ボランティアで地域貢献、ファンクラブも作って観客増えたぞー!
……って、当たり前すぎてorz 今年できた新チームじゃないのに、去年一昨年、その前は何してたのかとw また、今回一度来てくれた人がその後また来るのかも別の話では……。
しかもそのボランティアを、GMが言い出して選手が嫌がるんですねー。
終盤のGM説教演説に我が家では、お前がスポーツを語るなともう夫が文句たらたらでした(^^;;;;)
今までは池井戸ドラマを楽しんできた旦那だったので、最初はてっきり、ラグビーが嫌いなのかとw だって無理めの目標にむかって一念発起、多分達成しちゃうぞーっていつもの池井戸潤ですよね。でも文句をよく聞くと、確かに違いますねえ。そもそも自慢の技術があって、会社一丸となってそれを押していく「陸王」「下町ロケット」と比べたら、新天地の主人公君嶋には技術も信念もないじゃないか、と。確かに。 じゃあ監督や選手とGMで『強いアストロズ』を作るにしても、こはぜ屋に、佃製作所に任せたら大丈夫!というコアが君嶋にはありません。
やはりラグビーが好きで好きでたまらない人を主人公に据えるべきだったのかも。それじゃ視聴者おいてきぼりになる……。という懸念もわかります。でも「下町ロケット」でバルブシステムやトランスミッションを誰もが分かって見てましたか?なんか知らないけど、一生懸命作ってるから頑張れ!でしたよね。「陸王」もしかり。だったら、ラグビー馬鹿が主人公でもいけましたよ。今の「いだてん」、水泳しか頭にない阿部サダヲが首相や世間を巻き込んでいくように、そんなに君が好きなアストロズを一緒に日本一にしよう!と人の輪が広がっていくような話だって、良かったんじゃないですかねえ。
昨今、大学スポーツには『地域に貢献しろ』と国から指令と予算が来ているとか。大学ラグビー監督で、それを体験してきたはずの柴門は、ボランティアをさせたいのかそれより練習をさせたいのか、なぜ監督の意見が練習計画に出てこないの!(それに、常に全員でいかずともw 5、6人でローテ組んだら負担も軽いだろうに)
ついでに君嶋息子の件。
子供がラグビーを始めたいと言って、最初にすることってラグビーボールを買い与えることですか? 近所で習えそうなところを探すんじゃないですか……。それで無いとして、次が素人の君嶋と原っぱでタックルしあうことなの? 選手の練習を見学でもさせて、どこでいつ始めたのか聞く方が役に立ちそうなのに←これ、興味持った子供のラグビー開始に直結しますよね(近所の公立中学、ラグビー部あってもサッカー部ないw そんな地域差で驚かれるのも楽しそう)
つまらなくないんだけど、面白くもなく。変なツッコミどころが多くてお茶の間が激論になってしまって疲れます。
あとせっかくの米津の主題歌が目立たなくてもったいなーい。
ノーサイドゲーム
「ため息つくくらいだったら、呼吸しないでくれる」
奥さん(松たか子)が怖いよぉ……(^^;;;;;;)
相変わらずラグビーには全く興味ないのに、GMとして監督は決めなきゃならない君嶋(大泉洋)『監督って、要るの?』と言い出して呆れられてますが
「監督を、会社にとっての社長だと思ってみてください」
この例えひとつで秒で「要るね!」には、視聴者にわかりやすいとか以前に、軽くムカつくわw 更に監督の業績はピンとこなくても、経営者の良し悪しには一家言ある君嶋。なんでも一度負けたら次も負け、負けグセってあるそうで、監督も優勝経験がある者を選ぶべき、と。えーっと、その理論だと1勝目はどこからやってくるのかw そして現在負けポジションの君嶋本人はもう負け続けってことかと思うんですけど~ まあいいか。
現在空いてる中で、優勝経験監督は紫門(大谷亮平)ただ一人。
アストロズとは揉めた経緯があって剣もほろろでしたが、そこは君嶋が大学同期の絆で再アタック。いつも最前列でガリガリ勉強していた君嶋を、意外や紫門も覚えていて(ラグビーヘイト含むw)お互いぶっちゃけあって監督就任が決まるのでした。あ、その前に『メンバー全員に受け入れられること』という条件がありましたが、そこは当然クリアで盛り上げポイントでしょう〜。紫門からのアクションってなんだろう、感動的なスピーチとか?と思いきや、なんと一人一人違う内容で美点改善点を語りかけるお手紙×26でしたよ!字がきれい。こんなの、惚れてまうやろ~!もとい新監督は紫門さんで決定やろ~!
しかし後の予算問題で、外国人選手二人を切って一億円を浮かすことに。
ここでもまた悩み続けた挙句に「会社の予算だと思ったら」ならスパッと決断w
しかし外国人選手だって、紫門のお手紙もらってやる気出ただろうに、切られるの辛いよねえ……。あれ待って、お手紙何語? てかあの話し合いに外国人選手いたっけ? プロ契約だからいいの? いやメンバー全員といったら含まれるよね。 ……そんなしょうもない理由で、録画見直してみたらやっぱり、どの会議には彼らいませんでしたよ。それどころか練習試合にも、胴上げにも! 監督決まってリーグ戦始まるまでは、チーム作り流動的ということで里帰りでもしてる慣例なんでしょうかw なんにせよ、心情的にも切りやすくて良かったですね。
予算委員会でつつかれながらも、ラグビー好きの社長に助けられて終了。
そういえば社長、紫門が去年までいた城南大学で3連覇させながらも予算は自由にできず、自ら企業スポンサーを見つける苦労をし、結果大学(OB会)側に疎まれて追い出された……てな情報も、掴んでいたくせに君嶋に教えるのは予算で揉めてからw その方がドラマ的には盛り上がるとはいえ、情報はもっと早く!「GMは君嶋くんなんだから」で終わるなら、もう最初っから報告だけにさせて下さいよ。
次回、また何か大変なことが起きるそうですが何かな。あんまり心配じゃないなw
また池井戸潤か!と主人が騒いでおりましたが、面白さレベル保障付きなのだから仕方がない。「下町ロケット」「陸王」と、丸見えの成功ゴールに向けて王道展開をひた走り、でもいつもちゃんと盛り上がる。それって案外簡単じゃないですよね……。
そんなわけで、今回の素材はラグビー。
興味ゼロの自社ラグビー部ゼネラルマネージャ(GM)にされた主人公君嶋(大泉洋) 14億円の経費は無駄にしか見えず、本社に戻りたい下心もあって廃部案を出してみたり。なのに思うようにならない鬱屈と自己嫌悪を、受け止めてくれたのもまたラグビーだったりして。 実際はラグビー部社員たちも優勝なんて本気で目指していなかったのを焚きつけて、
『目指すは優勝だ!』
と宣言しての、初回終わりです。おおお。ドラマが終わる秋にはちょうど日本開催W杯!このドラマ見てたら2倍は楽しめますよね~。
元々たくましくはない大泉洋、マッチョに囲まれると情けなく、家でも奥さん(松たか子)にけちょんけちょん言われてw でも、理屈捏ね出したら絶対勝つ感じが分析のプロにぴったりですよ。経営戦略では君嶋の案が採用されて、いわばライバル滝川(上川隆也)に勝ったのに、報復人事は想定外で呆然とするあたり正義感でもありますよね。
突然、ラグビーがしたいと言い出した君嶋息子。
それきっかけで、GMがラグビーに興味持ち出したかの様に練習に参加する流れ (ユニフォームのシャツをズボンにインw)も笑える&練習が覗けてうまい展開だなと思いましたけど。その先、実はイジメにあっていたと分かった後がまた流石でしたよ。
ラグビーは暴力じゃない、ノーサイド=試合が終わったら互いに称え合うスポーツなんだぞと説く君嶋、自分だって一度は滝川をぶっ飛ばしたいと思っただろうに、教育的ないい親父ですしラグビーのイメージアップにもいいじゃないですか。 ラグビーが野蛮で嫌、と言ってる奥さんの方が、むしろやり返す気満々でしたよw 理不尽な暴力に出会った息子さんは、やり返したいんじゃなく、ただ強くなりたいと思ったんですよね。
そうそう、社長は大のラグビー好き。誰もが左遷と捉えた人事が、案外社長にはそうじゃない線もあるのかも(それでも、コスト削減では株主アピールにまず真っ先に切られるのが企業スポーツw 経営から見たスポーツの描き方は、我が家のアスリート旦那もきっと興味深々ですね) 今は、社内食堂のランチ値上がりより関心持たれていないアストロズ。強くなっていったら人気も出ますよね。
これからまず、監督選考。候補の大谷亮平とは因縁が? 楽しみです。