・・・悪い女に騙されている様にもみえる(^^;;;)
やっと見ました映画版(2005/12)
これをきっかけに結婚する主演ふたりと美しいひまわり畑。うーんロマンチック。
2時間にぎゅっと凝縮されて、時間軸のほころびは変わらないものの分かり易さ入り易さではなるほど、こちらの方が上かも知れません……という具合に、どうしたってドラマと比べて見てしまいます。
澪の母が出てこないことと、診療所の先生(小日向文世)は映画の方がしっくり来ましたが、澪が後を託すのはドラマ版の様に、親友にの方が自然かなぁ。
ドラマの巧@成宮くんの中性的でいかにも無害な見かけと比べると、映画の巧@中村獅童はそりゃ、男臭くて挙動不審。いくら子供もいて2人きりじゃないとはいえ、記憶のないまま泊めてもらうなんて結構勇気いるかも。
そして気の強そうになった澪@竹内結子(笑)。
ちゃんと回想シーンの少女も似たタイプになっていて
『いつも何かに怒っているような』
の解説に大ウケ! だよね、だよね~。
子役とのキャスト入れ替わりのタイミングも違っていて、初々しい初めてのデート、ポケットの中で手を重ねる同じあの場面が……映画では20代後半の人達でだったのは困りましたよ~。2人とも、そんなことでためらう風に見えないのよーっ
でもその分キスにはドキドキしたし、6週間の再会の間にちゃんと2人、結ばれているんですよね~キャーっうん、これはポイント大きいかもしれない。
そして帰還後、自信満々であいお君を呼び出す澪。ぷるぷると震える、子ネズミみたいになってる巧(^^;;;)
下世話な話、この時点でキスもしてないハズの2人。巧君童貞だろーなとか思うと、いかにも世慣れた竹内結子に見事はめられた気がしてしまいます。
8年後可哀想にも死んじゃうのはそりゃ澪だけどさ、コブ付で配偶者に先立たれる巧君の運命もやっぱり可哀想で、しかも彼には選択の機会が無い!!
ゆうじが大人になって届く、多分澪からの最後の誕生日ケーキ。
和やかな食卓を準備する2人。素敵なラストでしたけど・・・20才の澪が別の選択をしていたら、別のお母さんと3人でいられたのかもしれない。
こんな、ドラマ版で思わなかったひどいことを考えてしまうのは何故でしょう~。
初めてのデート後のやりとりが少なくて、都会の大学で暮らす澪@竹内結子が、田舎でくすぶるあいお君を好きでいるとは全然思えなかった為でしょうか~。