「ほら、みんな分かってるじゃない!」
と捨助を怒る野際陽子に笑ってしまいました。既に半べそなのに笑わされちゃう。三谷さん、ひどいよっ
先週も出てきたコルク、壁の落書き、親の敵探し、今までの一年が走馬燈のように蘇る蘇る。
捨助がまっすぐ莫迦な以外、何もかも変わってしまった。みんな沖田に会いに来る、別れを言いに。土方の言葉とは裏腹に、散り散りになってしまっている新撰組。
ろくな合議もなく、幕府からの助けもなく決まる近藤の斬首。
まるで見殺しですが、勝によるとこれ以上のものはないそうです。
恨みを一心に受けて近藤が処刑されることで数多くの命が救われる、それが出来るのは近藤しかいない、と。そういう考え方もあるのかとため息が出ました。
会津の殿は殿で、「余に出来ることはもう何もない」 こ、この殿様は、もうっ
でも、さらし首を取ってこいと斉藤に命じてくれたのにはホッとしました。
刑場に引き出され、そろそろか・・・と思えば髭をそったり、いよいよか・・・と思ったら各地の各人が描写され、もう終わっちゃったのか・・・??と思えばこれからだったりして。
後半は息を詰めて翻弄されっぱなし。
捨助には、ああ見えてもうっかり生き残っていて欲しいです。
新婚さんの様だった沖田が、何もかも本当に失って血溜まりのアリを救ってやる場面には胸がつまりました。
「蟻なんて生き物じゃない」って言ってなかったっけ?
そして近藤。幕末を駆け抜けた男の最後の一言は。
「完」
・・・の字の直後から始まったエンディングに綴る名場面、若い面々に、涙は思わずひっこんで頬が乾いてしまいましたが、見届けたこの一年を振り返って感慨深い見事なエンディングでした。
隊士のその後が延々連なるよりも、輝いた日々をまた追想する方が、確かに新選組にふさわしかったです。
素晴らしい最終回、素晴らしい一年をありがとう。
*******************
「余談のsma?station」
前日に見ちゃいました、テレ朝の「スマステイション」特別企画。
香取くん=近藤勇ってすっかり忘れていたので、思い出しちゃってショックでしたけど。隊士のその後を分かって見ると、最終回の照瑛や永倉はますます味わい深かったです。
それにね。
出世してないじゃない、みんな。
藩のエリートだった人達は要職で明治政府を動かしていったのに、新選組の生き残りは皆、警備だの警察官だのよ?近藤も生きていたらどうなったことやら。
駆け抜けたからこそ鮮烈に記憶に残ったのだなと、再確認。
それから京都の香取くん。
橋の上からどどっと見守るファンの視線を、「近藤のさらし首もきっとこんな風に」と捉えるあたりに脱帽でした。
アイドルが大河の主役かと、さんざん言われたモノでしたがアイドルだからこそ重ねられる体験もあったんですね!!
もう一年一話から見たいなぁ・・・・・(笑)
☆代わりにに弊レビューまとめをどうぞ☆
多摩編 ・ 鴨編 ・ 風雲編 ・ 落日編
と捨助を怒る野際陽子に笑ってしまいました。既に半べそなのに笑わされちゃう。三谷さん、ひどいよっ
先週も出てきたコルク、壁の落書き、親の敵探し、今までの一年が走馬燈のように蘇る蘇る。
捨助がまっすぐ莫迦な以外、何もかも変わってしまった。みんな沖田に会いに来る、別れを言いに。土方の言葉とは裏腹に、散り散りになってしまっている新撰組。
ろくな合議もなく、幕府からの助けもなく決まる近藤の斬首。
まるで見殺しですが、勝によるとこれ以上のものはないそうです。
恨みを一心に受けて近藤が処刑されることで数多くの命が救われる、それが出来るのは近藤しかいない、と。そういう考え方もあるのかとため息が出ました。
会津の殿は殿で、「余に出来ることはもう何もない」 こ、この殿様は、もうっ
でも、さらし首を取ってこいと斉藤に命じてくれたのにはホッとしました。
刑場に引き出され、そろそろか・・・と思えば髭をそったり、いよいよか・・・と思ったら各地の各人が描写され、もう終わっちゃったのか・・・??と思えばこれからだったりして。
後半は息を詰めて翻弄されっぱなし。
捨助には、ああ見えてもうっかり生き残っていて欲しいです。
新婚さんの様だった沖田が、何もかも本当に失って血溜まりのアリを救ってやる場面には胸がつまりました。
「蟻なんて生き物じゃない」って言ってなかったっけ?
そして近藤。幕末を駆け抜けた男の最後の一言は。
「完」
・・・の字の直後から始まったエンディングに綴る名場面、若い面々に、涙は思わずひっこんで頬が乾いてしまいましたが、見届けたこの一年を振り返って感慨深い見事なエンディングでした。
隊士のその後が延々連なるよりも、輝いた日々をまた追想する方が、確かに新選組にふさわしかったです。
素晴らしい最終回、素晴らしい一年をありがとう。
*******************
「余談のsma?station」
前日に見ちゃいました、テレ朝の「スマステイション」特別企画。
香取くん=近藤勇ってすっかり忘れていたので、思い出しちゃってショックでしたけど。隊士のその後を分かって見ると、最終回の照瑛や永倉はますます味わい深かったです。
それにね。
出世してないじゃない、みんな。
藩のエリートだった人達は要職で明治政府を動かしていったのに、新選組の生き残りは皆、警備だの警察官だのよ?近藤も生きていたらどうなったことやら。
駆け抜けたからこそ鮮烈に記憶に残ったのだなと、再確認。
それから京都の香取くん。
橋の上からどどっと見守るファンの視線を、「近藤のさらし首もきっとこんな風に」と捉えるあたりに脱帽でした。
アイドルが大河の主役かと、さんざん言われたモノでしたがアイドルだからこそ重ねられる体験もあったんですね!!
もう一年一話から見たいなぁ・・・・・(笑)
☆代わりにに弊レビューまとめをどうぞ☆
多摩編 ・ 鴨編 ・ 風雲編 ・ 落日編