ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

パンドラ

「パンドラ4 永遠の命」 ☆☆

利己的遺伝子の使い方、間違ってると思いますorz

<ネタバレあり>


毎度問題提起が興味深いwowowパンドラシリーズ。最新作は連ドラでなく二時間sp、でも堺雅人でクローンだと聞いて楽しみにしてました。


女性が死亡し、遺された子どもを引取れと呼び出される妹に尾野真千子。

その子の父と名乗り出る医師堺雅人に、商売女だった姉がつきあう相手として(しかもその後玉の輿を捨てて逃げるとか)違和感を覚える真千子でしたが、子どもの為に共同生活をするうちに違和感はいや増し、不審者には狙われ、ついには

『息子でなくクローンだ』

と知り記者魂が燃え上がるのでした。

バイクの真千子ちゃんカッコいー!

子どもを挟んでの共同生活、何も甘い空気が流れない関係がナイスですw


知能が高く、母の死にも悲しみを表に出さない子どもは、命を狙われての逃避行になっても平静。そんなところも博士に『そっくり』なんだそうで、殺し屋に追われ、成果を妬んだ同業者に裏切られての逃避行中もイイ子でいます。こちらが思う以上に大人の会話を分かっているんだろうなあとは想像していましたが……。

いやー、まさかスーパーキッズだとはw


そこは『お話』としてはアリなわけで。

未だかつて誰も受けていない『特別な処置』のおかげでテロメアリセット、父の分化済細胞の核が発生を始めたわけですから普通じゃないのはいいんです。いっそ父親の記憶を丸っと受け継ぐ超天才幼児でいいです(松本零士「ミライザーバン」みたいなw 古w)母の死亡理由も、多分そんなことだろうなあとは思ってましたよ、ええ。

でもぴょーんと大跳躍、身体能力までスーパーなのはどうかと~。

(バイオレンスな場面、いちおうぼかしてあるものの子役の目の前で絶叫する演技などは気になりました。そんなの見せちゃ可哀想じゃない…)


そして冒頭でも書きましたが、そうやって何が何でも生き残ろうという意志を利己的遺伝子で説明しちゃうのは完全に見当違い、しかもドラマ上での言い方だと『だから我が侭にも生きようとしている』的に聞こえてませんか?いやいやいや。あれって誰かは持ってて誰かは持ってないものじゃないから。遺伝子というものの働き方を総じて説明してみた一説で、むしろ家族を助けて自分は死を選ぶ自己犠牲すら、その利己的遺伝子で説明されるんだから!(ついでに言うと「セルフィッシュ遺伝子」ってなんやねん。セルフィッシュジーンselfish gene か利己的遺伝子か統一してくださいよ気持ち悪いw)


まあ、80年代のSF映画みたいに目の前であれよあれよと老化して息絶えるなんてラストじゃなかったのは良かったです。

旦那は「続くのか?」とご立腹w あれは含みを持たせただけで、映画が公開されたりはしないと思いますよん。

でももし続きがあるのなら、幼い頃母に捨てられた心の傷を隠して育ち、でもその母に似た女にわざわざ自分のクローンを産ませ直そうとした可哀想な博士を癒してあげてくださいませ。その伴侶として、力強くてちょいがさつな尾野真っちゃんはぴったりかと。繊細で悪い堺雅人博士といい、ナイスな配役でありました。 


「パンドラⅢ 革命前夜」1 ☆☆☆

大臣、豹変!!


いやもう最後の一分、いえいえ内野聖陽演じる内閣官房長官が目覚めた瞬間に、物語が動き出してワクワクしました。悩める男が、一気にキラキラと少年の瞳にw

自殺願望を封じて喜ばしい反面、権力をもった男が思慮と分別をなくしたら、そりゃ危ういでしょう~

どうなるのか日本!!


正直、そこにたどり着くまでの1時間はかなり苦痛でした。

大好きだった前2作は主人公が何かを作る話。何が焦点なのか冒頭から分かっていたのが今回と違うところです。車いすの江口洋介が主人公……ということ以外、彼の研究が何かもわからずにイライラ。解雇スッチーはアレ、どっちもどっちだし。主人公と官房長官の過去の三角関係もなんだかなーだったし。ラストまでたどり着く前に観るのをやめちゃった人、いたんじゃないのかなー。

「パンドラ2 飢餓列島」最終回☆☆☆

ああ、アルジャーノン(違)

いかに政府がごり押ししようと、鈴木先生はゴッドコーン栽培の中止を宣言するに決まってると思ってました。ええ。だからそこは驚きませんでしたが。
吉良社長と謎の温水さんと助手くんがああなってしまうとは。教授を一生恨むと言い、でもあっさり許されて逆にまた惚れ直してしまった助手の大谷くん、「彼は二度死んだの」って刑事さん、良い台詞ですけど家族にとったら哀しすぎますから(><)
で、そんなゴタゴタはともかく、目前に迫った飢餓は??と思ったら、なんと解決策がありましたよ。
「みんなで分け合って」エー??? 
そんな程度じゃどうにもならないから騒いでたんじゃないの?? 
まあそれ以外に仕方ないっちゃーないですけども。
そんな世間を尻目に、幸せにトマトを育てる鈴木先生。刑事さんのことは忘れた老いた脳でも、まだ研究は続けているところがもの悲しくエンドでした。(自活していけてるの??)

飢餓目前と良いながら外食も普通にできてたり、ゴッドコーンだって食用にせずにバイオエタノール原料で良くない?とか、詰めの甘さは否めないものの。起承転結ずっとテンション高く、ワクワクハラハラと見続けられたドラマでした。またパート3をちょっと期待。

……エンディング、てっきり山本耕史が唄っているとばかり。声が似てませんか??


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「パンドラ2 飢餓列島」6☆☆☆

やられたー!
先週、また研究者が姿を消すエンドかとか言っててすみませんでした(><)


なるほど、脳腫瘍だアルツハイマーだではなく、ゴッドコーンを研究してきた結果のアレですか??じゃあ、全世界に食べさせてる場合じゃないよー!
政治家の邪魔はかえって、塞翁が馬だったわけ??

閉じこめられ、飢えさせられた吉良社長の廃人状態が演技だったのにも驚きましたって(でもサインしたあたりは本当に心神喪失だったのかな)
すっかり改心した風の助手さんでしたが、データが吉良に渡った以上、また裏切る可能性も出てきたわけで……。

ゴッドコーンを潰したいアメリカvs世に出したい鈴木の構図が、ここからは抑えたいのに止められない運びになっていくのでしょうか。1時間が短いよ!

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「パンドラ2 飢餓列島」4,5☆☆☆☆☆

なんてこった!の連続です(><)

現役首相が刺されるのも驚きでしたが(警備薄過ぎでしょう!)、一番の衝撃は、
「無料では渡せないわ」
と預かったUSBを金に換えようとする元奥さんでした。エエー、それはないでしょう、友人の居ない鈴木がただ1人信じられた相手が貴女だったのに。もちろん、今や世界の垂涎の的である金のガチョウ「ゴッドコーン」、そのデータが詰まったお宝なんて持ってたら危ないったらありませんけどね、さっさと手放さないともっと危ないことに……ほら、なったー(><)

ここで本来、もっと危機感を盛りあげる要素のはずの助手さんが,
良い感じに肩すかしです。焼死体から生き返った男、中国人の殺し屋にかくまわれ、目つきだけは凶悪なのに~。
元奥さんを訪ねて(殺して奪うかと思ったら!)「持ってない」と言われて黙って帰るってガキの使いかー!鈴木に追われてただ逃げる!キラ社長にもびびりまくりで、言われるまま殺し屋を訪ねるけど何も出来ずに帰る(笑)
で、本人の嘆きに納得。ほんの1ヶ月前までは真面目な研究者だったんですものね、裏社会と渡り合おうなんて出来ませんって。

でも、同じ条件だった鈴木は、冷酷な変身を遂げましたよ!
ついに自分から大臣に取引を持ちかけたり、それが上手く行かないとみるやキラ社長をおびき寄せて脅迫に転じたり!!うん確かに、自分と同じようにただただ飢餓を無くす為に動いて欲しいのなら、飢えがどんなものかと体験させるのはいい手かも(トウモロコシだけ大量に配給されても困るよなーとつい思っちゃう私も飢えたことはないわけで)
あと3ヶ月あまりで備蓄が底をつくと分かって居るのに、そしてゴッドコーンならそれを解決出来るのに、利権や対面が優先の政治家もどうにか捕まえて閉じこめてやれれば良いのに。

大臣に利用された新聞記者や、鈴木を追って左遷される鈴木京香刑事の場面もシビア、吉良社長にもしびれます!
ただ1つ残念なのが、主人公の脳腫瘍だかの伏線。ついに今回ラストで倒れてしまってアーア。開発者が死んだり失踪したりしないと風呂敷が畳めないのかもしれませんけど……。
 

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「パンドラ2 飢餓列島」1、2 ☆☆☆

学者の世間知らずがトラブルを招くシリーズ、第2弾!!

ガン特効薬を巡る騒動だった前作に続く出演者は、ナレーションの声、つまり事件を追う記者の太刀川くん(「Mother」でも記者の山本耕史)と首相に出世した余貴美子だけです。ただ、変人学者が奇跡の研究を実らせると、別れた妻に会いに行くのは共通ですね(そう、またもやバツイチですよ!)淋しいなあ。

今回の騒動の元はゴッドコーン、世界を日本を飢餓から救うだろう超高速成長コーンなのでした。
野生種と交雑しちゃっても大丈夫?という品質への疑問はさておき。せっかく研究が実ったというその日に、事件を起こしてしまうなんて……。

学者一徹の主人公(佐藤浩市)は、技術を無料公開して飢餓がなくなればそれでいい。幼少時、親に捨てられて餓死をしかけた、そんな哀しい人生が彼にそうさせるわけですが、大もうけを夢見てついてきた助手(北村有起哉)にしてみたら、そんなことされちゃたまりませんから。もみ合いの末に転落。それでも、主人公が病院に連れて行けば生きていたでしょうに。怪しいベンチャー社長(勝村政信)なんか信じるから、「亡くなりました」の電話一本ですまされて、葬式には行かれない、殺人の容疑者にはされる、散々です。

怪しい女秘書(水川あさみ)の色仕掛けも、断ったかと思ったら次の場面で結局同衾済みで笑ってしまいました。ベンチャーに骨の髄までしゃぶられそうです。記者会見でも思うように操られて、共同研究者はいないとか言ってしまうし。それがこの先、失踪した助手絡みでどう受け取られることか……。

 

と、思いきや2話のラストでどんでん返し、助手が生きている??

 

鈴木京香が捜査一課の刑事、というのはなかなか新鮮です。秘書の水川あさみ、元妻と、メインが小娘だった前作と違って大人の色気も楽しめそう。首相も熟女でしたっけ(笑)

時々記憶が飛ぶ主人公、非常事態のストレスだけじゃない、何か異変がありそうで……。

とにかく次回が楽しみです!

 

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「パンドラ」最終回 ☆☆☆☆

ふーむこうなったか。……と、言うしか(爆)

兄弟の件はとってつけた様でしたけど、あんな能のない大臣にどうしてあそこまで献身的に?という疑問には答えてくれていましたね。しかも裏切って逃げるかと思ったら、最期まで立派に演出してやって心中って、心中って。
一方の朋田が死にそこなうのにちょい受け。どこまでダメなのか…。

エミの死で取り乱し、泣き叫ぶ鈴木先生は鬼気迫って怖かったです。「おかあぢゃーん」って…>_<…
それでも大学の戸棚に残した薬もきっちりダミーで、このまま18年間の努力と救える患者を捨ててしまえる鈴木じゃないとは思ってましたけどねー。
あんなに簡単に感染できるなら町や病棟でばらまいたらどうなのかと。

改めて治療を申し出られた的場刑事、改めてお断り(笑)
「もう会うことはないでしょう」はもう再発しているのかと思ったのですが、そこからはお互いに先の長い話をしていて悠長なことだと思いました。それこそ、鈴木先生が事故にあったらもうお仕舞いじゃないのー。

そんなわけで、ちょっと肩すかしは感じたものの2ヶ月楽しめたことには大満足の wowwowドラマでした!
豪華キャストだったし、もちょっと広く話題になって欲しいですよ!

あれかなー、女医さんには新大臣を見習って最後までふてぶてしくヒールでいて欲しかったのかなー。「退屈だったの」とかってこじんまり可愛い女になっちゃってちょっとがっかり。でも太田黒は昇進してましたから。彼にはまだ鈴木を(パンドラを)あきらめずにいて欲しいですね。
あの後鈴木はどうするんでしょう。
例えば爆発騒ぎのあと失踪。当時の入院患者や的場刑事の癌が、いつの間にか完治したりしていたらファンタジーですかね。

「パンドラ」7 ☆☆☆

強気に出ました、鈴木さん!!
でもどこまで人がいいのかと呆れるのは、面目丸つぶれな扱いをしておきながら、相手を信じていること(爆)
預けておいたカギを返してください、って言って、すんなり本物を渡してくれるわけがないって思わないんですね。そこに未曾有の大発明がしまってあるなら尚更です。

そんなわけで’パンドラ’、世に出ようという前に悶着が起きまくりな回でした。
投与する相手を選びたいという鈴木さん、曰く「子供が優先」。
総理大臣相手には気が進まないものの「考えておきます」 って! 

いちおうの予防線に、構造は記録せず頭の中にだけしまってあるそうで、太田黒が盗んでいった薬も案外なにか仕掛けがあるのかもしれませんが(あって欲しいなー、持ち込んだ先でまた恥かいて欲しいなー) いままでのぬけっぷりをみるだに不安です。
あとはえみの身体の中にあるだけなのに、
「この先、どうやって生きたらいいのかな」なんて言ってるそばからえみちゃん轢かれちゃうし。……そうでなくても、そのうち大臣秘書に消される可能性ばりばりでした。
国家規模の陰謀に巻き込んでしまった以上、自分のそばから離すだけじゃだめだってこと、いまひとつ分かってませんよ鈴木先生は。

逆にすり寄ってきた元妻はきっぱりお断りに。
本当に恨んでたら、太田黒みたいに一度は受け入れておいて、切って捨てる最悪のタイミングを待ちかまえたりするわけですから。不愉快なだけでそんなに嫌いじゃないのかな奥さんは。自分の言葉は信じてくれずに、報道を見てからだったことで傷ついたんでしょうか。

俺もガンだ、と鈴木に打ち明ける的場刑事。
証拠は持ち去る容疑者はかくまうとやりたい放題なのは、もう長生きして出世を考えたり出来ないからなのか元からそういう人で悶着起こしてるのか。
奥さんのこと、所内で毛嫌いされてること、それも伏線で絡んでくるのかと思ってずっと待っていたのですが、アウトローだって位置づけ以上のことは今更でてこなさそうですね。

ああもう時間がない、夢の新薬が幻で終わってしまいそうな展開でびくびくですー。

えみちゃんせっかく健康体になったのに。
夏の服なんて鈴木に山ほどねだったら良かったのに。
あんな親に金なんてやらなくて良かったのに……いやでも弟妹に罪はないか。

「パンドラ」5,6 ☆☆☆☆

「大丈夫、ガンになったって治るんだから」
と、禁煙を辞めた大臣。そういう経済効果まであるのね(笑)
的場刑事も癌患者。
だからといって鈴木の味方でもなく。逆に、そんな薬の前では人間は平等じゃなくなる……という説はもっともでした。
謎なのは元鈴木妻の携帯。
7年前に離婚した旦那ならまだしも、その上司がナンバー知ってるって一体(こういう時、家の電話なら何も不思議じゃないんだけどね)

騙し騙され、と思っていたのに結局は公安の手のひらの上だった前回。
おかげさまで今回は、事件の概要を的場刑事と記者がおさらいし、薬の特徴は鈴木医師と太田黒学部長が復習するという親切な解説から始まりました(^^)

国家権力に素直に服従して実験を再開するダーク鈴木。心配する’共犯者’鈴木えみにも冷たい冷たい。逆に何か企んでいるかと、いつメモを渡すのか、いつ連れて逃げるのかとハラハラしたのですがそういう展開でもない……のか、これからなのか。
太田黒に渡したアンプルも、もしかして偽物とかー。まだまだ疑ってます。

緑川先生の死、予告では「私たちが殺した」とささやく鈴木医師がメチャかっこいい場面だったのに、通してみると謎でした。もっと激論で興奮して発作ならともかく、勝手に発作おこして勝手に死んだみたいな?
診療拒否も、ハイそうですかって見殺しにしていいものなのか、とか(^^llll)
でも恩師の死で壊れてしまった女医さんはギャップで可愛かったですよ。あんなにあくどかったのに、心根は医師だったのね。ツンデレ(笑)

怪しい大臣秘書、公安に顔を見られたくないのかと思っていたのですが、今回での回想シーン&展開でやっと得心。見られたくなかったのは、水野えみに、だったのねー。事件に深く関与……どころか、そもそもの発端はお前だったのかー!
(援交場面の指舐めるに背筋凍りました。  する方もされる方も役者ですね)

しかし、ツレは後半爆睡。面白いって言って見たがるのに寝ますねー。疲れてるのももちろん原因ですけど、彼曰く『音楽にインパクトがない』 そうかも。淡々と続くよね。 エンディングの曲も作中では使われない、その辺ちょっともったいないのかもしれません。

「パンドラ」4 ☆☆☆☆

愛の逃避行(嘘)

いきなりムチャ始めましたね、鈴木先生。理事長を騙し、女医さんを騙し、不法侵入までしてエミと逃走!これまでが罠にはまりっぱなしだっただけに、やればできるんじゃなーいと、ちょっと見直しました。
でも、水野エミが目覚めたら突然ダメダメ(笑)

嘘までついて二人きりで逃げるのは
『私が好きだから?』
……と若い娘が聞いてくるなら、それらしく手でも握ってムード出しておけばいいものを。(逃がしたくないなら、目指せ”ストックホルム症候群”ですよね)生真面目に困ってしまって怒らせちゃいますよ。
そこで騙したり適当に抱いたりしないのが鈴木先生のいいところでもあるわけですが。大事にしてくれるのは、体の中のベクターだかなんだかを分析したいからでエミちゃんの人格関係なし。セックス目当てのオヤジと一緒と言われても返す言葉もございませんよ。
その後の海辺の場面でも、どうみても人間よりヒトデが大事そうです(^^;;;)
こんなに素晴らしい研究が完成しそうなのに、どうしてみんな邪魔をするんだ!とか、本気で悲しんでいるらしくて困ったものです。

そして女医さんは、まさか鈴木が自分を騙すとは、そして自分に惚れてる新聞記者もどんなにないがしろにされようと裏切らない、と思ってた様子で、賢い人達はどこまで自己チューなのかと(^^ )
太田黒に問い詰められているところに、理事長は来る警察は来る。あしらってきたバカ共がバカ故に、最悪のタイミングで要らないこと言って彼女の隠していたカードがめくられてしまうところ、ゾクゾクしました!

ゾクゾクといえば、元女子アナ官房副長官さまも素敵。前立腺から人事まで(笑)

来週は急転直下、抗ガン剤の存在が世に明かされて鈴木さんは一躍ヒーローに?もう逃げなくてもいいんですか?
(それともまた予告に騙されるのか??)
本当にエミが関わってた殺人事件はどうなる? 更に罪を重ねた彼氏は? ずっと背景だったなんとか訴訟が、ここにきてもっと本筋に関わってくるのか?

途中で20分ほど寝ちゃってたらしい家族に、あちこち展開を説明するのが大変。録画でもwowow再放送でも観てよ!こんなに面白いのに寝ないでよ!

「パンドラ」3 ☆☆☆

彼氏、弱!!
たかが棒持っただけの中年にこてんぱんって、ありえなーい。イヤありえないと言ったら”全てのガンに効く特効薬”の方がずっとありえない筈なんですが、だからこそこんなところでひっかかりたくない。
一発目は、縛ってると安心して背中を向けたところに攻撃して欲しかったですよ。(しかし、とどめを刺しちゃったのは刑事サンかも。コンクリに寝てる意識ない人を、あんな高さから放り出しちゃだめ ^^;;;)

そんなわけで、予告で観せた鈴木医師の事故はミスリード。
水野エミも自分の意志で出て来てるし、病院長は、何かある、一枚噛もうと必死なだけでいざとなったらちゃーんと女医さんのところに連絡して来てくれたわけで。口封じで殺し合いみたいなことはありませんでした、ああ良かった。

でも<裏切り>はそこここで。
結婚の約束、盗んだデータが不完全と知った途端にほごになっちゃいましたよー。
学部長太田黒(國村隼)と女医さん、狸と狐の化かし合いも見応えありました!

なのに独り、他人を疑うことを知らない真っ正直な鈴木医師(><)
「キミと太田黒にしか言ってない」
んなら、横の美人さんが悪いに決まってるじゃない!!

刑事さんとも、エミ探しに共闘しようとパトカーに乗る為に両手を差し出す鈴木。手錠をはめなくちゃ……ってもうホント馬鹿正直で可愛いわー。その間にも太田黒は、製薬会社にネズミのベクター解析させてるし、特許申請を受け付けない様に工作してるし。着々と邪魔が準備されてる事態がまったく分かってなーい(><)
あちらこちらで進んで行く企みにくらくらしながらの一時間でした。

なのに、危篤におちいるエミ。
予告ではいきなり鈴木と恋人モード。愛がどうしたって??
またミスリードでしょ?と思いながらも、そうなっても不思議じゃない淋しい境遇の2人。予測がつかない方向に話が行きそうでまたワクワクです。

刑事の奥さん、電話で登場。たどたどしい日本語。不法滞在とかの事件がらみで知り合ったってことでしょうか。
医者・政治家側が浮き足だつ中、関係なく日常業務をこなしている刑事サン。鈴木の発見がどうなろうと彼には関係ないのね……。それとも思いがけないところでつながってくるのか??

「パンドラ」2 ☆☆☆☆

あーあー、もう。されたい放題。

18年間変人扱いに甘んじただけあって、鈴木医師ったら世渡り下手にも程があるだろーって状態です。
末期がんだった女の子、せっかく治してあげたのに感謝もされずに逃げられて。
医学部長のありがちな申し出も、ハイハイ答えときゃいいじゃないですか。特許申請なんて隠れてしちゃうとか。
「金なんかいりません!」
は立派ですけど、断った時に相手がどう出るか。大成功と信じるなら尚更、ちゃんと考えなくっちゃいけませんて。(まあ、相手が落第しそうな女子学生なら個室のドアは開けておくの鉄則ですが。男同士でアレされるとは思いませんかねー)

その合間に漁夫の利を狙う美人さん。愛が安いぞ!
「結婚してあげる。子供も産んであげる。」
それが交換条件ってどんだけ自分見積もり高いんですか(笑)しかしパスワードさえしっかりしてれば、こんなことには。鈴木先生!!(『パンドラ』にはまだ変えてませんでしたか 笑)

舞い上がって電話かける先が、恩師と別れた妻(吉瀬美智子)だけってところも泣けました。
しかも再婚済みの妻からはアルツハイマーなイタ電ってことで誤摩化されて。せめてこの人にだけは、ガン特効薬が完成したとはっきり宣言して見直させてあげて欲しかったです。(ケータイ教えてもらってただけでもマシ?)
しかしダメ男好きとしては、鈴木医師がドツボにハマればハマる程ワクワク……(^^;;;)

ホント来週が待ち遠しいです。
治験者を失い、データを盗まれ、医師免許剥奪どころじゃ無い展開になりますか? でもそれじゃ人類の未来は(><)
後は柳葉刑事の奥さんが犯罪者、という揶揄がどういうカードになるのかも気になるところ。
地味にナレーションの山本耕史もこれから活躍か?

「パンドラ」1 ☆☆☆☆

三上博史、挙動不振すぎ(笑)下手するとコントですよ(インパルス板倉に似てませんか。 ファンの欲目? ^^;;;)

でも『癌の特効薬』が!それもタイプを選ばずの画期的新薬が完成したんですから、興奮するのも無理ありません。なのにちっともまともに取り合ってもらえないのでは、自棄になるのも更に無理ないです。
治験はね。ややこしいよね。
現実にも今週エイズの新ワクチン治験が、治療効果どころかエイズ大量感染を引き起こしちゃった報道があったばかり。ドラマ内でも副作用の責任問題が問われてるまずいタイミングでした。
それでなくても新薬を、霊長類とばしてネズミ→人間で試そうだなんてコワいコワい。(増殖抑制が通常細胞に働いちゃったらどうなるー??)まあ、焦るなとなだめる方がまともでしょう。

ところがドラマですから。末期がんな上に身寄りがない美少女(谷村美月)が現れ、面白半分欲得半分でサポートする美人女医(小西真奈美)が現れ、違法な治験がこっそりスタート。場所を提供した医院の人は何か気づいている様子。
殺人事件を追う刑事(柳葉敏郎)、美少女の彼氏、報道記者(山本耕史)、大臣も秘書(相島一之)も渋く豪華キャストでこの先話に絡んでくるのが楽しみー!


「あの遠心機いいなー」とかいいながら見てた研究者の同居人。音楽がちょっと弱いとか言ってました。確かに、「白い巨塔」の様に音楽とともに印象に残る場面はなかったかな。
でも途中CMなしで続く1時間があっという間でしたよ。一話は無料でリピート放映する模様。力入ってるよねwowow!
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