たわった若者の自殺の一件だけは、最近のとんでもブラック会社での自殺強要案件がよぎって事実はドラマより奇なりでしたぞ)

「ヒヤマケンタロウの妊娠」〜最終回☆☆

 ハイ、最後は無事、可愛い赤ちゃんが誕生しての共働き子育てでした〜良かった〜。

 主人公ケンタロウ(斎藤工)は、妊娠で体調を崩して広告部エースの座を追われ雑用係に。とっとと中絶して楽になるはずが、つい『男性妊夫』登用をプレゼンで提案!どこから連れてくるんだよ、と言われカミングアウト、自らが広告に顔も腹も出しマスコミの寵児になってしまったからには産まないわけにはいかないでしょう!
 堕胎の承諾書も書いていたパートナー亜季(上野樹里)は困惑。でも帰省した田舎で、同窓会の旧友や不仲な父が男性妊婦を気味悪がったり馬鹿にするのは許せずに「私がその相手よ!」とやっぱり勢いで母親宣言。
 どっちも、今命が育ちつつあるからじゃなく、妊娠を切り札に承認欲求で決断していてなんだかなー。まあ似たものカップルですかねえ。

 どうやら昔から男性もたまに自然妊娠するらしいこの世界。…なのに、なぜ自分が、でなく「男が妊娠なんて」と驚くのか不思議ですが。両性具有ほどの発生率でも、プライバシーとして隠されれば都市伝説扱いにもなりますかね。
 有名になると親戚増える案件、死んだと聞かされていた父(リリーフランキー)が登場!ケンタロウ自身も男性妊夫だった父から産まれたのでした! 男性用マタニティグッズの企画販売などもちかけられて親交を深めるケンタロウ。いや、お腹痛めて産んだ君を捨てて逃げた男だぞ?それがしかもリリーフランキーじゃ絶対怪しい、と思ってたら案の定、詐欺が判明しまた失踪されてケンタロウがマスコミに追われることに!妊夫にストレスかけないで〜!

 そんなこんなありつつも無事、出産!
亜季が断りかけた海外滞在の仕事も「俺たちは誰も犠牲になっちゃダメだよ」と背中を押して、珍しい始まりの2人の子育ては、ちょっと変わった形のまま続くのでした。
めでたしめでたし!
(赤ちゃんは男の子。この子も男性妊夫になる可能性高いのでは?)

「ヒヤマケンタロウの妊娠」1☆☆☆

 待ってました!Netflixで見ようと思ってたら地上波に。

 広告業界トップクリエイター、桧山健太郎(斎藤工)はクライアントにこそ多様性だの豊かな生活だのをお薦めしつつも実際は、子育てのために定時で帰る部下や女は使えないと思っているし、交際相手のライター亜季(上野樹里)も多忙で束縛しない結婚を望まない都合のいい女。もちろん妊娠出産なんて遠い他人事だったのに……
 体調不良に駆け込んだ病院の医者曰く

「妊娠しています」

 ヤブ医者の元を飛び出て、薬局で買った妊娠検査薬は、でも陽性⁉︎
 え、どうして?どうやって??…そして誰との子?

 その辺は2話以降になる様です。
追い落としてやる宣言をしてきた後輩もいて、まさかそいつの陰謀?だとしてもどうやってなんだか。色々気になる〜。

 作中のニュースで聞こえた「シス男性の妊娠」
トランスジェンダー系の記事で目にはしていた文言で、トランスの対義語かなとは思いつつも調べましたよ。男の体で生まれ、性別に違和がなく、恋愛対象は異性な…はあ、男性、ですね。そこが分からないとうちの旦那の様に、ヒヤマケンタロウ氏が実は元女性なのか、それともゲイで受け身側なのかと思っておりましたですよ。
 あのニュースはもっとはっきりと聞かせて、男性の身体でも妊娠することのある世界なのだと謳ってくれなくてはなのでは。それとも初め公開したNetflixが想定する視聴者には「シス男性」は説明不要な日常語ですか?

「監察医朝顔2022スペシャル」☆☆☆

 朝顔(上野樹里)は第二子を出産、じいじ(時任三郎)の認知症が進み育児ヘルプどころかつぐみちゃんを泣かせたりしてしまうなかでも、旦那さん(風間俊介)と手を取り合って賑やかな家庭を営んでいます。まだ何もセリフのない第二子里子ちゃんの寝顔にほっこり。
つぐみちゃんが大きくなって、妹赤ちゃんばっかりずるい!と妬いたり、じいじの過去からの手紙に納得をしたりと、ある意味つぐみちゃんスペシャルでしたよね…!

 事件は相変わらずミラクルなつながりで、交通事故の被害者がつぐみの同級生母だっただけでなく、加害者も別件の不可思議窒息死事件の関係者…!  毎度ながらそこまで無理に関連づけなくても、ちゃんと面白いのにと思いますが、お約束ですよね。

 で、今回の最大びっくりは、その同級生母が、三階から飛び降りて事故現場まで走ったという朝顔の推理!元棒高跳び選手だから?は?
交通事故死→その前に墜落してるので自殺?育児ノイローゼ? からのまさかの、蛇行運転車から徘徊老人を助けるために物干し竿を得物に飛び降りた??
いやいやいや、いくら棒高跳びがそのぐらいの高さから落ちるからって、マットもないのに?? まあ…強いて言えば、未経験者よりは日々このくらいイケると思いながら暮らしてるかもしれませんが?
検証は「ウルトラマンDASH」を待つしかないのかも…笑

 そして最後は、じいじ自ら準備していた介護施設への入所を一家で見送ります。
奥さんを飲み込んだ東北の海の側で、人生を終えたい。皆を傷つける前に移りたい。そんな本人の気持ちも、それでも一緒に暮らしていたかった朝顔の気持ちも分かるよ…涙

 また新シリーズがありそうですね。

「持続可能な恋ですか?」〜最終回 ☆☆☆

「結婚を前提としない」
お付き合いからのプロポーズは、まさかの

「お父さんになってください!」

でしたw
…晴太(田中圭)から杏花(上野樹里)にですからね?
無理に虹郎くんのお母さんにならずともお父さんが2人の家庭でいい。仕事を愛する女性の結婚問題の落とし所としては成程でしたねえ。晴太の元妻とも仕事で先に知り合っていて(世界狭いw)認知済み。平和平和。
 ただし、それをお父さん(松重豊)の再婚結婚式の会場で、新郎新婦入場のタイミングに乱入してチューまでしちゃうのはなんなのw

 そう、お父さんの婚活も無事収まるところに収まって、女医さん(井川遥)と結ばれたのでした☆
実はヒロインの恋より、こちらのカップルの方が気になったかも。 白髪&前髪ぱっつんで腰痛、ダサ爺だけれどラブリーパパさんでした。
遺品のストールが手違いでバザーに出されてしまった回。お父さんは諦めたのに、彼女が探し続けて見つけてくれるんです(自分の事より、誰かのための方が頑張れるって分かる〜)  その後も、婚活の練習だ相談だと会っているうちに恋に変わる気持ち。つい何かと亡き奥さんの思い出話をしちゃうのに、その思い出ごと引き受けることにしたんですね〜!

 当て馬幼馴染くんは。
めちゃめちゃ杏花が好きなだけじゃなく、企業女性のパートナーには実に都合のいい家事が出来る男。なんなら振られた後にはバージョンアップして、タイのラグジュアリーホテルでヨガ教室する誘いまでしてきたのにねー! 最後まで家族でした!勿体なーい。

 ラストは自然いっぱいの物件でカレー屋さんを営む一家。ガーデンではヨガ教室。起業セミナーで出会った2人がちゃんと起業して終わる大ハッピーエンド
 福くんの弟くんも好演。兄よりちょっと滑舌良いよね。

「持続可能な恋ですか?」2〜4☆☆☆

 サム、知らなかった。
somethingを略してのサム、いわば友達以上恋人未満を指す様ですよ。
 一方で「さしすせそ」キャバ嬢が適当に男持ち上げる相槌テクニックを、婚活では男の方が会話を続けるテクニックとして学んでいるとはw 毎回そんな言葉に関わるエピソードが入るの、父(松重豊)が辞書編纂業なことをきちんと生かしていてナイスです。
 お父さん、ぎっくり腰でお世話になる女医さん(井川遥)が好きなのに。婚活相談員として頼られていて可哀想〜。でも、そこから産まれるチャンスもあるよね?

 本筋、娘杏花(上野樹里)の揺れる恋心&起業心は!
ぐいぐいくる幼馴染颯(磯村勇斗)が完全に邪魔ですw   初恋で仲良し家族も憧れだった!と父から堕として居候! いや、本命の晴太(田中圭)に電話してるから黙ってて〜
 でも晴太は、バツイチ子持ちの自分なんかと弱気。せめて杏花の役に立てたらと女性起業家の紹介などしますが、かえって連絡はそのため、好かれてる訳じゃないのねと杏花を落胆させたりして。上手くいかないな! ←だから離婚しているともいえるw

 恋も仕事も、未来が不安な杏花。
起業でなく、今の会社で支店経営なら主婦できる? それともサポートしてくれる伴侶を選ぶ? 片方しか手に入らない? これ、男性なら悩まないところだもんなあ
 でも晴太だって、子供のために起業は諦めると。バイトの颯は家事で杏花をサポートするとアピールですが、いやそうならない場合の将来は?…って、不仲な親が富豪だったりしそうw

 で、ただ応援する友人ポジションにいるはずがつい!つい抱きしめてしまう晴太〜!見てた颯〜!その颯を見ちゃった晴太〜!
 と盛り上がって終わる4話でしたよ。続きは後ほど。

  杏花と颯の仲を誤解、訴える!と息巻いた見合い相手(シソンヌ次郎)も不安で必死なんだよね。選ばれない寂しさは慰めでは埋められない、彼にもいいご縁がありますように。
 辞書出版部の武田玲奈もいい味。

 
 

 

 

「持続可能な恋ですか?」1☆☆☆

「私と、結婚を前提に せずに お付き合いを」

 ヨガインストラクターの杏花(上野樹里)は、仕事が大事で結婚どころじゃない。やもめの父(松重豊)と同居でも、杏花の家事は最低限!
 起業セミナーで知り合った晴太(せいた田中圭)に冒頭のお誘い?をかけ、お友達に……となりますが、なんと父娘で一緒に参加した婚活パーティーは晴太の職場w
結婚したくない筈では?と動揺する晴太の前で、杏花をハグする男(磯村勇斗)が! 誰?

 人物がそれぞれ魅力的です。
杏花のズボラも、急ぐ裾上げはホチキス!丼料理は洗い物が1つ!と効率重視の筋が通っててむしろ真似したいw
それを「母さんはちゃんとしてた」と比べて怒られるお父さん。何かと亡き妻(八木亜希子)を思ってるの分かるだけに、遺品の 妻記名済の離婚届 は視聴者にも衝撃ですよ。

 それが不仲でなく愛ゆえ、と分かる終盤はもらい泣き。父が自分の、そして娘の婚活にふみきった訳がわかります。
「結婚て何?」
と杏花が問うても、駄目な辞書みたいな答えしか出来なかった父(ちなみにお仕事は辞書編纂w)と結婚して、亡き母は幸せだったんですね。

 でも、娘も同じかは分からないぞ?? 素敵な晴太もバツイチだしね。そんな不安を、エコやサステナブル、SDGsにかこつけたタイトルで流行に乗せてみた感w  親世代の私は許せますけど、アラサー視聴者はどうなのかな?

 婚活会場でのお父さん、めちゃ杏花をこきおろしたくせに参加者が「そんな女性はちょっと』と引くと「優しい子なんです」と褒める。親心は複雑!

 ちなみにハグ男は、シングルファーザー晴太が息子(鈴木楽、福くんの弟だね?)を預けてる学童の先生で、杏花の昔々の知り合い。ミラクルに世間狭いですが、ドラマだから!わー当て馬w
 杏花は晴太と、お父さんは女医さん(井川遥)とゴールインするのか?

 脚本家、「Xmasの奇跡」「ダメな私に恋してください」の人かあ

 



「監察医朝顔(2)」〜最終回 ☆☆

 一家惨殺犯、捕まらず!
逮捕された男(EXITりんたろー)は模倣犯でした。真犯人は、犯行を自慢げに酒飲み話にしているそうですよ…天罰がくだりますように(でも、そう上手くいかないのがこの「監察医朝顔」orz)

 当時のノートと共に、事件捜査に協力したジィジ(時任三郎)、そんな時は大丈夫でも日常の食い違いは日に日に大きくなり。ついにつぐみちゃんの存在を忘れることも……(涙)  
そのためもあってか、今更ながらの結婚式に踏み切る朝顔夫婦。桑原父も、ジィジも立派にスピーチをこなし、良い友人に囲まれて。つぐみちゃんのドレス姿も可愛くて、幸せな1日になりました。

 正直、毎回事件の方が取ってつけた様で、普通の共働き夫婦ホームドラマで良かったのにと思います。事務やパートじゃ介護で朝顔(上野樹里)が退職しちゃうじゃないかというなら、せめて普通の勤務医では?
 第二子が生まれてのシリーズ3はあるのかしら。お母さん(石田ひかり)の遺骨も見つかって、結婚式で大団円。もう続かなくていいのかな。

「監察医朝顔(2)」8〜17 ☆☆

 ついに、お母さんの遺骨が!

 毎回の感想は書きづらい「監察医朝顔」 もうメインは可愛いつぐみちゃん鑑賞だから!

 発砲事件で飛ばされ単身赴任の桑原くん(風間俊介)トンネル崩落に巻き込まれたか??って、そういうのいいから。浮気か?ぐらい要らないから。まして、ママを探しに出て行方不明で彷徨うつぐみちゃん、なんて無理です、無理orz

 保育園のお友達にあげるの!とクッキーを作るつぐみちゃん、男子の名にプンスカなパパw 万木家のピンチはこんなのでいいんです。

 と言いつつも、ジィジ(時任三郎)の認知症は進行し東北一人暮らしは諦めて、元の暮らしに。 まためっきり弱った大ジィジが、鑑定に出した『里子の歯』は別の方のもの、等々と重いエピソードも続きます。

「お母さんだったよ」
という優しい嘘を言い出せずにいるうちに、万木家に届く、本当の発見の知らせ。
綺麗な桜色の布に包んで。雪が被れば「お母さん寒くないかな」と遺骨に気遣う様子は、正直借り物の歯にはなかったことなので(大事にはしてても、ね)、嘘はつかずにいて本当に良かったと思いましたよ。でも、まだまだ身内が見つからずにいる方はたくさんいるんでしょうね…。

 茶子先生はエンバーミングのアシスタントに転職。無理に朝顔(上野樹里)を多忙にした感もありましたが、段々と遺族ケアや、特殊な傷の発見につながるなど物語に食い込んできています。

 そして第2シーズンも大詰め、一家惨殺連続殺人犯が判明するのか!
いやそれより、朝顔の第2子妊娠の方がドラマ的には大注目でしょうw  (つぐみちゃんが、帰ってきたジィジの部屋でしょっちゅう寝てくれてたからですよねー)
 シーズン3あるのかしらん。

「監察医朝顔(2)」~7 ☆☆

 第一章完!

 ヒロイン旦那が浮気? そして相手女性を射殺??
……と煽られても。桑原君(風間俊介)ですよ? ほら浮気はミスリードだったし。現場でも、後ろに居た男が撃ったんじゃないですか~。そして桑原君の撃った弾は男の脚に。早く誤解が解けたらいいねーと呑気に観ていたのですが、なんと監視カメラ映像には男が映っておらず。解剖結果が
『ご遺体は正面から撃たれている』
と出ちゃうわ、桑原が居たと証言した男は遺体で発見され事件前に死んでいたとなるわ。 いつもなら真実を語るはずの分析が桑原君の不利だらけorz 容疑者家族の朝顔(上野樹里)が解剖を担当できないのは分かりますけど~、もっと腕利きに、せめて茶子先生(山口智子)に解剖して欲しいと思っちゃいますよねえ。そして最後に導き出された真実は。別の場所でもう頭を撃たれてた!それでも現場までふらふら歩いて、しかも桑原に危険を警告するほど喋ってた!と。 そ、そんなことあります~?
 人間て、案外丈夫なのかなorz
あ、男の方は暖かいコンテナで腐敗が進んでから埋められて、死亡推定時刻が狂ったそうです。日本にいない虫の筋から犯人判明。志田未来の虫分析が役に立っていていいですね!

 以上が判明すると、あれだけ桑原を責めていた監察官は無言で退席。お仕事でしたこととはいえ、何か言うことないものか。

 そんなこんなの間、新キャラ桑原姉(ともさかりえ)が陰に日向につぐみちゃんを面倒見て朝顔を助け警察の様子も伝え、助かりましたけど。やっぱり唐突感は否めないかな……。つぐみちゃんとの接し方も「パパのお姉ちゃんなんだよー」ってそれ、初めて会った時の自己紹介orz

 実は春先にみつかっていた朝顔母里子(石田ひかり)の歯。もとい祖父浩之(柄本明)が『娘里子のものと思いたい』歯。鑑定などすることなく、自分にとってはもう、これがそうだと思って遺体捜索を終わりにしたい。それもまた分かる気がします。実際に親族が見つからずそうやって区切りをつけて生きて居る人はたくさんいるのかも。
福島で物件を探す朝顔父(時任三郎)に、同居を持ちかける浩之。もう先はそう長くないからと。……これはまた泣かされますね。

 辛い物語の中で、つぐみちゃんの可愛さが癒やし。

「監察医朝顔(2)」3 ☆☆

 農具倉庫に、タキシード蝶ネクタイのミイラ遺体が。

 すわ、20年前正装のまま逃亡した指名手配犯か?と県警が色めき立ちますが、歯の治療痕がそれを否定。もっと最近死亡したものでした。それぞれの専門から骨年齢、服薬などの情報が寄せられ、光子(志田未来)が勉強中の昆虫分析からも、死亡時期は5,6ヶ月前とまで近日と推定。諸々から身元が判明し、ご遺族の娘さん(佐久間由衣)にご遺体を引き渡して監察医チームの仕事は本来終了なのですが……。
 納得のいかない朝顔(上野樹里)は、まだまだ調査を望みます。
何故農具倉庫に、それまで何をしていたのか。もっと知りたい。……自由時間にご自由に、と茶子先生が黙認を表明するとなんと、チーム一丸となって自由時間の自由研究を始めるのでした!そして判明したのは。

 あらすじとしては心温まるのですが、その結果には捜査の必要を感じるんですよ。なのに警察が動く様子はなくてもやもやします
胃からみつけた『何かの骨』は、カエル!
地域で唯一カエル料理を提供しドレスコードがあるフレンチ店に、娘さんを招待し、お父さんが生前最後に食べただろう料理をふるまう朝顔と茶子先生(山口智子) 支払いは今回も自腹で、しかも娘さんにはご馳走してさしあげたんでしょうねえ。それはさておき。店側はお父さんの来店と、同じ年頃の女性と一緒だったことを記憶してました。え、その人容疑者じゃないの?
 自殺をほのめかした逃亡犯が、農具倉庫にたどり着いて果てるのとは訳が違いますよ。今日は友人と夕飯食べて来るから!と同居の娘に伝えたまま消えた父親が、財布もスマホも持たず正装のまま他人の倉庫で死ぬの異常ですよね。なのに娘さんも『母の死後1人で私を育ててくれた父に、そんなお相手と楽しい時間があって良かった』とか言ってる場合? 父親の名義で借金されたりクレカ使い込まれたりしてません?

 つぐみちゃんは今回も可愛くて、塩ガリガリもとい潮干狩りに行き、雨の日には水たまりにわざと入っちゃう☆ ママと一緒にハンバーグづくりのお手伝い! と、家庭の描写は和むし、福島に行こうとしてるじいじ(時任三郎)も、福島の大じいじの件も文句ないというのに、肝心の事件の捜査が今回立て続けに微妙なんですよ~。困ります~。
 昆虫の習性を利用した鑑識調査の方は、パトリシア・コーンウェル「検屍官シリーズ」や、日本なら川瀨七緒「法医昆虫学捜査官シリーズ」好きなので掘り下げ期待してます☆


「監察医朝顔(2)」2 ☆☆☆

「金網を上ったのは、電線があるのを知らなかった一馬くん」
逆で!そこは逆でお願いします朝顔(上野樹里)さん!!

 双子(池田優斗:二役)の片割れが遺体で発見されて。

野球部のユニフォームで特定した身元が、実は入れ替わっていた設定。いや家族が分かる、の部分は駆けつけ中に事故、意識不明の父が犯人かと疑われたりと上手く処理しておりましたが。捜査側が入れ替わりに気付いたのは、双子が事故現場を描いた絵。美術の授業で並んで描いたのかな~ほぼ同じ場所を、同レベルで描きつつ、金網の上に電線を描いたのは涼くんだけ。

電線と知っていたら握らない、という理由で冒頭の論になるわけですが……いやいや、バランス崩したらつい手が出るかもよ。それよりこの場合、ふざけて金網揺らした涼くんが電線を知っていたことになってしまうでしょ!

当初の死因分析は、落下してバットで鳩尾を打ち心室細動。

『僕があんなところにバットを置いたから』

と告白してきた少年に、あなたのせいじゃないのよと言ってあげている場面だというのにさ。電線に気付いて正した死因は感電で、即死して落下だったら、バットの位置より断然、金網揺らしが原因じゃないですか〜。どちらにしろ一生自分を責め続けるでしょうに、だったらせめて、知らずにふざけたことにしてあげて欲しかったですorz
(これが「相棒」なら、わざとより後味の悪い方にしたのねと思いますけどね)

 一卵性双生児なのに、野球が上手いのは一馬だけだった。それって、視力が違うとか片方小さく産まれてるとか軽く麻痺があるとか、遺伝的には同じでもいろいろあったのかと想像。でも遺伝的には同じ筈だから、今は下手でも練習すればいつかは、って頑張れたのかな。……入れ替わってプレイしたら秒でバレたよねきっと(^^;;;;;)

 万木家の事情は、つぐみちゃんが健気で可愛いのとじいじの東北移住が朝顔にバレたのと。色々あったのに、ラスト帰宅したら朝顔が風呂上がり(?)の男とイチャついてるーーー???ってなった桑原(風間俊介)くんの動揺でふっとびましたw しかもタオルどけたら上司の戸次さんって。一体何がw
 少年野球監督の、鬼越トマホーク金ちゃんは似合ってましたw 子役歴もあるそうで、これからドラマ来るかな?? 

「監察医朝顔(2)」1 ☆☆☆

 朝顔家が皆元気で良かった~。
朝顔(上野樹里)も旦那(風間俊介)もじいじ(時任三郎)も、つぐみちゃんも。誰も無理せず犠牲にならずに幸せで。子育て世帯が、激務3人の連携プレーで回っていく様子がいいんですよね。全員で家事と子育てしている感じ。
監察医チームでは、志田未来がしっかり先輩になってましたねえ。茶子先生(山口智子)は相変わらずです。

 さて少し大きくなったつぐみちゃんに弟か妹が欲しいと言われ、同居舅の手前困惑w いやそこは、来るかな~弟妹どっちかな~とスルーでいいのに真面目に困惑するから、夫婦生活にじいじが邪魔みたいになるのでは(^^;;;;;) ほら転居を考えておりますよ(定年でも機に、福島に移住して遺体探しをするのでしょうか)

 事件の方は、群衆雪崩。
雪崩のきっかけ&痴漢野郎の濡れ衣をかけられた男性が、実は既に死んでいた。映画「スイスアーミーマン」か「ハリーの災難」か。 再現映像はもっと混雑度高めでないと、女性にもたれた遺体が倒れられない感が伝わりませんでしたが、実際の事件発生直前はラッシュ時の電車の様だったと思えば、ラッシュなら立ったまま普通に寝られるのでさもありなんです。解剖のお陰で誤解が解け、男性の名誉も回復できて良かった良かった。
(所持レシートから割り出した土産は……本物は雑踏に踏まれてしまったでしょう。自腹購入したのかな。男性の母、泣きながら持って帰っていそう……)
 社会心理学のいかつい先生(片桐はいり)良いキャラでした。また出ないかな。

 毎回特に書くことはなさそうですが、観ます。♪出会う~出会う~の曲もしみじみ好き。

「オリガミの魔女と博士の四角い時間」中村倫也、上野樹里☆☆☆

 う…、うさ耳!丸い尻尾! 「月のうさぎ」の中村倫也に悩殺されましたw

 お月見の晩、餅をつくウサギがいる月を見上げて
「お餅食べたいなあ」
と呟いたオリガミ博士(滝藤賢一)のもとに、どかーんとウサギさんが墜ちてきます。つきたての餅を持って。そして帰らないw  月は寂しくてゴツゴツしてて、1人で餅つきも疲れるし腰痛くなるし、とにかくもう、イヤ!なんですってw  駄駄を捏ねるうさちゃん(中村倫也)がとにかくキュートなんですよ。魔女へのオバさん呼ばわりも、可愛すぎるので許す(><)
台詞そのまま、かわいこちゃんに演じさせても問題ない内容を誰がどーしてイケメン中村倫也に当てたのか。それとも中村倫也に何をさせようか会議にうさ耳が出たのか、それが問題です!!!

 月にウサギがいなくなったら、みんな困っちゃうよ!と、何とかなだめたい博士。当のウサギさんには見ることができない、ウサギが餅をつく月がどう見えるのかを教えようと、得意の折り紙でウサギを折ることになりました。もちろん横でウサギさんも折りますが……真剣に教える博士の、耳をつまんで邪魔をする魔性のウサギさん。え、博士がうさ耳触った時には「痛っやめてっ」とクールに拒否しておいて自分はニコニコとそれするんだw   尻尾を立体に折る段では、灰色もこもこスーツの尻尾を見せてフリフリ踊ってくれますorz

 そして自分で折ったウサギと月を重ねて。やっと帰る気になったウサギさんに、折り紙を持たせる博士。 やっと一息、見上げる満月には餅つきをするウサギ…でなく、折り紙を折るウサギさんが映っておりました(耳もスーツも靴も灰色の中、靴下だけ差し色ピンク。それと同じ色の折り紙でしたよ~)


 さてその折り紙を、どこで仕入れるのかが上野樹里ゲストの回「千輪桜」
いやいやカラスも月のウサギも人の姿でやってきて、折り紙魔女も動き回る魔法の森。用紙だっていかにもな商人がお届けかと思いきや、なんと街ロケです! ええええ、あの森、現代日本のどこかだったんだw
 街道に面した老舗をのぞき込むオリガミ博士。
「休業」と張り紙した木枠のガラス戸をガラガラと開け、雑な応対をした留守番嬢(上野樹里)は、店主はいないと言うばかり。しかし博士の熱い折り紙愛と、そのために店主さんがどれだけ真摯に紙を選んで用立てしてくれたかを聞くと一転、プロなら折り紙を折ってくれと言い出します。それも桜の花を。実は入院中、もう来年の桜は見られないだろう店主=祖父に、満開の桜の花をせめて折り紙で見せてあげたいと、泣かせてくれるじゃないですか。
紙だらけの店内から、桜で染めたという和紙を選んだオリガミ博士。奥の和室で、小さく切り揃えた和紙で、一緒に桜を折り始めます。パーツ4つを糊付けして桜一輪を生み出す手法、糊付け部分がしべに見えて綺麗ですが、折っても折っても終わりが見えない…! いつしか机に伏せて眠り込んでしまった2人の頑張りに、魔女(付いてきてましたw)が使った魔法は。

 目を覚ました孫娘が、光る中庭に目をやると。折った桜が中庭の木にびっしりと見事に満開に咲いていたのでした…!
折しも再放送の今は桜の季節。公園を彩る満開の桜と、遜色ない美しい桜に見えましたよ。翌日、孫娘さんと博士で揃って行っただろうお見舞いの手土産の桜の枝。店主さんはさぞ喜んでくれたことでしょう(^^)


 あと最近では、オリガミ博士が親戚のおばさんに振り回される「エミおばさんのにんじん」も面白かったです。
いつもアポなしで「ゆきおちゃ~ん(博士のことw)」と、ご陽気に現れるエミおばさん(久本雅美) 勝手に料理や掃除を始めて、作品の折り紙は潰すわ結婚しろと言い出すわ。温厚な博士も流石にキレて怒ると、実は家族にも同じ調子でお節介を焼きすぎて疎遠にされて「誰にも必要とされていない」と泣き出してしまうのです。 他人事とは思えない魔女の口添えで、博士はエミおばさんを折り紙作りに誘います。
 緑とオレンジが表裏の折り紙で、人参の折り方を教える博士。エミおばさんたら案外折り方が綺麗。実は繊細なのかも、と言われて喜んだり。あっという間に形が進んで戸惑ったり、間違えて笑い転げたり…。最初は「折り紙なんか」と言っていたエミおばさんも、博士の
「折り紙で人が笑顔になる。折り紙で人の役に立ちたい」
という言葉がやっと心に届いた様です。博士の凄さ、折り紙の素晴らしさを認めて、益々自分には何もないとまた弱音を吐きますが、おばさんはそのままで、居てくれるだけでいいんだよと励まされて元気に帰っていくのでした(^^)
 そして半年後。なんとあれからオリガミにはまっちゃったというエミおばさん。創作折り紙を手に意気揚々と、またアポなしでやって来たのでした。おそるべしエミおばさん!
ぐいぐいと陽気で、ガサツに見えて案外と繊細、というこれまた久本雅美のイメージにぴったりな役でしたよ。当て書きなのかな。

「テセウスの船」5、6☆☆

 ほら死んだorz
そして皆タイムスリップに理解がありすぎて驚愕w

 証言を申し出た松尾さん(芦名星)の死までは、ああ殺される~とハラハラ見ていましたが、その後続いた人死にには驚くよりも頭が痛かったです。心(竹内涼真)、迂闊すぎ。 殺人犯の息子として、自分が疑われる!と怯えてしまう心理はわかりますが、だったら常に目撃者を連れておいて。次善の策は素早い通報でしょ! どこでも監視カメラがあるご時世に、通報せず逃げるのが最悪手では。

 その合間、取材で由紀(上野樹里)と距離を縮めながらも、「友達が」と過去の由紀へのプロポーズを語る切ない心。
祖母の形見の指輪を失くして探す彼女に、ほらあった!と別物を見せてのプロポーズは微妙で、聞いてる岸田由紀も『なんで今その話?』だったかもですが、心にとっては、妻由紀と岸田由紀が別人だと区切りをつけるための大事な時間だったのかと。

 それだけに終盤、大スクープ!事件直前の音臼村にタイムスリップしたんだよ!と唐突に打ち明けられた岸田由紀が、その件に登場する「妻」だけに反応して
「私…?」
と、そもそもの真偽を問わないのは謎すぎですorz  妄想扱いしないんだ。差し出される指輪の刻印 SHIN TO YUKI ぐらい注文できるし。飲み物の好みを熟知=監視や盗聴の可能性ぐらい、記者なら疑ってw
そうならず由紀に心との絆を信じさせるエピソードは、『珈琲より紅茶が好き』程度のことでなく、教えなければ知らないはずのもっと大事なことじゃないのかな、まさしく『その指輪は祖母の形見』みたいな!(岸田由紀が落とした指輪を拾って紛失を未然に防ぎ「形見でしょ」と知らないはずのことを言った上で「プロポーズをするつもりの日に、彼女が指輪を失くして」と自分のこととして語っていた、ならまだ「それ、別の世界の私?」と思えなくもないかなあ…)

 とりあえず由紀に喝を入れられ、また音臼村慰霊碑に向かう心。
車椅子のみきお(安藤政信)とばったりw出会い、犯行を高らかに謳う彼に殺されかけるわけですが…三たび忍び寄る白い霧。またまたまたタイムスリップかーい!

 真犯人が来ると見越して録音機器を準備し、警察も呼び寄せてある手際良さ。しかし「俺が犯人だ」の自供で呼んでは、後々絶対面倒なのにorz そして、格闘に備えて防刃チョッキか新聞紙の腹巻き(ヤクザ映画参照)ぐらいは仕込んでおきたかったですよ。
 そして過去では、事件の何日か前。
当時小学生のみきお君が、本当にそんな大それたことを目論んでいたの? 優しいさつき先生も当時から実は? ユースケサンタマリア刑事はもう死んでいる日付なんでしょうか?
予告に、未来の自分の声をきくみきお君が流れていましたが…『僕と同じ名前の人だー』としか思わないんじゃないのかな。それとも、既に心のタイムスリップを確信していたら…。って、いやいやいや、未来日付の新聞記事だって免許証だって、TV用の小道具だと言われる方がまだ
「未来から来ました」
より絶対マシな言い訳だって!

誰か1人ぐらい、絶対タイムスリップを信じないマン居てくださいよー。

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