ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

サイレントプア

「サイレント・プア」3、4 ☆☆

秋の栗ごはんで始まった話が、引きこもり君が配達をこなす様になって季節が移っていっています(観てるこちらはもう春なので、深キョンのダウンが暑苦しいよね)
 

その間に、ゴミ屋敷でなくなった江田さん宅に悪徳業者が出入りして詐欺工事をふっかけていた様なのですが……。

「息子さんが喜びますよ」

と、既に故人と知らずに言って来るリサーチ不足の悪徳業者で、逆に息子が生きている様で嬉しかったと語る江田さんが可哀想で涙でした(><)何才になっても、寄り付かなくても、亡くなっても、息子は息子なのね……。


でもそんな気持ちって、子どもも持たなくちゃダメかなあ。

自分を捨てた母と、30年もしてから同居で大騒ぎな今回。ボケてきて、幼い孫を連れて徘徊行方不明って、勘弁して下さいよー。

『手を離しちゃだめ」

って、深キョンそれは自分が弟を亡くした時に重ねてるだけでしょう(><)

「捨てたくなかった、でも仕方がなかった」

と言ってもらった娘は、少し気持ちが晴れたかもしれませんが、だからって同居を続けるのは危険すぎます(><) 


冷徹福祉課課長も、元は熱血だったとか。

熱血故、他人の人生に深入りし過ぎて後悔先に立たずな事態になり現在に至る。ヒロインも、こうするべき!という主張ばかり押し付けていては息苦しいですよ。

弟さんの死の真実も……。
なにがあったかはもうだいだい分かっているわけですが。問題はそこじゃなくて。
当時不在だった母に、何が起きて弟は死に、自分だけが生きているのかを伝えることがいまだできないのだという、癒えない傷が辛過ぎてこれまた息苦しいのです。 

その息苦しさで物語をひっぱっているので、狙い通りの熱演といえますがお茶の間で見続けるのは辛くて既に旦那がリタイアです。 

宅配弁当作りなど、地元の人の輪が広がって街が暮らし易くなっていったのはステキなんですけど…。 

最終回はどうなるんでしょう。
だれか寄り添う人がいてくれたら少し楽かなあ。 

「サイレント・プア」1 ☆☆☆

がっつり福祉が焦点なドラマ。珍しいです。

そういえば「社協」という団体は聞いたことあるし、イベントでそこのゆるキャラも見てたけど、民間なことやその役割は知りませんでしたよ。CSWコミュニティーソーシャルワーカーとして頑張る深キョンの職場となれば、いい啓蒙になるのでは……と思う反面

「もうこの手を離さない!」

と人助けに燃える里見涼(深田恭子)の凄すぎる情熱と、その情熱の源が幼少期の弟の死らしい『いかにもドラマ』な部分は、実際に社会福祉協議会で働く人たちには面映いでしょうねえw

そして区役所の福祉課は敵役で不仲w

せっかく1つゴミ屋敷を解決して区役所からも喜ばれるかと思ったら、片付けの要求があちこちから増えた、もうゴミ問題はやめてと逆にクレームw 社協の深キョンがスーパーヒロインなだけに、この役所の描かれ方は可哀想です。でもドラマでは、そのうち協力して解決に当たる様になりそうですよね。


そんなわけで1話はゴミ屋敷。

ゴミを軒先まで溜め込む反面、おしゃれして外出もする老女江田さんを、責めるでなく理解しようとするスーパーCSW里見涼が大活躍でした。

外出先のファーストフードで声をかけ、会話を続けた後に「社協の者です」と名乗るのは流石に反則というか。孤独な老女のお出かけ先を奪ってしまうことになるじゃないとハラハラしましたが、そこで拒否されてもへこたれないのが里見涼。日参も続け、ご当地ネットワークで昔話を仕入れてきます。

「庭の栗の木をみせてください」

その言葉が、昔はご近所に栗ごはんをふるまったという江田さんの心を動かし、ついには大掃除の依頼につながるのでした。ええ話や~(><)


その掃除も、業者が事務的にするんじゃなく、あえて地域の人を巻き込む形に。

誰も訪ねないからゴミ屋敷になってしまう、その根を絶とうという意見もなるほどです。3年前から始まったというのも、その時期に息子さんを亡くした混乱からだった様です。


実際は痴呆が絡んだら会話はできないし、攻撃的な人もいるだろうし、全てのゴミ屋敷が触れ合いで解決するわけじゃないでしょうが、これは希望の持てるいい話でした。

声なきSOSを受信/解決しながら、里見涼自身が癒される日は来るのか?

先の展開も楽しみです。

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