締めはやっぱりミツでしたね。
醜い勘助の心に咲くきれいな花。その時には彼女にだけ見えていた花を私たちもみつけるかのような一年でした。最初の方、見返したいかも。
始まりには小汚い主人公だったけど、でもなにか大きなことをしそうなワクワクがありましたっけ。外国に来てまで、最後まで見通した満足感で今いっぱいです。
この作品で初めて知った市川亀治郎、若武者の頃から力みまくった大芝居で、年齢とともに増々大仰になるのはいくら歌舞伎役者でもやりすぎかとも思いますが、大河ドラマ気分は盛り上がりましたね。(比較で、内野勘助の普段より力んだ芝居が普通に見える副作用も 笑)
佐々木蔵之助といい、近藤芳正といい、殿と呼ばれ君主を演じることでいやがおうにも男っぷりMAX。駄目男を演じることの多い連ドラでは、みせてくれない魅力を再発見でした。
とはいえ、終盤ここしばらくは、見ても特に何か書くことがなかったのも事実。
リツの縁談、くのいちの結婚とか印象的なのは小ネタばかりで。そうそう、母の形見の衣。弟にあげるところまではいい話だったのに、背負う姿が目立つわ無様だわ、どんな罰ゲーム、もしや嫌がらせか、とか(笑)
最終回だって、勘助が死んで政局が大きく動くでなく、信玄と謙信の戦いにも決着がつくでなく。やり遂げた感がありませんよね。
お屋形さま側では、弟と”裏切りを諌める必要のない世になったら”という未来への展望が(女の側でも)語られていたんだから、そういう”なってほしい未来”を、軍師勘助の観点でもっともっと語る最終回であってほしかったかも。
それとも、引き継ぐ子孫もなく、お屋形サマ大事なだけで生き延びる理由ももうなかった勘助だったからあそこで死んでしまった、ということなのでしょうか。
さておき、丸一年で考えればずいぶん楽しませてもらいました。
素敵なオヤジ(&赤ちゃん)満載で、大河ドラマは目の正月。
醜い勘助の心に咲くきれいな花。その時には彼女にだけ見えていた花を私たちもみつけるかのような一年でした。最初の方、見返したいかも。
始まりには小汚い主人公だったけど、でもなにか大きなことをしそうなワクワクがありましたっけ。外国に来てまで、最後まで見通した満足感で今いっぱいです。
この作品で初めて知った市川亀治郎、若武者の頃から力みまくった大芝居で、年齢とともに増々大仰になるのはいくら歌舞伎役者でもやりすぎかとも思いますが、大河ドラマ気分は盛り上がりましたね。(比較で、内野勘助の普段より力んだ芝居が普通に見える副作用も 笑)
佐々木蔵之助といい、近藤芳正といい、殿と呼ばれ君主を演じることでいやがおうにも男っぷりMAX。駄目男を演じることの多い連ドラでは、みせてくれない魅力を再発見でした。
とはいえ、終盤ここしばらくは、見ても特に何か書くことがなかったのも事実。
リツの縁談、くのいちの結婚とか印象的なのは小ネタばかりで。そうそう、母の形見の衣。弟にあげるところまではいい話だったのに、背負う姿が目立つわ無様だわ、どんな罰ゲーム、もしや嫌がらせか、とか(笑)
最終回だって、勘助が死んで政局が大きく動くでなく、信玄と謙信の戦いにも決着がつくでなく。やり遂げた感がありませんよね。
お屋形さま側では、弟と”裏切りを諌める必要のない世になったら”という未来への展望が(女の側でも)語られていたんだから、そういう”なってほしい未来”を、軍師勘助の観点でもっともっと語る最終回であってほしかったかも。
それとも、引き継ぐ子孫もなく、お屋形サマ大事なだけで生き延びる理由ももうなかった勘助だったからあそこで死んでしまった、ということなのでしょうか。
さておき、丸一年で考えればずいぶん楽しませてもらいました。
素敵なオヤジ(&赤ちゃん)満載で、大河ドラマは目の正月。