ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

きのう何食べた

「きのう何食べた?」正月sp2020 ☆☆☆

 タンクトップで料理する小日向さん(山本耕史)でもう、お腹いっぱいw

 ケンジとシロさんが帰ってきた!
のっけから、憧れのアイドル三谷まみ(宮沢りえ)に会ってポーッとするシロさん(西島秀俊)だの。彼氏で~すと三谷まみにぶっちゃけるケンジ(内野聖陽)だのw 微妙なヤキモチが可愛らしいです(^^)
でも、その三谷まみを紹介してくれた小日向さんと恋人ジルベール(磯村勇斗)の関係ときたら。常日頃からわがまま放題受け入れ放題。

映画デートのドタキャンは酷いかもだけど仕事絡みなのにw 潮干狩りの土産もあるのに「海臭い!」家に砂を入れるなとトイレも寄れずに追い出されるってw

『簡単に手に入るものは、大事にされない』
というジルベール哲学に基づく計算と甘えと…やっぱりお試し行動もあるよねえ(^^;;;)  珍しく料理(小日向が準備した出汁や取り寄せ高級食材を無駄に使ってw)して、いっそ食べ残しを床の皿に入れて食えと言っても小日向さん食べそうなのに、ちゃんと一人分鍋に残した上にテーブルセッティングまでしてあるじゃないですか。なのに不必要に脅し言葉を重ねるジルベール。小日向の嬉しさのあまりの絶句に怯えて怒り出すなんてもう、案外自信ないんじゃないの、可愛い~w
そんなジルベールのわがままを、自分1人でがっつり受け止めたいんだそうですよ小日向さんは。はいはい。


 といった大騒ぎな恋愛もエピソードとしては楽しいですが、やっぱりこのドラマの肝はケンジとシロさんの落ち着いた関係。黙って『ふたりの老後』を考えていたりw 2人で食べる夕飯、相手を思いながら料理すること、たまに交代したら
『普段はこうやって自分を思いながら料理しててくれたんだ』
と胸ときめかせること(^^)   素敵ですよね~。
 3万円の傘、高いけど。弁護士さんならそれぐらい持って箔付けて大丈夫だから!むしろ失くす方が心配ですが、そこはシロさんだからきっと大丈夫でしょう。相合傘で歩きたかったんだ~、だなんてケンジの願いはいつも手が届くところにあって、可愛いよね(^^)
料理好きの息子にどんこしいたけの贈り物、こんなものしかと繰り返す母に笑顔で謝意を伝える場面も良かったです。少なくとも、ツボ買って「これで嫁が!」と言ってた頃よりずっとw

 毎年恒例のスペシャルになってくれたら嬉しいです(^^) 

「きのう何食べた?」~最終回 ☆☆☆

 最後のハグで萌え転がってしまいました! キスとかラブシーンとかじゃなく、万感の想いを込めたあのバックハグで(しかも髪切ってる最中w)いいの。ああ幸せ。

 クリスマスにはジルベール達を自宅に呼んで、思いっきり指輪をひけらかすケンジw サッと顔色が変わって、以降不機嫌なジルベールと何も気づかない小日向さんw そういうところだよw でも逆にそこがいいんでしょうねえw

 お正月はシロさんの実家に呼ばれるケンジ。ガッチガチw

普段の内野聖陽なら鉄板で似合うはずのトレンチコートが、何故こんなに借り着の様になるの!そしてぎこちない筧両親(お父さん、手術で激しく面変わりされてw)、なんと『どっちが女装するのか』が大問題だった様ですよ。いやいやいや…女装の必要は……orz でも、とりあえず『息子が女装じゃない』とご安心なら、誤解はそのままでいいのかな(^^;;;;;;)

 そしてついに、近所のカフェに連れ立って行ってくれる様に変わったシロさん。
「もう、いいかなって」
うん、もういいよ。外野には小さな小さな変化でも、二人には大きな幸せ。末長くあの街で、特売に喜びながら暮らしてください。

「きのう何食べた?」~9 ☆☆☆

 毎回楽しく見ています。
ご近所奥様の視聴率が高くてびっくり。そしてみんなケンジが好きw いやあ可愛いですよね!あの内野聖陽が……とギャップでひとしきり盛り上がりますw

 しかしケンジの奥様人気は、何よりあの褒め上手ゆえだ思うのですよ。
まず献立を聞いて「うわあ大好き!」
手伝うよ と声かけてくれて、料理が出てきたら見た目でも一言。食べて絶賛&的確な感想! 「甘塩っぱくて美味しい~」「ふわふわ!」などと、ほぼそのまんまなことが多いですが、それがいいの!分析なんかされたくないの! もうホント、これから他所で手料理をご馳走になる機会に恵まれたら、全力でケンジになりきってほめまくりたいと思ってます。
 更に、シロさん作り置きの朝食を一人で食べながら
「俺、すごぉぉく愛されてる!」
と自分を抱きしめて感激するケンジ……! こ、これは、自分の料理にはハードル高いですがw でもこんな風に思ってもらえる様にひと手間かけようかな、と思えますよね!
そこに愛があれば、トーストやお茶漬けさえご馳走に(^^)

 その上で、結婚という成約がないゲイカップルを、より互いを思いやらないと続かない、脆い反面愛溢れる関係として描いていてキュンキュンさせられるわけですよ~。

 ついにペアリングも買っちゃいました!
きっかけは、友人の結婚披露パーティ。独身と知られ群がられ、立食のご馳走を味わう暇もなかったイケメン弁護士シロさんw 魔除け、もとい女除けに指輪が欲しい。そうだケンジの誕生日近いし~てな思いつきで、感激でむせまくる乙女ケンジとは温度差がありすぎw おまけにシロさん、二人揃って選びにいくのが嫌で、金渡すから一人で選んでこいだの、そうだパーティの時だけ貸してくれたら一つで済むだの、ダメダメな発言の連続でしたけど(^^;;;;;) 案外お店は男同士での指輪選びも慣れた風、お連れ様として丁寧に扱われてのお買い上げ。ケンジはデザイン選びもめ~っちゃ時間かけて楽しんで、腕に抱きついたりしながら刻印決めて、もう幸せそうでなによりでした。
出来上がりの渡し方にもひともんちゃくの末、 ケンジの希望通りにドキドキうふふ演出で渡したらしいのにそこはカットでしたよ、見せて〜w


 もっとも、時々覗く作者のこだわりの強さは苦手で、例えば『各家庭、袋ラーメン定番の味がある』には賛同しかねるのですが(我が家はこの前味噌なら今度は醤油ってなるよ)、まあ『◯◯ラーメンの◯味こそ至高』的なおしつけじゃないだけ良しとしましょう。
月曜夜の癒し、このまま終わらないで欲しい〜。 


「きのう何食べた?」3 ☆☆

 げ、アウティング(^^;;;;)
全力好意だから困るわけで。佳代子家には一度しっかり、職場でも内緒だし、他所で自分をゲイだと話題にするのはやめてくださいと言うべきw

 久しぶりに帰省するシロさん。
背筋がすっと伸びたご母堂(梶芽衣子:目つきの鋭さは母譲りw)からは
「お前がゲイでも、犯罪者でも」
ととんでもない並べ方で母の覚悟を語られてw 父(志賀廣太郎)はフォローしてくれるかと思いきや
「で、どんな女ならイケるんだ」
と別方向に理解がないw 親ってこんなものですかねえ。

 例によって野菜分け分けしてる主婦佳代子さんは、普通に接していられるのは「他人だから」だと言いますが。私は息子がパートナーと幸せに暮らしているのなら、それでいいけどなあ。逆に異性婚だとしても喧嘩ばっかりで荒んだ暮らしされたら、そっちの方が嫌じゃないですか。想像だから言えるのかなあ。
で、ケンジには実家の愚痴を飲み込んだシロさんでしたが。その理由が苦労をかけまいor傷つけまい、と思いやり由来だとしても、言ってもらえないってやはりケンジを傷つけるのでは。ラスト、いつか家族の話をしたいと頼むシロさんに、ケンジはむせび泣いて二つ返事だったじゃないですか……。
 でもシロさん、隠し事してるよね。ジルベールが恋人wの小日向さん(山本耕史)と知り合った事。


 いきなり「この人もゲイなんだよ!」と紹介される無遠慮wしかし、佳代子さん夫の知るゲイサンプルがシロさんと小日向さん(山本耕史)なら、そりゃ、ゲイってイケメンって話になるねと納得w  そして「いつか食事にでも」と、真顔でふるふると連絡先交換をする二人w ね、これを内緒にしちゃうのはかなり浮気心ですよ……。 

 シロさんが作るお弁当が、ただの白いタッパーに入ってるのぞんざいで笑うw 

「きのう何食べた?」2 ☆☆

 ええええ「レイプされる~」なんて場面あったっけ。自分から声かけて呼んどいて、そりゃないよ佳代子さん(^^;;;;)

 てなわけで2話視聴です。
シロさんが女と待ち合わせ?? と、食欲が失せるほど妬くケンジがかわいくてね、もう。そして元カノの店の食パンを買い続けてるシロさんを責めて、店にも行ってきたと今週もペソペソ泣くの、これ女だったらうざいんでしょうけど可愛いんだよねw で、ジャム作るし!でぶっちぎったシロさんに文句いうくせに、翌朝はもうケンジはご機嫌なおってて、むしろシロさんの方が話を蒸し返して
「もうバイじゃない」
と宣言するところ、くすぐったかったですわー。「君が好き」とは言わないんだけどねw

 しかし。冒頭のスイカ問題に戻ってですね。
そこで佳代子さん(田中美佐子)に習ってきたトマトぶっかけツナマヨ素麺を、ケンジが初めて食べるということは。そんな面白とんでもない目にあったシロさんが、その日の夕飯にご近所主婦と知り合った話をしてなかったってことじゃないですかー!しかも、悲鳴を止めるためとはいえ
「僕はゲイです!」
とぺろっと告白済み。次々と帰ってきた家族に「あ、この人ゲイだから!」と、弁護士の方でない紹介されちゃってるというのに、先週はケンジにあんなに、勝手にゲイで男と住んでるとか言うなって怒ってたわけかと。その辺はシロさん、酷いんじゃないですか。

 それにしても現実社会では『ゲイの人となら夜の盛り場にいても安心、と思い込んでたら加害された』という話も。性的に興味無くても、単に加害欲征服欲を満たしたいという場合だってあり、物盗りもあり、ゲイ=安全って図式はどっちにとってもダメだと思うぞ。で、作中でも
「弁護士の筧史朗ともうします」つ名刺
の方が効果がありw
佳代子さんも、自分が包丁持ってるのに! もうすぐ主人も帰ってくる、近所に住んでる娘がしょっちゅう来る、と言葉で牽制する方向もあったのに、スイカを貪り食うシロさんで妄想スイッチ入ってしまうところが、なんというか。カタギじゃない感が滲むシロさんのせいなんですか、すぐ陰謀や暗躍と戦っちゃう西島秀俊だから納得ですが(しかし年齢に関しては、西島秀俊は43歳に見えると思うの)

 ジャム、学生時代よく安いイチゴ買って煮たなー。最近はあの小粒で熟しすぎたイチゴをそもそも店頭でみませんわ。ツイッタのタイムラインがイチゴ煮過ぎてて笑いますw


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