ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

マキタスポーツ

「それぞれの孤独のグルメ」1☆☆☆

 孤独のグルメ特別編!
ついに井之頭五郎(松重豊)以外にスポットが!というならもう別ドラマじゃーんとドキドキしながら見ましたが。ちゃんと出てますよ五郎さんも。
その上で、ゲストの行動が少し描かれる。むしろ今までの欠落が異常だった⁈

 1話では、中華料理屋の店長(爆笑問題太田)が朝の仕込みを終えて……野菜の買い出し、河原で休憩。その河原で五郎さんとのオヤジ石投げ対決もご愛嬌なら、その前に街で知らずすれ違っているのも視聴者サービス!
そして五郎さんが店を決めるのと同時に戻ってきた店長さんだけ、さっきの……と気が付いて
『あの人もインスタやってんのかな』
などと気にしたりしながらもサクサクと、人気メニューのエビ炒飯と海鮮春巻きを仕上げてくれるのでした。あ、追加で鳥そば半盛りも。
『い〜い食べっぷりだな。多分俺と同世代だよな』
更にちまきも追加です笑
くー春巻きも鳥チャーシューも美味しそう、ちまきは蓮の葉の香り?この店行ってみたい!
 
「ラーチャン餃子のつもりで」
という五郎さんのセリフに、それなんだとお茶の間でワイワイしましたが。ラーメンやチャーハン、餃子。つまりは普通のメニュー食べようと思ってた、の意ですよね?

 最後のタクシー運転手(マキタスポーツ)が、次の回のゲストで続く様です!

「この素晴らしき世界」特別編☆

 最終回のすぐ翌週に、回想たっぷり特別編。

 なにしろ最終回が、真由美(猫背椿)の目の前で妙子(若村麻由美)を拉致でしたからw
妙子さんがさらわれた〜大変だ〜と騒いでも、また替え玉で海外ロケと知ってる妙子夫(マキタスポーツ)と息子(中川大輔)はスルー。さては家族もぐる?殺害を隠蔽か?と疑いはじめた真由美があちらこちらで大騒ぎ……は楽しかったのですが。

 じゃあ顔だけ見せて黙らせよう!
となって出てきたのが、本物絹代さん(若村麻由美二役)ですらなく、顔だけ激似で日本語が喋れないイタリア人(若村麻由美三役w)て、ドタバタ!
 
 妙子さんは風邪で声が出ず、奥さんに逃げられた子持ちの甥っ子……という設定の、事務所の独身西條(時任勇気)のハウスキーピング優先でしばらくパート休みますね〜と畳み掛ける間の疑問は、全部『とっても美味しいお土産』でねじ伏せるスタイル笑 海外からの京都土産 笑
 社長(木村佳乃)のお孫さんも西條の息子って事にされましたが、
「この人妙子さんじゃない!」
「お父さんじゃない」
と本当のことを言っちゃう度に
「……こういう子なんです」
と子育てムズカシイヨと誤魔化す天丼や、それを信じて謝ってくるチョロい真由美が充分愉快だったので、イタリア人はやりすぎじゃなかったかな〜。

 でもまあ、絹代の乱入で
「同じ顔〜!」
と真由美が驚くラストは本編でも見たかったところですし(妙子と絹代で、ね?) 広い世界、同じ顔が3人はいるっていうからいいか!

「この素晴らしき世界」〜最終回☆☆

 はい、生放送で犯罪を告発!

 セクハラどころか、無理に飲ませた酒とクスリでのアイドル死亡を揉み消させていたプロデューサ。その父が大物だとかで、事務所副社長安原(西村まさ彦)らは隠蔽に加担していて、YouTubeで告発しようとする社長(木村佳乃)と妙子(若村麻由美)を事前にニセモノとして絹代(若村麻由美2役)に糾弾させる構え。

 結局は、安原側につくとみせかけていた付き人セシル(円井わん)の暗躍でTV局も告発側。絹代自らも選択権のなかった芸能人生と、事件を告発して一件落着なのでした。いや、語ったの妙子でしたけど!絹代命令なので無問題。

 そう、いくら正義の告発だとて、絹代のフリでするのはダメだろ思って見てたのですよー。影武者でCM出るのとはちょっと違う。ホンモノ絹代が築いてきた人生に関わることですからね。そこがクリアでホッとしました〜。
「そうすればこの世界はもっと素晴らしくなる」
演説が長すぎて、放送時間も予定オーバーでしたけどタイトル回収だからまあいいか!!

 あと、旦那さん(マキタスポーツ)との関係はなんかなし崩しに元のままなのね。そして世の中も、犯罪は裁かれたほかは大した変わらずこともなし。

 元通りスーパーパートに戻り平穏な日々…
のはずが、セシルとのっぽになだれ込まれて拉致されて、またもや失踪の絹代の身代わりでLAに?
家に帰して〜

と、美しいテンプレで終わり。いや来週にすぐ続編があるのね笑 見るか!

 しかしセシルが、死んだアイドルの妹だった…までは裏切りの動機としてわかるのですが、更に妙子がヘルパー時代の同僚の娘で、姉妹して可愛がってもらった…は重ねすぎでしたよね。

「この素晴らしき世界」〜7☆☆☆

 ついに本人が帰宅!7話にしてw
呑気に出歩いてしまうので、そろそろバレますねえ。その前に鉢合わせもあるかしら。

 「失踪中」若菜絹代(若村麻由美)、実は旦那(沢村一樹)に殺されているかも…と匂わせておいて、血の染みた箱の中身はBBQの残り物ってなんだよおお わざわざ雨の日に埋めに行くなよおお(クーラーボックスごと埋めてた?笑)
 妙子(若村麻由美・2役)の替え玉に気がついたパート仲間もいたのですが、マスコミに流さずに応援してくれて。優しい世界。

 スタジオでも過労アイドルをつい助けちゃう、主婦ダダ漏れな妙子さん。そのうち業界セクハラ問題にも首を突っ込むし、旦那(マキタスポーツ)には不倫を疑われだすし。

 と、芸能界と家庭問題だけで充分ドタバタ。
なのに妙に人間関係複雑なんですよねえ…
社長(木村佳乃)宅で家事して孫をベビーシッターは、女優業よりお手のものなわけで面白かったですが。社長娘の離婚や元夫の余命とか、要らなくないですか?
 妙子の息子あきら(中川大輔)がハマった起業グループの問題もややこしくて面倒で…。

 その副業、詐欺では?と気がつく幼馴染の素性や絹代事務所との繋がりがあーだこーだとするよりも、素直に妙子が気がつけばいいし。そのうち息子は替え玉を知ってる側にすれば、母子vs父でドタバタできて、テレビ局に潜り込むセクハラ探偵だって息子がしたらいーじゃないと思って見てましたよ。
 息子はずっと無断欠勤、母は芸能界で替え玉。お互い何も知らなかった…と最後に言わせたいんだろうけどさあ〜、と。

 ところが7話にして爆弾がやってきました。ぜんぶ母親のせい⁉︎
 詐欺事件で警察が来て、聴取される息子に動揺した夫が
「だいたいお前がちゃんとみてないからー」
って、オマエモナ?

 この絶望的な言葉を吐かせるために、息子を大学生ですらなく社会人にして妙子の非を限りなく減らしw  旦那には不倫疑惑を確信させw  あと何だ、部下のパワハラを叱責した成功体験で気が大きくなってた?せめてストレートに、今日の事件を自慢すればまだ良かったのに…

 で、出ていけーと言われるまま飛び出した妙子の明日はどっちだ?蓄えはある!
 
 そうそう、離婚のためにパートしてた同僚(猫背椿)の不倫夫(佐土井けん太)が、事務所の敵側弁護士でしたよ! 息子側の人物配置はクッション置くのに、こっちは世間狭いんだ笑  で、変なリップ音鳴らすのって『同じ人です』演出なんでしょうか…   佐土井さんなのに!
 
 
 

「闇金サイハラさん」1☆

 闇金ウシジマさん外伝。

 確かにいたいた「ウシジマくん」に美人の取立て屋。
女だてらに強面(マキタスポーツ他)を従えて、情け容赦なく貸し剥がすサイハラさん(高橋メアリージュン)を主人公にまたド底辺の闇を描くのか!

 …とはいえ、掘り下げてそんな面白いキャラですか?
ヤクザに銃を向けられても動じない鉄面皮。そりゃすごいけど、要はウシジマ同様いつでも同じ顔。後は…食べ方がめちゃ汚いのが特徴。置いたままの皿に這いつくばって顔を寄せて掻きこみ、ヤクザ連中にすら有り得ないとドン引かれている様子は過酷な幼少期を想像させますけども、そこはむしろ見たくないかも。彼女の来し方を描くなら、タネ銭を掴んで金融屋になったきっかけがみたいかな。
 残念なことに、時に激昂して怒鳴る声が可愛いw  喋る時の低音で声張れないのかなあ、それとも原作でも『怒鳴る時ちょっと可愛い』設定?

 返済額が1000円足りない風俗嬢。
ただで来月まで1000円待とうとした部下(宮世琉弥)に、きっちりしゃぶらせろと命じるサイハラさん。可哀想だとさせたフリ、イッた演技までする部下ですが(元役者志望だけにw)……そのうちこいつも平然と咥えさせる男になるのか、足を洗うのか。最終回までで変わるのはきっとこの部下なんでしょう。
 その他、ウシジマ版で逃げてたのを、サイハラに見つかるラーメン屋(中尾明慶)、地下アイドルにハマった東大出リーマン(勝村政信)

「君と世界が終わる日に」1 ☆

 王道ゾンビもの。

 今夜帰ったら……。
とプロポーズフラグをたてたまま、トンネル崩落事故でひとり閉じ込められてしまう主人公響(竹内涼真)
奇跡的に脱出するも、たった4日で街は無人に成り果てていたのでした。
 職場にたどり着けば、社長が隅でお食事中。社員をorz
血まみれでよろめき歩き人肉を漁る、いわゆるゾンビから逃げ惑ううち生存者と合流し、老若男女助け合って避難所である響の出身高校を目指すことになります。
 定番の流れ。なのに誰もあれをゾンビと呼ばないことが不思議です。
『病気なんですか?』
じゃないよw むしろ、噛まれてたらああなる、と響の傷を気にする根拠が「映画で観た」なのかもしれない程、ゾンビじゃないですか……。

 さておき、響が初殺人もとい初ゾンビ退治を体験しながら、たどり着いた避難所は無人で荒れ放題。恋人来美(くるみ 中条あやみ)の持ち物も床に。もう死んでいると言われても来美の無事を信じたい響は、二人の思い出の場所、校内の弓道場へ向かうのでした。
この時点で、トンネル脱出時の街と同様に避難所は無人無ゾンビ。都合がいいな、おい。実は講堂にびっしり全ゾンビ集まっていた様に、ある程度コントロールする方法があるということなんでしょうか。  

 走って追いかけてくるゾンビ群を、腕に覚えの和弓で次々と打ち抜きみんなを助ける響!頼もしい!
 皆がギスギスしたら缶詰料理で和ませ。階上で閉じ込められればカーテンを裂いて窓から逃げる機転。その下にもゾンビが集結するピンチは、救急車内の輸血パックを投げて、更にそれを射貫いてゾンビを遠ざける柔軟な発想と天才的射力! そして絶え間なく『諦めちゃだめだ!』と皆を鼓舞する、まさしくヒーローです。
襲い来るゾンビの中には、偵察に行ったまま戻らなかった宅配さん(鈴之介)も……。怯んだものの、女児を守って決意の矢を放つ響。はい、良かった助けられました~。

 そして助けを呼ぶ来美の無線を受信!生きていた……!

 正直、このテイストなら生きてるだろうなあと。
最後は指輪を渡してプロポーズで大団円、でしょう?? いいじゃないですか。 

 崩落からの自力脱出が既にツッコミどころですが、そもそもゾンビがいる世界。弓道の矢が頭蓋骨貫通しようが、百発百中だろうがそういうもの。と唱えながら観ていたんですよ。
しかしラストでずっこけましたorz
『絶対諦めない男』響が、粘って粘って来美を口説き落とした高校時代のエピソードが、何時間も何時間も、もう辞めたら?と呆れられながらも射続けて、ついに、とうとう!連続で!
 的 に 当 たっ た
だけだったんですよ。はあ? 

確かに弓道ってそうらしいですが、それではゾンビ退治時の命中率と矛盾しますw 女児越しにゾンビを射た場面、これで「俺を信じろ」とか良く言えたもんです。
 信じれば出来る!のなら、いっそミラクルに継ぎ矢(的中した矢に、次の矢が刺さってまるで一本になる)でもさせたら派手でイイじゃないですか! なのに、何故ここだけ地味リアルですか。いやーもう本当にがっかりです。

 こういうこと書くと『嫌なら観るな』勢が湧く昨今ですが、違うでしょ。ゾンビドラマに『ゾンビなんかいない』と文句つけるなら、そりゃ観るなですけども。ゾンビをやっつける主人公カッコいい~と、素直に思える様にちゃんと作ってくれ、と言ってるんです。

アーチェリーなら威力も命中率も高校部活にも十分なところを、わざわざ弓道にしたんでしょうにねえ(弓道着がカッコいいからかしらw ライフル射撃だと「アイアムアヒーロー」ですし)

 一行の内訳は警察官(大谷亮平)と、響の同窓生でもあるその部下等々力(笠松将)、老小説家(笹野高史)、引っ越し屋(マキタスポーツ)と部下ユン(キム・ジェヒョン)、介護士の母(安藤玉恵)とその娘、女子大生(飯豊まりえ)
 警察官ふたりは拳銃を所持。そこに響の弓。寡黙なユンも、実は拳法の使い手と実は戦闘力が高い一行でした。でも等々力は響を『裏切り者』と誹り、遺恨がありそうです。また小説家は噛まれたのを隠してる?? 封鎖地区に安全な場所は、救助は、来美を助けには行けるのか?
 ゾンビを見守る、怪しい研究者(滝藤賢一)は何者?

 主人は日曜の夜にゾンビドラマ斬新と喜んでいるので、観ますけど。もうツッコまないで済むといいなあ……。

「決してマネしないでください」1、4 ☆☆

 嫌いじゃない、嫌いじゃないんだ!原作漫画も持っているんだ!
理系男子のズレっぷりは可愛い。モテそうにないのもよくわかる。しかし理系にも女子はいるぞー!

 ガチガチ理系へ理屈人間の主人公掛田君(小瀧望)は、彼女いない歴=年齢。というより、そもそも愛ってなんなのか?が未履修。食堂の飯島さん(馬場ふみか)が気になっても、彼女への距離と心拍数の相関を測り出すぐらいにピントがずれていますw
でも大丈夫、飯島さんはそんな理系男子を面白がってくれる人でしたよ。
てな訳で、いわゆるダメ男子あるある系のドラマ。次々と科学史の偉人が登場しては名言やその経歴で悩める若人に助言を…与えるんだかますます混乱するんだかw 音楽室のベートーベンみたいなカツラの人が行き交う画面はカオスです。

 もちろん掛田君の素顔はイケメンジャニーズ! オタクでメガネな小瀧君もかっこいい~とか言いながら笑ってみるのが本筋なのでしょうけど。悲しいかな私は、掛田君のダメなうんちくの方に興味があったりします。 そうかー、消火器の白い粉は肥料にも。 方程式の解がハートになる図は、女子高時代の数学クラスで流行ったなーとかw  広島の鳥居のうんちく、もっと聞きたいんですけど! もみじ饅頭で流された!
 そういえばこのブログを始めたのも、外で言えないツッコミを発散するためでしたっけ! 当時ツイッター無かったからねえ。

 4話「女性を褒めるなら、分かりにくいところを褒めると良い」と聞いた掛田君。
「それじゃ、飯島さんには褒めるところがないじゃないですか!」
と、答えたところだけをなんと本人に聞かれてしまって、大ピンチw  すったもんだの末、「だって可愛いし、性格もいいし!」まっすぐ褒める以外にどうしろと?と言ってるところをまた聞かれw   回り道ながら、2人の距離は縮まっているようでめでたいです。 飯島さんに着ぐるみを貸したゾンビちゃんGJ。

 そう、ゾンビちゃん=着ぐるみの中や戸棚の裏に隠れているのは理系女子なのです。 暴走しがちな男子に「付き合ってもいない男からのプレゼントは重い…」等と有用なアドバイスをくれる彼女の扱い、ドラマだとどうなるのかな。
あれ、もう見ないつもりだったのに続きが気になるよーorz 

 教授役で石黒賢、マキタスポーツ。 

「きのう何食べた?」1 ☆☆☆

 あの「大奥」よしながふみ原作。ゲイカップル同居&庶民派グルメ漫画がドラマ化です。
ずっと読んでいますが、別にどのキャラに思い入れがあるわけでもなく。例によって大阪は放映が遅いので、絶賛から落胆まで既にいろいろ聞いてからの視聴でした。 西島秀俊のシロさん、内野聖陽のケンジ。うん、いいんじゃないのかな。美容院の店長(マキタスポーツ)の再現度には笑いましたw 逆に、原作まったく知らない派にはキスシーンすらない割に
『どうして僕だけ、一緒に暮らしている人の話をしちゃダメなの』
と中年男がペソペソ泣くこのドラマは需要があるんでしょうか(^^;;;) 旦那の反応が楽しみだったのに、スーパーで買い物する場面で熟睡されてしまいましたよ。

 そんなわけで、主人公の筧史郎(西島秀俊)はイケメン弁護士。仕事もできて体型キープ。定時に颯爽と帰宅する彼が、そのままスーパーの特売をはしご、底値を知り尽くす男だとは、そしてそのお買い得&旬の食材でうきうきと調理した食卓を一緒に囲むのが”彼女”でなくゲイのパートナー、美容師の賢二(内野聖陽)だとは。法律事務所の面々は誰も知らないのでした(^^)

 序盤からタイトル通りの会話がでてくるのですがw ただ話題を変えたかった
「きのう何食べた?」
に、味噌汁の細かな具や付け合わせまで、立板に水で答える史郎に固まる事務所一同w 誰もそこまで知りたくないw そして『料理は彼女さんでなく、筧さんがしてますね』と見抜いた同僚嬢、確かにw でも『高級スーパーで高いオーガニック野菜買ってそう』は、外れなんですよ~。40男の二人暮らし、体型維持と貯蓄のために自炊! 夜のアイスもダメ!それもコンビニの定価でハーゲンダッツ買うなんて!と高給でしょうにみみっちいお小言を賢二に浴びせておりますがw まあ戯れてるんですよね。

反対に、職業がらオープンゲイな賢二はうっかりと、常連客(MEGUMI)の誘いをかわすついでに彼氏自慢。夜のことまで喋っちゃったりして。間が悪く、二人で歩いててその常連さんにばったり。
「この人が…あの…」
とニヤニヤされちゃって(^^;;;) これは賢二も客も流石にマナー違反だろと、実写の生々しさも加わって困った感じでしたが。TVでオネエ系の人が赤裸々に語るみたいに、ゲイのそういうのは言ってもいい風潮があるのがいけないんですかねえ。帰宅後、史郎に怒られてペソペソ泣く賢二。言いすぎた…な顔はしても、はっきり謝ったり抱きしめたりする代わりに、さあ食事にするぞってごまかす史郎さん、不器用なんですw

日々こんな感じで、起きる事件って史郎さんの顧客以外では、友人を招くとか、スイカ買いすぎ問題ぐらいでは。あ、息子がゲイだった衝撃で「勉強」しすぎの筧母が、全方位カミングアウトして堂々と生きろとうるさい案件もありますし。気の重い帰省回はあるんでしょうね。まあ淡々と楽しみにしています。
(筧父役が、急病のため志賀廣太郎から田山涼成に変更とのニュース。ちょっとシロさん父っぽさがアレではありますが。志賀さんの1日も早いご回復のためには致し方なし、お大事にしてくださいませ) 

「面白南極料理人」1 ☆☆☆

こ、これ撮影はスタジオセットどころか、関テレの会議室なんじゃ……。

てなわけで、かの有名な昭和基地から更に1000キロも内陸。富士山よりも標高が高いという、世界一過酷な観測地帯『ドーム基地』にやってきた、第38次南極越冬隊の大変で愉快で切羽詰まった日常を描いた人気エッセイを、関西テレビが深夜ドラマ化です。ロケはどうするのかと思いきや、時々ドアから出入りしては真っ白になって戻って来るところを『中から』写すだけw もう屋内には数部屋とキッチンと、風呂トイレぐらいしか基地にはありません。学園コントよりセット少なくて済みますよ!企画者、天才!
おやじ7人にスポットが当たること「バイプレイヤーズ」以上です。通行人や訪問者いませんから!そこも自然に経費削減出来てるのかもw

到着するなり、金髪ロン毛ですね毛のバニーガールがお出迎え。引き継ぎに残った前任者でした。日本では普通に暮らしていたお父さんが、一年南極にいるとおかしくなってしまうのか。基地に残る日誌を見ても、前任隊がどんどん壊れていく様子が怖いですw 
そして1話での大事件といえば、水の使いすぎ疑惑! 週に一回の風呂、それも何年もろ過して使っている口に入れたら死ぬ水を、使いすぎだぞって~! でも実際、水は重労働で作るものな南極では生死に関わる、大問題なんですと。 今日風呂当番だった奴が犯人…は、分かりやすすぎて無し。じゃあ、臭くない奴が犯人だ!と匂い判定を始めたら愉快になってきちゃった面々、わざわざ尻だしたりw 尻だけいい匂いな奴がいたりw 脇だけ嗅がれてた奴が、俺の尻もと言い出したり、もうカオスw でもそれが南極なんですかねえ。

主人公は、料理人(浜野謙太)
食材が限られる中、みんなに美味しいご飯を作ってくれています。隊員の誕生日にパエリヤを所望され、悩みつつもロブスターがどーんと乗った素晴らしいパーティメニューを披露してくれましたよ。日本人しかいない基地に、サフラン他本格的なエスニック素材も備蓄あるんですねえ。また、それを作りながら歌って踊る!なるほど浜野謙太にした甲斐がありました。毎回そんな見せ場があるなら楽しみですね! 

金村隊長に田中要次、以下医者の松山(マキタスポーツ)、通信の下平(山中崇)車両の鈴木(岩崎う大)雪氷学者の本木(緋田康人)サポートの川田(福山翔大)


「銀と金」1 ☆☆☆

金貸し世界の手管と闇に触れ、若者はどう変わっていくのか……。あれ、ってことは「銀とカネ」って読むんですかね?何しろ金貸しが銀二で銀さん(リリーフランキー)、じゃあ拾われた若者が金ちゃんかと思いきや鉄雄(池松壮亮)で。

さておき、ハズレ馬券がカネにみえてかき集めるほど窮している主人公、声をかけてきた怪しい旦那に言われるままに都庁で待ち合わせ。胡乱なバンに拾われて行く先は掘建小屋で……。バンに満載の食い詰め者をひとりずつ銀さんに引き合わせては、貸してやる金額や金利を決めていく修羅場に立ち会うことに。

低金利で貸すからって優しいわけじゃない、遅延金をふっかけ財産を巻き上げるのが狙い。希望の2倍も貸すのも優しいわけじゃない、そのうちそいつが死を選ぶ時に自分だけ居場所を知っていたいだけ。まあ対応にも各種あるものです。無造作に積んだダンボールから大金が出てくるのも壮観。

仕上げに連れて行かれたのは病院で、瀕死の爺さんを殺してくれたら五千万円ゲットだぜ。
なあに簡単、酸素マスクを外したらちょっと長い電話をかけに出ればいい。返答に迷う間にどんどんと一千万円のブロックがしまわれ報酬が減っていく……。うわあ、画面のこっちで一銭ももらえないのに「惜しい」と思ってしまう自分が怖いです、まして目の前に札束を積まれている鉄雄はさあどうするのか、殺すのか?

実に濃密な30分であっという間でした。これなんで1時間ドラマでしなかったんでしょう、原作が短いのか、集中力もつ時間にしたかったのか。

結局鉄雄は、殺せなかったと金を持ち帰り「それでもこの世界で働きたい」と頭を下げ、それこそが正解だったとなるわけですが……これ本当に殺した挙句に逮捕され殺人教唆がバレても困るし、殺さず金だけ持ち逃げもありえるしw すごい人材スカウト方法ですね。五千万円が端金じゃないとできませんねえ。
次回が楽しみです。

(追記:銀を超える「金」になる!ってことで銀と金、なんですねw) 


「舞え!KAGURA姫」 ☆☆☆

広島発地域ドラマ。
若者が迷いながら打ち込めるものを見つける王道ストーリー、いいですねえ。

両親の離婚で、東京から母の里広島に連れてこられたJK児玉咲子サクコ(葵わかな) 転校早々はじけた同級生タマキ(中村ゆりか)に付きまとわれとまどうが、結局はタマキが誘う神楽部に入部。共に神楽甲子園を目指し……咲子は広島が好きになっていく。

神楽部? 神楽甲子園? と耳慣れない言葉が並ぶんですけどw それも地域発ドラマの良いところ。全国大会といいますが、東京大阪は出そうにないですよね、故郷埼玉にもそういうのなかったなあ。検索してみましたが、広島県安芸高田市にて行われた第6回神楽甲子園に出演したのは広島、島根岩手鳥取高知静岡宮崎より16校。豊かな文化を引き継ぐ若者が頼もしいです。お国自慢物産展も同時開催。

途中タマキが怪我をし、新参咲子が主役滝夜叉姫の代役を射止めた時にはタマキがあんまり可哀想だと思いましたが。その後の言い争いから
『そーだよ、代役が回ってきて嬉しかったよ!舞台に立ちたいもん!』
と本音をさらけ出すことができたことで、二人は本当の友達になるんです。部活動を受験からの逃げと謗る母(大塚寧々)にも
『逃げてるのは母さんだ』
と、はっきり告げることができて、サクコは変わったんです。まず、別れたお父さんがすすめる剣道部に入部しなかったところで一歩解き放たれて自由に。親が思う「良かれ」や「こうなって欲しい」が子供にはどんなに呪縛か。私も親だから、良かれと道を示す気持ちもわかるとはいえ、若者には親が喜ぶことより、自分がしたいことを選んで笑顔で生きて欲しいですよね。

そして迎える神楽甲子園、必死で舞う咲子はじめ神楽部の面々。途中、咲子まで足を痛めてしまいますが舞台を下りません。
「神様にみてもらう、今ここで生きてるってこと」
と、踊り続ける健気な咲子には、もう涙腺が……(><)でも舞台ラスト、斬られて息絶えるはずの滝夜叉姫がニッコリと、やりきった笑顔を披露する段では笑っちゃいましたよ。若いっていいなあ。

ちなみにタマキの幼馴染に加藤諒w 田舎の高校生がまだ似合って、若いヒロインの横で画面をキュッとしめていました。母の同窓生マキタスポーツもね。


「闇金ウシジマくん(3)」~最終回 ☆☆☆

3P母娘と洗脳男。
どっちも目を覆わんばかりの惨状が続き、指の隙間から見ながらも「逃げて~」と『何てバカなんだろう』の感想を交互に繰り返していました。

特に洗脳はね。実際に似たような事件があったことを思うと怖さ倍増です。
無茶なこと言ってるはずなのに、寝させない食べさせない痛めつけるのコンボで人はこんなにも考えられなくなるのか、と。そして『娘の犯罪』をキーワードに巻き込まれていく家族。いやいや、ホントに犯罪者ならむしろ隠蔽しちゃダメじゃん。
通報するタイミング逃げられるタイミングはたくさんあったはずなのに、どんどん泥沼にはまっていって、もう。家族で潰しあってる場合じゃない、刺すのは神堂サマとか呼ばせているそいつだ、殺せー!

…と、滾っているところへのウシジマ到来。キターーーーーー!待ってた!
死体があろうが血まみれだろうが、紙袋被っていようがw 眉ひとつ動かさずに、金の話しかしないブレなさが素敵です。主人公に人生を選べとハッパをかけてくれ、刑務所から出る日にも迎えに来てくれますが、別に心配してくれてるわけじゃなく
「借金返せ」
だもんねw そしてもっと貸してくれるそうですよ。10日5割なのに(^^;;;)

洗脳男(中村倫也)にはもっともっともっとひどい目にあってもらいたかったですが、法治国家なのでまあ仕方ないか。
 

そして働く娘に再会した、ホームレスになった母。

娘の方が、食べ物をやる情はみせつつもきちんと背を向けて逃げられてホッとしました。永遠に縁切りでいいよ、あんな親。

そうそう、老人宅でお手伝いから、ネットパソコン教室を開くまでになって生活保護を脱したコセちん(本多力) は珍しいハッピーエンドパターンでよかったです(^^) 売り飛ばされるシャンプー娘は自業自得でかわいそうじゃないし(^^;;;)


と、ドラマは怖いもの見たさで毎度みますが。映画で何時間も続けて見るのはキツそうです。


「臨床犯罪学者 火村英生の推理」1 ☆☆☆

窪田正孝が可愛い!変な関西弁も可愛いー(><)

京都での犯罪、それも殺人事件が起こると警察に呼ばれて馳せ参じる火村(斎藤工)と有栖(窪田正孝)。そしてサクサク謎を解いてしまうので、むしろ事件よりも二人のほうが謎だらけです。
大学で犯罪学を教えている火村と、小説家の有栖がなんでそうも警察に必要とされているのか。それも必ずペアで呼ばれるのも謎ならば、年齢差のある二人の関係も謎w(作中でも隣人に同性愛を疑われたと困るくだりがあるのですが、いやいや、同性が鍵を持っていて開けただけで友人や大家の可能性すっとばす腐女子など無視でいいから) 犯罪に魅入られるタイプで謎解きが楽しくてたまらない火村と、関係者に感情移入過多で泣きながら犯人を問い詰める有栖。そう、警察抜きで犯人を問い詰めに行くんですよ、どういう立ち位置なのか。そして、互いになにか犯罪捜査に関わりたい事情と秘密がありそうです。
正直、事件のトリックはどうでもいいやw 

イケメン二人前髪が目にかぶってうっとおしいのですが、 犯人を問い詰め激昂するときには両目出るようですよ。偶然なのか演出か。せっかくのきれいな顔なんだからずっとみせてよね。演出といえば、火村が推理の際に唇をなぞる色っぽい仕草、原作にもあるんでしょうか。サービスならやりすぎな気もw
そして窪田くんのえせ関西弁、台詞量も多いのでいくら可愛くても気になります。ネイティブの娘によると登場時が一番ひどくて後はましになっているそうなので。刑事生瀬さんや古民家の主夏木マリに囲まれて各話ごとに上達していくのかも。
旦那はどうせ推理物は興味ないだろうから、娘とキャッキャ楽しむことにしまーす。

「みんな!エスパーだよ!番外編 エスパー、都へ行く」☆☆

一人一台ミニカーって何w


『助けて』と浅見さんからメール!

さては敵エスパーに誘拐されたのかと東京の定時制高校に潜入したエスパー軍団(定時制だからマスターも入学可w)

まあ連ドラと同じっちゃ同じなんですけど。

生徒たちはそもそもキャバ嬢だったりで下着/ボディコンスケスケ谷間見せ。制服チームだって大開脚でパンツ見えまくり。もうちょっとチラッと見えるのがいいんじゃないのかな、どうでもいいけどw

なんでこんなものわざわざ見てるんだろうと、情けなくなること間違い無しの出来です。映画化も楽しみですねえ、映画館に行く勇気ちょっとないけどw


相変わらず曲はかっこよく(エンディングのひゅーいさん?笑ったw)敵教師役はナイス胡散臭い片桐仁。変な小物は私物でしょうか、展覧会で見たようなものがアレコレ気になりましたw


「みんな!エスパーだよ!」最終回 ☆☆☆

第一級戦闘エスパーって何!?


紗英さんの応援演説がすっかり裏目に出て、嘘つき扱いでエスパーはバカにされ、仲間もバラバラになった淋しい一年後。

中盤~後半にかけてエンディングは2度流れるしw

まさかこのまま終わるんじゃ、案外それでも……いいの?青春の蹉跌ドラマで終わるの?と不安になったところで、出ました!『ウサ』=USAw 

UFOも飛び過ぎだからw


いやー、細かいことをいえばいろいろありますよー。

紗英さんの突然の演説、敵の洗脳か作戦か?と思ったのに単にいい子になっただけって何ですか(あの旗もって走った日から?えええええ)

てか、処女だったの???????w 
 

時間戻るわ、目からビームだわ、もう何でもありじゃないですか。ホントはチームエスパーで戦う時間線の1年後こそが見たかったのになあ。

でもいいや、楽しかったです。
 

実は珍しくエロくなかった最終回(回想シーンのパンチラぐらい?)、てことはあわてて消さなくていいのでまだ録画おいているんです。後でOPED編集して保存しておこうっと。
BSでも始まりましたよねー、見逃してた2話を見ないと! 


妙にパワーのある深夜ドラマでした。
みんな!大好きだよ! 

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