ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

トクサツガガガ

「トクサツガガガ」~最終回 ☆☆☆

 カラオケで仲直りの回、最高でした。
BeeBoys、救急機エマージェイソン、ラブキュートw素人の、それも架空の知らない曲のカラオケを何度も繰り返し見てしまいましたよ。海辺で撮影会も楽しかったです。砂浜に穴は掘る、自分の写真はロクなのがなくてもフィギュアのビーチバレー写真がなぜか大量にw 

 それなのに、後半はどんどんとお母さんとの話に。
そりゃ、家族の無理解は大きなテーマです。親に好みを否定され続けトクサツものを捨てられ続けた幼児期の心の傷を、通りすがりの幼児にグッズを譲ることで癒すという、その代償行為も理解できるんですけどねえ……。ちゃんと親御さんの了解のもとで渡さなくては。勝手に持ってきたと叱られてしまうかも。
「私も昔、バイクのおもちゃが欲しかったのを思い出して」 

と、おせっかいお姉さんになってみるのは、ダミアンの両親を説得するほどは難しくないですよねえ。 もしくは、今抑えると後にマニアになっちゃいますよ、とささやいてもいいですけどw 最悪捨てられますからね。

 そして母との対決では、ビンタして縁切り宣言までしちゃいますが。結局は叶の方から仲直り。自分が母にトクサツを否定され続けて傷ついたように、ラブリー路線を否定され続けた母もまた、傷ついていたのかも……って、えー。相手を思いやれる叶は優しいいい子で、仲直りはそりゃいいこどですが、それとこれは別でしょう。傷ついたら、相手の宝物を壊して捨ててもいいわけじゃない。
ここは是非お母さんから、大事な鍋でもブランドバッグでもそっと差し出して『これを壊したのと同じだった、申し訳なかった』と 言わせなきゃ全然イーブンじゃありませんがな。

 それに正直親子のゴタゴタより、リア充同僚たちとのやりとりをもっと見たかったです。
写真を撮って、と頼まれてパパッと見事な構図を指示したチャラ彦くん。上着を脱いで座れと言われた後輩くんの白シャツが、レフ板代わりだったのには笑いましたw てことは案外、チャラ彦にだって撮影へのこだわりやカメラの趣味があるのかも。 勝手に写真を見たがったの、そういう事じゃなかったんですか?
 コピー機営業の彼は、恥ずかしい特撮ポーズだけさせられて終わり(^^;;;;;) で、後輩くんは叶がその人を好きかもと誤解したまま終わってますよねえ? もっとドラマの話数が多ければ、後輩くんと特撮デートしたり? チャラ彦がトクサツ趣味を事もなげに受け入れて、イベントでいい写真撮ってくれたりする展開があったりなかったりしたんでしょうか。
原作のその後の展開を知らない分、妄想がとまりません。
あ、カミナリいい味だしてましたね。 

「トクサツガガガ」2 ☆☆

リアルタイム特撮で、年齢判定w 1作目のゴレンジャーだわ〜

1話面白かったねーと、独身オタ友たちと週末集って盛り上がったのに。2話でちょっとブルーに。結婚するのしないの、これが最後のヒーローショーだの。好きなものに年齢も性別も関係ないってラストに言えたトライガーの君、卒業する必要だってないんだからね! そういえばそのオタ友との出会いは今の叶ちゃんぐらいの年齢の頃(遠い目) それから30年経ってそれぞれ違うものたくさん好きになっても、布教しあったり、へーこれがと生暖かく見守ったり語り合えるよ。オタ友は一生ものです!

そして家では、母親が自分好みの服を無理強いする場面に次男長女から非難轟々w 君ら幸せなんだぞ。
小芝風花にはヒラヒラ服も似合ってましたけどね。それでも、本人が着たくない服は要らない服なのよ。私も親が選ぶ服は趣味もサイズも違いすぎるのが常で受け取って捨ててたので、分かりみ。合鍵は、適当な違う鍵、しれっと渡しときゃいいのに~。
頑張れ負けるな、叶ちゃん。

そして叶ちゃん待望の、初ヒーローショー(通りすがりの休日出勤会社員コーデw 片手にドリンク完璧w)後、トライガーの君との幸せタイムに割り込むチャラ彦!他人のスマホ掴んで、写真次々見てるのありえない~!でもチャラ彦きっかけで、トライガーの君と叶ちゃんが連絡先交換できたので良しとしましょう、うん。

しかし役者沼も特撮沼と隣接、深さは似たようなもの……。特撮オタバレしたくないばかりに装った『イケメン俳優ファン』、周囲の感想は大して違わないのでは(^^;;;;)

「トクサツガガガ」1 ☆☆☆☆

小芝風花の特撮ヒーローポーズが美しい!フィギュアスケートでの鍛錬がここに活きようとはw

オタク息子と、全編大受け。
これのために、戦隊もの企画を少なくとも2種撮影してる労力w 完成度w さすがですNHK。ただしヒロインの通勤電車ガラ空きと、暇すぎる仕事描写だけはないわー。てか、そんな仕事したいわー。
「円盤」「推し」と旦那には初耳のワードが並びましたが、その度にちゃんと画面に解説が出る親切設計。メインターゲットはオタクで、あるあるを楽しむドラマなんでしょうけど、全く知らなかった世界にこれで触れる人も、きっと楽しく見られることでしょう。そして身近なオタクに少し優しくなってくれたらいいなw 

ヒロイン仲村叶(小芝風花)は重度特撮オタク。
デキる先輩として後輩(本田剛文)から慕われてもいるが、朝眠いのは仕事の資料じゃなく『獅風怒濤ジュウショウワン』の録画をリピートしてたからw ご老人に席を譲る正義感は、主人公シシレオーの幻覚のおかげw
職場のカラオケで『特撮の歌しか知らないのに!』と追い詰められた時も、戦闘員の幻覚に追われますがw 子供の頃のヒーロー『救急機エマージェイソン』が現れ助けてくれるのです。そう、誰にでも秘密はある!戦隊ヒーローだって身分を隠してる!(家がバレてたらピンポンダッシュされちゃうw)そして、エマージェイソンの歌のカラオケなら『子供のころ好きで…』と入れても自然、そしてみんなと大合唱で盛り上がるのでした☆
ありがとう、エマージェイソン!

こうやって毎回、ピンチを戦隊ヒーローの支えで乗り切っていくのでしょうか。本当にヒロインの台詞
「大事なことはみんな、子供のころに(特撮で!)教わったでしょう?」
を地でいく展開。オタク趣味を語る仲間はほしい、でもアピールで周囲にオタクとバレたくはない!というヒロインの苦しい戦いは続くのでした。

ヒロイン幼少時、キャラグッズを嫌がり没収していた母(松下由樹) キャラ物全般が嫌だったのか、女の子なのに特撮なのがダメ? でも、押さえつけると逆に歪んで、自分で稼ぐ頃に爆発するんですよねえ。ほら叶も家じゅう、特撮グッズだらけw でもいざ仲間が欲しいとなっても着たり持ったり『特撮グッズは目立ちすぎ』と苦悩するヒロインですが……アニメ、ゲーム系グッズには、高額の推しキャライメージハイヒールやバッグ、伝統工芸細工の本革財布などと、ただ配色が衣装と似てるとか、こっそり留め金に作品内の意匠がとか、分かるわけないグッズがたくさんありますよ。またオタクから金を毟ろうとしてると思ってたのですが、そうか、こういう仲間づくりのための用途が!(違w)

そして私は別にオタクを隠してはいませんが……わざわざ、ドラマ好き=1話は全部録画、お笑い好き=インパルス出演番組は網羅、とは確かに周囲に話してませんよ。だってみんな興味ないでしょう、挙句にブログに感想書く生活がもう15年以上続いてるだの、言いませんが。え、これって隠してることになるの? このSNS時代、叶ちゃんも毎回感想を叫べば仲間が出来るでしょうに。顔を合わせて感想言い合いたい、のかな。

でも1話にして、ジュウショウワンの赤キャラ/シシレオーのチャームを手にいれる途中で小学生(寺田心)と知り合い、電車でそれを見せて青キャラ/トライガーチャームをつけた『トライガーの君』(倉科カナ)とも微笑みあい、そしてどうせ社内のクールな先輩(木南晴夏)も同好の士なんでしょう~? すぐ仲間できそうですよね。特撮なら、ママさん社員で毎週見てる人もいそうなのにw

子供向けのガチャガチャを回すのに、人目を激しく避けるヒロイン、挙動不審w
これ、甥っ子のためとか知り合いに頼まれて、だと何もためらわずに出来るでしょうに、自分の趣味だとびくびくしちゃうんですよね。分かるわ。薬局の立て看板(ガスター10とかw)『キャンペーン終わるころ欲しい…』と思っても頼めないのに、なぜか他人の推し俳優ポスターは平気でもらってこられる罠w


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