ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

キムラ緑子

「VIVANT」〜最終回☆☆☆

 観てました。

 あの弱腰乃木さん(堺雅人)が「別班」、殺人も辞さないと分かった回では、うん知ってた、となりましたよね笑
その後繰り返される監視カメラに残る映像などでの、実は公安野崎(阿部寛)と同時に発砲してただの、あわわわ顔からの観られてないとキリッだのが多すぎて段々笑いどころに笑

 アメリカの兵学校首席卒業で出身高校も海外。いやその前に『日本人の子供が物乞いをしていて保護』⁉︎(流石にそれはニュースでは⁉︎)
 と、乃木の来歴は想像を超えたチートの羅列。かの陸軍中野学校的面接を見事突破しての別班登用なのでした。……その昔亀梨和也が潜入スパイを演じる映画「ジョーカーゲーム」に、有能云々よりその美貌目立ちすぎだろ!と叫んだものですので、その点では乃木は後輩黒須(松坂桃李)より、確かに向いて…うーん。
 女医さん柚木(二階堂ふみ)との不慣れなキスでは、初めてだったと泣き崩れるんですよ。どんだけ国だけを愛してきたんですか〜ハニトラ対策とか教わらなかったんですか!

しかしてその真の出自は、世界的テロ組織テントの首謀者ペキ(役所広司)の実子でした、どーん!

 日本素晴らしい、と語るペキ。日本の公安世界一、な乃木。似たもの親子で辟易で、実はペキには裏があってホッとしたり。あれが心底本気なら乃木くんやばいよ。君の苦難の人生、日本国のせいじゃないですか。 

 そうだ二重人格!
導入のフックだっただけで、別になくても結果変わらなかった設定でなんなのー! 周囲の人に豹変を怪しまれるでもなく、飼い慣らしてるならそれはもうただのイマジナリーフレンド。

 ともあれ日本に帰り、家族を手に入れた乃木の明日はどっちだ?
ジャミーンが柚木の元カレの子だと妬くどころか、ペキとの縁もあってむしろ嬉しそうだし、なんならドラム(富安ドラム)の同居も、野崎も居候でも喜びそうですよね。

 そしてテント解体後のバルカ共和国では。
ペキ亡きこれからは弟ノコル(二宮和也)が遺志をつぎ国を守るのだ。腹心の部下だったおじさんたちもペキに殉じてしまったから、ノコルたった1人で…あ、黒須が居るか!

 途中参入しにくいドラマだったのに熱狂的に受け入れられたようで、続編ができるらしい?
その際は是非、チンギスさんも再登場希望です!
 

「白い濁流」4 ☆☆☆

 うわあああ地獄!

 ニュースを知りながら、学会発表は強行され
「今朝、非常に似たような物質が北野堂製薬さんから……」
と質問されるばかりでなく、好並(伊藤淳史)本人からの厳しい追求を受け、発表者柏木(桐山漣)はデータ偽造疑惑に晒されてしまう。全部教授の指示なのに、処分され追い出されるのか柏木?

 一方、アレルギー被害者少女を見舞った智子(佐々木希)は 、寝たきりの姿と困窮する家庭に衝撃を受け、民生委員と勘違いされたまま生活の手助けを始めてしまう。
 知らされた好並は北野社長(西村まさ彦)に直訴するが、会社に責任はない、賠償は一切できないと明言されて落胆。もう退社する、そしたら2人で支え合って……と、同じ方向を向いたことで一時は心が通じ合った好並と智子だったが……。


 通じ合うのも突然なら、道が別れるのもまた突然w
この先の急展開で、裏切ったのは好並だとビンタまでかました智子さんですけどね、そうせざるを得なくした原因が自分だと、全く分かってないのが参るんですよねえ……。セクトーム被害についてペラペラと柏木に喋ったせいよ? あと、新聞記者ですって言わずに変に引っ張ってバレてお母さん(萩原みのり)を怒らせたのも、好並の遅刻は関係なくて自分のせいよ?

 後がない柏木はセクトームの件で北野社長を脅し! 脅された社長は仕方なく…という体で、実はやりたくもなかった医薬品開発を柏木&山本教授と企業に売り渡し特許利用料を得る一人勝ち。好並の辞表はむしろ好都合で、開発者報酬の300万円は受け取ったろ……って、借金がある良並両親に「お土産」として渡しちゃっておいてその態度ですよー? 
 それでいて、腹を括った好並が機能性食品打ち合わせの席に『開発者です』と乱入すれば、笑顔で話を合わせて続行。社長の狡猾さを存分に堪能出来た回でありました。

 そして『北野堂製薬の社長になるのが目標です』とぶち上げる好並?? 
 正義を貫いて身ぐるみ剥がされるより、清濁合わせのみ出世して稼いで、いつか補償もするつもり、それも人生よね……。でも、まさかあの不器用な正義漢好並くんが。ずーっと好きだった智子と袂を別つてまで選ぶ道とは思えずびっくりしてしまいました。予告では北野家のお嬢さんと婚約?そりゃ、ずっとグイグイきてる据え膳ですけども。その好意の根底には、大好きだった亡きお兄ちゃんと好並の絆もあった筈……。これまた予告で、信頼が揺らぐやりとりも。うわーどうなっちゃうのー。

「大阪環状線(4) ひと駅ごとのスマイル」1 ☆☆☆

♪大阪にはうまいものが、いっぱいあるんやで~♪

初回は名物親子漫才w
例によって大声で歌い踊りながら、恥ずかしげもなく繁華街を歩くオカン昌子さん(キムラ緑子)と息子の順平(波岡一喜) 店の仕込み前はこうしてあちこちで食事して研究するのでしょうか
(ちなみに親子の登場回弊レビューPart2弁天町駅こちら、part3福島駅こちら

ドンキホーテ前から新世界、通りがかったアサヒ劇場で『この役者さん、同級生やった~』と大衆演劇に飛び込んで芝居と歌を堪能。帰り道で団長親子の喧嘩に巻き込まれます。知らぬ仲でなし、と通天閣まで娘美麗ちゃん(曽和瑠布子)をを追いかけて、話を聞く……というか親子漫才で気持ちをほぐし笑顔にして。

黙って言うことをきけ、な父団長(中川浩三)が不満な美麗ちゃん。それって成長ですよね。どこの家庭にもある話。ドサ回りで日本中巡っても、芝居ばかりでろくに観光もせずコンビニ飯ばかりな親子を、福島駅の順平の居酒屋に招き、大阪名物串かつをふるまえば、ほら仲直りです。ちゃんと娘への感謝を口にできた父も偉かった!
最後は、オカンがまさかの大衆演劇ステージに登場!振袖に通天閣カチューシャでうまいもんの歌を熱唱して大拍手ですよ~。舞台化粧の緑子さん、さすがお綺麗☆
♪たこ焼き、餃子、お好み焼き、豚まん♪ 加えて串かつ~♪

順平の居酒屋が、こども半額が効いたか、順調に家族連れが集まる店になり賑わっていてホッとしましたよ。

今シリーズは狂言回しが初めての男の子で、ジャニーズ西畑大吾くん(手帳忘れて、長原成樹に呼び止められた子ね、千葉雄大系)そのおかげか大阪以外の視聴者が増えて『すいかの名産地の替え歌』と言われていて、びっくり。そ、そういえばメロディー同じ…かな。でも大阪ではこれ、保育園幼稚園でのお遊戯の定番なんです。たこ焼きでほっぺ、餃子で耳をつまむのはお約束。ほら、会場が全員唱和できてる~w
串かつのソース二度漬け禁止、は有名では。上からかけずに、ソース入れにどぷんと漬けて喰べるので、入れていいのはかじる前の一回だけ、なんです。以上大阪豆知識でした。

そして、ふふふ、エキストラで撮影に参加した私、映ってました~!やったー!
慣れない出番待ちの私たちを、緑子さんはキラキラ笑顔で励ましてくださったし。真横に立ってた浪岡さんは、いい匂いが……別にしなかったw お仕事中の普通の兄ちゃんで嬉しかったです(謎褒めw) 雨で撮影スケジュールが何度も何度も変更になって、私たちみたいな素人にもその度連絡回して、当日も何度も何度もテストしてその度に元に戻してまたテストして。どのカットにも手間がかかっているんだなあと学んだエキストラでありました。


「大阪環状線(3) ひと駅ごとのスマイル」福島駅 ☆☆☆

でたー親子漫才w

パート2弁天町駅の回で語っていた、夢の居酒屋を開いた順平(波岡一喜)
でも店はガラガラで、看板をみつめる身なりのいい小学生を招き入れる母昌子(キムラ緑子) 金持ちっぽい子に親切にしといて損はないと順平を言いくるめてタダで食べさせていると、なぜか続々と客が来て満員御礼! 福の神ちゃうか、とまたまたその子を可愛がる昌子さん。しかし、親と連絡はつかないまま陽が落ちて、寝ちゃった男の子を背負って家に連れて行った二人でしたが、帰宅した母親(福本愛菜)には刃物を向けられて大ピーンチ! 思わず窓から裸足で逃走です。
勝手に他人の家にあがりこんじゃダメですって。昌子さんなんてあの大慌ての中、ベランダのサンダル履いてきちゃってるんですからちゃっかりしてますw それにしても刃物はやりすぎでしょうが……、シングルマザーの必死な気持ちがわかると、昌子さんはお母さんの味方。そして順平も、そんな人たちののために料理で何か出来たら、と考えているのだとか。次の登場では、活動始めているのかな。

とそこへ、事情を息子に聞いたか、靴を届けに追いかけてきたお母さんw 
支払いを受け取らず、逆に唐揚げを持たせてくる順平に文句をいいつつも、きっとありがたいんだと思います。
自分が食べた皿をさっと洗える子、きちんとした身なりも世話が行き届いてる証拠。きちんと育てていて偉い!と昌子さんに褒められたことも、きっと嬉しいはず。「店に来て」と見送るふたりに「潰れてなかったらな」と返す口汚さですが(^^;;;;)  いつか母子で店に来てくれたらいいですね。
おすすめメニュー骨付鷄、ガブッと美味しそうでしたよ~

オープニングでは銀河鉄道の様に空に駆け上がった電車が丸まって、タイトルバックの環状線にw シリーズ通しての狂言回しは車椅子の少女桃(井頭愛海)になる様です。マッチを集めているそうで、昌子からもらってましたよ。でもさ、入った店のをもらってこそ、思い出の品になるんじゃないのかな。ただ声かけてマッチ集めて、どうするんでしょう。

「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語(2)」弁天町駅 ☆☆☆

へー、フェリー乗り場とかあったんだ。閉鎖された跡をアーチストが作業場にしてたりするんですね(自動車教習所と、元交通博物館のイメージしか)

離婚届を出したばかりの母(キムラ緑子)と、報告に戸惑う息子(波岡一喜)との、がっつり親子漫才ですw 延々聴いてられるわ。
せいせいした、と言い放つ母が行きたがったのは、嫁いで初めて大阪に降り立ったフェリー埠頭跡。ここで初の関西風うどんを食べた、ここで「瀬戸の花嫁」が流れて可笑しくてしかたがなかった……そんなたわいもない話。思い出の中の小さな男の子は、さっき話をしたアーチスト君かも。でもそれを確かめるでもなく
「そーかもしれんし、そーでないかもしれへんな」
で終わらせてしまう、ミラクルを求めすぎないところがいい味出してます。

そしてぽつぽつ暮らしの不安を訴え始める母と、やっと「店を出す」と報告できた調理師の息子。
お母さん『職がない』と嘆いていたから、雇ってくれぐらい言うかと思いきやまさかの「いよいよ困ったら、まかない食べさせてもらえる」ってw もっといいもの食べさせてもらってください

シーズン4も制作開始と聞いたタイミングでBS放送始まっていて、なんとなく視聴。本放送時は、鶴橋駅のあとなんとなく見なくなっちゃってもったいなことをしましたか。
「親と一緒におれるって、当たり前じゃないと思う」
といきなり息子に諭す少女(清井咲希)は、シーズン1の大阪城公園編で脱走犯と話してた娘かな。理想のシュークリームが縦糸なのね!


「ラジカセ」 ☆☆

 三重発地域ドラマ。
昭和家電おたく有山(滝藤賢一)と寂しい少年将太との魂のふれあいを描きます。ゴミのような古い家電だって、求めている人がいる。人間にだって要らない人間なんていないよ、というストレートなメッセージは胸に響きました。

しかし伊賀市を舞台になぜ忍者でなくレトロ家電。
堅焼き食べるでなく、昭和の家電が残る田舎町ってだけでいいの?と思っていたら、なるほど伊賀の名所は伊賀上野城や忍者屋敷だけじゃなく『昭和ハウス』というレトロ家電を集めた博物館があるわけですね。その館長さんをモデルにしたと。ふむふむ。

有山の、レトロ家電にかける熱意と知識が半端じゃありません。
所蔵品をドラマ撮影に貸すこともあるのですが、設定年度が1年違えば機種が違うのに!と震えるw 演技や役者よりもちろん家電が大事ですw 
扇風機の羽が透明じゃなかった時代が、そういえばありましたねえ〜。TVのチャンネルを「回す」というのもアラフォー以上かなw 技術の進歩ってすごいや。そして録音機器も変貌を遂げ、いまやカセットデッキ、テープを見ても小学生は何をするものか分からないんですね……。 有山の倉庫に遊びで侵入した将太は、並んだテープを見てびっくり。別れた両親の名がかかれた謎のお宝と同じ!
有山は有山で、写真の将太の父……の足元にあるラジオがカッコイイ、持ってきてくれと大興奮。母(安藤玉恵)は捨てろという古ラジオでも有山には憧れの名品で、面倒なはずのチューニングにすら将太と父の懐かしい思い出が蘇るのでした。
そしてやっと聞けたテープには、幼い頃の母の声。いっぱいいっぱい可愛がるから!とまだ見ぬ当時は心に決めていたはずの息子を、新しい恋に生きる今は邪魔者扱いしてしまっていたけれど……テープの残りには将太から母への感謝のメッセージが入っていたのでした。こ、こんなの絶対泣くでしょ(><)そしてCDではできない芸当なんだな、これが!
壊れかけた親子の絆を、ゴミ寸前の家電が繋ぐのでした。使えるものは大事にしなくちゃですね。

言いたいことが言えずにクシャミが出てしまう、口下手(レトロ家電を語る時だけ別)で変わり者な男を滝藤が好演していました。

「僕のヤバイ妻」 ~最終回 ☆☆☆

たった10日?
最初の狂言誘拐から真剣誘拐までたった10日だったんですか、じゃあ警察がああでも仕方ないですね。そこだけは仰天しつつ、大団円大満足な最終回でした。

騙し騙され、毒を盛りあうw
これが頭脳戦で互いに賢いと、計画の穴を探しながら見ることになりますよねえ。でもこのドラマでは幸平があまりに莫迦なので計画なんてどうでもよくて、もう見どころは莫迦っぷりでした。殺そうとしているのに、いざマリアがピンチだと助けようとする。じゃあいい人なのかっていうとまた殺そうとする。また助けるw その巻き添えで毒食べて杏奈が死んだら、泣きながら警察に
「僕が殺しましたあああああ」
ってw 黙って共犯者でいることもできないのに、一丁前に殺そうとしてたんですか、こいつは!
それも案の定狂言でしたけどね。

で、狂言と知らずに脅迫してきた隣宅に乗り込み刺されるマリア。
これだけは誤算だったかと心配モードで観ていたのですが、いやいや『誘拐保険』の段になってくるとむしろ刺されるために挑発したのかもとすら思えてきます。籠城に自宅を使われるのも計算づく……かなあ。幸平がない頭しぼって見つけてくれるのと、レンタル夫が戻ってくるのは、どっちに転んでも良かったのかも。
逃した偽装夫婦が、その後ラブラブで癒されました。法的にはアレだけど良いことした感。でもそれだって、恨まれたり再度脅されたりする危険が減りそうですもんね、2億と引き換えに殺さずに逃げてくれて万々歳。
杏奈も店を手にして万々歳。

そして夫婦はあぶく銭の16億円を手にし……さて幸平の命は一体w
心の声は
「お前ほど面白い妻は他にいない!」
と余裕綽々に受けて立っていましたが、お前がそんなタマかーとツッコミ入れてしまいましたよ。毎度おろおろ振り回されて泣き言言ってたくせに←それを忘れて、俺カッコイイと記憶改竄できるからダメな殺害計画できるんでしょうねえ。
本当に愛一途故にだとしても、目的のためなら自分で自分の爪を禿げる女だということを忘れたらまた痛い目みるのに。本気で殺しに来たら秒殺でしょうw

それにつけても可哀想なのは死んじゃった緒方さん。
そしてマスター蔵之介は立案者として責任あるでしょうに事件後の立ち位置が中途半端で、まるで誘拐保険の伏線紹介のために出てきたみたいになっていませんか。この二人をうまく兼ねさせて、何もかも知って計画していた人が死んじゃっていたらもっとスッキリしたでしょうけど、まあいいや。
アクアパッツアが食べたーい!
主題歌の使い方も印象的で楽しかったです。


「僕のヤバイ妻」3、4 ☆☆

おーっとおバカな旦那がちゃんと謎を解きました!偉い偉い。

でもそこに至るまでは、どうも楽しめず。正直この3、4話はうちの旦那がみたがるからつきあってるだけでした。だって幸平がバカすぎ&マリア賢すぎで、何もかもマリアの思い通りに進んじゃってさ。
警察の前で泣きながらぺーらぺら「説明」してみせるマリア、刑事コロンボならああいう奴が絶対犯人ですよね。

そんなわけで、緒方殺しで逮捕されている幸平に面会に来て
「私が悪いんです!」
と、ありもしない昨夜の事件を語るマリア。曰く、昨夜緒方が家に押し入って来たが、通報せず自首を待った、と。だから幸平は朝から様子見に緒方を訪ねたのだ、と。まずそこで夫婦別々に確認をとられたら口裏も合わせてなくて、すぐ嘘だってバレますよね。
加えて困るのが、マリアの話の中の幸平が妙に頼もしくて物知りなことw
『それは犯人隠匿で君が罪に問われるよ』
なーんてことを咄嗟に言える人でしたっけ?
4時に緒方の遺書が郵送で届いて自殺決定になるってわかってるなら、マリアも黙って泣くだけにしておけばいいのにさ。

とツッコミ入れて斜めにみていたら、警察の廊下で一粒の豆を拾う幸平……、からの一発逆転の二億円ゲット!
おお、そう来るのなら幸平下げマリア上げの強調も伏線に。妻の財産に頼っての脱サラカフェマスターといえども、自分の熟成している珈琲豆は見間違えないだけの技量があるわけですね。見直した!
……でもそこからがw
なんですぐ、警戒ゼロで「二億円あったよー」って愛人に電話なのよ!盗聴もされ、通話履歴も見られてるとわかってて! 案の定のスタンガンですよ。警察クビになった元悪徳警官、宮迫ですよ。わー二億円が(><)
更に予告では、キレたマリアが姪っ子を誘拐w 可愛がってて慕われていた姪を使って、父親宮迫を脅迫する様ですよ。何それ、見なくちゃ。


愛人相武紗季の、手切れ&退職金をもらっておきながら、取材陣の前でマリアに謝罪する復職パフォーマンスもさすが見応えありました。手切れ金はもらい得?
そうそう金といえば、お向かいの年の差夫婦。いちゃいちゃしてたのは愛じゃなく金のため?「今月の払いがまだ…」と妻が言い出すとスッと夫の様子が変わって部屋の外へ。えー、ちょっとショック。この辺も気になります。 


「ある日、アヒルバス」1 ☆☆

安心ドラマw

職をなくした40才の藤原紀香が恋もなくし、なぜか参加したバス旅行で人情に触れてバスガイドとして再スタートだー!うわー!

自殺するJKに、不幸自慢で説得するんです『私なんかアレもないコレもない!』未来への希望を更になくして川へ飛び込む背中を押しかねませんでしたけど、ここはお約束でJKも感激して心を開いてくれるから!見てる方も受け入れなきゃなのよ!うわー!
CM見ての想像から一歩も出ていませんよ。 

もう次回からは、解説を間違えたり乗るバスを間違えたり、揺れたせいで客の膝に座っちゃう等々とお茶目な失敗を繰り広げる新人藤原紀香しか想像できません(><) さぞガイドの制服が似合うことでしょう。


……しかし恋人はいたのよね。もう7年つきあってたのならこれを機に結婚話が出るのは当然で、むしろ「君も子供が欲しいだろ?」などと言うなら遅すぎるぐらいでしょうに。そこで怒って別れてしまうのは、ガチ視聴者にアラフォー女子を狙っているからなのでしょうか。一人で頑張る、お茶目できれいな紀香さまのファンってそんなにいるのでしょうか。
脇を固める先輩に、キムラ緑子とトリンドルw そんなところも安定で、なんとなく見て観光もできちゃうならいいのかなー。様子見です。

「東京スカーレット」6 ☆☆

アイドル候補を、子持ちと知りつつ熱烈スカウト?

ないない、そんなリスキーな(><)


そんなわけで、今回のNS課は売り出し中女優鈴木鈴(りん)の相手。

刑事ドラマの主演をするからと、拳銃の構え方、不審者への声かけなどなどを教える間に女同士仲良くなって鈴(森カンナ)と杏はバディにw

職務質問の見学だけのはずが、本当に逮捕につながって表彰されちゃうところは楽しいですよね。

ところが彼女の様子がおかしくなり…離れて暮らす隠し子が誘拐されているのか??


それに絡んで、都知事は刺されるわ、身近な裏切り者が分かるわ、神は見ておられるわ、ライバル女優のファンがアンチでストーカーだわ大騒ぎ。


杏が威嚇に天井を撃つ ←刑事たちには音でモデルガンと分かる

犯人を狙って構える杏 ←ストラップで鈴には自分の撮影用銃と分かる

『撃って!』     ←鈴、血ノリ玉を使う気満々w


という流れは良かったですw

 

その前の、血ノリ玉で『都知事刺殺を偽装』犯人をあぶり出す…という大掛かり且つ大迷惑な計画も、舞台が撮影所で都知事(ラサール石井)も俳優出身でノリノリで協力してくれたからこそ成立するわけで、設定を上手く使っていましたよね。


それだけになー。数奇な生い立ちで某教団に追われ、キャバ嬢出身で5才の子までいる鈴を、それを知ったうえで芸能界に熱心に誘うという前提がやはり納得いきません~

顔が売れたら”妊娠を知って逃げた”という子どもの父親が現れちゃうじゃん、それこそ恐喝ものですよねw

「東京スカーレット」3 ☆☆☆

過去の罪の「告白」って、言った方が勝手にスッキリするだけだよねー。


と、女子会の懺悔で受けたショックの中、事件の動機に思いいたるダルタニアン=鳴滝杏。1話とのつながりのある、まるきり2話みたいな3話でした。冒頭での婦警コスプレ?といい、主人公が女子なことが役にたってる、こういう話を期待してたんですよ、うん。
でも2話で違うなって思った人はもう見てないかもー 


事件は居酒屋チェーンのバイト殺しです。

ありえない時間まで勤務するから、始発まで1人で残るバイトがいたりするブラック企業。強盗かと思わせて、実はバイト同士の口論が原因。それも時給10円の差が元だった……。

その10円が、実は他の過労死事件への口封じで、能力査定の差なんかじゃ全然なかった辺りがドラマらしく後味悪くて泣かせるじゃないですか。


更には杏への過去の嫉妬を懺悔した友人からのもう一報。実は結婚しまーすって、そっちはあった時にさらっと言えば良かったのにw バイト先でウソの悪口流すようなとんでもないことよりも、もっと言いづらいのが結婚報告なのが30代なんでしょうかw


「東京スカーレット」1 ☆☆

警官だって嘘もつくよね。

でもおとり捜査でもなしに「キャビンアテンダントです☆」ってウソのまま交際ってどうなのよw


案の定相手も嘘つきで「ここ彼のマンションなんです☆」と、超高級マンションでの聞き込み協力依頼をしようと訪ねるもそんな住民いないし。携帯切られるし。プロポーズの指輪偽物だし。

詐欺師でしたけどね。

これ、相手がホントにIT社長で、ホントに本気のプロポーズだった場合には、職業を偽る様な相手とは破談になっても文句言えないじゃない(><)せめて「公務員です」と……って、そこはドラマ的にはどうでもいいんですが。


『人が良くて

ストレス抱えてて

何かを待ってる』

そんな、詐欺師が狙う騙されやすい女だった所轄刑事ダルタニアンもとい鳴滝杏(水川あさみ)が何かに目覚め、新設捜査一課NS係への栄転バッチをもぎ取るまでで1話です。


って、ドラマの始まりは国際化を見据えての女性登用。出町(キムラ緑子)49才の男社会警視庁での係長昇進こそがメインの筈なんですがねえ。部下を揃えようにも、断られまくる筈です。「ごちそうさん」であれだけ威厳たっぷりだった緑子姐さんが、和装じゃないとしょぼくれちゃってて、まあ(スパイラルグレープCMで踊る姿はばっちりなわけで、狙ってしょぼくれメイクなんでしょうねえ。ファンデーションがむらで薄毛で可哀想~)

結果、育児休暇半年とったイクメンや、親戚の人しか来ないw ……ところに加えて、訳あり生瀬さんと鳴滝で、次回からどんな事件を解決するんでしょうね。


制作側は面白ネタと思ったのかダルタニアン、何度か出ましたけど正直ダサイです。

でもおかげで今、名前を覚えているわけで悔しい(><)


これからも女子力を活かした捜査をみせてくれそうですが、今回事件解決に役立ったのはブログと手の汚れ発見、と。

でも高級マンション住人のブログを見てたのは彼氏が住んでるところだったからよね? 次回はそんな偶然ないよね? 縁もなしに、他人の生活をやっかみコメント込みで面白がってウオッチしてたら怖いわw


まあ杏の女子力は、プラス偽凶器で騒いだ事、の様に影から操る生瀬さんがいてこその様ですし。

被害者の部屋からドンピシャな思い出の品を持ち出し、供述の穴をつく鋭い分析が冴えるのかなー。他のメンバーもどんどんキャラ立ちするのかなー。

中村雅俊もいますもんね。


さて、情熱のスカーレットのお手並み拝見です。

「おやじの背中」1 ☆

キモ(><)


田村正和と松たか子、どう見ても年の離れ過ぎた恋人同士です。

でもそれならご勝手にどうぞなのですが、あれで本当の父娘なんだとしたら果てしなく気持ちが悪いのは私が亡くなった妻/母の立場で見てしまうからでしょうか。それとも自分の父より夫の方がだんぜん好きで、父と毎日会ったり談笑したりしたくもないからでしょうかw すまん父。でもそれが自然でしょ?


娘の恋人、と勘違いしたバカリズムに会いにいき、娘の好物や趣味を得々と語る父。哀れです。

つきあい初めの恋人なら知らない事もたくさんあって、でもそれを一つずつ発見するのが嬉しかったり、初めての食べ物を勧められて好物になったり、そんな2人だけの歴史をこれから作るのがいいんですよー。s


脚本の流れやドラマとしてどうなのかなら、悪くはないでしょう、ベテラン揃いですし。

でも気持ち悪いんです。これを『そうだ、そうだ』とか『こんな風に娘と過ごしたいなあ』と思ってみるのはどんな人たちなんでしょう…。せめてもう10年若い女優さん俳優さんでしてくれたら、この奇妙な蜜月の期間がそれだけ短くて済んだということでまだキモさ半減なのですがねえ。


ラスト、娘が普通に恋をしてひと安心です(殴られ損のバカリズム可哀想w)

「雲の階段」1 ☆☆☆

またアラフォー女の恋バナか、と旦那がご立腹w

過疎の離島で看護婦がピチピチ20代じゃおかしいじゃない、となだめつつも確かに、その辺の女性受けを狙いつつ原作を選んでいるのかと思ったりはします。実際、アラフォーど真ん中な私は制作側の思うつぼで長谷川なんとかの色気にドキドキ、初手術の昂揚から2人が身体を重ねてしまうところなんかはもうたまらんのですが、横で見てる旦那的には相手の女性が若くないとつまんないんでしょう。あ、書いてて旦那に腹が立ってきたw


そんなわけで無資格医療問題。

「ナースあおい」や「医龍」でさんざん見たのは『看護婦が命を助けちゃイケナイのか』問題でしたが、そこから更に下にシフトして、『高卒事務員が無免許で命を助けちゃ』

イケナイよ!ダメだよ!やめてよ全く(><)


しかも、台風の中医者がいなくて患者危篤など、危機的状況でやむを得ずが最初ならまだしも、平時から医者主導で「練習」を重ね、本を読んで「勉強」し、満を持しての無資格手術でしたよ!いやはや。

現場の空気はなあなあなで、違法だと正論を吐く看護婦(キムラ緑子)は口うるさいおばさん扱い。しかもフられたから文句言い出した感じになってます(自分たち看護婦の注射も違法、ってのもイタイかw)


「ここには自分を助けてくれる医者がいない」

と、島に医者が一人きりの怖さを語る村木医師(大友康平) じゃあ『指がきれい』で『器用』だからと、流れ者の事務員相川(長谷川博己)を助手にご指名で血管の結窄やら往診(!)をさせ「若先生」に仕立ててしまったのは、島の人のためでなく、ただ1人の医者である自分のため??


そして何度もかぶるナース明子(稲森いずみ)の独白。

彼がどういう人なのか知らなかった、だの。何を諦めてしまったのか分からなかった、だの。その前に、ボトルシップ作りが趣味のその男が、島に流れてくる前に何をしていた人なのか知っていたのやら。もしかして人を殺して逃げて来たのかもとか、思わないんでしょうか。

少なくとも、機械のハンダ付けや工作を楽しむ様に部品としての臓器や肉体に興味を持って扱われてはたまりません。どうせ偽医者なら、命を救いたいと強く思う人にやってもらいたいものですが、なんか違いそうで怖いです(><)


で、若い旅行者亜希子(木村文乃)が子宮外妊娠で危篤。

医師と信じきって「娘をよろしく」と頼む父親の言葉でつい背中を押されてしまいますが。結果的には無事助けられましたが。予告で会食の場面があるということは、お礼に会いたいとか言われちゃうんでしょうか。父親も婚約者も医者なんだもんね、あーあ。

「ありふれた奇跡」6 ☆☆☆

……そういうことだったのね。

現在の可奈さんの生真面目さが(仲間ちゃん自身のイメージとも重なって)、婚前交渉で妊娠して外国でサクッと堕胎する様な娘さんに見えないので戸惑いはあるんだけど、
「自分自身のせい」
という今までの言葉の通りではあって、納得(レイプとかじゃなくて良かったんだか何だか)
相手の男は、妊娠したこともきっと知らされてないわけね。
過剰掻爬?が具体的にどこまでかは語られませんが…。

で、それを伝える可奈も、受け止める翔太も真剣なだけに、もどかしくてハラハラ。
「子供は持たない」
と言うことが誠意だと翔太は思うけど、可奈は
「私は欲しい」
からこそ苦しんでる、このすれ違い。

しかもおばあちゃん(八千草薫)の孫を待つ気持ちに、水を差すなんて!可奈を庇うつもりの暴走が痛々しくて。それが家族間の問題に発展してしまうとは、若い当人は思ってないところでまたハラハラ。
こういうこと、「家族の問題」になっちゃうんだよー。そしてこじれるんだよー(><)
(初対面を装う、父親同士のご対面は笑いどころでありながら、やっぱりこじれたし)

翔太のダメダメな母(キムラ緑子)でも、子供を持つすばらしさは否定しないところがこのドラマらしいです。

5話 4話 2,3話 1話
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