実は著名ピアニストだったおじさま神田冬樹(草刈正雄) でも公演中に奥様(高橋ひとみ)の訃報を受け取ったことから、舞台演奏が出来なくなったのでした。それは引きこもるわ! 人生賭けてきた演奏が出来ないなんて。
でも、フクマル(CV神木隆之介)を飼い始めてたおかげで、段々と日常を取り戻していきます。『パパしや〜ん』と甘えられ、キラキラ星の曲を一緒に(?)弾き…。(「ずっと一緒」と、流れ星に祈るフクマルw 人語どころか文化を解する猫、賢すぎですけど、いいの、神木君の声なんだから!) 餌代を稼ぎに、街の音楽教室で子供をおしえてみたり。
何も知らない同僚森山先生(小関裕太)は、近所のピアノコンサートに、自分のバンドライブにと誘ってくれます。
聞くだけなら…と、同行したピアノコンサートで神田は、パニック発作で途中退出。事情を知らないピアニスト日比野(平山浩行)にしたら、大先輩のダメ出しかとご立腹でしたが……。大丈夫、ここは優しい世界。
なんとペットショップでご対面した日比野と神田。猫きっかけで歩み寄り誤解も解け、日比野の猫がフクマルと同腹だった縁もありすっかり打ち解けるのです。家から出ちゃったフクマル捜索時にもペットショップ店員(武田玲奈)と日比野ご近所さん(升毅)森山が紹介しあい、神田友人の輪が広がっていくの素敵でした^_^
そんな皆で出かけた、森山君のライブ。仲間割れでメンバーが現れず、ステージに1人で困惑する森山君のためにならと、なんと自ら舞台に上がりキーボードの前に立つ神田さん。それなら、と助太刀にあがる日比野。驚く店員ちゃんw 弾けるって知らないもんね
野次ってる人達、わかってる?本当なら追加でチケット代払わなきゃダメな豪華メンバーなのよ?(日比野さんはギターでしたけど!)
小さなライブハウスの、たった一回のセッション。でもその楽しい体験を足掛かりに、1年後にはヤマハホールで公演できるまでに復調した様ですよ。ポスターには、フクマルを抱いた神田さんw
おじさまと猫、いつまでも一緒にお幸せに^_^