料理人が勝手に考えたメニューなのに、日本が、総理(小日向文世)が、悪意でさせたと疑われるって酷いw
でも事前にチェックはしてしかるべきかも。政治が絡む以上、不適切メニューがあれば事前に排除するにこしたことないし。今回のように相手が怒るなら誰かは責任をとって謝罪なり誤解を解くなりしなくちゃならないのだから。
そんなわけで、「ドクターカー」に続きまたも超人な剛力彩芽ヒロイン。
ゲストの著者から愛読書三国志まで速読で暗記し、料理に込めるメッセージを閃きますw それ、味に関係あるのかって超能力ですが、見逃した1話ではきっと凄い才能をみせつけたのでしょう、若くして総理官邸で採用!写真映えする料理長にマスコミも大喜びです!
しかし調理場では冷遇なようで、一の木くるみ(剛力彩芽)の部下はただ一人。対する皇帝(高橋一生)がぞろぞろ率いる青ネックチーフ団と会食ごとに対立しています。官邸の料理は今まで、大食堂料理人の彼が全部仕切っていたのに、いきな現れたくるみが気に入らないんですね。(それこそ彼に事前にメニューチェックしてもらえば顔もたつのにw)
ここで不思議なのは、分担している様子もなく、それぞれに料理を作っていて、勝手にテーブルまで持ってきて客にふるまっていることですね。
一応、鮎やハモ(くるみの料理)出されたフランス人がワインも飲まずに饒舌で、口に合わないらしい←鴨どうぞ(皇帝)、とか。「平凡な料理ね」とゲストに貶され(皇帝の料理)←はい奇抜な一皿(くるみ)、とか。物語的にはちょうどいいタイミングで進みますが、逆にちょうどよすぎでしょうw 1話見てたらわかることなんでしょうか。誰かが両者を競わせて、別料理のタイミングを指示してますか? 秘書の古賀(滝藤賢一)かなあw 総理はくるみに世間話でメニューのヒントだしてるだけでも十分ですよね。
アレルギーだなんだと次々にキャンセルが入っていた場面では、代案で届けさせた素材が次々と無駄になるのでご予算の方も心配でした(^^lll) しばらく総理やスタッフの普段の食事が伊勢海老だなんだと妙に豪華になるのかも!
「やっさん」同様、つまらないわけじゃないのですが録画するほど先が気にならず。せっかくの豪華な料理も、今回のように客が日本を嫌っている流れではわざと食べる気なしでつつかれて美味しくなさそうに……。もったいない。
それでも、どちらの料理人も美味しい料理を作ることには真摯なのはいいですね。対立はしていても、料理をダメにしたり足を引っ張ったりはしていないし。清原からくるみへのダメ出しはゲストの前でなく厨房で。国際企業CEO(ジュディオング)に、使った素材を告げるのは料理したくるみでも、それにかこつけて友好を語るのは総理。そこの切り分けはできていて、好感が持てました。
もっと友好的な展開なら、美味しい美味しいと食べる様子が見られるのかな。