あ、見たの忘れてたw

何しろ直前のフィギュアスケート国別対抗戦の羽生選手の方が印象強烈で……と、いいわけしてみましたが。物語に入り込めないのってそのせいだけかなあ。


事故で記憶を無くした主人公家路久(木村拓哉)

3ヶ月の昏睡、3ヶ月のリハビリ。

退院後帰る家を間違える……のはまあわかります。丸っと何年も記憶がないなら、離婚前の家に帰っちゃうこともあるよねえ。なになに、現

妻子の顔が仮面に見える? それもまあ『妻を帽子と間違えた男』もいるぐらいで、あるかもねえ。

でも、ありえない!と思うのはその妻(上戸彩)の態度ですよ。


3ヶ月の昏睡、3ヶ月のリハビリ。

かなりの重症じゃないですか。なのに付き添いもなく普通に街を歩き、遅くなっても普通に「遅いよー」って。朝ごはんを作るのは夫の分担って、それもリハビリの一環ならともかく、起きても来ずに作らせておいて、メニューが和食で子供が泣くとか、もうw それって下手したら買い物から久がしてるってこと?

一見普通に見えて記憶が抜けていることも、自分が家族として認識されていないことも、妻はわかっているのか医者は把握しているのか!息子への奇行も対応変化も、もっとずっと嘆いていい、泣き騒いだっていいことなのに淡々としすぎていてメッチャ違和感です。

まるでちょっと頭打って昏倒しただけで、奥さんそれを知らないみたいな日常のリビング(←そういう設定ならこれでいいのにー)


手元に鍵が10本。

初回で元妻に一本返して残り9本、その分あれこれ隠された扉が開いていくんでしょうけれど、付き合いたい気持ちになれない…


(え、原作が石坂啓の漫画?あったあった、奥さんと子供が常に仮面つけてた連載が!こういう話だったのかー)