ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

フィギュアスケート

「イップス」〜7☆

 村上佳菜子演じるフィギュアスケートコーチがライバルを殺す⁉︎

 はい、倒叙ミステリのいいところはネタバレを気にせずに宣伝できること笑 
 期待の天才スケーター倉科吹雪(青山凌大)のコーチの座を色仕掛けで奥森美音(清水くるみ)に奪われた篁真白(たかむらましろ村上佳菜子)は、黒羽ミコ(篠原涼子)をアリバイ証人に仕立て美音を絞め殺すのでした…!

 選手指導の間抜け出し、全力疾走で行って殺して帰ってくるトリック笑 体力的問題は「アスリートだから!」で済まされてましたけど、滑るのに慣れすぎて案外走るのは苦手ってスケーターあるあるなのになあ。しかもミコを呼ばなくても出来るトリック(むしろ、中抜けに気づかれる可能性上がる)  いやそれより、掌中の珠吹雪を第一発見者にしちゃって今シーズンが台無しになってもいいの? 関係ないところで美音を始末してコーチ継続のつもりが吹雪が戻らず愕然とするか、いっそ吹雪を殺して美音の犯行にする方がまだわかる気がする。
てか、僕のコーチになってください!が10歳くらいだと育て上げた!って感じで(アイラブユー連呼でランビエールコーチに師事をせがんだ島田高志郎選手みたいで笑)いいのに〜

 と、スケオタなチャチャ入れは尽きませんが、ほぼ出ずっぱりで演技のゲスト村上佳菜子ちゃん、頑張ってました(イベントギャラももうタレント料金で、アスリート枠安藤美姫先輩よりお高くなってるらしいですよ! 業界勤務親戚談!) 
 逮捕の前に、と滑った一曲はセルフコレオ!ファン感涙の名場面だったのでは…

 そして背景の看板「アイシングワールド」!吹雪選手と並んで出演予定の荒河原静香に徳川家成〜笑 こういうお遊びは楽しいんですけどね
(あ、月代選手役の中島侑香さん、映画「祝日」の。インハイスケーターだったんだあ)

 画家の突き落としは、あんなぐーの手にするほどチョーク粉を気にしてるなら手ぶくろすればいいし笑
YouTuberネタでは「先立つ不孝を、の孝です」と何度も縁起でもない自己紹介してると思ったら案の定、遺書の誤字の為。親孝行の孝って言えそんなの!
…と、毎度何かが無理矢理でつらい今作。挙句、森野(バカリズム)を誘拐したのはずっと身近にいた彼でした〜ってさ。なんちゅーか。
お気軽なので見てはいますけども、人には勧めないぞ。

 

「警視庁ゼロ係(5)」〜3 ☆☆☆

 安藤美姫が、殺人犯w

 1、2話の連続殺人は、捏造取材を元に叩きコメントをしたコメンテータが3人殺されて、大元の捏造プロデューサは未遂で生き残りモヤモヤ。しかも犯人は、叩かれて自殺した女性の夫……ではなく妹!実は番組AD!ってさ。意外性を狙ってかえって、周辺捜査がザルな印象を強めましたよ。
 しかし終盤、古い未解決事件とリンクする遺体「脳を摘出された美女」発見⁉︎  来た、この無駄な猟奇感!

 そこで迎える3話がフィギュアスケート競技を舞台に安藤美姫!大量のフィギュアファンが初めてゼロ係に触れ、絶句していて愉快でしたw  ですよね、殺人直後の聞き込みや、鑑識のおふざけ。笑っていいのか戸惑いますよねえ。
娘のスケート観戦引率を、警察に頼みにくる母も謎でしょう。でもゼロ係の本業そこなので!むしろ殺人捜査がイレギュラーな筈…w

 事件は、なんと試合の真っ最中。
逢沢莉穂選手(安藤美姫)演技中に1分間の停電!その後、国民的アイドル増田栞選手(八木アリサ)の遺体が発見され、我らがサイコパス警視どの(小泉孝太郎)は即、逢沢選手を犯人扱い!トリックを暴こうとするのですが。
いや、スケート靴! エッジカバー付けて殺しに行って戻って外してリンク戻るんじゃ10分あっても無理〜! その前に、最後に目撃された被害者が「後ろ姿」ってもう、絶対本人じゃないでしょ?
 結局、逢沢選手は氷の包丁をシリコン型で自作して持ち込むという、やる気満々計画殺人でした。せっかく原因は増田選手からの執拗な嫌がらせだったならもっと衝動的な。揉み合って突き飛ばしたら頭打ったぐらいにしておいて欲しかったですわ…(エッジで首切った、でなかっただけマシ? 氷の包丁も、腹刺しで即死はしませんし。寒いスケート場では、凶器が溶けて消えるメリットが活かせてなくて残念でした)
 あ、選手の私物盗んで売ってた清掃員もやばかったです。

 さて気になる安藤美姫の演技力は。これがかなりいい線でしたよ!
 犯人扱いには素直にムカつき、回想シーンでの増田選手とのやり取りもフィギュアスケート愛溢れるセリフで自然!

「私は終わった選手」
なんてセリフにはドキッとしましたけど💦 まあ引退後8年?ですし、ご本人は気にしていなさそう。 引退直後の選手を起用しながら『報道のストレスで失声症に』と、ほぼ台詞なかったドラマ(レビューこちら)とは比べようもない長セリフを堂々とこなしてくれています。
途中ジュニアを叱咤激励、ジャンプ指導する場面はお手の物でしたよねー。

 実はスケオタ同士だった本条(安達祐実)と寅三(松下由樹)w   ありそう。 これからも一緒に観戦して親睦深めて欲しいものです。

「執事 西園寺の推理(2)」3 ☆☆

 パーフェクト執事西園寺(上川隆也)がフィギュアスケートを華麗に舞う! と放映後に聞いて、気になっていた回が再放送に。想像以上にがっつりスケート界に関わる貴重な回でした。なんとガチのトップ選手がヒロインを演じてくれちゃってスケート場面がガチですw そして「スケート靴の約束」や映画「COACH 40歳のフィギュアスケーター」の西田美和さんも振付&選手母親役で出演。

 大富豪の百合子さま(吉行和子)は長年アイスショーのスポンサーをしていて、トップスケーターとも子供の頃から交流が。中でも井上美波(庄司理紗)には目をかけていたのに、ある日なんと殺人未遂で失踪?行方不明に。胸を痛める百合子さまからのお達し&スケオタメイド(池谷のぶえ)の協力で事情を探る西園寺は、持ち前の観察眼から真犯人を見つけ出し&美波の行き先を突き止めて、その命を救うのでした。

 刺されたのがスクープ記者(山口馬木也)で、当初は美波も何か脅されたか昔の記事の恨みで?と疑われたわけですが。記者を刺し、それを知る美波選手の命も狙った真犯人はジャジャーン! ねつ造上等だった編集長(羽場裕一)でしたのよ。 むしろ記者と美波には深いリスペクトと交流があり、美波のスランプを心配した記者が手配した切符でスケートを始めた地に向かった彼女は、元リンクだった廃墟で1人踊ることで原点に立ち返ります。最後は瀕死の記者が意識を取り戻したその手を握り「あり……がと……う」と、失っていた声を取り戻すのです。ええ話や~。
そう、美波ちゃんはスランプスランプと連日報道されてしまうストレスで失声症になっていたのです! それをまたニュースで全国にお知らせするわ、映像は転倒場面だわとマスコミの無神経を演出すると共に、直前まで現役大学生スケーターだった庄司理紗元選手(2010全日本Jr優勝、同年全日本5位、世界Jr5位)の演技の負担を最小限にする配慮ですねw そういえばずっと台詞がほぼありませんでしたが、流れが自然で気になりませんでしたよ。

 で、西園寺さんの推理ってのが。
犯行日、製氷後のリンクに誰か練習した跡が → 西園寺さんが華麗に舞う、美波選手のプログラム「愛の夢」の跡と一致 → つまり忍びこんで練習したのは美波選手 → アリバイ成立!!!
いやいやいやw ツッコミ所だらけw
まっすぐ滑って止まるのと、ゆっくり回ってポーズ、だけ習得したらしい上川隆也上半身映像の間に、スパッと3回転や華麗なスパイラルもこなす執事姿の男子選手(小塚ブレードw)の吹き替え映像がはさまりまして、いやん素敵☆誰だったんでしょう。ともかくドラマ上は西園寺さんが華麗にプログラム滑りましたけどねw
「フィギュアスケートとは氷上に図形を描く競技」
との蘊蓄から、演技後にくっきり残るエッジ跡を重視したのでしょうが……。曲が違っても、どこで回ってどこで跳ぶ、的な構成(≒エッジ跡)がほぼ同じなことはありえますし(振付師のくせってあるかもw) 今、西園寺さんがすべって同じ跡がつけられると示しちゃっているのに、跡だけで美波選手のアリバイですと言われても。というか、試合でだってプログラム前に6分間練習があって始めるのに。なんだって夜に忍び込んで足慣らしもせず、プログラムを一回だけきっちりすべって帰るのかw というか、夜更けのリンクでは高校/大学生フィギュアスケーターが、深夜には大学ホッケー部が、早朝には小中学生がと、一般客が入ってない時間でも24時間リンク利用はあって支払いがあるものです。貸し切り1時間○万円、忍び込んで無料にしようだなんて、無理ですよ(マイナー競技のドラマ扱いあるあるですねえ)

 と色々気になりつつも楽しい回でした(^^) 美波のコーチ(佐藤アツヒロ)がちょっと小塚くん味w 
ご主人様、シーズン1は八千草薫さんだったのに変わっていたのね。あと執事見習いに森永悠希くんも増えていました。 

「フィギュアスケート世界選手権2019 埼玉アリーナ」

 玉アリは熱かった!
3/21、23と行ってきました、フィギュア頂上決戦。試合内容も実に素晴らしく燃えあがり、会場がこれまた暑かったですw

 家人が部活でスケートを始め、最近は地方予選や学生の試合にも応援で顔を出すようになりました。常設スケート場って本当に寒くて舐めた装備だと凍えるんですよねえ。椅子も冷え冷えで毛布手袋必携です。なのでつい、「むしろ汗かいた」と5年前の世界選手権in玉アリを観戦した娘にも言われていたのに『スケート場にしては、だよね』と解釈(^^;;;) 小さめ軽めを選びつつも手袋敷きマットなど持ち込みまして、見事に邪魔でしたw さすがに氷横のプレミアムシートなら冷えるかもしれませんが、ジャッジ裏S席(レベル200)まで離れるともう寒くなく、上着もブーツも不要。午前中のペア競技ではまだ上着を膝にかけていましたが男子シングル始まる頃には、満席の会場が体温と熱気でヒートアップ! 薄いロンTに羽生氏応援グッズコンティニューTシャツを重ね着で汗ばみましたので、半袖T1枚でもいけたかもですw
それと目薬! 体験記でおすすめされていた目薬、どんだけwと本気にしていなかったのですが。今まで大阪なみはや(現ラクタブ)ドームNHK杯(2014)でも武蔵野の森全日本選手権(2017)でも名古屋ガイシアリーナ西日本選手権(2018)でも体験しなかった目の痛みに襲われました。 雪盲ってこれの果てなのかと(^^;;;;) 聞くところによると世界大会は照明が強いんだとか。それが銀盤に照り返って、FPはB席(レベル400)でSPより遠かったのにやはり眩しい。23日は目薬とサングラス持参しましたよ!

 試合結果はご存知の通り。勝ちに来た!とこれまでになく自らにプレッシャーをかけて臨んだ宇野くんも、最近安定してきた田中刑事も、怪我で4ヶ月ぶりの試合となった羽生氏も総じて日本勢はSPは振るわず。鬼神の形相の羽生氏こそFPで流石の巻き返し、今季初300点越えを果たしたものの、ノーミス演技で応えたネイサンに逃げ切られての、1位ネイサン2位羽生3位ヴィンセント・ジョー4位宇野と相成りましたよ。
でも、観戦に順位はそこまで大事じゃなかったですね。基本、全選手応援。そして4年ぶりの生羽生を、声を限りに応援できる幸せは別格でした。今回デニス・テン追悼もあり、若き彼を偲んで泣いてしまいましたので余計にそう思います。

 ペアフリーと男子ショートPはアルゼンチンのお友達と観たので、スペイン語曲に沸きました。アルゼンチン出身選手がいない代わりに、メキシコの陽気なドノヴァン・カリーリョ選手を応援!スケートを生で観るのは初めての彼女が、氷を蹴る音や転んだ衝撃に驚いてるのが面白かったです。そうなのよ、案外危険で痛いスポーツなのよフィギュアスケート……orz あとどの選手の時にも会場に翻る国旗!スケオタはめちゃ各国の国旗持ってますからねw 今回日本の大きな国旗は彼女が手作りしてくれて、うちの米露のもあわせ、各選手の応援に振りましたよ~。
ペアのスロージャンプや高いリフト、デススパイラルにわくわく。キスでもしそうな雰囲気にきゃっきゃ。男子ではダンサブルでセクシーな選手にうっとりするラテンな彼女でしたが、1推しは羽生氏。その軽やかさは一味違いましたよね!

私はショートで2位だったジェイソン・ブラウンの素晴らしい演技も印象に残りました。3回転を飛ばなくても完成度が高ければ、多種4回転ジャンパー羽生ネイサンと互角に戦える。そんな道を示しつつも、やっぱり4回転を手に入れるために羽生がいるクリケットの門を叩いたジェイソンがですよ、見事に晴れ舞台でそれを実現してのけましたよ!なんて胸熱な!

 23日はアイスダンスフリーと男子フリー。
もうここに残ったのは全員、超人でしょう!わくわくです。更に今年は、自己新が多かったのでは。シーズン集大成に構成を上げてきたのか、ジャッジが緩かったのか(^^;;;) どちらにしろ、演技を終えた選手が笑顔やガッツポーズなのが一番ですね! やりきった選手をスタンディングオベーションで称えたい!こちらの足腰と血流具合のためにも、立たせてください!
てなわけで、いい演技の選手には積極的にスタオベw 周囲に合わせて「◯◯ガンバ~!」と声も張ってきましたよ。外国人選手に「ガンバ~」が通じるのかは不明、カップルを合わせて略して「パパシゼ〜」なんて呼ばれてるのはもっと分からなさそうw でもまあ声援は届きますよね!
……しかし正直、シングルのフリー演技は長いですw ショート2分40秒に比べて4分。今季から短くなったとはいえ、滅多に転びもしない上級選手の4分は(初級1級選手のスリリングな1分間に慣れたのもあってw)上手いからこそ飽きたりするのです。難しいジャンプとジャンプの間はただ助走になる若い選手の演技など、目の痛みもあってちょっと辛い(^^;;;) そこがやはりベテラン選手は魅力たっぷりだったり、順位が上がればまたスピードが上がり繋ぎも濃く、プログラムのメリハリも俄然しゃっきりしてくるのですが……高難度故に、転倒が続くなど納得いかない出来になってしまう場合も(靴が故障や、高熱出してた選手もいたとか。なんでこの日に!)辛いですね。

 そんな疲れと緊張の果てに現れた羽生氏のオリジン。
登場から歓声は段違いでしたが、最初の4回転を決めた後は、美麗ステップに、ぶれないスピンに、レイバックで開く両手に、ハイドロに、ジャンプ以外でも見所満載、次々と繰り出される技に声援を…というかもう絶叫してきましたから(^^;;;) 甲子園球場阪神戦のように会場全体がごうごうと唸っておりました。TVでみる解説音声優先の映像での声援なんて小さすぎてびっくりですよ。その大声援を受け止めて滑る金×2メダリスト。どれだけの重圧かと思えば申し訳なくもありますが、短い現役時代に幸運にもファンでいられたからには惜しみない声援を贈りたいじゃありませんか。

 そして続くネイサンは、プー片付けタイムに練習時間をとられたものの(これは改善を求めたい、人手増やしましょうよ)きっちり神演技。ここでもアメリカ国旗振って大声援を送りましたよ!素晴らしかったです。最終滑走のジェイソンも、4回転に挑戦。結果は思わしくなく総合で9位に沈みましたが、このチャレンジは明日に続くいいチャレンジ。来シーズンの彼らがまた楽しみになりました!
そう、SPはジョニー・ウィアーにFPはプルシェンコに捧げた羽生氏。満足に滑り切って優勝なんかしたら引退してしまいそうでしょ。「もっともっとネイサンと試合をしたい」と、怪我を抱えつつも闘志に火がついてくれて結果オーライかもしれません。そして4回転半を目指す彼の横にも、ハビエルに代わるチームメイトジェイソンが(また優しい人だー!)4回転を磨いているんですよ。漫画みたいな世界はまだまだ続きますね。おや書いてたらまた熱くなってしまいましたw
 ロシア男子もいるし、アニメ映画の音楽ばかりだったボーヤンもいつの間にか大人の演技をするようになってきたし。女子の争いも来年は4回転時代になりそうで語りたいですが、またの機会に。

 今回は、埼玉の実家にも寄りつつも家族旅行でなく、女友達と別で宿泊するなどいつにない旅行でもあったのです。楽しかった……。そろそろ子育ても終わりかなと。そしたら、長野や北海道の試合に行ったり海外行ってみたりしてもいいんじゃない?と夢が広がったのもまたいい経験でした(^^) 羽生氏が優勝する姿をまだ見たことがないんですよw あと来季は友野くんも頑張れ!

<覚書>
☆大宮駅から埼玉アリーナは歩けます。
 宿泊は新都心駅のとなりの大宮駅。ホテルフロントは小一時間かかり徒歩は勧めないと言いましたが、携帯のナビ参考に30分弱、気持ち良く歩きました(それで余計に暑かったかもw)
☆荷物
 国旗、双眼鏡、バナータオル(+目薬、サングラスw 飲み物) 座面は布で、座布団不要ですw 荷物は椅子の下に、一泊のカートぐらいまでは入れられました。通路が狭く傾斜で段差がきついので小物を前の座席下に落とすと拾えませんから、首から下げるなりまとめるなり、落とさない工夫は大事でした。
大阪から移動した21日(大会二日目)会場に直行した私たちは場外売り場でパンフをゲット。食事を先にした友人は12:00着?で売り切れてましたので、早く行くが吉ですが、本音は倍の部数刷っておいてほしいですよね。ちなみに玉アリの中にもKFCやらホットドッグ、ポテト類の軽食は売っています。混雑必至の最寄駅や玉アリ地下で並んで時間を喰うよりは、入場してしまった方が良さそうです。もちろん中の売店やトイレは、製氷や休憩タイムには爆混みしますけど!

映画「COACH 40歳のフィギュアスケーター」☆

オリンピック代表選考に必殺技w 本格派スケーターが主役なのに、なぜこうなったー?

ヒロイン美和(西田美和)はプロフィギュアスケーター。後進の指導もしつつ、アイスショー出演も続けている現役です。
ある日、リンクで保護された迷子はその昔結婚も考えた元カレ(金子昇)の娘。スケートに興味がある様だからお前が教えて、と電話で言われたまま迎えに来る途中で男は事故で死亡。母親や親族とは連絡がつかないと何故かヒロインが面倒をみることに。そして、その娘が「なんで?」「なんで?」と無邪気に聞いてくるうちのひとつ
「オリンピック出ないの?なんで?」
が何故か心にひっかかり、美和は40歳にしてオリンピックシーズンの競技に復帰を決心するのです!謎の破天荒コーチ(平泉成)の協力もあり、空手の技を活かした必殺回転ジャンプで全日本選手権優勝を目指すのだー!

いやもう、どうしましょう。

ヒロインを演じる西田美和さんは実際にプロフィギュアスケーター。本田望結主演のドラマ「スケート靴の約束」(弊レビューこちら)で振り付けを担当した方で、子供スケータの指導場面はご本業。アイスショー場面も本当にご出演の本物のプリンスアイスワールドより。映画開始13分目から荒川静香もがっつり滑ってくれます。オリンピック女子代表枠「1」(ここに一番、違和感を覚えましたね。平昌もソチもその前のバンクーバー、トリノも「3」です)を争うライバルにも村主千春(村主章枝の妹)、解説は佐野稔氏!落ち込むヒロインを氷上で慰める安藤美姫! 
スケートの場面は素晴らしいんですよ。なのにどうして、最後に空手をアレンジした大技ジャンプさえ決めれば勝てる……って、バカな少年漫画風になっちゃうのだorz それも、開脚で飛び上がってから捻って回るって……旋風脚? 

その他にも、やたら切り替わるカメラ。やたら英語のナレーション。いくら元カレがTV出演する有名人だったからって子供の保護先をマスコミが連日報道w ありえないw またその子役が唾を吐くような山猿演出でねえ……普通に可愛くしてあげたらいいのに。最有力候補の時東ぁみ選手が失明寸前って設定も、何。
『何歳になっても、挑戦はできる』
というテーマは素敵ですけど。そもそも、幼いヒロインに『メスは子供産め』と呪いをかけた父のせいで、若かりし選手時代にオリンピック選考会を棄権して悔いを残したのに。その亡き父に捧げる曲を選ぶのも、まだ呪いが解けていなさげで怖いです。
見る前に心配だった、ヒロインの演技力はまったく危なげなく無問題でした。空手レッスン場面でもさすがの体幹力!その分、他のトンデモばかりが目立つったらありません。ちなみに安藤美姫の役は「謎のスケーター」w 慰めに来た安藤美姫本人でいいじゃないですかw

元々は「役者ダマしい」でみた金子昇出演作をチェック、アマゾンプライムで無料で観たからいいんですけど。
なんでこうなった。

<後日追記>
衝撃で辛口なことばかり並べましたが、ちょっと考え直しました。
フィギュアスケートのファンだけを相手にしていたら、広がらないのかも。これからもルールや競技レベルは変わっていくでしょう。空手でも家庭問題でも少年漫画でもアニメでも、ガンガン取り入れて間口は広い方がやっぱり良いのかも。そして奇想天外な作品ができても、案外現実はそれを超え、開脚で3回転する日が……それはこなくてもいいかw

欧米ではティーン向けのスケート映画がいくつもあります(ex「アイスプリンセス」弊レビューこちら)日本でもそのうち「スケート靴の約束」みたいな映画が本格的に作られたら素敵。そう思っていた方が夢が広がりますよね〜 。小芝風花コーチや選手役の本田望結?
友情出演:羽生結弦だったら、もう謎のスケーター役でいいですw

「ユーリon ICE」1~5 ☆☆☆

当方ゆるスケオタで漫画好き、原案の漫画家久保ミツロウも大好きですから、楽しく見てます。
特に主題歌「History Maker」(ディーン・フジオカ)にのせ、イケメンスケーターが華麗に滑るオープニングは何度でもリピートできますねえ。

スポーツものにありがちなダメダメ素人がアスリートとして開花する話……ではなくて!主人公のユーリこと勝生勇利(22)は既にトップアスリートです。世界から6人しか出場できないグランプリファイナルに勝ち残ったんですから! 全日本選手権でも優勝を期待されたんですから! ……そのどっちもでボロボロにやらかし、引退をささやかれ九州の実家に逃げ帰るところから物語は始まるわけですがw

その実家な温泉宿に憧れのロシア選手ヴィクトルが現れ、コーチを申し出てきたり。ロシアの若手ユーリがそれを邪魔しにきてユーリvsユーリ対決が行われたり。SNSで各選手動向が即座に駆け巡る現代、日本の片田舎での出来事に、オンタイムでスケートファンや選手コーチたちがざわつく様子がテンポ良く取り入れられています。そもそもコーチングの話も、主人公がそのロシア選手の演技を完コピした、いわばお遊び演技が盗撮でSNSにアップされ本人の目に触れたことから始まるんですからねw

スケート選手の練習に、氷上やバレエレッスンだけでなく陸上トレーニングもしっかり描かれています。
そして曲を決め、振り付けをしてもらい、滑り込んで行く過程はアニメで初めて知る視聴者もたくさんいるでしょう。シーズン初めはジャンプ難易度を落として、全体の完成度を優先させようという作戦、普通のことだと思うのですが……真央ちゃんや羽生くんに常にノーミスを期待する報道をみてると浸透してないですから~。アニメを通してでもより広まるといいかなと思いますよね。
どの選手の演技もトップ振付師宮本賢治が完全振り付け、実際に滑った動画を参考にしている作画は時に妖艶、時に失敗ジャンプやいまいちなスピン等のダメさもリアルに表現していて流石です(でもアニメなんだから、5回転ジャンプ……とはいかずとも、スピンをもっと早くも遅くも描けるはずだし。超高速ステップ等ありえない凄さも表現してもいいのにねー)

さらに表現力について。
「性愛」を問われた主人公ユーリが経験なさすぎて、食欲から「愛とはカツ丼!」になる決断は成人だっちゅーにフザケてるでしょw「もっと卵をからめるように!」と指導するコーチもコーチです。でも具体的で誰にもわかる描写ではありますねw 大人っぽいプログラムを滑ってるジュニア選手なんて案外こんなものかも。 
出場する試合の仕組みについても丁寧に説明が入るので、秋冬の週末にしょっちゅうスケートの試合が放送される理由が分かるでしょう(放映局が権利を持っているグランプリファイナルシリーズが、世界選手権を差し置いて最高峰として描かれているのは……大人の事情w)

今まで言われるままに滑るだけだった勇利が、大人のスケーターとして脱皮できるのか。世界に披露する自分の世界を、ヴィクトルコーチと共に作り上げることができるのか。ライバルのユリ男はどう立ちふさがるのか。楽しみです。


若干ホモくさい、もといBL臭がするのがなんちゅーか。でもまあスルーできる程度。息子と笑いながら見てます。
世界一スケートが上手い腐女子こと世界選手権女王メドベージェワ選手がBL要素を喜んでるのは通常運転として。およそアニメ見そうにないベテラン層プルシェンコやアシュリーワグナーも『これモデル私!』とツイートしてたりして。実在の選手は出てきませんが、この衣装は…この経歴は…とスケオタはうがった楽しみ方もできそうですw 主人公ユーリも、苗字の『かつき』は町田樹を思い出させますよねえ、ミツロウ氏が大ファンですしw ソチのメダリスト、デニス・テンが実はミドルネームがユーリなんだそうで、お国ではすっかり『うちのデニスが主人公のアニメを日本が作ってる!』と勘違いされちゃってた件も面白かったです。

ところで実写動画をベースの作画、素晴らしいのですが、どうしても気になるのが……同調しすぎな部分。同じ振り付けで二人三人が滑っている場面、ちょっとタイミングや腕の角度を変えられませんかねえ。完全に同じにしてはCGみたいです。余計に手間なのかなあ。時々コンマ何秒ずらすだけでも違うのになあ。

(追記*この後もちろん最終回まで見まして、指輪のくだりからどんどんと『愛』にw そ、そっか。それなら最初からもっと男同志のカップルもいるよって世界感にしておいてくれたらそのつもりで見たのに! 師弟愛、これは師弟愛、と自分に言い聞かせてきた努力が無駄にw 映画公開も決定、どの辺の話になるのでしょうか。 デニスがもういないなんて隔世の感……orz) 

「せいせいするほど、愛してる」1 ☆

「お姉ちゃんが邪魔したからだー」って、幼女むかつくw

ヒロイン栗原(武井咲)の勤務先が、原作の某化粧品会社広報から実在のティファニージャパンに変更になってキラキラ度アップ。若向けのネックレス、オープンハートを常に身につけて宣伝しつつ『母との思い出/初めてのジュエリー』とエピソードを語り、更に思い出募集企画を立てるなど物語にも活かしてくるなど、ドラマ側には大正解なコラボだったと思いますが……、副社長が広報社員と不倫始めちゃった点は会社としてオッケーなんでしょうか(^^;;)

さらにはその副社長(滝沢秀明) 、幼女の風船のためにカフェテーブルに突っ込んでくるお馬鹿さんですけど、それも大丈夫ですかw 
 

「冷静に」の決め台詞が出るたびに『着地も考えられない奴が』と鼻で笑っちゃいましたよ。最悪な出会いを演出するにしろ、後に響くほど本当に酷くしちゃダメなのでは。 屋外のカフェで、婚約指輪の箱出して眺めるヒロインも不用心ですがまさか飛びかかられて吹っ飛ぶとは思いませんよねえ。

タイトルが日本語として座りが悪いのは、狙いでしょうから我慢。何事も全力で「せいせいするほど」やり尽くせば後悔しない、と作中で言わせていますので、まあ全力で愛しぬいたというお話になるのかなと。

さておき<出会い最悪の男>が新副社長として登場、仕事を通じて気持ちが近づいていく展開はベッタベタで王道でした。ヒロイン含む女3人が暮らすシェアハウスも、まあお洒落でドラマっぽくていいんじゃないでしょうか。そうだ、ストレス解消に一人カラオケの栗原と豪華自宅オーディオでエアギターの副社長w これは案外趣味が似ているよーな示唆なのか、生活レベルが違いすぎますなのか、どっちでしょう。 しかしエアギターってw

そのうち副社長は既婚と知って気持ちを抑えたヒロインでしたが、諌めたはずの社長の言葉でかえって距離を縮め、指輪を返されてストーカーと化した元カレが完全に不倫の背中を押すという、逆効果の法則がキレイにはまって一話終了。

「妻を殺したって本当ですか」直球でしたねw

タッキーにはごめんなさいうっとりしませんし、お仕事女子を癒すキーワードの数々も響きませんが、コラボしているジュエリーを見たり、頑張ってる武井咲のオフィスファッションを見てるのは楽しいかも。原作に準じるとかなり積極的に性的な役どころですよ、咲ちゃん大丈夫なの?

さて2話からを見たものかどうか…w
 

そうそう、フィギュアスケート選手グレイシーゴールドがカメオ出演。栗原の企画したブックレットのために思い出のジュエリーについてインタビューされ、今は思いつかないわーと答えるだけ、正味10秒です。 でもあのブックレットはチラ見したいわ。ダイスに指輪でももらっていませんかw 


「ドクターX 外科医大門美知子SP」☆☆☆

失敗しないドクター大門美知子、現役フィギュアスケート選手を手術する!

すわ、リスフラン靭帯か!と思いきや、血栓ができて息苦しいというスポーツ選手には致命的な長い名前のお病気でした。しかも放置すれば選手生命ならぬ余命が2年という恐ろしさ。投薬治療優先の内科を尻目に、手術にチャレンジだと氷室選手を説得、意気投合してしまう我らが大門美知子でしたが、なんと暴漢に襲われ利き手を骨折……!!

外科医に怪我や病気がどんなに致命的か描いた今作。
しかもフリーの美知子は無収入になっちゃうわけですが、逆にフリーだからこそ行方不明になりたい放題。山奥のマタギ小屋でリハビリに専念できたともいえますか。
……って、美知子の手術は成功しかしないのよ!

シリーズはずっと見て楽しんでいますが、もう正直、投薬vs手術とか、骨折はイノシシ汁で治るのかとかどうでもいいんです。羽生くんがモデルとしか思えない氷室選手(伊野尾慧)が患者だから見ました。なにしろご本人が靭帯損傷の加療中でちっとも情報なくて羽生不足なんですもん。
可愛い系の顔だちに低い声はちょっと似てたかも。成功率の低い手術にチャレンジ心を燃やしちゃうところなど無駄にアスリートでいいですね。病室で筋トレして容体悪化してる場面も見ていてハラハラ。しかし検査の数値が悪いままリンク練習をして倒れるのはさすがにおバカさんで、そんなところも羽生選手を彷彿w
いろいろあっての手術後、試合で最高得点を出して優勝できまして、ベタながら良かったですよね。
それを見ていたマタギの息子が
「スケート選手になる!」
ってところもw ベタドラマなだけでなく、彼の名が草太、羽生ファンを公言してはばからない後輩山本草太選手と同じってところでスケートファンは笑えちゃうのでした(4回転半クワッドアクセルが、一発決めれば大勝利的な必殺技みたいに連呼されてるのと、ジャンプ中の澄まし顔も違う意味で大笑い。客席のキス大写しもねw)
羽生日照りが癒されましたw

ドラマは10月からまた新シーズンあるのだそうで、今回の骨折の経験や、外科より新薬開発するほうが大勢救えるという黒須(ビートたけし)元外科医との交流は続けて描かれるのでしょうか。何度手術しても直せないというクロスの右手、美知子がついに完治させちゃうんでしょうか。
マタギ父(青木崇高)と草太くんはまた出てきたりしないのかなー。泣きながら追いかけるほど美知子に(あの美知子に!)懐いてたのにね。

「メダルウィナーズオープン2016」(1/15)

行ってきました、プロフィギュアスケーターの競技大会「メダルウィナーズオープン(MWO)2016」!

照明真っ白な競技と違って、会場のライト落として選手にスポットライトあり色ライトでの演出あり。今回は使う人いませんでしたが帽子や小道具の演出もオッケーな、ただし現役ルールに遵守した採点を行うという面白珍しい大会であります。昨年末「クリスマスオンアイス」の帰りにたくさんポスター貼ってあるの見て、また行きたいねえ☆とは言っていたのですがまさかこんなすぐに戻ってくるとは、ラクタブドーム。来週からの息子のスケート教室のご縁でお呼ばれしました(^^)
会場につくなり買ったパンフが、当のMWOと翌日からのニューイヤーズオンアイスとの合本で2000円なり。しかしなんとNYOIには娘がお年玉つぎこんで羽生くんに会いにいくので無問題!むしろお得感!(表紙色が白と赤があったのは、どっちが正解だったのか。中身同じですw)

そっけない全選手紹介の後、まずは女子選手の演技。
現役ティーンの健康美もよろしいですが、プロの皆さんはやはり美しく色っぽいですわあ。初めて生で見る佐藤有香さんもミキティーも綺麗でした。ドーピング問題に巻き込まれてたコストナーの復活に感涙。しかし優勝したのはロシェット選手でバンクーバー五輪で引退してるのに1位って。まだ現役で出来たりしませんか?
男子選手が始まる前には突然のプルシェンコ様!うわ!華がありましたあああ
続いてらいよんちゃんとパディントンのペア演技(ハイタッチでヒヤヒヤw 見えてるのかなあれw)があり、まさかの首ポロリなハプニングもあってある意味大盛り上がりでしたw
男子選手はさすがのスピード&セクシーw 
てか引退したてのアボット、しかも復帰するかものタイミングでこの大会っていいんですかw 去年もプルシェンコいたからいいのかw 手術したての織田信成も、そんなの感じさせない3+3でかっこよかったです。そう、TVでの可愛い殿と違って、滑ってる時はかっこいいんですよー! なのにジャンプでなくステップ中で転ぶというポカw これって来週のワイドショーで弁解することになるんでしょうね、よし録画だわw
お隣の友人はフィギュア観戦初めてで、キスクラで採点待ちの間は次の選手は練習なのねえと感心しきりで面白かったです(TV観戦だと演技振り返りの時間なのでよくわからないみたい)、6分間練習も女子の時には「これで去年の羽生の事故みたいになるの?」から男子になったら「ぶつかるー!」って、速いですからねw 試合はもっとリンク広いけど、人数ももう一人多かったのよ。そうそう、製氷タイムを面白がってバケツもった職員さんや製氷車の写真とってましたw
そして海外選手を知らなかったので『パリの散歩道の振り付けした人!』『羽生が憧れてて、ソチのロミジュリの衣装をデザインしてもらった人!』などとあれこれ吹き込んでみたり。ジェフリーカッコよかったし、ジョニーの生ズサーは感激でしたわ。ファンの方からの赤いバラ冠、両手いっぱいのバラの花束、似合ってましたわあ

しかし、ショーと違うのは待ち時間が多いこと。同じ3時間で、出場者は翌日のNYOIと倍違うわけだし、採点待ちはあるし(正直現役の試合ほど結果が大事なわけでもないし)、表彰式もあるし。なので贔屓の選手も出ずに初めて生でみてみるというのなら、ショーを選んだ方が楽しめそうですよ。あと娘には、オペラグラス忘れちゃダメだよと言われました。そうだねー席はかなり後ろの方だったし。
 

そして最後に、賞金のお話w そう、1位の選手には45000、2位に40000、3位に35000USドルとかなりの賞金が出るんですってよ!ミキティ3位、信成くん2位おめでとう! 次は1位……って、競技者としてのプライドに加えて更に更にやる気出ますね、そりゃ!

「クリスマスオンアイス2015」(12/20)

東和薬品からの招待に当選して!行ってきました初アイスショー、クリスマスオンアイス!
座長は高橋大輔です(^^)
舞台なみはやドームは、いつの間にかスポンサー東和薬品を冠した名称に変更になっていたんですね。ショーの冒頭など、壁面映像での大ちゃん挨拶に続いて薬品紹介が入りましたがw それでドームが運営されていくのならなんぼでも聞きまっせー

高橋大輔荒川静香、鈴木明子にデニステン、バック転のバルデにペアのチンパン&ジャントン、ベルピン&アゴスト、ウィーバー&ポジェ。ジュベールにクーリックと大スター目白押し。そして同じくらい楽しみだったのがクリス・ハートの生歌だったんですよねえ。

馴染みのあるクリスマスナンバーに乗せて、次々と魅せてくれる美しいスケーティング(>▽<)
鈴木明子&クリスのサイレントイブ、荒川静香&クリスのeverything美し~(^^)仕事に遅れたサンタさん二人wとか、ツリーの前で眠ってしまった子供(ノービスさくらくん可愛い~)に妖精さんがプレゼントくれたり、イブの街で踊りカップル(デニス&アッコちゃん☆)に声をかける大ちゃんのmost wonderful time of a yearなどなどクリスマスならではの統一感もあって、スケーターに興味がない人でもショーとしてとても楽しめるんじゃないでしょうか。ロミジュリにマイケルジャクソン、デニスもエミネムだったしでクリスマス以外もありましたけれども。
そうそう、皆が家族への愛のメッセージを読み上げてツリーの前にカードを置く演出も胸が温まりました。みなさん朗読もお上手で役者よのお。会場は光あふれる演出で氷上も天井もキラキラ、流れ星や果ては雪まで降ってしまう映像美☆少し遠いA席でも十分楽しめました。むしろ全体が見渡せて良かったのかも?(衣装や顔のアップはTV放映で見ますw)

クリスハートの歌は、あまりに上手すぎて生なのを忘れてしまうほどの安定感。でも暗転の中、毎度トコトコと定位置まで氷上を歩いているのを見るたびに『あ、生歌だった!』とw トコトコ可愛かったです。会場に映画「パディントン」の着ぐるみがきてたのはクリスつながり?
ゴスペル仲間さんもいて皆ぽっちゃりw そんなシンガー達が立っている側を高速で滑り抜ける細身のスケーター達、あれ怖くないですかね。スピンなんて譜面台蹴ってしまわないのか、遠くから気を揉んでいました。
あと文句をいうなら、耳当てや帽子マフラー上着を装備されると、遠くからだと誰かわかりにくいところですかw そして……DISKタオルが午前中で売り切れでしたorz 楽しみにしていたのに、買おうか悩むチャンスすらないとはw いくら夜の部が追加公演でも、少しは売って欲しかったです……。

そうそう留学帰りの大ちゃん、華麗な英語と半裸の華麗プログラムを披露してくれました。伝説のなめらかエッジを堪能です(><)もう出てきただけで歓声が倍なのに、腹チラ脇ガバするたびに黄色い声が上がる上がるw そしてクリスハートとのトーク。クリスマスの思い出は……って、現役時代はずっとクリスマスは全日本だったのでは(^^;;;) そしてここ2年はマネージャーと二人きりだったって本当かなあ~今年はどうなのかなあ~w
「去年もクリスマスオンアイスを見に来た人?」という問いかけにザザッと半数近く挙手! 去年って大阪開催ありませんでしたよね?なのにあれだけの人が遠征した、もしくは今年遠征してきてるんですね。恐るべしフィギュアファン。でも楽しかったので、遠征はともかく来年も大阪であったら今度はチケットとってみたいですね。

思えば去年のNHK杯観戦から1年。試合とショーは随分雰囲気が違いました。またリンクの大きさも、放送席の設置で今回は随分狭くなっていてびっくりでした。来月から息子がここでスピードスケート習うのですが、その時にはすっかり元に戻っていて、当然ですが照明もキラキラしたりしないんですよねえ。ショーは夢の世界でした☆ 

ちなみに弊レビュー「フィギュアGP NHK杯観戦記」はこちら 

映画「アイスプリンセス」 ☆☆

2005年のスケートディズニー映画。
 
ハーバード志望イケテナイJKが、物理レポートを個性的に仕上げようとフィギュアスケートのスピンやジャンプを研究。自ら実践するうちに、選手と互角に渡り合えるように‼︎
自分の人生に目覚めたヒロインの、母からの自立なども描いた秀作でした。
 
高3から始めて3回転跳べるって超天才! 
結局ハーバードは諦めてスケートを取るんですよ、もったいない。まさかハーバードとスケートを両立させちゃうガオ選手が実際に登場するとは思わなかったんでしょうねえ。事実は映画よりも奇なりw
などとフィギュアファンもツッコミながら楽しめます。解説に懐かしの名選手も出演、伊藤みどりに言及するセリフもあり(^^)

8ヶ月特訓したというヒロインが可愛いのも嬉しいです。ジャンプ練習のためにはくクッション入りパンツも可愛い~ 
 
脇役のジャンピングシュリンプちゃんやパンクちゃんはジュニア選手だった様ですよ。日本でも、せっかくの小芝風花ちゃんに宅急便運ばせてる場合じゃなくて、こんなジュブナイルスケート物語をもっと作って欲しいですよねー
真央や大輔、羽生結弦のカメオ出演有りで!
え、「スケート靴の約束」?それは何かが全然違う💦 製氷車に乗った彼とのロマンスがないからですかね
 
ちなみに、ジョン・キューザックの登場も楽しみにしてたのに、出てきたのはジョーン・キューザックでしたw(ヒロイン母)

フィギュアGP NHK杯観戦記 (11/29)

地元大阪なみはやドーム開催、行って来ましたNHK杯2日目!
 

一日でペア&女子フリー&どーもくんonICE&男子フリーと何種類も見られちゃうという、なかなかないお得な日程です。無良vs羽生、村上佳菜子vsグレーシーゴールドというファントム対決も楽しみに駆けつけました。特に羽生選手は10代最後の演技ですよー

リンク初観戦。なのに体操初観戦の時と同様めっっちゃ良い席だったんですよ。2階席ながら最前列。TVで見るより近くに感じる(><)

初めて間近でみたリフトの高さ!元々ペア好きでしたけど感激で涙が出ましたね。

更に競技がすすめばトップ選手の滑走スピード、ジャンプの迫力に手に汗握り、失敗で頭抱える場面にも、やりきった笑顔にも、惜しみない拍手と声援を贈ってきました。楽しかった~!


演技終わりにジャンジャカ投げ込まれるお花。

あれって上を閉じたラッピングになっておりまして、会場の花屋で500円。リンクに花びら等が散らない仕組み、流石です(外で買った花やプレゼントは、投げ込むならやはり散らない様に会場花屋でラッピングしてくれます¥100)

リンクに届かず、前の客の後頭部を直撃する花も多数w フィギュアファンは遠投の練習をしなくちゃいけませんね。それともお高い1階席をとるのか…って、払う気があっても抽選になかなか当たりませんが。


しかし間近で選手が見られるのも実は善し悪しかも←贅沢w

出走口の真上、選手が顔を上げれば目が合う(気がするw)位置だったんですよ。演技前で緊張MAX、ひきつった顔している選手に声援など出来ませんでしたよ(><)

そして演技終わりでも、次の選手を気遣うとやはり大声も出しにくい…応援用に国旗を持っていったのですが今は出しちゃダメなのか?と思うタイミングもあって、周囲の観戦慣れしてそうなお姉様をチラチラと参考にしてました。

すごい人って国旗も手作りで、毛布の裏打ちで膝掛けになってたりw 思ったより寒くはない場内でしたが、3時間4時間もいたら流石に冷えてきたのでいいアイディアですよね。


そんなわけで、気軽に声を出せたのは表彰式の前ぐらい。でも一番応援したかった羽生と村上佳菜子ちゃんは漏れたじゃないですか。ううう 優勝のグレイシーゴールドには声かけたら笑顔で手を振ってもらえましたが、本当は羽生と佳菜子ちゃんに力一杯おめでとうと叫びたかったよ…orz


男子は表彰前の3人がホントに仲良く話し合っていて、そこに羽生も来て、何か運ぶ仕草で笑いを取ってまして、着物の娘さんたちの代わりにメダル運びするよーとでも言ってたのかと妄想w(流石に会話までは聞き取れない)

そのうち表彰が始まって国旗掲揚になっても表に居るままの羽生選手。日の丸が流れたらいつもの通りがっつり斉唱。やはりこっちもチラチラと羽生を見ちゃうわけでw 唄い終わってカメラに背を向けた羽生の目には確かに光るものが…!と同行者が騒いでましたが、さて。悔し涙があふれちゃいましたか。

その想いをバルセロナでのファイナルにぶつけて欲しいです!


☆中国杯での激突直後は安静を望んだし、GPシリーズ自体休んだって全然構わないと思ったりしましたが。段々と当時の状況が語られる中、医師の診断では頭部へのダメージはむしろ少なく、本人の出場意志が固く、また『落馬をしても馬に乗る』とオーサーが言うようにむしろ間をあける方が心理面に良くないとの例をあげられると納得したり……


☆☆今頃実家で20才を迎えているだろう羽生選手。

悔いの無い選手生活を健康に送って欲しいと願うばかりです。どんなに止めても無理はするんだろうからねえ…そこがまた魅力でもあるのが辛い。

一緒にビッグスポーツ大賞受賞の決まった体操内村選手に、難度を落として美しさをとりつつ世界一でいるバランスを教えてもらって来て欲しいです。

「覚醒の時」

だんだんと羽生家のお母さんの様な気分に……w


言わずと知れたソチオリンピック金メダリスト成長の記録「覚醒の時」。

発売以来、ランキングトップに燦然と輝く人気ソフトが今なら1700円オフですよ!という謳い文句に思わずポチッとネット購入してしまいましたw

元々フィギュアのTV観戦は大好きで、大きな試合ならずっと録画して見てきましたしねー。試合ごと他の選手との対決が手に汗握るんであって羽生選手1人の分だけ取り出して並べてもどうなんだろうと思っていたり。収録予定をみると同じプログラムがずらずら並ぶわけで、そんなにロミオとジュリエットやパリの散歩道ばかり何度も見てどうするwと思ったりで予約するほどじゃ…と思っていたわけですが。


届いてみると時系列順。

日の出の勢いの羽生くん、同じプログラムが滑る度に完成度が上がっていくのがよく分かるのです。そして順位も面白い様に上がっていくw

と、引き込まれたところでインタビューに呼応するように更に昔の映像に。幼い幼い羽生くんがトイストーリーの衣装など着て必死に一回転w もう家族ビデオかとw もちろん出ている試合はすぐに世界大会になりますが、衣装の手作り感、ガラガラの客席、ああこんな時代があったのねー。この華奢なボクが後の金メダリストになったのねーと思うと感慨もひとしおです。

リンク通いの普段着や学校での様子も、まあ子どもでw それが、ある時点でキュッといきなり美青年に成長するこの不思議。

ソチまであと4年、あと3年、と年毎のカウントダウンが入るころにはすっかり前のめりでの視聴です。


声変わりしたり、歯並び変わったり、脚が更に長くなったり、話し方がどんどんしっかりしていったりと演技と全然違うところでも楽しめたりして。


オリンピック後、休む選手もいる中むしろフルスロットルで、4回転ジャンプ3種類入れるぞとか無茶いってる羽生くん。ここからの4年はまたどんな成長をみせてくれるのでしょう。

とりあえずフリー曲「オペラ座の怪人」がどんなことになるのか、衣装も含め楽しみすぎです(><)


復興支援ソング「花は咲く」羽生結弦

泣きました(><)


正直おばちゃんは涙腺弱いので西田敏行でも泣きますがw この指田氏の唄で羽生選手が舞うバージョンは華やかで若々しいのに!何か琴線に触れるものがあって毎度ぐっと来ます。

特にラストの花を持ち上げて抱き上げるところ。

ゆづオタの娘が居合わせるともう奇声を発して大変、確かに抱きしめて口づけでもしそうにも見えますねw でも私には花が赤子に見えますよ、大切に抱き上げられて守られる愛しい命に。


メイキングでのななみ先生振り付けの様子は、また違う見方が出来て楽しかったです。

花を捧げて祈る仕草……本番ではわずかに低くて匂いかいでる方が近いかもw

肩越しに振り返って置いて来た花をみやる仕草……滑る途中で顔が向くだけで「花を見た」とまではいかず。

別に責めているわけじゃないんですよ(^^;;;)

ひとつひとつ切り取ったらそんな意味がある振り付けをまとめて覚えて表現してジャンプもして、カウントダウンされて撮影されながら演技して、最後には花の顔の向きまでちゃんと気を配って、息が荒いのに決め顔作って(間違っても鼻の穴膨らましたりせずw)、その結果仕上がった4分のスケーティングを観てじわじわ泣いたりして。

すごいなあって。


「2014年5月前半のインパルス」

道尾秀介「シャドウ」、帯買いしましたよー。久しぶりの道尾節を堪能w おまけのクリップしおりは使い心地どうかな?

☆しまさん情報
品川ヒロシ公式ブログ 4/29日が板さんからもらった誕生日プレゼントのネタでおすすめです(^^) 


「プレバトsp」(5/1)

板さんが!ダンスする番組に!出るなんて!

ワクワク!

といっても、踊れっこないのは100も承知なので、むしろボケを期待w

「封印が解かれる日が来た」

と口だけは大きく出ましたね! でもなんと板さんより下がいましたよーw どうしたの宮崎香蓮w(wowowドラマ「ホリック」でひまわり役だった娘だ!) おかげで板さんの下手踊りがちょっとしか映らずw

俳句では、お題の美しい写真から富士も芝桜もとりあげず、緑を「大蛇のよう」と捉えた点を褒めてもらいつつ

『その発想を生かす言語能力に欠ける』

とばっさりw

(「新緑の大蛇現れ逃げ惑う」→添削→「新緑の大蛇のごとく荒々し」)


結局、トップもとらず最下位も大きな笑いもとらない感じでしたが、小さくツッコミ続けて仕事はこなしたのかな(^^;;;) やはりこういう番組は堤下の方が……とは思いつつ。「(俳句の)先生の家の婿養子にはなりたくない」の返しがけっこー好きですw


「ブラマヨのハテナの缶詰」(5/2)

マンションの値段をぐいぐい聞かれ

「7千万円以上?」

「……あ…はい」

と、ついには認めてしまう板さんw 関西の番組ですからお金の話題好きなのよ。
しかし7千万円は凄いわ。しかも完全サバゲー仕様で壁に銃が飾ってあるとか。口の悪いブツブツには

「近所でネコの脚折ってそう」

と、完全不審者扱いですw 板さんがマジ返しするように、彼女とも別れた今、まだ観ぬ妻と子の為に家族用マンションを整えている方が気持ち悪いだろうと言われたら、確かに。

堤下は仲良しの小杉と妻のメシが不味いネタでキャッキャw

こうして並ぶと本当に、社交家デブと神経質ガリの組み合わせでブラマヨとインパルスって印象が似てますねー。

後半はQ&Aで芸人本が儲かるかどうか、とやっぱり金絡みw

ここでもマジ返しの板さん、「蟻地獄」が時給換算だと500円いかないから警備員の方がましとか、笑いにくいよw 他の3人の企画本はそこまで時間削って作ってないんだからー。 ここでも「男写」は鉄板でザワつきますねw

こんな番組のホスト側になってほしいんだけどなー


「炎の体育会TVsp」(5/3)

プルシェンコの豪邸に堤下がお呼ばれです!

もちろんメインはスケート上手の子役本田望結ちゃんのロシア武者修行で、つっつんは付き添い。

あまりの豪邸で、子ども達にもそれぞれ別のバスルームがあるよーと案内される度「一緒でいいだろ」とぼやき、末っ子のよちよち歩き坊やの衣装部屋とバスルームと来た日には「イヤな気分になってきた」とか言ってる庶民代表つっつんが可笑しかったなあ。

金銀メダルや、プルさんの腰に入ってたボルトまで見せてもらっていいなー


そしてスタジオでは、望結ちゃんへのプルさんの演技指導を本気でうらやましがっている鈴木明子さんw ですよね。あんな特別なチャンス、お金積んだって手に入らないでしょうに、受けてるのは女優とスケート二足のわらじの娘なんだもんな。スケート一筋の本田姉も羨んでると思うぞ。


「日本語探Qバラエティクイズ それマジ?ニッポン」(5/4)

幼児同伴の出演ならまだしも、七光りでデビューしました系の見覚えない人や芸人の母がぞろぞろ出演するバラエティですorz 

梅宮辰夫に身体ものマネして下さいってふったら「出来るわけないだろう!」とマジレスw マネされてる方ですものねー。

で、つっつんがパチンコ好きのあのお母様と出演でした。頑張ると次につながるんだから、とやる気のないお母さんを諭してましたけどまた次はあるのかw

関東地方と首都圏の違いが面白かったです

(関東地方=一都六県、そこに山梨を加えたのが首都圏。関東甲信越というけど首都圏甲信越とは言わないのは甲が山梨だから…と覚え書きw)


「ロンドンハーツ 3hsp」(5/6)

<出て来いオレの名前>

アイドルに芸人の名前を羅列させてみるコーナー。ついにインパルスが登場しましたよ(><)

桐谷美玲ちゃんありがとう!

ちなみに「58位板倉さん59位堤下さん」決して上位ではありませんがw 小梅太夫がもうちょっと上にいたあたり「エンタの神様」観てたんでしょうねえ

佐々木希は映画でつっつんと共演してたのに、そちらでは出ず~。プレッシャーもかかりますもんね。私もいざ言え、さあ言えと詰め寄られたら何人思い出せるかどうか。今度やってみようかな…。


「内村とザワつく夜 シェアハウスsp」(5/13)

ホントにシェアハウス住んで、美味しくいただいてると公言してるバービーを呼ばずになんとするのだw

ぬるーい企画でありました。

他の集団生活もうイヤだ企画では、なんと宝塚のツツ子先輩とイタ子先輩w

黒レオタード姿や、当然のように洗濯の順番を抜かすイヤな奴を堪能~

(しかし、先輩が取りに来ないと次の人が洗濯機使えないって酷いw 干してたたむところまでするから早く洗わせろって思うよね←その他人任せが常習化しないようにという決めごとだったのかしらん)

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「蟻地獄」文庫

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ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

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