「でもどうしても言えなかったの!」
…………って、何故??
最後の最後で出てきた三沢父の私生児。
復讐のために息子に近付き、問題を起こせとたきつけたそうで、冤罪で芽依子が捕まっていたんじゃ、可哀想なだけじゃなく目的も達成されてません。サクっと真犯人を通報できなかった理由は??実は息子くんを愛しちゃったの、とか??(ムショ返りの芽依子に、必死に優しかった理由だけは分かったけどさー)
ドラマ的には、良くある最後の(余計なw)ひとひねり。恩人が全ての元凶だったと知り芽衣子の絶望は深まりますが……だから、匿名の通報ぐらいできなかった理由はなんなのよー。
ついでに言うと、三沢父の変死が自殺と断定されたのも何故なのよー。
でもまあ、そんな細かいことや、学校の休日警備がザルで部活動も禁止なのかって無人状態を気にせず、頭空っぽにして受け入れれば、いろいろ盛り上がりの多い最終回でした。
落とし穴大成功、母との和解までできてラッキー!(手錠を外すから逃げられるんだよ、真島くん……)
虫の息で絞り出す「ア イ シ テ ル」に主題歌がかぶる演出は狙ってましたね??
♪愛してる~って言うアナタの言葉はサヨナラよりも哀しい♪
まさかの真島視点!!女声に騙されました。
そして口づけ。
毒物を含んだ口に!!
重なって動かない2人のシルエットは、もしかして真島も死んだかもしれないし。堂島記者の遺稿は発表されたかどうか定かでなく。
全てが虚しい、含みのあるラストは美しかったです。
本当は、芽衣子に
「生きて償え!」
というのなら、三沢息子も助けて、恥辱にまみれた残りの人生をきちんと生きて、償え!と、並べて叱りとばしてやって欲しかったのですが。様式美ではこうなるのかなー。