大団円。
やっぱり家族はタイガの政治向き素養を見抜いていたけれど。地盤を継ぐ誘いをはねのけたタイガは、父の不正を告発。YouTuberとして今日も行くのでしたw
2話の痴漢自演以降も、女が妙に悪者な事件が続いて少々辛かったです。
SNSでの名誉毀損にリベンジポルノ。タイガへの殺害予告こそ男性でしたけど、美貌の政治家(矢田亜希子)に粘着するインフルエンサーの正体は地味女(徳永えり)、早紀の事後ツーショットをばらまいたのは映ってる元カレじゃなくて仲良しの同級生女子でした、と女子=陰湿の図式?? 特にインフルエンサーは、自撮りではネイルも髪もファッションもばっちりなのに、普段がおばさんニットで自宅にもブランドもの積んでないだなんて納得いかないや。
で、プライベート写真流出でアナウンサー内定を失いかけた早紀(唐田えりか)でしたが。炎上しても叩かれても折れないタイガを見習い、自分も諦めない決意をするのでした! いざ交渉となれば、おかかえ弁護士で父登場ですから心づよいですよね(^^)
しかし写真の他にも自殺未遂のデマなど流したお友達、実は小学校で早紀にイジメられたクラスメートだったとか。その回想が、もう勘違いでも偶然でもなく、その子を生贄に自分を守ろうと、めちゃ意図的にマウントをとってイジメ始めていて、早紀ちゃんなんちゅー根性悪だったのかと(^^;;;;;;;)
父のはからいで事務所で顔を合わせ、お互い絶対に許さない謝らないと言い合いながらもやっぱり、きちんとあって話して区切りがついた、そんな女同士の対決は見応えがありましたが……。その前のミスコンでわざわざ近づいて仲よさげにふるまってた時期が意味わからんのですよ。 ああでも、彼女が流したデマや写真に負けずに早紀がアナウンサーとして活躍すれば、二度と消えない汚点と思われたそれが、結果的に大したことじゃなかったことになる、そうしたらまた笑顔で会える日が来るのかもしれません(そんな経歴ひっさげて入社する新人アナ、ひそひそされるのか弄られるのかw 頑張れ早紀ちゃん)
タイガ殺人未遂は、『主人公がタイガに似てる』ゲームをクソと貶めたことが伏線でしたよw 酷評で打ち切りにって、恨まれてましたが。知名度上がって、ユーザー増えるでしょ、その上での好き嫌いはゲームの実力では……。
自死したタイガ兄が遺した、父の不正の証拠。貸し金庫のパスワードがtaiga_ganbareだったのは泣けました。YouTuber活動も見ていたそうじゃないですか。自分より政治家向きで父にも期待されている、カリスマを備えた弟が、その証拠を握ったらどう使うと思っていたんでしょうね。告発か出馬か、その可能性はどちらもありかもしれませんが、まさか自分を追い詰めた検事にそれを、最初にみせる仲になっていることだけは、思ってもみなかったことでしょうw
さてこの年の差コンビ、続くのか。その時はもう少し女性蔑視な感じ和らいでいて欲しいものです。
デジタルタトゥー
殺害目的の誘拐?
……とも見える動画をネットに流し、身を隠すことにしたタイガ。 ほとぼりが冷めた頃にVtuberで返り咲く、といいつつ岩井の事務所に居候。岩井の娘にみつかる場面では、父岩井の挙動不審と相まってBL的勘違いはさまれたらどうしようかと思いました(^^;;;) 娘さんタイガ知ってたのねw
居候の代金にと勝手に、岩井をネット犯罪対策エキスパートに仕立てたHPを開設するタイガ。 送信防止措置請求、裁判、仮処分!早速タイトル通り、『デジタルタトゥー』=過去の犯歴にお困りのお客様がいらっしゃいます。痴漢の前科がネットで広まり塾が生徒ゼロに、それも冤罪だったのを検事時代の岩井が有罪にしたと主張する大野(中村靖日)なのですが……。
法律ドラマで痴漢って、女性の偽証をひっくり返して冤罪になるケース多くないですか。それ以上に日々痴漢っているのに、男性はまたこれ見てほら冤罪と思っていそうでちょっと不愉快に。被害女性の現在が、痴漢の言いがかりで金を巻き上げる常習者だとしても。花の女子高生だった8年前にもそうだったとは限らないじゃないですか……ねえ岩井さん。まるでバランスを取るように、書き込み女性は性犯罪の被害者で『許さない』『一生GPSつけて過ごすべき』と息巻いてますけども。うーん、そこに痴漢の冤罪被害を挟んできちゃうと、いまだに夜道が怖いこの人の主張まで『でも冤罪が…』と薄まっちゃうじゃないですか。
被害者加害者双方に嘘の可能性がある痴漢じゃなくて、盗撮など明白な犯罪で『僕じゃない』の主張だけしてもらいたかったです。
また、岩井にしてもらいたい主張も『だから冤罪だってば』などという、過去の自分の仕事を貶める発言じゃなくて!前科一犯だとしても更生している人に協力してやってくれ、という落ち着いた発言でしょうに。それに、大人相手の日本語学校でそこまで『教育の場』云々を言うかなあ……。
さておき、書き込みIDとネットオークションの紐付けを見つけたタイガが、子供服を落札して書き込み女性(中越典子)の住所氏名をゲット。わあ、書かずにやりとり出来るアプリにしなきゃですね〜(^^;;;;) で、岩井の説得より、大野が手作りした教材のすばらしさに心打たれてくれた様で一件落着しますけどね。この教材ネットにアップして話題になれば、大野も教育系Vチューバーへという道もあったなあと思ったりしてw とりあえず生徒も戻ってよかったですけどね。書き込み削除されたからって、読んじゃった人の記憶や噂はリセットできないから戻るの早すぎではあります。
岩井の娘さん(唐田えりか)がミスコンで優勝。アナウンサーにも内定とめでたい限りですが、ミスコンの優勝インタビューでポイント稼ぎに言ってみた『国境なき教師団に入るのが夢』が一人歩きして、嘘つき呼ばわりで炎上です……匿名の攻撃に怯える娘さんのメンタルが心配ですね。
毒舌ユーチューバー、タイガ(瀬戸康史)に殺害予告!
年齢差バディものですねw 殺されかけた、でも警察には言いたくないタイガの依頼を受けて、ヤメ検弁護士岩井(高橋克実)はネット民と対峙する羽目になります。
さて次々と相手を特定しては自宅訪問する岩井! 罵倒、逆ギレはもちろん、格闘にまで。最初のVチューバー(って言うんですって!自分の動きをアニメにさせるタイプの顔出ししないYouTuberを!しかも男が美女キャラをぶりぶり演じてるw)には悪意ある書き込みの削除依頼だけでしたが、明らかに殺意を見せた相手の訪問は、警察にまかせたほうがよろしいのでは(^^;;;;)
タイトルの「デジタルタトゥー」は犯歴や個人情報など、ネットに拡散され消えない履歴。それを示す様に、人物の顔に浮かび上がる『人殺し』『傷害事件』などの文字が衝撃です。また場面を細かく巻き戻してセリフを繰り返す演出も、印象的。
書き込み犯特定のほとんどの行程はタイガがしても、最終的に身元開示を要求できるのは弁護士だけ。そこで岩井に声をかける関係は面白かったです。また、実は国会議員の息子なタイガ。父親(伊武雅刀)の収賄疑惑を、検事時代の岩井が担当したと知りつつ近づき、親父はどんな奴なのか?と知りたがるのも興味深いです。優等生で秘書だった兄(竹財輝之助)と違い、落ちこぼれの彼は期待されずに、父との接点がなかったのね……。
でも、動画で世界を変えられる、と心躍らせる様子は実に政治家向き、父譲りなのではw いつか父の地盤を継いで、出馬しちゃったりしますかー?
しかし、闇サイトでタイガ脅迫を依頼したアドレスは……父の選挙事務所?タイガの活動の、選挙への悪影響を心配する秘書の暴走か、それともまさか父本人が?
常に正論まっすぐな岩井は、親父さんに直接聞けとタイガを叱り飛ばすのですが。そんな確認が必要って、既に破綻家族ですよ(^^;;;)それに親父さんは『長男が死んだのは岩井のせい』と、タイガに告げるかもしれませんよ。それでもタイガと岩井は今のままでいられますかねえ……。
続きが楽しみです。