新章、盛り上がりませんでしたねえ……。
不正融資の証拠をつきとめた片岡(福山雅治)でしたが。頭取(市村正親)に預けた証拠の手帳からは、宿敵横山(三上博史)の名前だけが消されていて。勝ちほこる横山は、その後副頭取にまで出世。
もう自浄は諦めた梅原(尾美としのり)たちがマスコミに流そうとアポをとるものの、ドタキャンをする片岡……。
蒲田編ではスパイだった梅原が、いつ裏切るのかと待ってたのにただのお友達でした。 そして、会議に乗り込んできた片岡、ちゃんと予定通りマスコミにリークしていて、直前のドタキャンは本当にただ『少し待って』欲しかっただけだったのかーいw そして頭取副頭取とまとめて失脚、ちゃんちゃん。
そこからは、蒲田組のその後を描きつつ『頑張る!』で締めるんですよ。昭和なお父さんなら、それで満足……ですか?
だって対する横山は、頑張ってなかったんですか? 彼なりに目標があって、良かれと思って……、頑張って賄賂渡したし、支店統廃合をしたんでしょ、それを片岡が邪魔したわけでw
せめて蒲田編ぐらいコメディを押し出してくれれば新喜劇だと思って見ますけど、新章は真面目すぎましたよね。福山雅治主演だから見た人も多かったでしょうけど、真面目一徹でただ策もなく頑張るだけの主人公が、すっきりイケメンなのはミスマッチで……。
すぐ職場はなれて尾行を始め、きれいな家に帰れば美人妻とイケメン息子が待ってる片岡よりも、ずっと奥さん入院中の真山(香川照之)の方が、大変そうでしたよ。片岡が来たばっかりに振り回され、最後は奥さんと過ごすために銀行を辞めて、奥さんの実家で経理を手伝うことにした真山さん。もうそっちが主人公の方が『頑張る』は伝わったかも。
エンディングの曲♪さあ、頑張ろうぜ~♪のPVみたいなドラマでしたorz
三上博史
みんな別の支店に移れて、めでたく第一部完。
いやいやいや、町の銀行が無くなったら困ると、子供まで貯金箱抱えて蒲田支店を応援に来てくれてノルマ半分埋まったほどだったのに。結局、閉店てorz それに直前に出向された花沢さんは、戻ってませんよね?酷すぎる……。
蒲田支店の存続を夢見て、ノルマ100億円達成を誓った片岡支店長でしたが。以来、本部が蒲田支店の邪魔ばかりするセコイ自体に。稟議書は通らない、優良顧客は横取り。更には羽田支店の方が低金利を提示、と同じ三友銀行内で契約を張り合う異常自体に(^^;;;;) しかしまあ、会社の方針に逆らっているのに今まで通りの訳がないともいえます。
ノルマを焦るばかりに地面師詐欺にひっかかり。それは防いでも、三嶋社長(赤井英和)が融資金を持って逃亡! 前者はついこの前の実際の事件そのまんまですし、アルアルなんでしょうけども。どちらもつきあいのある行員を指名しての取引だっただけに、誠意が報われるという片岡節が通らなくて居心地が悪いです。
三嶋社長が逃亡なら、新規大口融資だけでなく給与自動振り込み分の契約もパーかと思いますが。それ以上に気になるのは、最初から逃げる気なら何故、羽田支店との契約を反故にしてまで蒲田支店で借りたのか、ですよ~。『借りる方だって、相手を選ぶ権利がある』的な演説までぶっておいてそれって、実は片岡に恨みでもあったかと思ったのに。ただ借金を返したかっただけ……だなんて!
それでも、頭取(市村正親)の後押しまであってなんとかノルマを達成か……!!
と思わせておいて、ノルマより大事なものを優先する流れはまさにドラマの王道w そうそう、未亡人は工場を潰して駐車場を作る融資より、工場を復活させてくれる人材の紹介の方が嬉しいんですよね。そのためなら、蒲田支店全員失職したっていい……の? そりゃ恐れ入ったわ。
その紹介するベンチャーも、物が義足だからってイコール善良ですか?1億円の融資依頼に、スーツも着てこないような非常識な奴らなのに(学生かと思ったw)
さらにはあんな、サプライズみたいな転勤辞令……。まともな神経なら、とっくに転職活動はしていたでしょうに、その辺ももやもやしますねえ。まあいいんですけど。花沢さんを銀行員に戻してくれれば。だって、やっぱり出向の梅ちゃんだって、本部に戻ってきたじゃないですか!
ん?何故に片岡に謝るんですかね……って、ええええ、スパイこの人かー! 確かに片岡の動向、筒抜けw
片岡新支店長、まさかの無策orz
本当にこの人、本部でちゃんと仕事できていたのでしょうか……。ただ頑張れ、日参しろ、で全てうまくいくなら苦労しないよね。
2話では、取引先社長の夢「エコ発電」を利益度外視でバックアップ。その結果、利率がお得な方でなく損になっても蒲田支店で借りてくれて本部の思惑と逆に。それドラマとしては盛り上がりますけど、あまりに結果オーライではorz
それに、去年関西国際空港を破壊した台風では、太陽光発電パネルがあちこちで吹っ飛んで大騒ぎでしたよね。山を伐採してパネル設置、元々は森林が支えていた表土や水が流れて地滑りした上に、崩れたパネルは感電の恐れがあるから片付けもできない始末。今回主人公がみつけてきたのは農地でしたけど、そこにパネルがズラッと並ぶ功罪の罪の方を全く考えていないのは能天気すぎです。
3話はエステ会社。年間パスポートの過販売でキャパを超え、予約がちっともとれない状態。週刊誌にもすっぱ抜かれた会社に片岡は『支社を増やして、予約をとれるように』と融資をするんですよ。確かにそしたら詐欺じゃなくなるけど!既にパスポート買った客がどれだけ来ても収入なしですよね。新しい客は、週刊誌をにぎわせたクリニックに来るかしら……(^^;;;)
調査中、ポンと10万円のパスポートとやらを自分も買って妻にあげちゃう片岡。ああこいつ全く生活の苦労はしてなくて、その上で能天気に頑張れ頑張れ言ってるんだなーとがっくり来ました。
その間にも、本社は容赦なく嫌がらせを仕掛けてきますw よその応援に10人よこせ、顧客も取り上げられ実質ノルマはマイナススタート。でも例の経営が怪しいビューティークリニックだけは残ってるのを、見落としだラッキー☆って、いや、どう考えてもわざとですよね。本当に仕事できないでしょ、支店長orz
挙句、毎日定時で帰る副支店長を尾行。奥さんが入院中と知ります。いや暇か、暇なのか支店長が尾行って!毎日定時帰りが怪しい、スパイだろうって……スパイこそ目立たない行動とるのでは。莫迦なのかなorz
調査会社の報告を、副支店長に隠そうとする場面も。とにかく隠れろと相手をテーブル下に突っ込もうとして出来なくてご対面……これ、笑うところなんですかね。本当に見られたくないなら銀行外で会えってだけでしょうに。毎度そんな調子で、いい加減脱力しながら見ていたのに、ついに副支店長まで『ガンバる団』に入団しちゃいました。
その副支店長と妻のやりとり自体はいい話でね。早く退院して、夫に仕事を思い切り仕事をしてもらいたい、朝見送って、ちゃんと家を守って帰りを待ちたい。健康な頃に戻りたい……というだけなのに。それを『ガンバる』を繰り返す言い回しで表現されただけで、もう泣きながら自分も頑張ります、ってなっちゃっててorz 頑張る=無策で突っ走る、じゃないはずなのに。
もしかして、片岡がこんな無茶言いだすのも想定内で、蒲田支店ごと辞めさせたくての人事かなと思えてきますw あ、そう思ったら楽しいかもw
まるでお気軽な「半沢直樹」、動機が恨みでなく「だって頑張りたい!」って斬新かもw
三友銀行員片岡(福山雅治)は50歳にして支店長に。昇進に浮かれる片岡でしたが、横山常務(三上博史)は新支店長たちを集めると『廃店』を言い渡します。業績の如何にかかわらず、行員をクビにする目的は予算の大幅カット!君ら支店長だけは本店に戻すので、安心して「何もしないこと」「頑張らなくていい」と。
これが、楽チンなようで案外大変ですw
新支店長が赴任。普通は早々にノルマを掲げ、支店一丸となって達成だ~等と尻叩くのでしょうに、嘘をつきたくない片岡はそういう訓告を先延ばし先延ばしw
某社倒産、社長が金持って逃げた件でも、自分の責任だと探し回る担当行員を止めるわけにもいかず。結局は一緒に全額回収してきてしまうし。町工場から融資引き上げの件も、親身に通う滝川(神木隆之介)の手前、つい本部に掛け合うと約束してしまったり。
そんな片岡を横目に「頑張っていいんですか?」と確認しつづけだった副支店長真山(香川照之)、実は前支店長から廃店を聞いていて……。本部に下手に逆らうより、おとなしく廃店になった後、少しでもいい再就職先を斡旋する方向で片岡には頑張ってもらいたいとまで言うのですが。
横山常務との会食の席。我慢の限界を超えた片岡は、ちゃんと頑張りたい、ノルマを超えてみせると宣言してしまうのでした。ノルマさえ超えたら廃店はチャラですよ! ただし失敗の場合、本来なら片岡だけでも本部に戻れる約束は白紙ということで……うわあ、真山副支店長の目論見がパーじゃないですかorz
そんなわけで、銀行ものにしては世にも珍しい『頑張らない』第1話でした。あれ、2話からはめっちゃ頑張ってノルマ達成を目指す話になっちゃいますね、普通かw
廃店=クビだなんてーと騒ぐ蒲田支店員たち、「今たまたま、この支店にいるだけなのに」と嘆いてましたが、どうやらちゃんと見越して問題社員が集められている模様。これから一人ずつ、その辺の事情を明らかにしつつ、問題社員ならではのやり方で業績をあげてみせたりしてくれますか?「日本ボロ宿紀行」の高橋和也が行員にいて、弁当の手配したりしています。
長かった1話に続き、2話も拡大版。とりあえず様子を見ましょう。
なんて下世話なw
金持ちの葬式をチェックしては乗り込み、揉め事にたかるハエのようなクズ野郎、それが主人公の柿崎(三上博史)です。ぐしゃぐしゃパーマに適当スーツ。トトリをだらしなエロくした感じですかね。
今朝も老人の葬式で、亡くなる6時間前に入籍した若ーい妻と娘が取っ組み合い、壮絶です(^^;;;)
結局、妻(奥菜恵)から依頼を受けて相続権のお話し合い、娘(紫吹淳)から法廷で争うと言われてそわそわする柿崎。だって弁護士資格ないんだもん…って!これは斬新、詐称でしょうか。それとも剥奪?どっちもありえるw
夫婦の間に愛はあった、と証明したい柿崎側。老人ホームやら妻経営のクラブやらで聞き込みをすればするほど金目当てとしか思えず、柿崎の部下(森川葵)はこっそり娘とコンタクト。相続を放棄させてみせるから金よこせ、ですと。分裂してますね!
でも柿崎のセフレ歯科医(酒井若菜)情報では、老人はそのクラブママとのチューのためにインプラントを入れ、不要になって入れ歯を『ご褒美』と称して彼女に贈っていると……。いやあ、総入れ歯を総インプラントだなんて何百万円仕事ですよね。どんだけ愛しててどんだけ金持ち(^^;;;) なるほど歯科って金持ち老人とつながれますねー。
で、ご褒美ってことはその入れ歯が純金製?と推理するお茶の間でしたが、それじゃ重いよw
マスコミに『6時間妻』とバレ、追いかけ回されてカメラの前で愛と相続放棄を誓ってしまう妻でしたが、代わりに故人の思い出の入れ歯をもらうことを娘に認めさせ……なーんだ、入れ歯の箱に貸し金庫の鍵が入ってたのかあ。そこに現ナマ(相続税なしの裏金?) が唸ってたのね
もとい、二人のイニシャルと出会いの日を命名した星の情報も。
望遠鏡、覗き用じゃなく本当に天体観測が趣味だったのねー。亡き老人は彼女を愛して妻にしたし、金を無くした芝居をされても世話したし入れ歯を捨てなかった彼女にも老人への愛があったわけですね。
(日記中の<ママ>は、彼女に会ったその日から亡き愛妻じゃなくなっていた……ドラマ的にはいい話ポイントで純愛ですが、正妻の身としては自分の死後とはいえそんなことになったら嫌だなあ)
てなわけで柿崎は成功報酬6000万円を見事手にし、女どもにスーハー嗅がせてやって左団扇……と思ったら。借金取り(豊原功補)が現れて利息だと全部持って行っちゃいましたよ!利息だけで6000万円って元の借金はいくらなのよー!
追いかけた部下は、漁夫の利だった相続放棄の報酬小切手を持って行かれます。こちらも、300万円を口止料と言われて引き下がるって、どんだけ後ろ暗いのよー!
いやあ、一筋縄ではいかないメンツ。また弁護士ものかあ、と文句言ってた旦那も最後まで笑って見ていて、期待以上の面白さでした。文句といえば、瀕死の割に枠に収まってる婚姻届の署名と、日記や星を贈るメモの妙に読みやすい文字w そこは老人の達筆でお願いしますよ、持ち道具さん。さておき、毎回とんでもないお家騒動や荒技法解釈が見られたら面白そうですねえ。
その反面、毎回見なきゃいけない話でもなさそうな……。例えば柿崎の過去やら借金の事情なんて解き明かされなくてもいいです。ずっとこんな男として生きてきててもいいじゃない。
子役は上手いんだけど。
上手過ぎて、アニメの絵が演出通りに表情を変えるのを見ている様な気になりますよ。口元をゆがめたり胸ぐらを掴んだりなんて、その年の子どもがするのを見たことない(><)
もちろん、それだけの経緯があって大人びた子どもらしくない子どもに育ったといわれればそれまでですが…… 。
ごめんなさい、楽しいドラマが見たいです。もうダメorz
<追記>何か、何か似てるものを知っているとひっかかってました。「はみだしっ子」だ!
大学での事件に関わり、勝手知ったる環境でうきうきのトトリ(三上博史)さん。可愛いw
しかも関係者准教授(萩原聖人)と遊園地デート、おやじ2人が楽しそうでこれも可愛いw
……でもその遊園地で残念にも気付いてしまうのです、准教授が犯人になれる可能性に。
って、上着に内ポケットがついてるってだけなのに!いざとなれば背中に隠し持ってでも持ち込めるでしょう、紙一枚ぐらい~。実際助手達は、大人しかった彼には疑いの目を向けず、同僚同士であいつは被害者と喧嘩してた云々と密告合戦ですよ。
そのそれぞれを黙って聞いているトトリと先輩なのですが。
思わぬところから情報って出るもので、実験室の改装を指示したのがその准教授~。丈夫なドア、丈夫な壁と床。自殺でないのに毒ガスから逃げなかった被害者の行動の謎。あれとこれとそれを並べて考えて行くと……。
大人しい良い人に見える准教授なのに、とある日カッとして犯行に及んだのでなく、随分前から計画的に犯行に及んだことが分かってゾッとしました。
本当にいい研究なら、邪魔者殺さなくても評価してもらう機会はあったでしょうにねえ。
トリック解きに行き詰まる度、周りの一言がきっかけになる丁寧なつくりもポイント高いです。
そうそう、マコリン。
トトリとリアルで知り合いな様子??どうなってるのー!
地味な刑事ものに、やっとアクションシーンがw
元動物学者のトトリ刑事(三上博史)が大活躍、なドラマがシリーズ化です。
先輩後輩のゆるーい絆は変わらず、手間がかかる実験は先輩(高橋光臣)をおだててまかせる姿勢も変わらずw それとも、何をしてるか言わずに熱中してしまう置き去りも相変わらずで、安心して見ていられます。トトリ頑張れ~
今回は建築家、師弟コンビの愛憎。
若い弟子が独立して仕事を取っただけじゃなく、自分以外の女を選んだことが許せなかった。新妻を殺したら戻ってきてくれると思った……。ううう。
独立前にパワハラで迫ったりせず、恋愛感情はきちんと自制していたお師匠さん(木野花)なのに。自分達が設計した隠し部屋で犯行に及ぶという、バレバレの計画を実行に移してしまった気の迷いはなんともお気の毒でした。
動物ワードは相利共生。
でも、鑑識が仕事しないところも相変わらずなんです。
死んだ場所で殴られてないことは、血飛沫を観たら分かるでしょう?じゃあどこでよ。 トトリがこだわった、声が外に漏れないなんてのは、救急車が来てワイワイしてたら聞こえないとか、声が出せなかったとか、ありえますよねえ。ってか、聞こえない筈がないぐらい激しく争った……なら、犯人の先生だって怪我するでしょう!自転車に乗るのもヨロヨロな師匠vs20代ピチピチ娘よ?
更にその前に、直前まで電話してた知人や出張中の旦那に「これから先生が来る」とか伝えてたらもう即終わりなんだから、計画自体がもう
…まあいいか。
次回は、栗山千明演じるいつものアイドルが、警察署訪問をしてくれる模様。そこで殺人ですか?楽しみ〜
ドナドナドーナードーナー♪
とあの唄が連想されてしまうタイトルなのですが、このドラマで震える牛さんは哀しいのではなく狂牛病なのです。
1話はまだ紹介編。
食品業界の闇を暴く敏腕記者(吹石一恵)がいて、殺人事件を再捜査する刑事(三上博史)がいて、奇しくも怪しい食肉加工会社ミートボックス前で再会します。更には、刑事さんの娘(木村文乃)が誇りを持って働いてるスーパーにもその怪しい会社が肉を卸していて……。波乱の予感たっぷりです。
密告者(温水)とファミレスで待ち合わせをする記者さん。
5kgの肉が10kgの加工品に化ける『水増し』だの、馬肉兎肉廃棄肉なんでもありだと告げられたところに持って来られるホカホカの
「牛肉100%ハンバーグでございます」
これもその会社産と言われたら、食べられませんよー(><)
主役が三上博史で配役はいつものwowowドラマ。モデルになった事件もそういえば記憶に新しく(解凍に雨水貯めて使ってたとか凄かったですよね)何もびっくりする展開にはなりそうにないですが、のど元過ぎれば忘れがち、目をつぶって無かったことにしがち、自分の前のこの皿は大丈夫と信じがちな食品偽装問題を正面からとりあげ、見応えあるドラマにしてくれそうです。
ミートボックス社長の古田新太のうさん臭さにも期待。
「股の間から覗け!」
が座右の銘だった父に、息子が送った絵は逆さから見ると違ってみえる騙し絵だったのでした。なるほどー。
そこはいい話で、亡き息子のために社会貢献に力を入れ始める事業家の父、もいい話なのですが。追われた社長の座に戻るために”殺すしか無かった”は、ないでしょ~ 息子に顔向けできないでしょ~
しかも1年も準備してだよ?
家にずらっと並ぶ壷を売って、別の事業始めるとかも出来たのに。息子を侮辱したとか、現社長が息子を殺してたとか、恨む理由がもっと欲しかったです。
あと強盗が狂言かも、と思う理由。音もそうですが、自分が居る2階の部屋に鍵をかけてないことも気になりましたよ。
それに「実験」の不備。シャツの『青」を問うのに、緑シャツを来た先輩のスーツが「青」じゃ『そんな色』と行った容疑者の本意が分からないじゃないですかー
でも事件は実はどうでもいいのかも。
今回のメインはトトリを「先生」と呼ぶ学生の登場でしたよね。元カノの登場に嫉妬する今カノみたいになってる、先輩刑事が可愛かったですね。ええ。
鴉が10羽でカーテンw
続編が出来そうな気は全然しませんが、もう勝手に痴話げんかしていればいいと思いましたよーん
相棒とは?の回。
もはや刑事ドラマにおいては、2人組で捜査するという当然のスタイルですら老舗「相棒」を思い出さずにはいられないというのに「相棒じゃないですか」「相棒たるもの」と台詞からして大連呼w
若手先輩刑事(高橋光臣)曰く、相棒なら全てを語り合って全てを知っていつでもお互いの事を考えていなくてはならない様ですよ って、恋人でもそこまでしないしw もちろんトトリさん(三上博史)にはあっさりとかわされています。(結婚していた事がある……って聞いた覚えがありますが。容疑者相手に語ってたのかな)
そんなわけで事件も相棒がらみ。
組んで仕事をしてきた漫画家(中尾明慶)が、ユニット解消の原因となった編集者を殺害……。ストーリー担当の相棒が容疑者として拘束されますが
「お前は犯人じゃない、信じてるよ!」(←だって殺したの自分だから)の典型です。
もちろん、解消を言い出したのは編集さんでなく当の相棒だったという皮肉なオチもちゃんとありましたよー。
アシさんが容疑なすりつけのために毒殺されていて、まあ後から登場するのは見え見えでしたけどね。彼女が相棒の恋人だったりしたら(で、相棒が「こんな筈ない!」と偽造遺書の内容を全否定してくれたら)いいなーと思ってみてました。『相棒だけど何も知らなかった』感じでるかなーと。でも実際は、長年一緒のアシさんが自白&自殺したと聞いても、相棒くんあまりリアクションしてなかった…orz
コスプレ場面なんかもあって、絵的に楽しい回でしたね。
ところで、冒頭で颯爽とレーサーバイクで出勤する姿が。
主人公トトリか先輩刑事と思わせておいて、おじいちゃん上司(笹野高史)でがっくりw ←更にこれが、元白バイ隊で「相棒」=バイクだった定番ギャグの伏線になってたと最後で分かって、それもなかなか愉快(^^)
よーく考えると「実験刑事」らしさはあまりありませんでしたが…まあいいや。
来週が最後と思うと意外に淋しいです
元動物学者だった男が刑事になり……って(採用試験通るんだ?)、目新しい様でいて、別に普通です。
2話ではフラミンゴのうんちくを入れてきましたが、捜査には関係ナッシング。もっと動物の習性でアリバイ時間が変わったとか、飼い犬の行動で嘘がバレるとか、そんなのを期待してたのに。
実験しまくるとか、視点が違うのは別に物理や化学の学者でもいいのよね。
まあ三上博史のトトリ新米刑事は面白いし、教育係の刑事さんが「梅ちゃん先生」でも面白かった愛嬌のある彼(高橋光臣)なので掛け合いは楽しいのですが。
主人公に推理させたいあまり、鑑識がお仕事してなくて困ります。
1話、死後狭い場所にしばらく詰められてたことは死斑で分かるでしょ。2話も同様、殺害と遺棄現場が違うのもすぐ分かる筈だよね 血飛沫は?ドアノブの指紋は?監視カメラに帰りは映ってないの?
そして店番の男の子が、実は次のデザイナー候補だった。
それで社長の死体の第一発見者でしょ。せっかくのデビューがふいになった動揺も、デザイナー交代予定を知っていたのに言えずにいる感じもなくて、普通にデザインの打ち合わせだけ続けてるの変ですよー。
でも演じた石田法嗣くんが印象的だったからいいか。夏木マリのデザイナーもかっこ良かったし。
そんな感じにゆるーく見るなら楽しいです。
やった、飛んだ……!!
もちろんそうなると思ってましたけど、度重なるピンチに、それも身内の裏切り(?)まで出たり、やっぱりバルブがダメじゃんとなりそうだったり、手に汗握って佃製作所を応援しましたよ!!
無事に飛んでよかったーロケット!
笑ったのは、大企業側の佃反対派が徹底的に屑だったことw
佃の技術に感銘をうけて変わるでなく、他の仕事をしている様子もなく、ただひたすら邪魔というかイジワルをし続けるって馬鹿でしょう。
その中でたった1人(あと下っ端にもう1人w)佃の技術を認める部長が孤軍奮闘過ぎてどうにも無理そうなのに、上司飛び越して「社長」が佃さんと共感出来る人で超オッケー、だなんて都合良すぎますw!
でも胸がすっとしました。イジワルな奴らザマーミロ、もう出世ないねベロベロバーw
おまけに、心臓が悪い奥さんの事まで伏線とは!
打ち上げまで生きていられるか……という泣かせや、治療費の為に信念を曲げろと脅されるわけではなく、「佃さわやか製作所」のドリームがまた一つ展開していくのかと思うとますます幸せです。いい話だわー。
そうそう、父の会社が大変だって時にワガママかましてた佃のバカ娘ですが。結局、母のところでも同じ扱いを受けて(おばあちゃん居ないしむしろサービス低下かも)、考え直した様でそちらもちょっとすっきり。離婚せず両親がそろっていればと思えば可哀想ではありますが……。
凄いお父さんなのよ、尊敬しなさい!!
夢見る三上博史には誰もかないませんね。やっぱりwowowのドラマ好きです。
wowow企業ドラマにハズレ無し!
またもやそのジンクスに応える名ドラマ誕生の予感でワクワクです。
零細なのに、開発に力を注ぐ町工場「つくだ製作所」。夢を追う2代目社長(三上博史)は非難を浴びますが、実は!超大手「帝国重工」を鼻先で制した特許がありましたよ!
ワクワク。
物語的には、いいがかりな訴訟がまず起きて倒産もありえる危機。主人公である2代目社長は対応に東西奔走するわけで、弁護士対決(小木成光vs寺島しのぶw)もあり、元嫁もからみ、その訴訟ネタだけでも十分派手にドラマに出来そうですが、そこに帝国重工が特許の件で内密に絡んできそう……となってから、途端にワクワク度が増しました。
宇宙開発という大事業に、その特許がどれだけ要になるのか。追っていた夢への評価を主人公が知るのはいつになるのでしょう。
中小企業は厳しい、と愚痴る「つくだ製作所」営業マン。
大仕事のやりがいを誇る、「帝国重工」の広報担当。
たまたま恋人同士だった2人にも注目で、互いの自社評価がひっくり返る日が訪れるのかと思うと、もう楽しみでウハウハですw
英語のエンディングには既視感で、特に三上博史で「パンドラ」を思い出してしまったりもしますがあれも大好きだったからいいや。安心して次回を待てます。
兄弟の件はとってつけた様でしたけど、あんな能のない大臣にどうしてあそこまで献身的に?という疑問には答えてくれていましたね。しかも裏切って逃げるかと思ったら、最期まで立派に演出してやって心中って、心中って。
一方の朋田が死にそこなうのにちょい受け。どこまでダメなのか…。
エミの死で取り乱し、泣き叫ぶ鈴木先生は鬼気迫って怖かったです。「おかあぢゃーん」って…>_<…
それでも大学の戸棚に残した薬もきっちりダミーで、このまま18年間の努力と救える患者を捨ててしまえる鈴木じゃないとは思ってましたけどねー。
あんなに簡単に感染できるなら町や病棟でばらまいたらどうなのかと。
改めて治療を申し出られた的場刑事、改めてお断り(笑)
「もう会うことはないでしょう」はもう再発しているのかと思ったのですが、そこからはお互いに先の長い話をしていて悠長なことだと思いました。それこそ、鈴木先生が事故にあったらもうお仕舞いじゃないのー。
そんなわけで、ちょっと肩すかしは感じたものの2ヶ月楽しめたことには大満足の wowwowドラマでした!
豪華キャストだったし、もちょっと広く話題になって欲しいですよ!
あれかなー、女医さんには新大臣を見習って最後までふてぶてしくヒールでいて欲しかったのかなー。「退屈だったの」とかってこじんまり可愛い女になっちゃってちょっとがっかり。でも太田黒は昇進してましたから。彼にはまだ鈴木を(パンドラを)あきらめずにいて欲しいですね。
あの後鈴木はどうするんでしょう。
例えば爆発騒ぎのあと失踪。当時の入院患者や的場刑事の癌が、いつの間にか完治したりしていたらファンタジーですかね。