ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

いま会いにゆきます

映画「いま、会いにゆきます」 ☆☆

 ・・・悪い女に騙されている様にもみえる(^^;;;)

 やっと見ました映画版(2005/12)
これをきっかけに結婚する主演ふたりと美しいひまわり畑。うーんロマンチック。

 2時間にぎゅっと凝縮されて、時間軸のほころびは変わらないものの分かり易さ入り易さではなるほど、こちらの方が上かも知れません……という具合に、どうしたってドラマと比べて見てしまいます。
 澪の母が出てこないことと、診療所の先生(小日向文世)は映画の方がしっくり来ましたが、澪が後を託すのはドラマ版の様に、親友にの方が自然かなぁ。

  ドラマの巧@成宮くんの中性的でいかにも無害な見かけと比べると、映画の巧@中村獅童はそりゃ、男臭くて挙動不審。いくら子供もいて2人きりじゃないとはいえ、記憶のないまま泊めてもらうなんて結構勇気いるかも。
 そして気の強そうになった澪@竹内結子(笑)。
ちゃんと回想シーンの少女も似たタイプになっていて
『いつも何かに怒っているような』
の解説に大ウケ! だよね、だよね~。

子役とのキャスト入れ替わりのタイミングも違っていて、初々しい初めてのデート、ポケットの中で手を重ねる同じあの場面が……映画では20代後半の人達でだったのは困りましたよ~。2人とも、そんなことでためらう風に見えないのよーっ

  でもその分キスにはドキドキしたし、6週間の再会の間にちゃんと2人、結ばれているんですよね~キャーっうん、これはポイント大きいかもしれない。


 そして帰還後、自信満々であいお君を呼び出す澪。ぷるぷると震える、子ネズミみたいになってる巧(^^;;;) 

下世話な話、この時点でキスもしてないハズの2人。巧君童貞だろーなとか思うと、いかにも世慣れた竹内結子に見事はめられた気がしてしまいます。

 8年後可哀想にも死んじゃうのはそりゃ澪だけどさ、コブ付で配偶者に先立たれる巧君の運命もやっぱり可哀想で、しかも彼には選択の機会が無い!!


  ゆうじが大人になって届く、多分澪からの最後の誕生日ケーキ。

和やかな食卓を準備する2人。素敵なラストでしたけど・・・20才の澪が別の選択をしていたら、別のお母さんと3人でいられたのかもしれない。

こんな、ドラマ版で思わなかったひどいことを考えてしまうのは何故でしょう~。


 初めてのデート後のやりとりが少なくて、都会の大学で暮らす澪@竹内結子が、田舎でくすぶるあいお君を好きでいるとは全然思えなかった為でしょうか~。


「いま、会いにゆきます」最終回 ☆☆

 澪が消えてしまう!!・・・・と ひた走り、転んだりして、せっかく逢えた澪に体調の心配までされている巧くん。
 自転車はどうした。

 ついに明かされた、蘇りの謎。タイトルの意味!!
なーるーほーどー。
 森でみつけた日記、死ぬ直前に書いたといっても、準備にかなり余裕があったわけですね(怖)。めちゃ若い夫婦だったのも、その必要があるんだね。19才で戻っても違和感ないうちじゃないと!

 ・・・・いやでも、隣で見てた同居人は大混乱。
ましてや作中の澪の母親なんか、よくぞ逆ギレせずに日記を読み通したものです。

タイムスリップと彼女の決意について5回は説明繰り返したところで同居人、タイムスリップ自体は理解して(もしくは諦めて)くれたけど、納得は行かない様子。曰く
「怪我してるとか!」
「工場に来たときの不自然な髪型してるとか!」
そういう整合性が欲しいらしい。私も、SFとしてはその方がフェアだと思うけどさ。

ケーキ屋夫婦の態度も、謎を深めちゃうんだよなぁ。
息子20才までのバースデーケーキを予約する母親。『離婚?家出??』って反応が普通じゃないのかね。

そして・・・・下世話になっちゃいますが
『あれが私の初めてのキス』にびっくり。なんて精神力だ、巧(いっそ、ゆうじはこの6週間の間に身ごもった事にするとSF度アップで面白いんですけどー)

 もちろん、こんなツッコミ入れながら見てたわけじゃないんですよ。ゆうじを抱きしめて
「あなたに会うために生まれてきた」
という場面なんて、その言葉の本当の意味を知らずとも泣けるじゃないですか。
(その割に、息子とは最後の別れはせずに消えちゃったよね・・・)

 走るゆうじ君を見下ろす雄大な山脈。瑞々しい森。別れ。
高校時代の2人の、ぎこちない恋愛も微笑ましくてねぇ。こころ震えました。

 ひまわり畑での再会も素敵。
・・・・でも、そこからスピード結婚って?あれれ? っと巧が語る一回目にはとまどいましたので、澪視点の2回目には事情をのみこんで納得&既に微妙な気持ちに(笑)

 だって、10代の恋愛なんて、相手の気持ちを探る徒労に時間のほぼ全てを費やすわけじゃないですか。それが再会時の澪ってば、巧が自分を愛していることに絶対の自信があるんですよ。
 ズルイよ!
っていうか、それってもう恋人より母親じゃん!!
 ダメ男が菩薩のような同級生とパーフェクトな恋愛をする話・・・と要約すると、やっぱりこれも「セカチュー」と同じ匂いがする・・・・。シャキッとしておくれよ日本男児。

 あれ、またツッコミに戻ってしまいました。せっかくの原作付、もうちょっと丁寧に翻案してくれていたらと思います。でも、ロケ地とキャスティングの勝利でとても瑞々しい作品になっていたのもまた事実。ミムラちゃん&MEGUMI、成宮くんも新境地で好感度UPですよ。

 めちゃ我慢してみていた初回〜3回目あたりも、今見返すと発見があったのかもしれません。映画も是非見比べてみたいです。

「いま、会いにゆきます」9 ☆☆☆

 ついに気がついちゃった澪。それに気がついちゃった巧。

「気がついていてもいなくても、あなたがしてあげられることは同じ」とは例の女医さん。彼女の態度にムカツクのは変わりませんが、アドバイスは的確かも。

 覚えていない数々のクリスマスの代わりに、最後の楽しいクリスマスを一緒に。
20才までの誕生日ケーキを予約。

 自分の死がすぐにも訪れると分かったら、私もするんだろうか、そんな哀しい準備を。

 そして、親友の彼女に『家族を頼む』と言っておきながら、やっぱり嫌だと泣き崩れる澪。
・・・でもここは、死ぬのが嫌だというのかと思ったら巧くん絡みでした。だ、だったら親に頼めばいいでしょう、孫と婿のことは自分の母親に!!
 この辺の家族感覚、若者が書くと両親親戚がすぽっと抜けてしまいがち。ドラマ化に際してきっちり修正してた「セカチュー」との差を感じます。スタッフが若いのかなこのドラマは(^^;;;)

 さておき。
初めての歯は、なんて名前だっけ? 星のかけら、月のわすれもの。
割ったコップにもタグつけて保管してたよね。澪の子育てって本当に楽しそうだったんだなって端々で思います。これが現在進行形でそんなヒロインだったら「ウソくさーい」って思うだろうけど、過去のきらめきとして映されるととても素敵。
 いろんなことの決着がとうとう次回つくわけですが。それがどんな結果だろうとも。そんな風にきらきらと生きる優しさだけは覚えていようと思います。 ドキドキ。

「いま、会いにゆきます」7,8 ☆☆☆

 だからー、あの女医はどういうつもりなのっ

 澪の蘇りを当初から知らされていながら全く信じていないくせに、真っ当な相づちだけは打つからムカついて仕方がないです。何が「澪さんの方が心配」だよっ

 また、先週から何言われても黙ってる巧くんの姿勢がたまらないんですよぉ。もちろん、そういう人なのは重々承知です。また状況が彼の口を重くする方に向かってますからね?
『他の女性を連れ込んでる』
と思いこんでるお義母さんに何いっても無駄な上に、自分と結婚したから不幸になったみたいな痛いところつかれちゃうし。
 でもさー。今回もう図書館の彼女も会ってるし。っていうか、とにかく澪を連れて来ようよ。だって会わせなかったら会わせなかったで、澪が消えた後残る一生恨まれるよ(涙)

 そんなわけで、結構のめりこんで見ています。
 ケーキ屋夫婦の想像妊娠騒動がただ泣かせるだけじゃなく、巧へのメッセージになってるのは唸ったわー。
 完璧じゃない君(自分)でも、唯一無二の大事な相手なのが夫婦。

 でもそうやって、「夫婦」を核に愛を描いているとどうしても親って位置が半端ですね。

「澪が戻ってくるならあなたのところなんかじゃない」
と叫ぶ義母には呆然。
ただの恋人ならともかく、子供までいるならそりゃ戻るのは夫と子供のところじゃないんですか?お母さん。自分の旦那さんがもし死後蘇るとしたらどこだと思うんですか。それも自分のところだと思ってるならすごいワガママ。
・・・かくいう私もいい年して、実家に戻る気はしないもん。ゴメンねパパママ(ってか、実家の建物に戻ってもうちの両親が長期不在の確率激高)

 どうやらタイトルの「いま、会いにゆきます」は、別れの手紙を最後に連絡の取れなくなった巧:高校中退に会いに来る当時の澪の手紙なんだろうなぁ。その辺がやっと現代に結びついて来た感じ??

 巧の両親がどうしているのかが気になります。

「いま、会いにゆきます」5 ☆☆☆

 ああ、とうとう「彼女」がお義母さんの耳に入ってしまった。違いますよっ
 バザー箱に混ざった想い出の本も、下手すると澪の想い出を捨てようとしていると思われるところなのでは・・・・・。

 両親に関しては、澪本人が「思い出してから会いたい」と言うんだから仕方がないですね。
それでも、地蔵さんのハンカチや気配で、娘を感じるんですって。親ですねぇ(涙)

 さてそこで、女医!!暇そうな貴女!!
「澪が生きて帰ってきて」とさんざ巧が語っていることをどう考えているのよ。確かにそこで澪の母親にそれを伝えるのは、医師の守秘義務に反するのかもしれないけれど、どんな助言も巧を莫迦にしているようにしか思えなくてなんかイヤ。

 一方の、
「自分の知らない(自分の)話を、嬉しそうにされるとイヤ」
という澪の当然な気持ちは、巧への恋心の成長と助言されていい感じ。「とてもうまい」ケーキ屋、ナイスですよっ。

 記憶をなくして『自分が自転車に乗れない』ことも忘れていた澪(うっそー ^^;;;)。
いっそ黙って乗せたら乗れたかもしれないのに。でもそしたらそれは、ママじゃなくなっちゃうのかしら。

 巧が書き足して、3人になったパラパラ漫画。
やっと始まった過去の2人の幼い恋。幸せな2人乗りと横を走るゆうじくん。なんとも素敵でほんわか暖かくなります。

 ・・・でも。「6週間後」に何が起こるんだろう。それを私は納得できるんだろうか・・・・。見るのは苦痛じゃなくなった分、先行きがすっごく不安です。

「いま会いに行きます」4 ☆☆☆

 叱って欲しくてあそこまで??と思ったら、そうか4葉のクローバーを取りに行ってたんだね(><)

 この空気になれたのか、初めて焦れずに一時間観ていられました。やっと巧の症状の説明もあったし。

 ハンガーが!!と何故か慌てている巧パパ。

 お弁当持ってたり、みなりが良くなったりで「女??」とからかわれているので、てっきりシャツにアイロンがかかっていることが(対外的に)問題なのかと思っていたのですが。そっか。
 ハンガーの向きが 問題だったんですね(^^;;;)

 雨で移動図書館を畳んで、次の予定地に誰も来ていないとわかっていても、カットして帰ることが出来ない。
 朝出る時間、帰る時間は同じ。変えると……体調が悪くなる(<この婉曲表現すきだな)

 こだわりについては、日々自閉症系の人と接しているので突然変えられない状況がとてもよく理解できます(巧君が自閉症だと言ってるんじゃありませんよ、念のため。原因は別でも、周囲が強引に変えようとしてもダメなんだということは同じかなと。)

 ゆうじの想い出ボックスに、割ったカップだの壊したフォークだの日付付で入っているのもありえないけど楽しくてオシャレ♪ また、そこから出てきた中学時代の2人の想い出・・・甘酸っぱいなぁ。

 こんなに愛している人と一緒にいるだけなのに、周りからは新しい女性といるんだと思われてる。特に、中学時代からの2人を知っている同僚はきっと複雑な想いをしている様子。
 みおなんだよ! って見せてあげたくなりますね。

 お母さん、お父さんにも。

(どうして独り占めしちゃうんだろう・・・やっぱりキノコなの??)

「いま、会いにゆきます」3 ☆☆

 近所の奥さんが見逃した分、ダビング頼まれてます。でもつい言ってしまいました。
「観なくても来週困りませんよ?」(^^;;;)
性急なタイトルとは裏腹に、「スローダンス」なのはこっちのドラマかもです。

 転入生と息子が揉めるけど、まぁ誤解とけたし。
 進行上、パパ君が仕事仕事で息子の話を聞かないからとワルモノになってましたが、MEGUMI先生だって随分一方的だよ??

涙でぐちょぐちょの成宮パパ君。
「こんな僕なんて」
丸出しの熱演でした。ジゴロじゃない成宮君が新鮮(^^;;;)
せっかくだから転校生もここで、パパ君の涙に胸打たれて
「全部ウソなんだ!」
と告白して欲しかったです?。

 そういえば、転入生と父親はミムラママに会ってるんだよねぇ。
このピースは後で使われるんでしょうか?
 ていうか、絶版だかしらないけど、その「知り合いがいる」中央の図書館に最初から行けってんですよぉ。

「映画館に行かれない」
パニック障害を示すらしい断片がまた増えました。でも、パニックそのものが描かれるわけでもなく。分かりにくいーっ。

 そろそろ我慢限界。
と、思ったところにきた予告編はドラマチックでした。池で溺れそうに??
とりあえず来週が楽しみです♪

「いま、会いにゆきます」2 ☆

 どうやらこの星では、たまに死んだ人が生き返る様です。

 ・・・と思うしかないぐらい、周囲の反応が変。
『これはよく似た他人だと思った』っていつ?
『でも本人だって確信』した理由を教えて欲しい。

 いやもっと変なのは、パパのそんなキチガイ話をちゃんと聞いて励ましてるお医者さんでしょう。
それとも彼はこの一年(もしくはその前から)、下手に逆らって刺激できないほど不安定な精神状態なんでしょうか。

 SF者なので、整合性のとれた『理由』を・・・
雨の季節に戻ってくるなら、あのママはキノコの一種?とか
つい考えてしまうのですが、違うのかも。もっとぼわーっと感覚で味わう作品なのかも。

「なにか思い出すきっかけを」と言われて、2人が出会った中学校に忍び込む一家。
そんな昔話。
キスでもしなさいよ、夫でしょっ

 ツレはしきりに、”ママそっくりに見えてるのはあの2人だけなんだよ”と、赤の他人偶然記憶喪失説を唱えています。こいつも『理由』がないと気になる理系脳なんだわ・・・・。
 ああ、手っ取り早く映画を見てしまいたいっ

「いま、会いにゆきます」1 ☆

 信じ〜られない〜ことばかりぃあるのぉ♪

 一年前死んだ妻(ミムラ)が、記憶を失って戻ってきた??
雨の中とまどう夫(成宮)のBGMにUFO♪って笑っていいんだか微妙(^^;;;)

 子役はめっちゃ可愛い子でした。
それだけに、予告通りに雨の季節に、待ち望んだママが帰ってきた喜びも、自分のことを忘れられていた落胆も、可哀想で可哀想で(涙)
 緑豊かな暮らしが雨に映えて、映像もキレイ。

 ・・・・しかし・・・・。
「病院に行かせてください」と妻・・・だかなんだか、記憶をなくした女性。まったくだ!!

 子供はママを待っていた。ナルホド。
でもパパは、子供に話を合わせていただけで、葬式も一周忌もして亡くなったことは分かってるんでしょう?
なのに、そっくりな女性があらわれたらいきなり、妻扱い。
おかしいよ、それー。
普通、よく似た他人でしょう(先週までこの時間枠 にも、でてましたよ死んだ母親に瓜二つな女性)

 あげく、こんなのママじゃないと息子が泣くんじゃないですか(号泣)

 ケーキ屋生瀬さん、担任の先生MEGUMI、パパのパニック障害に、なにより疑問な復活の謎。気を引かれる要素はあるものの、来週もこの調子だったら見てるのがつらそうです。
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