ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

特撮&アニメ

「高速パラヒーロー ガンディーン」最終回 ☆☆

 僕たちの冒険は、まだ始まったばかりだ!
てなわけで、解決せずに終了!ですよねえ、3話は短すぎでした。

 怪物に絞められた傷が残るものの、事態をまだ飲み込めず、ましてや教え子がその宇宙人や怪物と戦う決心をしているだなんて受け入れられない深井コーチ(小芝風花)
大志を紹介した教授(和田聰宏)は、何も一緒に怪獣と戦う必要はないと言ってくれるのですが。悩んだ末戻ってきたコーチは、大志(奥野壮)が陸上を続けるなら、自分も全力でサポートを続けると告げるのでした。おお。
 工場チームは、悩むまでもなく協力体制w
ただしグー(林カラス)は、敵が目論む地球の文明破壊の要が自分であることに悩んで一時失踪。人や建物を植物に変えて殺すという「緑死」などという剣呑なワードも飛び出して、恐ろしい能力の持ち主だったグーなのですが。結局また山中で行き倒れて保護されて、サバイバル能力はないようですw
大丈夫、グーは仲間だよ!と、特撮の人間関係や優しい……。
そしてグーの置き手紙を読んだり、例のボールの扱いを祖母(白石加代子)に習っていたりと大活躍の理央ちゃんが「やっと役に立てた」と漏らすのですが、聞いた大志が「理央はずっと役にたってるし、いてくれるだけで嬉しい」と きちんと言葉にして返す場面にグッときました。 「こんな僕でも戦えるのか」と車椅子が必要な身体を気にしていた大志が、今度は諭す側です。誰でもそれぞれに引け目と得意があって、そこにいるだけでいいんですって。
(また後に、役に立ったからってこの「通訳」は辞めたいから、グーに言葉覚えなと言うあたりも縛られてナックっていいよね!)

 大志と深井コーチが厳しいトレーニングを続ける間、工場チームは、強度より結局スピードだとレーサータイプ車椅子を準備し、かっこよくG and D(グー&大志)からのガンディーン☆なロゴも描いちゃいますよ。そこに今度は街を襲う怪獣と美しいツノ女王(水野美紀)のニュースが!
グーの力で現場に跳んだ大志を、軽トラぶっ飛ばしてサポートする深井コーチ! 更に、戦う大志を助けるぞ!と、工場からはなんとロケットが打ち上げられますw  花火と同じだーって、お父さん危ないよ。でも無事に役に立ちました。
 激闘の末なんとかトカゲ怪獣は倒され、ツノ女王も咆哮を残して去り……。ほっと一息入れる面々なのでした。

 とりあえず今日はグーを守れた。だから明日も大丈夫! …なのかなあ、心配ですよ。  ガンディーンの正体を探らせる政府側の謎の男(加藤雅也)など登場し、今日もトレーニングに励む大志と深井コーチの頭上に立ち込める暗雲……いかにも続きそうに終了でした!

「高速パラヒーロー ガンディーン」2 ☆☆

 地球調査員? 謎の遺物?

 なんと大志(奥野壮)が住む地域には姉妹星から宇宙人がやってくると言い伝えがあったそうで、大志が宇宙飛行士を志すきっかけになった話がそれ。お父さん(つるの剛士)の創作じゃなかったんですねえ。
理央の祖母(白石加代子)の生前に、父(つるの剛士)が、宇宙人のものだと預かったボールは現代の技術では開けられず傷もつけられず、刻まれたマークは戦いの最中に見たものそっくり。そして『アラート星人に見せてはならない』という言葉の真意は?
 そして、じゃあグー(林カラス)がその調査員かというと違うんですよ。
突然勢力を伸ばし他民族を支配するようになった奴らのために星は荒れ果て、大虐殺から逃れたグーは、地球にそれを警告するためにやってきたと。不思議な装置で映し出される文字を、語部の血筋の理央は読むことができたのでした!

 しかも、グーの一族が戦士を選ぶ仕組みまで聞かされてしまって、選ばれた大志はこれからも戦うことが確定…。
心配しつつもサポーター体質のお父さん、今度は車椅子バスケ参考に、体当たりにも強い車椅子を!ついでに火炎放射器もつけてw 作成してくれるのでした。さすが!

 という一連の知見を、深井コーチ(小芝風花)には内緒にする工場一同w 
しかし大志の筋肉は妙に疲れているしアザはある、何より皆があまりに挙動不審で、隠し事をするならコーチは出来ない!っと詰め寄る深井さんなのでしたが。手っ取り早く怪獣登場です!
悪の女王ラルー(水野美紀)もやってきて、おや女王となら会話もできるんじゃんグー。怪獣の尻尾に囚われて気絶した、コーチを救え!怪獣倒せ! そして何がどうしたかの説明もしなくちゃなりません。

 えー、これ全3話で来週終わっちゃうの?短いなあ。
車椅子競技にはスピードを競うものだけじゃなく、バスケットボールもあるんだよと自然に紹介ができたのもナイスでした。
 ただし、深井コーチのメタな狂言回しはどうかと思うんですよ…。カメラ目線で視聴者に語りかけてくるあれ。子供視聴者が怖がらないように和ませているんでしょうか? 今時、そんな心配はご無用というか。安いYouTuberみたいじゃないですか。あ、そっち寄りに見せたいのかな??

 

「高速パラヒーロー ガンディーン」1 ☆☆☆

 うわー、オリパラ開催前のこの時期に満を持して!(と、いうことは去年お蔵入りしてた?)
競技用車椅子ごと変身し、怪獣と戦うヒーローの登場です!かっこいい。
そして競技やトレーニングの部分も真剣に描かれています。レースでは、競技用車椅子の高速移動を低いカメラが捉える滅多にない画角が新鮮でした。実在のパラアスリートも出演。
車椅子の青年が体を鍛え、アスリートとして成長していく感動のドラマにも出来たでしょうにねえ。
あえての特撮!
確かに、障害やスポーツに全く興味のない人にも見るのかも。

  元陸上国体選手だった大学院生 深井京(小芝風花)は、教授(和田聰宏)に呼ばれ車椅子1500Mレースを見学し、下位に甘んじた森宮大志(奥野壮)に紹介される。是非コーチに、との誘いを
「負けても笑っているような人の指導は出来ない」
とはねつける深井だったが、実はそれは作戦。諦めず、1人で訪ねてきた大志を笑顔で迎え、専属コーチを引き受ける。
 ただし条件は『なんでも打ち明ける』こと!
 ちょっとの痛み、違和感でも、黙って我慢されたら故障につながる。と諭された大志は…

 家にいる行き倒れ青年グー(林カラス)が 宇 宙 人 らしいという秘密を内緒にしようとする家族に反抗し、コーチにだけは打ち明けようとするんですよ。  えーっと素直(^^;;;;;)

 そしてグーを追ってきた謎の男たちと怪獣が森宮宅工場前に出現し! グーに渡された光る石を握りしめるとあら不思議!大志は車椅子ごと変身し空を駆け、見事怪獣を撃退するのでした〜!

 ただ石を渡してうなづくだけのグー、酷いw   グー本人は戦えないの?
敵ボスらしき美魔女(水野美紀)の登場も楽しみですね。

 ちなみに会話ができず「グー」としか言わないのでグーと呼ぶ、それはあるあるなのでいいですけど
大志宅に入り浸る幼馴染理央(中村守里)が、それを「しゃべれないの?可愛い〜」と評するのはどうかと。令和に片言=可愛いは障害対応的にも異文化交流的にもダメじゃない? イケメングーは確かに可愛いんだけどね!そこだけ気になりました。 あと謎のタコ推しw

 大志の父がつるの剛士、いざとなったら父も変身してくれそうですね!
エンディングが特撮種明かし、ブルースクリーンの前で演技する役者さんたちに怪獣の動きや爆発が合成されていきます。ってことで、怪獣出現の場面は逆に、奥の道路には普通に車が走っていて 避難する様子もなくてシュールでしたw

「ウルトラマンジード」3 ☆☆

融合(You go)、 I go、 Here we go! うわちょっと恥ずかしいw
しかもこれとは別に「ジーっとしててもドーにもならない!」もあるからお約束セリフが多いよ!

今回冒頭が分かりにくくて困りました。
突然宇宙に浮かぶイケボなウルトラマン、地上では戦うウルトラマン2体。実は初出の量産ウルトラマン型ロボットvsジードだったそうですが、何がなんだか。
大事なのはその後の
『子供を助けようとして瀕死のサラリーマンが、ウルトラマンと合体してwinwin延命』
ってところだと思うので、せめて適役はわかり易く怪獣にしておいてくれたら……。これで小さなお友達は誰がどのウルトラマンだかちゃんとわかるのかしらん。それともよい子は素直に見てたら大丈夫なのかしらん。

以後、からむチンピラをやっつけたり、妻に不審がられたりと頑張るサラリルトラマンのテンプレコメディが半分と、スターが宿る二人目の子をみつけたジードの話が半分。今回の変身は動きに合わせて蒸気?吹き出てカッコよかったです(^^) 決め技もすごーい

地下基地で、鍛錬に励むライハ(山本千尋)ちゃん。さすがのキレでした! リクは横でリラックス☆ 少しは拳法を習っておいたら、ウルトラマンになった時にカッコよく戦えるよ?


「ウルトラマンジード」1、2 ☆☆

ジーっとしててもドーにもならない!
が口癖の主人公リク(濱田龍臣)は、バイト先の駄菓子屋の2階で1人……いや、迷子のべガッサ星人ペガと2人暮らしw 怪獣に襲われた街で、実はウルトラマンベリアルの血を引く身と知らされ、大切な人を守るため、ウルトラマンジードに変身するのでした!
ちなみに本人命名w

久しぶりに視聴したウルトラマンは、なんだか仮面ライダー風ですよ。ウルトラ警備隊はなく個人活動で、リクの他にも変身できる小説家やサラリーマンがいます。みんな腰のベルトにカプセルを入れて変身! そのカプセルが色々で、ベリアルだったりレオだったり! 祈る気持ちで増えたりします。また怪獣の側も懐かしウルトラ怪獣のカプセルで変身するんですよ!  この過去の遺産大活用形式も、仮面ライダーに倣ったのでしょうか。 そしてまんまと血沸き肉踊る私。だってレオだよー主題歌歌っちゃうよ!レッドキングやゴモラのカプセルなんて私が欲しいってば(><) おもちゃ売れそうですねえ。
そして戦うヒロイン!
怪獣を斬る……もとい、怪獣から人間にもどったところを斬る、と剣を背負って現れたライハ(山本千尋)のアクションが素晴らしいです。さすが武術太極拳ジュニア世界チャンピオン!
太極拳を習って3年、山本千尋が見たくて録画してみたのですが物語の方も楽しめそうです。シリーズ構成乙一。

そうそう、龍臣くんはオープニングも歌ってますよw


「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」 ☆☆☆

ムーミンだー!わーい! 

子供の頃分厚いムーミンの本がお気に入りで繰り返し読んだものです。おまけに最近はスマホアプリ「ムーミン谷へようこそ」にハマってることもあり、わくわく録画してみましたよん。あの桟橋、あのとんがり屋根の家、ちょっと不思議な色彩も日本のアニメにはないものでうっとり。
でもムーミン島の情景は冒頭だけで、結構すぐに小舟でリビエラ目指して船出します。そして貨幣経済に巻き込まれ、始まる恋の鞘当てw

ああ、スノークのお嬢さんは元からファッションや褒め言葉にうっとりのスイーツwですもんね。ショーウィンドウにうっとり、カジノでなんとなく儲けた大金でまずはビキニを購入。着用姿を見たムーミンが
「裸みたいじゃないか!」
いやムーミン、全裸なのは君よ君w
さておき、リビエラ到着時は物乞い扱いされたムーミン一家も社交界にデビュー、高等遊民なパパやフローレンお嬢さんは水を得た魚ですけど、働き者のママはすることがなくムーミンはお嬢さんに男が群がるのでイライラw ついには決闘騒ぎですよ。子供向け映画ですることでしょうかw 猫じゃなきゃ愛せない犬、とかいうややこしいキャラはLGBTの暗喩かと思って見てたら、ママが猫コスプレ犬を紹介!その解決でOKなんですか?

さておき、一緒に見ていた娘はよく聞いたらグッズの絵しか知らず、動くムーミンの漢な一面にびっくりで、こっちがびっくり。絵本は読んであげてたのになあ、毎週アニメ見てた私たちとは興味の持ち方がそりゃ違いますか。

ムーミン君はライフセイバー並みに泳ぎもできて、かと思うと泣く恋人を慰めて髪を褒めたりもできるイケメンですからね!全裸だけど!そして作中の悪い言葉が虫になって人を荒ませていく表現や、人生を語る言葉など深い要素もあるのよ。可愛いだけじゃないのよ。それってクマのプーさんだってそうなのよ。グッズだけ見てないで原作読んで欲しいのですよ。

そんなわけで、最後はもちろん島のおうちに戻ってホッと一息。
そういえばミィも登場してます。難破船から姉のミムラだけまず助けられ、そういえば妹も……程度にしか家族の心配をしないミムラもすごいですが、確かに超自立してる生命体ですからねw その後の嵐の小舟旅行にもミィだけ参加で、島で待ってたミムラさん当然まったく何の心配もしていませんでした。暴れん坊だとは知ってましたけど、ここまで凄かったっけミィって。
原作まとめて読み返そうと思っています。


「ユーリon ICE」1~5 ☆☆☆

当方ゆるスケオタで漫画好き、原案の漫画家久保ミツロウも大好きですから、楽しく見てます。
特に主題歌「History Maker」(ディーン・フジオカ)にのせ、イケメンスケーターが華麗に滑るオープニングは何度でもリピートできますねえ。

スポーツものにありがちなダメダメ素人がアスリートとして開花する話……ではなくて!主人公のユーリこと勝生勇利(22)は既にトップアスリートです。世界から6人しか出場できないグランプリファイナルに勝ち残ったんですから! 全日本選手権でも優勝を期待されたんですから! ……そのどっちもでボロボロにやらかし、引退をささやかれ九州の実家に逃げ帰るところから物語は始まるわけですがw

その実家な温泉宿に憧れのロシア選手ヴィクトルが現れ、コーチを申し出てきたり。ロシアの若手ユーリがそれを邪魔しにきてユーリvsユーリ対決が行われたり。SNSで各選手動向が即座に駆け巡る現代、日本の片田舎での出来事に、オンタイムでスケートファンや選手コーチたちがざわつく様子がテンポ良く取り入れられています。そもそもコーチングの話も、主人公がそのロシア選手の演技を完コピした、いわばお遊び演技が盗撮でSNSにアップされ本人の目に触れたことから始まるんですからねw

スケート選手の練習に、氷上やバレエレッスンだけでなく陸上トレーニングもしっかり描かれています。
そして曲を決め、振り付けをしてもらい、滑り込んで行く過程はアニメで初めて知る視聴者もたくさんいるでしょう。シーズン初めはジャンプ難易度を落として、全体の完成度を優先させようという作戦、普通のことだと思うのですが……真央ちゃんや羽生くんに常にノーミスを期待する報道をみてると浸透してないですから~。アニメを通してでもより広まるといいかなと思いますよね。
どの選手の演技もトップ振付師宮本賢治が完全振り付け、実際に滑った動画を参考にしている作画は時に妖艶、時に失敗ジャンプやいまいちなスピン等のダメさもリアルに表現していて流石です(でもアニメなんだから、5回転ジャンプ……とはいかずとも、スピンをもっと早くも遅くも描けるはずだし。超高速ステップ等ありえない凄さも表現してもいいのにねー)

さらに表現力について。
「性愛」を問われた主人公ユーリが経験なさすぎて、食欲から「愛とはカツ丼!」になる決断は成人だっちゅーにフザケてるでしょw「もっと卵をからめるように!」と指導するコーチもコーチです。でも具体的で誰にもわかる描写ではありますねw 大人っぽいプログラムを滑ってるジュニア選手なんて案外こんなものかも。 
出場する試合の仕組みについても丁寧に説明が入るので、秋冬の週末にしょっちゅうスケートの試合が放送される理由が分かるでしょう(放映局が権利を持っているグランプリファイナルシリーズが、世界選手権を差し置いて最高峰として描かれているのは……大人の事情w)

今まで言われるままに滑るだけだった勇利が、大人のスケーターとして脱皮できるのか。世界に披露する自分の世界を、ヴィクトルコーチと共に作り上げることができるのか。ライバルのユリ男はどう立ちふさがるのか。楽しみです。


若干ホモくさい、もといBL臭がするのがなんちゅーか。でもまあスルーできる程度。息子と笑いながら見てます。
世界一スケートが上手い腐女子こと世界選手権女王メドベージェワ選手がBL要素を喜んでるのは通常運転として。およそアニメ見そうにないベテラン層プルシェンコやアシュリーワグナーも『これモデル私!』とツイートしてたりして。実在の選手は出てきませんが、この衣装は…この経歴は…とスケオタはうがった楽しみ方もできそうですw 主人公ユーリも、苗字の『かつき』は町田樹を思い出させますよねえ、ミツロウ氏が大ファンですしw ソチのメダリスト、デニス・テンが実はミドルネームがユーリなんだそうで、お国ではすっかり『うちのデニスが主人公のアニメを日本が作ってる!』と勘違いされちゃってた件も面白かったです。

ところで実写動画をベースの作画、素晴らしいのですが、どうしても気になるのが……同調しすぎな部分。同じ振り付けで二人三人が滑っている場面、ちょっとタイミングや腕の角度を変えられませんかねえ。完全に同じにしてはCGみたいです。余計に手間なのかなあ。時々コンマ何秒ずらすだけでも違うのになあ。

(追記*この後もちろん最終回まで見まして、指輪のくだりからどんどんと『愛』にw そ、そっか。それなら最初からもっと男同志のカップルもいるよって世界感にしておいてくれたらそのつもりで見たのに! 師弟愛、これは師弟愛、と自分に言い聞かせてきた努力が無駄にw 映画公開も決定、どの辺の話になるのでしょうか。 デニスがもういないなんて隔世の感……orz) 

舞台「ハイキュー!!」頂の景色 (4/9) ☆☆☆☆

須賀健太を見に行ったら、いたのは日向翔陽でしたよw

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」頂の景色(再演)、大阪シアターBRAVAにて見てきました!
いやー楽しかった凄かった。
ハイパープロジェクションだの2.5次元だの銘打つだけあって、芝居を見たというよりアトラクションを体験した感。
「エアサロンパスの香り!」場面でプシューッと巻かれたスプレーが遅れて鼻にツンと来ましたからね! 端の方とはいえ、1階3列目の臨場感はたまりませんねえ(中央席の人たちは一足先にむせてたw)
どのキャラも、髪や衣装といったコスプレ要素以上にプレイのポーズや普段の癖を徹底研究。大好きな原作漫画が忠実に再現されている熱意に、高揚しっぱなしの2時間半でした。実写映画化だったらここまでの満足感ないのでは。

ああでも、さすがに舞台化と聞いて即チケットとったわけではなくw 昨年の初演が良かったのよと誘われた時の決め手は
『主演:須賀健太』
です。へえあの子そんな役を、似合いそう!でも運動得意なイメージはないけどどうするのかな、と興味が湧き……ちょうどその晩の「中居の窓」で見かけたのも縁かなと。

小柄ながら誰よりも高く飛ぶ日向。
どうジャンプするんだろう、トランポリン?などと想像していたら、さすが舞台。他の選手や黒子(白ベンチコート軍団なので白子w)の騎馬にポーズ決めた姿で担がれていましたw その手があったか!
高速移動の表現に、日向の顔写真お面が何人も…でエグザイルかエンタのキンタロウか!となったのは笑ってしまいましたがw その他アタックの高さを<ネットを下げる>ことで表したり、対戦中の両チームとも正面=ネット方向を向いて混在していたり群舞になったりと舞台ならではの表現の工夫が斬新でした。 
また、アタックのためのジャンプのみならず、空を飛ぶイメージシーンや『頂』を表すためにも折に触れ日向は担がれ、時に大きな羽が添えられw 奥から前下がりに傾斜している舞台(ローザンヌ式w)を、足元から見上げている一階前方からは完成図を想像するしかない、上から見るべき演出が多そうです。
中央の丸い回転台もよく使われていて、日向と影山の出会いでぐるぐる回ったりw 試合中に素早く視点交代や高低差をつけたり、机を置けば放課後にたむろする坂ノ下商店に。見えないところで小ネタも進行していそうで、違う角度からも見てみたくなりますねえ。
初演では2階席から見た友人によれば、床にプロジェクションで描かれる情報もかなりあるとか。むむむ。前の席は表情が見えたからいいんだもん……(>_<)


物語は、コミックス通り。
烏野高校選手「小さな巨人」をTVで見て憧れた日向が、たった一人のバレー部員だった中学時代を経て憧れの烏野高校に入学。
同期の天才セッター影山に思わぬ能力を引き出され、素人離れした活躍をしながらも、それは同時に影山にも『協力』という欠けていた部分を育てることに(3vs3紅白戦)(vs青葉城西)
また、そんな彼らの情熱が、バレーから離れそうになっていた先輩エースとリベロをコートに呼び戻す!(OB混合戦)
さあこの最強の烏野で音齣に挑め!

きゃー(><)

つい演出の工夫のことばかり書きましたが、日向くん(須賀健太)はくるくるとよく動いておりました。笑顔で!当たり役ですねえ。

他には田中くん(塩田康平)良かったですね。こちらも原作から抜け出たようなオラオラで印象的でしたw パンフをみれば綺麗な顔立ちなのに田中役での印象は、きれいな大悟(千鳥)ですw 途中で布巻いてタイのお坊さんで笑わせてくれましたが、あれはテーブルセンターが外れたところからがハプニングでアドリブだったのかな?
あと青葉城西及川くんはひとりバネが違うなあと思っていたらバレー経験者なんですね。さすが。


そうそう奥の壁にも当然プロジェクション、空や雨やボールや烏、吹き出しや集中線や効果音、役者のアップや先生が撮影中のビデオ映像などw 様々なものが映し出されておりました。

役者と漫画の絵を並べて人物紹介のオープニンングあり、〆には役者名を出しての挨拶エンディングあり。全員に見せ場があって、かっこよくて良かったです。
しかしエンディングやラストのトークでは黄色い声援が飛ぶとばかり思いきや、「◯◯くーん」てな声ゼロで逆にびっくりw(劇中、及川が客席に降りてきたショータイム?には騒いでましたが…) 客席ぎっしり女性ばかりなのに?聞けばプレゼントもフィギュア同様ボックスに入れる形式だそうで、若い役者をアイドル扱いにしないための厳しい不文律がいろいろあるようです。
お行儀いいのはナイスですが、そもそもジャンプ連載漫画の舞台化。もっと男子見に来ればいいのにね。「ハイキュー」読者のうちの息子だってきっと燃えて楽しめると思うのですよ。
7,800円がネックですかね。 ジャーマネいませんしねw
 

さて、音齣との練習試合は次の公演までお預けです(あの「俺たちは血液だ」詠唱を生でw)

 


アニメ「うしおととら」1 ☆☆☆

うわー昭和。獣の槍が懐かしすぎて胸熱です。かまいたちにヒョウさんに…また見られるのね。

でも当時でもウザかった殴り合い父子を、そのまんま再現されちゃってるところは複雑。逆に今の子には新鮮なんでしょうかw 「筋肉少女帯」のOPは時代を超えてカッコイイよね!混ぜるな危険w(歌詞を大きく表示するのは「乱歩奇譚」といい、流行りなのかな)


アニメ「赤髪の白雪姫」1 ☆☆☆

ザ・少女漫画。

バカ王子からの愛人要請を袖にして、国境を越えた赤い髪の少女。そこで出会った共を連れた若者は……もしかしなくても隣国の王子様ですよw どんだけ王子様を寄せるフェロモン出してるんですか、この娘は! それも目鼻立ちは可もなく不可もなく、髪が珍しい赤だというそこ一択でバカ王子に執着されるという。

それでタイトルの「赤髪の」になるのでしょうが、じゃあ白雪姫はどっからきたんでしょう…w これから分かるのかな。美しすぎて森ならぬ街に捨てられた王女様なのかなw 1話だけ見てタイトルつけるなら、正解は「赤髪の薬剤師」ですよね。

原作は14巻まで続き人気だそうなので気になります。おまけに制作がボンズだったりして。こういうのも守備範囲なんだ…。

アニメ「乱歩奇譚」1 ☆☆☆

私の知ってる「人間椅子」と違うw

でも概ね面白かったです。興味深いというか。あれだけ可愛い娘ちゃんに描いておいて小林少年か!とか。天才明智が探偵するのに、警察庁づけでなく宮内庁御用達(違)なところとかw よく『探偵がいるから殺人が起きる』と言われてしまう名探偵ですが、そこを飛び越して小林少年こそが猟奇殺人解決に生きる喜びを見出してしまう危うさとかとか。くるっとまとめて厨二だわー。

で、一番ぞっとしたのは小林君が目覚めての一言「先生……?」

あんな裸で解体されてオブジェと化した首なし死体の身元を一発で(><) 教壇にあったイコール先生という見方もありますが。いやはやなんとも。
どうでもいいモブは顔がないどころか、影のように描かれているのも面白い演出でした。重要じゃない人間はもう存在してないのと一緒w 


映画「アナと雪の女王」 ☆☆

もうディズニーは、お姫様を描けなくなってるのでは。お屋敷でドレス=姫じゃないんだよ?王家、貴族と使用人の描かれ方の薄さに驚愕。


そんなわけで、今更wowowで視聴しました。

かの有名なレリゴー場面、劇場予告でMTVでバラエティ番組で20回は観たアレの前後を確認する作業のようなw ずっと『食べ物や衛生設備はどうするの』と思っていたのですが、なるほどとりあえずの隠れ家で、何日も過ごしてないんだからあれでいいのね。

そしてヒロインの危機を救う「真実の愛」は姉のでしたかー納得納得。

正直、パーティで意気投合しただけの王子様vs通りすがりの氷屋じゃ、どっちもどっちですもの。一応氷屋の方が共に死線を潜り抜けた絆で分があるように描かれていましたが、たかが吊り橋効果で王子様と競ろうとは頭が高い。せめて氷屋が幼馴染だとか、似た境遇で共感できたならならまだしもねー。


ところで両親=国王王妃、序盤にあっさり死亡退場し、びっくりしました。

超能力をコントロール出来ない、ややこしい長女に味方の一人も作らず閉じ込めたまま遺すとは。唯一の身内の次女は引き離されて姉に愛着薄く育ち、王女らしい教育を受けた様子もない! 山猿w

そもそも、王宮の大広間で幼い王女二人っきりで遊ぶって、共働きの核家族じゃあるまいしw

それぞれの乳母が、姫さまーどこですかーと探してる描写を思いつかないのかなあ。そして凍らせる能力で妹を殺しかけた時点で、姉妹を引き離す……にしろ、なぜ王宮でそれぞれ一人暮らし? 姉を修道院か、せめて離宮に隔離し、妹は普通に使用人や教育係に囲まれて育つ…んじゃダメなんですかね。

姉の戴冠式の日には自由に街に出てはしゃぎ廻っていたエルサ。なのに街に友人は? 会って数時間の王子と「結婚する!」と決める距離無し感、王女という立場への無自覚、諌める姉(しかも今や女王)に逆ギレ等々、エルサ友達いなかったんだろうなあ。


もちろん、その無鉄砲な性格が物語を進めるのですが。おまえさえおとなしくしてれば姉の超能力が衆目にさらされることも、王国が冬に閉ざされて困ることもなかったんだよー!とイライラして困りましたw 王子だって、新女王も王女も消えちゃって臨時に国を任された時には、物資供給など能力の高さをみせてたじゃないですか。多少小狡くても、普通に婿に来て普通に政治こなしていい宰相になったかもしれないのにさー。


「ラプンツェル」の、姫の恋人は泥棒って設定よりマシかもしれないし、画面はきれいで歌もいいけど。全然入り込めずに終わりました。あ、雪だるまウザかわいいですね(^^)


「浦和の調ちゃん」1 ☆☆w

ご当地5分アニメ!


実家が埼玉県さいたま市、私が住んでた当時は浦和市だったのだ。次男のお宮参りには調(つきのみや)神社に行ったのだ。

なのでローカルTV埼玉制作のアニメ、タイトルをてっきり『うらわのつきのみやちゃん』かと思ったら、調(うさぎ)ちゃんと読むそうです。確かに、調神社の境内には狛犬ならぬ狛うさぎが鎮座ましましてるのは地元民の常識w 手水もうさぎの口から出てくるんだよね


しかしどうせ大阪じゃ見られないし、と思っていたらなぜか京都TVで放映。

スカート短いアニメJKが可愛く歩く、その背景が写真なんですよー。やられたー、調神社の境内だった日には、ほらほら行ったよねと家族を呼んじゃいますよ 。街角も校門もどこだろうってガン見しちゃうじゃないw

お仲間の名前も、高砂たんだのと地名満載の地元感w

やはり地方に嫁いでる姉に見せたくて仕方ないです、そして家族がわかってくれない浦和話をするのじゃ。全然中身の話してないですねw だって物語なんてあってないようなw


それにしても、なんで埼玉以外には唯一京都TVで放映……w 偉いさんに浦和出身者がいるんでしょうかw

人形劇「シャーロックホームズ」 ☆☆☆

ホームズとワトスンが、学生寮で出会った?

三谷幸喜がシャーロックホームズを人形劇で翻案します。


ホームズの鼻はやったら高いのですが、鋭い目つきは見慣れて来るとなかなかかっこいいかも。山寺宏一の声は間違いなくイケメン(><)

オープニングではプロジェクションマッピングを駆使して怪しい事件を解くホームズを演出します。

オーストラリア帰りの転校生、日焼けしたワトスンは開けっぴろげの可愛い奴ですw 膝はラグビーで痛めたのね。ベーカー寮221号室で同室になったクールな変人ホームズの活躍をしたためる日記の表紙が亀模様…w

アイリーンアドラーは色っぽい保健室の先生w レストレードは上級生の寮長みたいに登場と、その他お馴染みの面々がどう出て来るかも楽しめますよ。



学内で起こる事件なので殺人は…なしね。

恋人が消えた事件は、正体が××でなく幼なじみになっていて(一応伏せ字w)ほのぼのになっていて良かったですわ。その他、次々と壊される石膏像が美術の授業で作ったカバだったりとなるほど学園ものだわーw
事件が解決し、犯人が動機を語って諦めの言葉を吐く度にワトスンが絶妙な角度から励ますのもいいかな。
 

しかし学生の恋人同士はチューしてる演出なのに、校長先生とアドラー先生の不倫は『校長室で鬼ごっこ』と描写されていて思わず画面にツッコみいれてしまいましたw 

いくら子ども向けだからって鬼ごっこってw

「USJ ワンピースプレミアショー2014」☆☆☆

始まりましたね、春のプレミアショー!


3/6、一足先に先行会に当選したので見てまいりました。AAAの男性2人も来ていて、よく知らないなりにテンションあがるーw

会場にお馴染みの音楽が流れた途端に、盛り上がりますよねー。あの一体感がたまらない!めちゃ歌って踊ってきましたw


ショー自体は以前見たものとほぼ同じです(当時のレビューがこちら

でも実は別の年にもボンクレーが出演の回など見たのに感想は書かずに終わってしまったりしていたので、エース登場のこのショーは、改めて出来がいいなと思いましたです。キャラの活躍バランス然り、イケメンライダーズも懐かしく&ウォーターワールドにぴったりだし、そうそう73巻を読んだところなのでドフラミンゴの能力が分かってますます納得ですw

というと舞台が古そうですが、ちゃんと『麦わらの一味新世界バージョン」にもお目にかかれますよ!

わー、ルフィの胸に傷があるよーん。

そして長袖で少し温かそう……。


そうなんですよ、寒いんです。


そもそも夏向きの、水ぶっかけてなんぼのショーをなんでまた3月から……って、春休みの中高生を呼びたい金勘定はそりゃ分かりますけども。プロジェクションマッピングや炎の演出のためにも夜じゃなきゃっても分かりますけども。

寒いです。

6日なんて市内雪がちらついてましたから!

キャラが水に落ちる場面は、本来高さやボートに引きずられる危険さでハラハラの筈が「こんな寒さに水の中に!」という、別の悲鳴があがりますねw 海風もすごくて、まあ大変。 エース登場、炎が派手にあがって暖かくて嬉しさ2倍ですw 3月中に行こうという人は、上着手袋だけじゃなく、座席が冷たいので座布団必携。次に腰や足に巻く毛布が要りますよ!

……なのに、ルフィやエース役の人は半裸で……頭が下がりますw(ハイタッチしてくれた指が冷たかったーw)キャストの人同士で、お前はいいよなーとか言い合ってそう。ブルックやサンジ、チョッパーとか肌出てないしw


ちなみに座席がNの11列。柱が邪魔で、奥の塔の一番上での演技はよく見えませんでした。
(水上ステージやキャットウォークは大丈夫です) 

11列は通路に面した最前列になるので床に座り込む手段もありますが、後ろは本当に見えないのでは。その代わり、エースだけが見たいのならその邪魔な柱に乗り移る場面があるので瞬間アップで見えますが、中央お立ち台の決めポーズにはかないませんよね。あ、柱の根元の箱からサンジが小道具取り出したりするのはよく見えますw ご参考までに。
基本撮影禁止、そこを違反してる人が今回は全然いませんでしたね。マナーが向上したのかな。 


ええと、ロボフランキーが崩れて中のフランキーが足踏み外して大変になってたのは演出か初日トラブルかw あとエンディング新世界キャラ揃いぶみの時、奥の塔の通路にローが居るのですが、台詞がなく立ってるだけですぐ消えちゃうのでお見逃しなく。

チョッパー七変化してくれましたが、通常バージョンの可愛い子は誰がどう動かしているのでしょう?


終了後、ショップで浮かれてお買い物。レジはちゃんと「2000ベリーです」とお会計してくれました。うわー、円しか持ってないよーw(もちろん円でも大丈夫ww)

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