ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2007冬ドラマ

「エラいところに嫁いでしまった!」3 ☆

 あれれ?な女正月。

 よかれ、と嘘ついた披露宴や、忙しくてそれどころじゃ、な葬式仕切の回と違って、今回ばかりはあらかじめ対話があれば済んだことばっかりじゃないですか??君子もトリ頭の自覚があるなら尚更、根ほり葉ほり聞け!

 夜中に侵入者は、そりゃ驚くし!
藁でぶったたかれる儀式に至っては、兄嫁までそれで怒った過去があるならそれこそ、説明しろや〜!!でも、じゃあ自分は怒るかと考えると、あからさまに儀式ならそれほどでも。
いっちょルポ書いたろうーという、ライター魂は芽生えないのかな(ああ、それが原作か。じゃあそのうちにネタにして文章書いたりしだすのかしら)

雑煮責めは
「残さない=お代わりする」
というわんこそば同様の風習でしたが、
「そんなことも知らなかったの?」と驚く磯次郎は偉そうで嫌。
「どこでもそうじゃないの?」と驚いて欲しかったですよ。
 自分の常識は他人の非常識。だもんねぇ。

 で、落としたマフラーの代わりが何本もってところや(あの田舎のどこに店が??)、反省君子がお母さんに謝るところは良かったんですけど。

 えーっお母さんただ腹が痛かっただけ??
わざと意地悪されるよりタチ悪いですよこれは。 だって、村中のヒト&小姑が思いこんだ『君子が泣かせた』は消せないもん!
 せめて小姑にだけでも、涙の正体を知らせておかなきゃー!!!

 そんなわけで、あちこちひっかかりつつ。つまらなかったわけでもなく。子宝授かった小姑と例によって変な自慢する温水さんには笑ったって(^^;;;)
また来週は楽しみです。ええ。

「特命係長 只野仁(3)」22、23 ☆☆☆☆

 もう完璧(笑)

 なにげないセリフに合わせて首かしげたり、格闘始まったり、ホテルの看板映ったりってだけで既に笑いのツボ。屋上、サウナの他に、メイド喫茶でも相談事するようになった特命のお二人です……って、「相棒」じゃないですからね。

 第3シリーズ1話が、詐欺から始まる真実の恋。2話が、えーっと、社員のメールで恐喝。
それにもれなく、格闘とエロがついてくるわけですね。
地味なふりのままヤクザを倒したり、50円切手で責められたりとダメ社員モードでも大活躍。正直、笑えたら事件はどうでもいいぐらいなのに、1話なんて頑張って感動も盛り込んだ話になっててエライぞっ
 人気上昇で出番が増えたエビちゃんも、毎度只野をぶっとばすギャグでちゃんと笑いとってくれてます。

 もちろん、梅宮辰夫の棒読みは治らないし、「女の下で働くとムカツクのは男の本能だ」だから恐喝しても仕方がないってのはどんな理屈じゃい。サウナのチリ娘も、大使館から苦情が来そうな勢いです。
 でもまぁいっかー。

 惜しいのは……。
只野を囲むレギュラー@秘書(櫻井淳子)とアナウンサー(三浦理恵子)が、お嬢さんじゃあなくなってきたところでしょうか……。内縁の妻的落ち着きと馴染みがっ

「今週、妻が浮気します」2 ☆

 夫婦って何だ?

 堂々夫妻、既に「お父さん」と「お母さん」なだけで妻と夫じゃなくなってない?会話がない対話がないスキンシップすらないぞー。
 誰と会ってたか、と尋ねた答えに
「曖昧だ」
と納得しない主人公ですが、えー?ちゃんと答えてたじゃん。
逆に、普段から妻の仕事や職場の人間関係に興味もって話し合ってないから、「田中さん」とか「この前のヒト」とかって詳細を言ってもらえないんじゃないの?

 結婚記念日に、モノは贈らなくても全然構わないけど。もっと普段から愛を語ろうよ!
(先週、奥さんを問いつめられずに「ただいま」と言う場面。てっきり「愛してる」と言うと思ったもん!私は言ってるぞ毎日!!)
 GPSやトイレのどたばたは、どうでもいいです。
(カバン=痴漢無罪ってお手軽すぎる)

今日は映画「武士の一分」を観てきたところ。アレも妻の不貞の話です。疑惑の一報に、断じて無い、と即答する夫。その後尾行もさせちゃいますけどね、事実はきっちり問いつめ、最後には赦し、誰にも語らず。どの場面でも実に凛として立派でしたよ。
ちったー見習えよって、ずーっと堂々さんを思い出しちゃってもう迷惑(^^;;;)

 来週はもうXday当日、さっさと浮気の真偽だけでもみせてほしいものです。
(朝、奥さんがあと5分早く降りてきて掲示板みたら、話終わったのにね)

<今週の至宝さん>
すっかり堂々とお友達(^^)
妻は無料の家政婦で、結婚と恋愛は別、とかぬかす女の敵ですがチャーミングで困ります。盗聴器を探して室内チェックしてたら、あらぬところに……奥さんが!!レオナさん!!
毎週こんな場面で笑わせてくれるんでしょうかっ浮気がばれて一悶着もありそうっ改心して奥さんと上手くやってほしいです。

「東京タワー」2・3 ☆☆☆

 こんのバカ息子がぁ〜 と、武田鉄矢の声でどこかから響いてきそうなバカっぷり!
そうか金は実家から湧いてくるのか現金書留で(><)

 お洒落な都会組に抱く違和感と劣等感。分かるけどさ。
会えば「ひさしぶりー」と声をかけてくれる優しい子達じゃないですか。逃げるなよ、見返してやれよ。勝手に墜ちて行くなよ!

 貧乏下宿は、あああんなところ私たちも住んでたよねーと、一緒に見てる彼と出会った頃を懐かしく思い出したりして楽しいです。今時みたいに1人でゲームじゃなくて、麻雀ってのも懐かしいですね。やったわ徹マン(ただの人数合わせでしたけど。親が知ったら泣くね)
 しかし素朴な疑問。何故もっと学校の近くに住まないのかね(歩いて5分でもサボる奴はサボりますけどさ)
 そしてもう、学生視点ではなく送金する親の気分で見るようになってしまうと、バカな理由で浪費される金が情けなくて口惜しくて。見栄が何だ。本分は何だ。

 でも若いってああいうことなのかもねぇ。と、ため息。

 そうそうもう一つ。
バカボン(柄本佑)の親は?送金したり心配したりしないの? まぁ話をすっきりさせるためカットでしょうかねぇ。

 とうとうホームレスまで墜ちたもこみち。
もう惚けちゃったお祖母ちゃんにまで心配されて、頼むから早く立ち直って欲しいです(><)

 関係ないけど3話、流れ出したテロップに、もう終わったのかと思いましたよっほら録画で観てるから。
こんなに短く感じるなんて、3話面白かったんだ?と思ってたらタイトルがっ

「2007年冬シーズン開始の講評」

今期はまず…タイトルが長い!

「東京タワー 〜ボクとオカンと時々オトン〜」
「エライところに嫁いでしまった!」
「今週、妻が浮気します。」

うーん、長い。
で、「3丁目の夕日」効果を狙ってか、レトロな話が目立ちます。
「東京タワー」「華麗なる一族」は舞台が昭和、「わるいやつら」は原作が「拝啓父上様」は空気が(^^;;;)昭和。 「エラ嫁」もある意味失われつつあるものレスペクトでこっちの括りかと。

他は、定番お仕事ドラマ「ハケンの品格」「ヒミツの花園」と、安定の漫画原作シリーズもの「花男2」「特命係長3」

で、ネット原作もの。
というけど2作随分カラーが違います。
日常を細かに綴ったブログが元の「キラキラ研修医」、じゃあディティールがリアルかというと、逆にありえない騒動ものに(^^;;;) 何故だっ
で、Q者もA者も正体不明の筈の、質問掲示板をネタにした「今週浮気」は逆にあるあるの宝庫…なのか??その辺の真相はまだ不明なものの、『世間はこう』という不確かな声に踊らされる男を戯画的に描いていく感じ?
丁度、納豆ダイエット捏造騒動なんかありまして。
与えられる情報を鵜呑みにしちゃダメだー、という問題提起に繋がっていったりするのか?
…って、そんな深刻なこときっと主人公も誰も考えちゃいないのでしょうが。

最後残った「演歌の花道」。
業界ものじゃなかったよー。だったら、天海姉御の振り袖姿+弁当屋姿を宣伝してくれた方がきっと素直に見れたのに。別のモノを一度期待してしまうと修正が大変。

そんなわけで、現時点じゃすみん的お好みランキングは!

☆☆☆ 「エライところに嫁いでしまった!」
    「相棒5」「特命係長3」

☆☆  「華麗なる一族」「風林火山」
    「今週、妻が浮気します」

☆   「拝啓、父上様」「わるいやつら」
    「東京タワー」

微妙  「ハケンの品格」「ヒミツの花園」
    (お仕事ものって苦手だしー。
    後者は、漫画好きな分アラが気になって辛い)

リタイア「きらきら研修医」
    「演歌の花道」
    「花より男子2」(初回2時間spの録画がまだ観れてない)


 基本笑いたい、西村さんが観たい、いい男(30代以上ね)観たい♪というとこんな感じでしょうか。
微妙組を切っても週9本。ちょっと多すぎ(^^;;;)

「華麗なる一族」2 ☆☆(☆)

 尻上がりにキましたね。やはり北大路パワーでしょうか。

「父上は僕がお嫌いなんですか?」
だからっそんなこと尋ねたくなる様な人に直球でそれ聞いちゃダメだからっ!!
こういう、相手役としての木村くんは充分頑張っていると思うのですが冒頭工場での演説や、妹との食事ではなんかもうコントかも。ナレーションも相変わらず語りすぎです。

 語りすぎったら弟銀平くんもで、お母さんが愛人との3Pでショック受けて自殺未遂って、聞かなくていい人の耳にまで入るところでべらべらと。 ちゅーか部分的には、もっと早く知らせろよとも思ったし。
思春期の子供もいてそんな家族って何かしら。本当に嫌。

 …それなのに、変態オヤジなのに。
万俵大介さんが口を開くと、何故か苦しんで傷ついてるじゃないですか。オマエは俺の子じゃないだろうってスパッと言うわけでなく。それに気付かずに、甘えるかの様に思うまま振る舞う長男の方がよほど非道い奴に見えるんですよ。
 融資も、減額がなんだ、まず礼を言えないのかって言われたら確かにそうだしねー。
(そういう意味では木村くん、はまり役なのか?あの何才になっても若造のままの甘えた感じ)

 ここでね、何度も出てくる肖像画がもちょっと重厚ならホントに印象違うのにー。(なんでも、当時ああいう画風の有名画家がいたそうですが、見栄えとしてはウソでいいから重苦しい絵が欲しいところです)
 そうそう、何度も出てくる祖父の生足。
風呂場で手込めにされた模様ですが、ここまでキムタクそっくりを強調してたら彼が演じるしかないじゃありませんかお祖父ちゃん。でもあの後ろ姿は… いや、どうでもいいんですけど(^^;;;)

 元カノが離れたのも、やはり愛人タカスなんとかの差し金。
それもこれもで、来週も大騒ぎな模様。エンディング始まった時には、めっちゃ来週みたい度がアップしていたのですが…予告、見せ過ぎです。

<今週の銭高さん>
 勝手に高炉建設を公表した鉄平におかんむりです。うふふ。
居並ぶ作業服集団の中で1人頑なに黒コート。ホワイトカラーですのね。鉄平の車を出迎えて、ドアを開けるところのしなやかな動きにも大喜びです。スーツ姿素敵。
 物語的に見所の減る特殊製鉄場面での、目の保養です。

「エラいところに嫁いでしまった!」2☆☆☆☆

 婚家周辺の地理はもうばっちり! 前回コンビニ探した甲斐があったよね。
路地で詰まったロールスロイスに駆けつけ、印刷所に自ら入稿に行く君子…それだけでももう満点よ(ハイ、方向音痴です私)

 もう行かない、と宣言した婚家ですが、流石に葬式とあらば戻らないわけには。
ここでね、優しかったおじちゃんとの想い出にひたったり、墓石を清めながら故人の人となりを語る磯次郎は本当にイイ奴で、死んだ方の立場なら私も、こんな想いで見送られたいと思いましたよ。しかし。
 生きてる方は大迷惑(笑)

 いつの間にか磯次郎が葬式を仕切ることに(^^;;;)
例によってのイソの馬鹿の「僕にまかせてよ!」のせいですよっ
ほっぺ掴んでむにむにと「この口が〜」と怒る君子に、メチャ賛同。そして案の定役立たず!!!全部君子がすることになるでしょ。 また長男の嫁が、自分はやりたくないくせに、お株を奪われて不機嫌なところが笑えるっちゅーか困るっちゅーか。いるよねこういう人。
 でも、バリバリと注文ごとを片づけ、追悼文を書きとばす頼りになる妻がいるから、磯次郎も引き受けたんですよねー。そして「君みたいにしなくちゃと思って」って言われたらもう怒れないじゃないですか。
 ここ、ある意味ラブシーンでした(^^)

 で、もう帰る、とへそを曲げた住職を、追悼文の為に取材した話で説得できた下りにはおおっと感心。
 その後あれもこれもイソの手柄になってしまい、メチャ不出来な嫁扱いに憤るわけですが…そこでもね、お姑さんが追悼文を誉めてくれる。君子の本当に拠り所とする得意技が評価された。そこでグッときちゃいました。
 義姉さん(濱田マリ)が言うように、適当にいいこと書くのが普通の追悼文で
「ウソで良かったんですか?」
と驚く君子の方が非常識っちゃー非常識なんだけど(取材記事じゃないんだから^^;;;)
 例えば万事そつなくこなせたんだとしても、あの追悼文が受け入れられなければ結局君子は理解されないってことじゃない? ああ、この家でやっていける、と思えた瞬間かと思います。
 赤飯のしきたりも良かったですよね♪(あれから炊いて間に合ったの??)

 それとあの仏様のお供えものは…私もきっと食べる!
翌朝に膳を供えるのも知らなかったし。盗み食いがなによりの悪事みたいに言われてたけど、見たら分かるんですか、お供えだって??(お盆に街角に咲く金ぴかの花を、中学生ぐらいまで作り物と知らずに凄い花だなと思ってた。祖母がキリスト教で仏事は何もしない実家です)

「わるいやつら」1 ☆☆

 うわ、小者だよ院長!

 米倉の悪女と言えば横領で逃亡したり放火で失踪したり、別の人生を生きるための犯罪ばかり見てきたのですが、今回ったら受け身というか守りの姿勢の殺人。それも看護婦の技能を活かして!これからある捜査の為にも、今まで通りに働かなきゃよ??
 そんな間尺に合わない犯罪が、ただただ愛する男の為!!おい!!それがまた、金も誠実さもないただの2代目院長って、それでいいのかーと揺さぶってやりたくなります。
(上川さんのダメ男っぷりがたまらなくセクシー。急患の妻と不倫って!「このクスリで殺せる」って胃腸薬渡すって!)

 しかし、いくら死亡診断書はごまかし放題ってもね。
主治医でもない病院に、何故和服の女が来てたのか。旦那死にたてで、警察に疑われてて。
「相棒」の右京さんなら、絶対「おかしいですねぇ」とあれこれ聞くでしょ(笑)

 結局第一の殺人を隠すためにまた罪を重ねていくんでしょうねぇ。
それで、男を独り占めできるならそれでいいのかしら?まったく理解できませんけど、この先の展開に興味はわきました。刑事役が誰かにもよるかな。

「今週、妻が浮気します」1 ☆☆☆

 美人の奥さん持つと大変。

 今までピクリとも疑わずに来たのなら、背中出してようがエステに30万円かけてようがどーんと構えていたらいいのに、面白いほど動揺してます堂々くん(ユースケサンタマリア似合ってる)
 あれじゃ奥さんも、ホントに浮気してるならもう「ばれた?」って思うよー。逆に、携帯に即ロックもかけず会うのを辞めないのは、浮気じゃないからなのでは…。 でも連ドラでずっとひっぱったあげくに、誤解でしたねーで済まされても困るしねぇ。

 というわけで、色眼鏡でいい加減に見始めたネットネタドラマだったのですが意外や面白くて、妻の浮気を疑う主人公を見守ってハラハラでした。
 想像ですが、ネットの質疑応答に人生模様があった…という以外、主人公の実生活での同僚や職場の日常が不明で創作余地があった分、きちんと話を作ろうという意欲に繋がったのかと…(人間関係と日常がネタになっている「きらきら研修医」との対比で考えてますよ!!)

 混乱する主人公。仕事に向かう途中で浮気調査始めたり(遅刻してるのに!)、資料忘れたり、インタビューぼろぼろで逆ギレまでしちゃったりetc。
 動揺のあまり仕事がぐちゃぐちゃという描写はあまりに無残でしたが、そこで嫌な気持ちになるのも結構物語に引き込まれてたからだし。眼が覚めて速攻、侘びを入れにいって『いつもの土下座』が功を奏す展開は、相手の履歴に伏線があったりして、なんとか納得いく展開になっていたかと。

 そして最後、ネットの掲示板に「僕はどうしたらいいんでしょう」と書き込んで来週へ。
身近な人には、相談しようとして言い出せなかった描写もあって、「電車男」の恋愛相談よりは理解できるかも。あとは、どんな解答が来て、それでどんな行動に出るかが見物でしょうか?
 浮気予定日まであと3日(宇宙戦艦ヤマトか 笑)

 で余談ですが。
「家族」と同じくベッドが2つ並ぶ夫婦の寝室。ここで保育園児の息子はパパと寝たりママと寝たりしている模様です。小さい子に1人部屋あてがうよりは微笑ましいけど……夫婦生活はどうするっ 
 今回一応テーマにも関係ありそうなので書いてみたりして。洋室ばかりの一戸建て暮らしってそういうものなんでしょうか。

 お目当ての西村さんは、主人公の会社の法務担当。浮気中(^^;;;)
「足が臭くない」からと、奥さんに浮気を疑われてますよっ怖いっ そうか、どこかでシャワーを浴びてくるとそうなるのかー。奥さんもゴージャス美人(広田レオナ)で、面食いですよっこの男。
 主人公の堂々くんも、自分と同様浮気してると思いこんで仲間扱い。この先、メールチェック以外にもいろいろ法律面でマメ知識さずけてくれるんでしょうか。
(まずは、「旦那です」の一言で宿泊予定を教えてくれたホテルのフロントにダメだしして欲しい。そういえばアレレ、予約は相手の男の名前じゃなくちゃおかしくないか?やっぱり浮気は誤解?)

「拝啓、父上殿」1 ☆☆

 いいねぇ神楽坂。
夜に見ようとしてタイトル出る前に寝てしまいリタイアするところでしたが、試しに昼休みにみてみたら、これが面白いんですよ。
 路地裏を走り回る主人公、神楽坂の町並み、お馬鹿な新米、厨房、料亭。
二宮君の板前姿、いいですねえ。

 少なくとも料亭が忙しそうな為か、この前の喫茶店の話よりはピリッとしてるし。
新米が毎日父親に手紙を書く横で、誰だか分からない父親に自分も、心の中で語りかけてみる。いいじゃないですか。
 演技はまるで素人な梅宮辰夫(「もっと寄って」「もう寄れません」、達者な人なら絶対笑えるのに)も、包丁を握らせたいなら納得の配役です。

 乗っ取り騒動や主人公の恋といった用意されたエピソード自体にはあまり興味ないのですが、環境ビデオの様に心地よい視聴時間でした。今時の若造がしごかれてるのもいい気味で気持ちよいかも。あの元不良くん可愛いね。

「華麗なる一族」1 ☆

 華麗なるカレーパン!放映日にスーパーで山積みになっていて、つい買っちゃいました。結構おいしかったですよ。

 ……正直、ドラマよりカレーパンの方が評価出来るような。(^^;;;)

 やたら音楽が壮大で、凄いもの見てる感はあるのですが1時間半もかけたわりに中身ないですよね。
便利なナレーションはなんでも解説しすぎだし!(主人公の苦悩は、表情や背中で見せてよね) それでいて、溶鉱炉で起きた爆発が、未曾有の事故なのか日常茶飯事なのかがさっぱり分からない(大したことないなら長々ひっぱるなよ)

 まぁ主人公鉄平(キムタク)が、お仕事頑張ってるのは分かった。
でもパートのおばちゃん(50代)の間では『あの時代なら七三分け』という意見が圧倒的です(^^;;;)だよねー。40年も前のサラリーマン見てる気分にはならないもの風貌と言い喋り方といい。それとも、神戸の富豪の坊ちゃんはあれでいいのでしょうか。

 そして鉄平の父親が現役(^^;;;)なのと、祖父似と評判の鉄平が爺ちゃん子どころか、祖父と母の不義による「爺さんの子」なのも分かった。だったら鉄平ももっとお盛んでも…じゃなくって。
 鍵になる祖父の肖像画が安っぽいんですよ。何度も映るんだからもっと重厚に、年齢を重ねたらこんな風って貫禄つけて描けなかったのかなぁ。

 まぁこの先の、金融再編成による激動や、高炉建設がどうなるかとか、鉄平と一族の決裂とか、見所はたくさんありそうなので次も見ますけどね。
「白い巨塔」のワクワク感を思うと、この構成はちょっとのっぺりしすぎなのでは。

 ところで銭高常務!そう西村さんは完璧でしたね♪
こういう脇から支える実務派な部下はぴったりじゃないですか。無茶いう坊ちゃん上司の代わりに先方に侘びをいれたりして。でも、坊ちゃんは非常識な決断をするんですよ!
ああ、苦労してますね。
鉄平につきそう役どころ、次回から会社の場面が増えたら出番多いかしら、その辺楽しみです(^^)

「演歌の女王」1 ×

 たるい。
コメディと思っていたのに笑えない。

 途中でコメディ見る気分は諦めて、不幸な女を観察してみたのですが……犬の糞がどうした(マーティン・ショート映画の不幸な男なんて、『座る椅子は必ず壊れている』ぞ!)
 恋人の部屋で他の女抱くような男と、その後も(荷物持ち逃げされるまで)つきあってるなんて、別れないせいじゃないですか。

 その辺の自業自得も、「エライところに嫁いでしまった」ぐらいはっきりトラブルの原因として描いてればスッキリだけれど、そうでもなし。

 天海力でなんとかみせちゃってるし、泰造は可愛いけど、脚本しょーもなくないですか?

(見合い相手が「温水さん」だったの笑った。これはズルイよね)

「きらきら研修医」1 ××

 話がない。
ドタバタにしても笑えない。

 元がブログだっていうから当然だけどさ。ドラマにするなら責任ってものもあるでしょう。
しかも「うさこ」本名かいっ!
 まぁ、ぶどうちゃんもみかんちゃんも実在する昨今なので居てもいいけど。

「エラいところに嫁いでしまった!」1 ☆☆☆

 やー、楽しかった!!ツボにはまった!!

 旧家で嫁姑大騒動って、コントかってぐらいありふれた素材なんだけど今回ひと味違うのは、イケメンなくせにとことんダメな旦那でしょう!!(ああ大好きダメ男)
 普段のぐだぐだ君と、時折見せる別人の様に端正な旧家の坊ちゃん顔。谷原章介が2度美味しいです。

 あんな大豪邸、格式高い家の出身なのに隠していたんだか本当にそれが普通だと思っていたのか、図りかねる天然、磯次郎くん。カバンが臭くても平気(笑)
そして良かれと誤解をまき散らす、皿は割る。迷惑だけど憎めないよね。
終盤追いかけて、「行かないでくれ!」じゃなく、ぐずぐずに泣き崩れちゃうところ最高。そうだよね、旧家に産まれるってのも、自分では選べなかった重荷だよねぇ背負いきれない人には。

 もちろん仲間ちゃんも実に凛々しくて、どんな苦境もまず
「やってみます」
と頑張ってみる。これは仕事の依頼もそうだってことで納得して観ていられました。
 そんな彼女を、メチャ愛してるんですよ磯次郎くんは。自慢の嫁なんです。

 この変わり者夫婦がしっかりベターハーフなのと、基本お姑さん(松坂慶子)も意地悪じゃなくて仲良くする気満々なところも、観ていてストレスが少なかった理由かもしれません。

 実家で旦那だけくつろいで、嫁はどこにいても気疲れしまくり。ああ、そうだよねー。
でも今日だけ頑張れば、後は東京で離れて暮らせるじゃないか!ガンバレ!ってなもんで実に、正月明けにふさわしい題材。

 で、とりあえず披露宴は乗り切ったけど、来週は葬式が控えてますよー。その先もどんどんと大変そうでいや楽しみ。
 ガリ勉な妹(夏菜)やお義母さまが上京してきちゃったり、顔をみせない長男の嫁が意外な人だったり、するんでしょうか。いや、して!

 オリジナルでこれだけ書いてくれたら満足だよー…と思ったら、なるほど原作があるんですね。

「ハケンの品格」1 ☆☆☆

 社会派ドキュメントか??という導入から一転、ドラマが始まったら……登場人物それぞれの紹介に、名前だけじゃなく『年収』が!!いや〜金額設定が微妙で笑いました(トレンディドラマでは家賃も表示してほしい・笑)
 ベストセラーからぱくったお手軽タイトルな割に、楽しませてもらいました。

 バリバリ優秀な派遣社員が主人公、と聞いていたのですがそれだけじゃないのね。
ヒロインは新米ダメ派遣(加藤あい)の方で、高額派遣篠原涼子と過ごした3ヶ月で彼女の人生が変わるのね。それならなるほど、観れるかも。
 過去に勤めた会社が潰れたかリストラされたかで、愛社精神を「ムダ!」と言い切るアイスドール篠原は、本質変わることなく去っていくのでしょう(最後に笑顔ぐらいはみせるかな)例によって期限は、連ドラタイマー3ヶ月。

 正直、いくら優秀でもあの態度は…ていうか、優秀さに笑顔も含まれるだろとは思いますが。
その愛想笑いをするなら、残業もして呑み会も行かなきゃならない。どこかで引く線を、ドラマらしく極端に1か0かで引いたということでしょう。
ニコリともせず機械の様に働く篠原涼子。「女王の教室」か、「アンフェア」か。

 いちいちつっかかるクルクルパーマ(…って、脚本に書いてあるそうで凹んでましたよ・笑)大泉くん。そのうちに、オマエもとい大前(篠原)の主張に納得する日がくるのでしょうか。
 大前の上司、孝太郎くんの気弱な感じも可愛い♪ 嘱託のあのオジサン(小松政夫)も久しぶりに観たわ、和む職場だよね。

 でも書いてて、この先の展開や最終回がどうでも良くなってきた。2時間ドラマで対立→和解(&加藤あいの意識改革)を描けば充分な素材なんじゃないでしょうか。
 それとも大事件が起きますか?それこそ大前に『私には関わりございませんが、何か』と言われて終わりでは。
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