ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2022年 春夏ドラマ

「オールドルーキー」最終回☆

 大団円。だけど納得いかなーい!
社長の偉そうな2択、選択肢おかしくないですか??

 勝手をしてクビになった新町(綾野剛)
彼を擁護した塔子(芳根京子)と城(中川大志)もクビ……になったらそりゃ、新町を助けに駆けつけるでしょう? てなわけで、海外移籍希望のサッカー選手井垣(神尾楓珠)のために英語ドイツ語最新情報で各リーグを分析。売り込みをかける新町チームですが、トップチームからは返事なし。一方のビクトリーは井垣に大御所アレンジャー(勝村政信)を紹介するが、井垣との信頼関係が築けずに決裂。
 この時点ではどっちもどっち、そもそもの井垣選手の実力が不足かも。

 で、迎える日本代表戦では井垣選手、『新町のおかげで』(我に返っておちついただけ、とはいえw) ゴールを2度決める大活躍!
来日してた有名監督にも、新町が売り込んで移籍オッケー!
…と思いきや実はその監督、社長のお友達でしたよ!

 全ては社長の掌の上だったー!
クビにした塔子と城だってむしろ新町のために送り込んだようなもの。だったらサプライズ選択肢は「独立しろ!」じゃないのー?
俺も考えを改めた、まで演説しての選択肢いや命令が「辞める」か「ビクトリー社員復帰」なのってどうよー? だいたい、クビにはするけど独立するな、がそもそも勝手でしょう? 意味わからん。
 前回のドーピングも、社長が弁護士を用意して会見準備したけど方向性が違う(例えば、まずは認めて謝れ的な)ので決裂ならまだ分かるけど、無策切り捨てだったのに??

 もっともじゃあ新町さん、独立したそうかと言えばなさそうですよねえ。事務処理は嫌そうw 今回のクビでも自転車でウーバー配達員。そもそも起業できるタチなら最初の失業時にもっと何かしてるはず。なので、独立、せめてフリー事業主としてビクトリーと対等契約を提示された上での
『社長の下でもっと頑張りたいです!』
となるならそれは納得なんですよー。そして社長の『いつか独立引き抜きされる』トラウマが解消したでしょうに……。

 後半の社長が、何したいか分からない被害妄想な人になっちゃっていて残念でした。
そういえば奥さんも、事務所に所属した上での復帰でしたっけ?その辺の、個人でやるメリットデメリットを説いて亮太郎に独立を考えさせる伏線としての奥さん復帰だったら深かったかな。

 いろんなスポーツが取り上げられて、セカンドキャリア語られるのは興味深かったです。野球選手経営の焼肉屋もありましたw
  でももっと、特別強化選手だけどスポンサーつかない状態の大変さとか、逆にスポンサーに振り回される大変さとか、パッと描けそうで取り上げなかったことありそうです。TVドラマでは差し支えるのかしら?
フィギュアスケートも見たかったなあ

 

 

「異世界居酒屋のぶ(2)」3〜最終回 ☆☆☆

 どの料理も美味しそう…!
ゆるっと楽しい異世界譚、魔女も大司教も常連になって大団円でした〜(そんなことだろうとw)

 前作のエール疑惑で、「のぶ」を嵌めるハズが自分が逮捕されてしまったダミアン(梶原善)!
釈放後は復讐に燃え、ゴロツキを雇い噂を流し…大司教さま(松尾諭)に「居酒屋のぶは魔女の巣だ」と訴えます。
 いや、確かに仕入れから、大将(大谷亮平)しのぶちゃん(武田玲奈)の出自から、全て怪しい店ですし。実際に魔女……っぽい薬師(水野美紀)も常連ですからね! 魔女狩りが始まっちゃうのかあああ?

 と思わせて今回は、常連さんが暗躍する間もなく解決でした。じゃあ「のぶ」行こう!とフットワークの軽い大司教さまは狩る気などナッシング。その昔、自分を庇って姿を消した魔女…っぽい美女薬師先輩を西に東に探していただけだったのでした。喜びの再会ですよ〜。ついでにダミアンは、勝手に開けた裏口から日本の商店街に…は行かず、謎の伏見稲荷空間に迷い込むのでした。ザマァ!

 入り浸っていた吟遊詩人志望、というかどっかの放蕩息子丸出しなアルヌ(浅香航大)は実は侯爵家の嫡男で! 家業(領主w)には向いてなくてさー弟に譲ろうかなーなんて愚痴を、いつも正直な大将が一刀両断。料理修行になぞらえ「守破離」を語れば、ついにアルヌも地道に父に倣う決心をするのでした。で、後継お披露目の会場は「のぶ」w 狭いよw (ちなみに守=師の教えを守り、破=それを破って新しい味を探し、離=教えを離れ自分の味を作る。自分らしくする前にみっちり基本を学べってこと)

 武田鉄矢がモノホン大御所吟遊詩人役で登場も面白かったです。大将の、アルヌの迷いをズバリ指摘する上から目線の美食オヤジ!
 連れてきたブランターノ(木下ほうか)が、ずっとアンカケユドーフやらトリアエズナマの切れ目がおかしいのも愉快でした。そうだよ、皆もう流暢に「とりあえず生!」になりすぎw

 しかしツッコミどころは、ベルトホルト隊長(阿部進之介)が大騒ぎで探す「西洋すもも」……。
つわりに苦しむ愛妻ヘルミーナ(堀田茜)ちゃんのため、塩漬けにしてハーブと酢につけて…って梅干しかい〜ってなるわけですが、なんで「西洋」すもも? 「南蛮」漬けといい、アイテーリア自体の立ち位置はいったい東なのか北なのか……?
 更にはエンリコ牧師(好井まさお)が神(秋山竜次)と対話する茶碗蒸し! サラッと銀杏入ってましたけどね。日本と中国にしかないイチョウの木に成る銀杏が、普通に食材なんですか異世界アイテーリア?  まあ良いんですけどねー。

 次作シーズン3も予告され、ついに「のぶ」が異世界とつながった理由?仕組み?が明かされるそうですよ! ツッコミいれながらもまた観ます。ゲーアノート(波岡一喜)さまの活躍を期待!

 

「オールドルーキー」9☆☆☆

「ドーピングに詳しい弁護士見つけました!」
って、今?
普段からそんな専門家を抱えておくのがマネージメント社の役目じゃないの?

 ドーピングで4年の競技停止を命じられたトップスイマー麻生選手(渡辺翔太)  それじゃパリオリンピックが絶望なだけじゃなく、選手としてのピークも終わってしまう!
 だったら契約解除、と切り捨てる社長(反町隆史)vsなんとか助けたい新町亮太郎(綾野剛)
他の所属選手も不安がるから、が社長の言い分ですが。いやいや、何かあったらバッサリ切られる方が不安では? もう何年も全ての食事を記録し、全てのサプリを検査用に一粒保存してきたほどの選手が「覚えがない」と主張してるんだから、出来うる限りの検査をする事の何が無駄なのか? 
 どうも社長の行動が無理矢理ですよねー

 そして見事サプリの汚染が判明し、麻生選手の資格停止は4年から4ヶ月に!!やったー!!
紅葉弁護士頼もしい〜🍁

 …となっても、社長は渋い顔。
マスコミは訂正するでなしビクトリーの信用は堕ちたまま、申し立て金他の500万円に加えて弁護士費用、通訳etc  で大赤字。やっぱり麻生選手の所属は戻せない、と。

 なのに新町は、麻生と弁護士先生(山村紅葉)を並べて記者会見を強行。バッチリTVでドーピング疑惑を正し、パリオリンピックに向けて活動資金クラウドファンディングを頼む横には、個人的に付き添っている新町も映っちゃう。

 で、クビだ! となるのですが。
うーんこれでフリーになった新町が、個人的な付き添いを続けて何人もマネージメントすることになっても、それは新町からの裏切りなの??
過去、仲間に裏切られて社長は人が変わったそうですが、それもこんなかと思えて微妙〜。

 ただ、世界スポーツ仲裁裁判所とやらに払った大金がビクトリー支払いのままなら酷いかもなあ…  立て替えならともかく。

「オールドルーキー」7、8 ☆☆☆

 え、社長ったら亮太郎が顧客を抱えて独立する心配? そんな才覚あったら、ビクトリーで拾わずとも再就職出来てたよ?
奥さんのお弁当レシピ本は10冊買って、テレビもしっかり観てるのに社長、亮太郎には当たりがキツイ〜

 さておき車椅子テニスプレイヤー(福山翔大)をマネジメント。急にやる気満々の梅屋敷(増田貴久)くん、実は病気で車椅子生活になった姪御さんがいた! ツンツン嫌な奴がデレてきたところでの、良い叔父さんっぷりはずるいって。
 試合に勝って、スポンサー決まって、姪っ子ちゃんも「(見てるだけじゃ)つまらない」と、テニスする気になって良かった良かった。テニス用の車椅子30万円はするけど、叔父さんなんでも買ってくれる約束だもんね!

 イタリアリーグ移籍話を、留保するプロバレーボールプレイヤー(田辺桃子)
 問い詰めない深沢 vs 騙し討ちでスカウトマン呼んじゃう社長 ! アスリートの気持ちと会社の利益、どっちが大事って対立な訳ですが、ここでプライベートに踏み込んじゃえ!とそそのかすのが新町流w  
「行け!」
としか言わなかったコーチ(大谷亮平)に、「失恋しちゃった」とやっと移籍を決意する選手。会社としてはそれで終わりでいいのにね。まだ伝えることがあるだろうと、選手でなくコーチに迫る深沢(芳根京子)……??
そりゃ、現役を辞めてまで彼女を支えてきたコーチ、好意はあるでしょうがそれが、ラブなのかは要注意じゃない?「俺もイタリアに行く!」と決心した彼と、嬉し泣きする彼女の気持ちが本当にすれ違っていないのかは、踏み込んだ以上もっとキチンとフォローしないと…。それこそ、移籍の条件に彼をコーチとして帯同まで入れるのか、ただちょっと会いに来て励ますだけなのか、どうなのよ!
 とはいえ、彼女の泣き笑いも、オロオロするコーチも可愛かったです。大谷亮平のスパイクの上手さも流石でしたしね!

 次は水泳でトップ選手(渡辺翔太)にドーピング疑惑! 選手生命の危機を、どうサポート出来るのか亮太郎。
 選手が久しぶりに新町亮太郎を知ってる相手でホッとしました。そっかこのぐらいの男子に知名度高いのか。


「オールドルーキー」3〜6 ☆☆☆

 正社員採用、おめでとう亮太郎(綾野剛)!

 元女子アナの妻果奈子(榮倉奈々)、フリーアナとしてじゃなくインフルエンサーで復帰w  アパレルタイアップやお弁当レシピ本の出版がお仕事になるんですねえ。
で、タワマンの家賃ぐらいは稼げるから貴方は好きにして!と内助の功。未練のあったサッカー選手に戻るべくプロテストに当たって砕けて……やっと、本人も、拗ねてた娘も区切りがつきましたとさ。
そこで開かれた『引退試合』が、まるで草サッカー。親交のあったサッカー選手よりビクトリー社員がメインで蹴り合う素人試合で、微笑ましくもしょぼい!新町亮太郎(綾野剛)って何千人も集められる人気選手だったんじゃないの?
でも、弁当を渡しに来た果奈子に「大ファンでした〜」と感激しきりの社長(反町隆史)すら、憎い結婚相手はどっかのJリーガーな認識で新町と分かってなかったんだから、その程度の知名度か(逆に、だとしたらwikiのトップ情報が女子アナの夫になるわけでwビクトリー情報網ザルすぎる)

 正社員初仕事は、大怪我バスケ選手(浅利陽介)の移籍先探し。焦る選手に、無理して悪化させた新町の経験談はいい薬。同じことを家族が言っても聞かないでしょうから。
 熱意しかない新町でしたが、データが必要と教えられ探すのが『同じ前十字靭帯断裂から復帰したアスリート列挙』成程。高橋大輔もそうだったっけね〜。

 ビッグマウスの反響に踊らされるマラソン選手(田中樹)には、たった1人が信じてくれたらいい…と奥さんの惚気話w  そこで彼の『たった1人』が、ビクトリー社でずっと担当してきた深沢(芳根京子)ですよねって、ラブ展開かと思ったら双方単にお仕事上の信頼? 恋人もいない設定でそれは可哀想では…w   

 ずっと二軍で解雇される野球選手(板垣瑞生)何の準備もなかったの新町と一緒で、ビクトリーで働きたがりそうと思って見てました。
 美人すぎるフェンシング選手(當真あみ)には、社長命令を無視でスポンサー探しw   初めてスポンサーと合わせる前に、CMで笑えるかのすり合わせもしてないのは担当くん(中川大志)の大ポカだよね。でもあの美貌✖️フェンシングなら、キリッと睨む方向で売るてもあったぞ?

 あと海外移籍詐欺に引っかかったサッカー選手(神尾楓珠)w  警察沙汰じゃないのか、でも騒ぎになると大恥かもねえ。で、頼られてエージェント資格を取ろうと思う新町なのでした。何年かかるのかな。

 狂言回し、ビクトリー社の憎まれ役梅屋敷(増田貴久)が、どんどんデレてきてて楽しいです。

「テッパチ!」1、2☆☆

 既視感〜!
様々な事情で集まった新米の訓練生、海自の海猿は流石に古くてもその後も警察もので山ほど見たぞ。その上、今時女子が上司だけ⁉︎ 「トップガン」だって新作マーベリックには軍人女子いたのに⁉︎
とはいえ、いつだって新規さんは居るもの。誰かの初めてになるなら、丁寧にベタに描いていて悪くはないのかも。

 路地裏で喧嘩してた主人公国生宙(町田啓太)と竜次(佐藤寛太)を自衛隊に誘った謎の男八女(北村一輝)はもちろん隊の上司で、他にも音楽隊の公演では客の中から見事に演奏家になりたかった馬場(佐野勇斗)を見つけて誘い、夜の公園では相方と揉める売れない芸人(坂口涼太郎)を、喫茶店では芽の出ない小説家の卵(池田永吉)をと、各地で勧誘をしまくっていましたよ。
 順繰りに描かれる『何故ここに』に八女さんが登場しまくり、神出鬼没すぎで終いには笑えてきたので、2話の最後で実は彼にも利益があるとなってホッとしましたよ。
『これを知ったら、がっかりするだろうな』
とか脅されていましたけど、イヤイヤイヤ、休日に趣味で新人集めて回ってる方が怖いですって!

 さて野営だ射撃だ戦車だとこの先訓練が描かれていくのでしょうねえ。私もマイ銃を背負って朝霞基地に出入りしていた女……ヘリに乗せてもらったこともあったなあ、興味はあるのですが。
録画が溜まる一方です。今回のオレ様でチャラい町田啓太はあまり好きじゃないかも……


 

「オールドルーキー」1、2☆☆☆

 元Jリーガーのセカンドキャリア奮闘記?

 先日の羽生結弦プロ化会見で、そういえば今季そんなドラマあったよねと観てみましたよ。いやこれ、羽生氏を思わせるフィギュアスケーター引退が入ってたらさぞ話題になったでしょうにねえ…(ゲスト出演もして欲しかろうけどw)

 しかし引退理由は、所属チームの解散。
絶頂期で怪我でもしたならともかくさ。J1、J2、J3と順調に年俸も下がっていくなかノープランで「生涯現役!」と言ってるだけだった主人公新町亮太郎(綾野剛)が馬鹿すぎてびっくりです。しかも妻子持ちなのに、元女子アナの奥さん(榮倉奈々)もそれを野放し!絶頂期の年収に見合ったタワマンに、ローンも残るのに住み続けていたんじゃダメでしょう……。

 で、選手としての再登録はかなわず、娘に泣かれ(いつかは辞めると教えないから…)交通整理のバイトにまで落ちぶれる亮太郎でしたが、高柳社長(反町隆史)のアスリートマネジメント会社ビクトリーになんとか拾われるのでした(プロ野球選手セカンドキャリアドラマ「ワンダフルライフ」の反町隆史を思い出して胸熱ですw)
 でもそれも実は、ほぼバイト。
海外リーグで活躍する、亮太郎の後輩サッカー選手と契約するまでの超短期雇用のはずだったのですが。ドラマらしく期待以上の成果を上げて、もうしばらく使ってみることになったのでした。
 2話ではまだ9才のスケートボーダーひかる(佐竹晃)と交渉。父が契約しかけるも、亮太郎がストップ! 本気で世界に出たいならうちじゃダメ、とまさかの自社ディスりw  でもそこに可能性を感じた同僚深沢女史(芳根京子)の交渉で、海外の有名同業他社と提携。海外の活動はそちらに任せつつ国内はビクトリーで、とアスリートファーストな契約が出来てウィンウィンですね!

 2話の幼女スケートボーダーが急遽演技を練習した本物のボーダー佐竹晃選手なら、その憧れのコーチで金メダリスト四十住さくら選手も出演。そんなふうに各所に、ビクトリー契約アスリートと称して本物の元&現役アスリートがゲスト出演するのも売りな様です。
 亮太郎現役時代のプレー場面にも選手いるのかな。そして綾野剛のサッカーがどんなレベルだったのかも興味ありますが、さて。


 

「持続可能な恋ですか?」〜最終回 ☆☆☆

「結婚を前提としない」
お付き合いからのプロポーズは、まさかの

「お父さんになってください!」

でしたw
…晴太(田中圭)から杏花(上野樹里)にですからね?
無理に虹郎くんのお母さんにならずともお父さんが2人の家庭でいい。仕事を愛する女性の結婚問題の落とし所としては成程でしたねえ。晴太の元妻とも仕事で先に知り合っていて(世界狭いw)認知済み。平和平和。
 ただし、それをお父さん(松重豊)の再婚結婚式の会場で、新郎新婦入場のタイミングに乱入してチューまでしちゃうのはなんなのw

 そう、お父さんの婚活も無事収まるところに収まって、女医さん(井川遥)と結ばれたのでした☆
実はヒロインの恋より、こちらのカップルの方が気になったかも。 白髪&前髪ぱっつんで腰痛、ダサ爺だけれどラブリーパパさんでした。
遺品のストールが手違いでバザーに出されてしまった回。お父さんは諦めたのに、彼女が探し続けて見つけてくれるんです(自分の事より、誰かのための方が頑張れるって分かる〜)  その後も、婚活の練習だ相談だと会っているうちに恋に変わる気持ち。つい何かと亡き奥さんの思い出話をしちゃうのに、その思い出ごと引き受けることにしたんですね〜!

 当て馬幼馴染くんは。
めちゃめちゃ杏花が好きなだけじゃなく、企業女性のパートナーには実に都合のいい家事が出来る男。なんなら振られた後にはバージョンアップして、タイのラグジュアリーホテルでヨガ教室する誘いまでしてきたのにねー! 最後まで家族でした!勿体なーい。

 ラストは自然いっぱいの物件でカレー屋さんを営む一家。ガーデンではヨガ教室。起業セミナーで出会った2人がちゃんと起業して終わる大ハッピーエンド
 福くんの弟くんも好演。兄よりちょっと滑舌良いよね。

「オクト 感情捜査官 心野朱梨」1 ☆

 うわーnot for meとはいえ浅くてびっくり。

 わざわざ予告動画を公開しての心中事件。実は出会ったばかりの2人。視聴数稼ぎかとみせかけて、でも本当に愛してた、とでもなるのかと思いきやそのまんま「いいね」欲しさが動機でしたよー。
若い人向け?いやいや、やっとSNSが何かわかってきた高齢層が、バカな若者への説教を楽しむドラマなのかも。バズりに承認欲求しか言及されないもの。スパチャで稼ぐとか知らない層向けかなあ。

 というわけで、ヒロイン心野朱梨(飯豊まりえ)は、相手の感情が色で見える特技を持つ刑事さん。組まされた同僚(浅香航大)は信じないし、
「感情が見えすぎて…」
と聞き込みもできない朱梨に苦い顔ですが、出世への近道と上司(山中崇)に吹き込まれて我慢することに。
 1話ゲスト、心中で死んだ男モグライダー柴さんじゃん!生き残っちゃった女HNうさぎは本田望結ちゃん。大きくなって…。そしてアスリートでもある望結ちゃん自身は、自分の価値を「いいね」で測ったりなんてしなさそうで笑うわー。

 朱梨の姉(松井玲奈)は光を無くした目で空を見つめて無反応、ずっと入院中。ここで特技使えたらいいのに、姉の感情の色は見えない模様。で、こうなった原因の家族の不幸と特技の関係がなんたらと縦軸になっていくのでしょうけど、もういいや。

「持続可能な恋ですか?」2〜4☆☆☆

 サム、知らなかった。
somethingを略してのサム、いわば友達以上恋人未満を指す様ですよ。
 一方で「さしすせそ」キャバ嬢が適当に男持ち上げる相槌テクニックを、婚活では男の方が会話を続けるテクニックとして学んでいるとはw 毎回そんな言葉に関わるエピソードが入るの、父(松重豊)が辞書編纂業なことをきちんと生かしていてナイスです。
 お父さん、ぎっくり腰でお世話になる女医さん(井川遥)が好きなのに。婚活相談員として頼られていて可哀想〜。でも、そこから産まれるチャンスもあるよね?

 本筋、娘杏花(上野樹里)の揺れる恋心&起業心は!
ぐいぐいくる幼馴染颯(磯村勇斗)が完全に邪魔ですw   初恋で仲良し家族も憧れだった!と父から堕として居候! いや、本命の晴太(田中圭)に電話してるから黙ってて〜
 でも晴太は、バツイチ子持ちの自分なんかと弱気。せめて杏花の役に立てたらと女性起業家の紹介などしますが、かえって連絡はそのため、好かれてる訳じゃないのねと杏花を落胆させたりして。上手くいかないな! ←だから離婚しているともいえるw

 恋も仕事も、未来が不安な杏花。
起業でなく、今の会社で支店経営なら主婦できる? それともサポートしてくれる伴侶を選ぶ? 片方しか手に入らない? これ、男性なら悩まないところだもんなあ
 でも晴太だって、子供のために起業は諦めると。バイトの颯は家事で杏花をサポートするとアピールですが、いやそうならない場合の将来は?…って、不仲な親が富豪だったりしそうw

 で、ただ応援する友人ポジションにいるはずがつい!つい抱きしめてしまう晴太〜!見てた颯〜!その颯を見ちゃった晴太〜!
 と盛り上がって終わる4話でしたよ。続きは後ほど。

  杏花と颯の仲を誤解、訴える!と息巻いた見合い相手(シソンヌ次郎)も不安で必死なんだよね。選ばれない寂しさは慰めでは埋められない、彼にもいいご縁がありますように。
 辞書出版部の武田玲奈もいい味。

 
 

 

 

「異世界居酒屋のぶ (2)」1、2☆☆☆

 わーい、愛すべきおバカドラマが帰ってきた! 表入口が異世界につながってしまった居酒屋「のぶ」  大将(大谷亮平)としのぶちゃん(武田玲奈)2人でまわす小さな店に、中世らしき街の衛兵からお偉いさんまで押しかけて トリアエズナマ が大人気です!
美味しすぎると、おっさん天使(ロバート秋山)が出てくるバカ演出も相変わらずw

 前作でそのトリアエズナマは王が禁じたラガーでは?と揉めて以来、店に出すのをやめていたそうですが……結局は常連さん来たらこっそり出すし。なんなら初めてさんでも頼まれたら出してるじゃーん。

 さて、あからさまにお貴族な老紳士(大和田伸也)が常連の甥っ子と初来店。南蛮漬けを珍しがりますが、そもそも南蛮てのが、この世界だとどこw
で、アジフライを手づかみでかぶっと食べた美味しさや、転んでカレイの煮付けをダメにしたのに代わりがサッと出てきた驚きが、そのまま国際会議の演出に使われて大成功〜!  常連ゲーアノートさん(波岡一喜)が熱く語る会議の様子が、まんまどっかで聞いた話で愉快でしたねえ そう、紳士は先帝陛下だったのでーす(丸わかり)

 普段から推す波岡一喜ですが、このドラマの片眼鏡ゲーアノートが1番男前では!

転んだエーファちゃんに、老紳士が差し出したハンカチには先帝陛下の鷹の爪紋章刺繍と証拠もありますが、この先普通に常連になるよね陛下  (しかしカレイの骨映像、縁側が丸残りで残念よ。縁側美味しいのに)


副題は「魔女と大司教編」その辺はこれからですねー。まあ異世界の揉め事は、唐揚げは塩か醤油かで揉めてるだけで充分ですけどねー。

 1話で ハンスが外の公衆厠を利用。「のぶ」に客用のトイレはないのか? ウォッシュレットなんて文化違いすぎて説明に困るからかなw

「全力クリーナーズ」1、2☆☆☆

 ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)もなければ彼女もいない!就活30余連敗なうえ、借金でカスタムしたチャリを盗まれ輩に絡まれ……
およそついてない大学生ごっちんこと豪徳寺優(高橋優斗)を助けて微笑みかけてくれたのは、なんと小学校時代に転校して以来の親友はじめちゃん(井上瑞稀)なのでした!
清掃会社で働きつつ『裏の清掃屋』もしたい!と誘うはじめを断れず、仲間入りしてしまう優。ところが初回の失敗で他メンバーはあっさり足抜け。戻ってくれないと自分が辞めにくいじゃん……な理由で、復帰を頼んで回る優なのですが。

 オープニングから戦隊モノ調でカッコいい!!  脇の3人も、リーゼントのおマメ(作間龍斗)映画マニアの4番(猪狩蒼弥)、美貌のジロー(橋本涼)と、初回からそれぞれキャラが立っていて楽しいです。特に、たっぷり待たせて普通のことしか言わないジローが美味しい役どころw
HiHiJetsってジャニーズJr.のグループを起用なんですね? そんな場合、知ってるよねと見分けのつきにくいビジュアルで放置が多いので、今回のキャラ立ちビジュ立ちは助かるしドラマ的にも正解でしょう。

 ひったくりを捕まえようとした初回は、ボッコボコにされ警察には叱られて。そりゃ嫌になるよねw 優とはじめだけで向かった2度目は、歌う迷惑おじさんを止めようと結局カラオケに誘ってお土産もらって帰ってくるというイージーコース。うん、力量に見合ったお仕事するべきよ。
 さて3回目では、苦情のもとが元メンバーおまめだった!となるらしいですが、そこから仲間に復帰でしょう?
とりあえず清掃社バイトに収まった優くん、内定もらうまで…とか言ってこのまま社員採用されちゃうんじゃないの??

 清掃社社長に六角精児、クールな女子社員に山下リオ。

「持続可能な恋ですか?」1☆☆☆

「私と、結婚を前提に せずに お付き合いを」

 ヨガインストラクターの杏花(上野樹里)は、仕事が大事で結婚どころじゃない。やもめの父(松重豊)と同居でも、杏花の家事は最低限!
 起業セミナーで知り合った晴太(せいた田中圭)に冒頭のお誘い?をかけ、お友達に……となりますが、なんと父娘で一緒に参加した婚活パーティーは晴太の職場w
結婚したくない筈では?と動揺する晴太の前で、杏花をハグする男(磯村勇斗)が! 誰?

 人物がそれぞれ魅力的です。
杏花のズボラも、急ぐ裾上げはホチキス!丼料理は洗い物が1つ!と効率重視の筋が通っててむしろ真似したいw
それを「母さんはちゃんとしてた」と比べて怒られるお父さん。何かと亡き妻(八木亜希子)を思ってるの分かるだけに、遺品の 妻記名済の離婚届 は視聴者にも衝撃ですよ。

 それが不仲でなく愛ゆえ、と分かる終盤はもらい泣き。父が自分の、そして娘の婚活にふみきった訳がわかります。
「結婚て何?」
と杏花が問うても、駄目な辞書みたいな答えしか出来なかった父(ちなみにお仕事は辞書編纂w)と結婚して、亡き母は幸せだったんですね。

 でも、娘も同じかは分からないぞ?? 素敵な晴太もバツイチだしね。そんな不安を、エコやサステナブル、SDGsにかこつけたタイトルで流行に乗せてみた感w  親世代の私は許せますけど、アラサー視聴者はどうなのかな?

 婚活会場でのお父さん、めちゃ杏花をこきおろしたくせに参加者が「そんな女性はちょっと』と引くと「優しい子なんです」と褒める。親心は複雑!

 ちなみにハグ男は、シングルファーザー晴太が息子(鈴木楽、福くんの弟だね?)を預けてる学童の先生で、杏花の昔々の知り合い。ミラクルに世間狭いですが、ドラマだから!わー当て馬w
 杏花は晴太と、お父さんは女医さん(井川遥)とゴールインするのか?

 脚本家、「Xmasの奇跡」「ダメな私に恋してください」の人かあ

 



「やんごとなき一族」1☆☆

 富豪宅が貧乏くさい……
それらしき場所を借りているんでしょうけど、シャンデリアは派手でも空間が狭いのよ。
なんなら途中で入った松坂桃李のCM背景の部屋の方が素敵で困ります。

 さておき、店のもつ煮込みが好きだ、という常連客の彼氏健太(松下洸平)からプロポーズをされた定食屋の娘佐都(土屋太鳳)  
…指輪がハリーウィンストン=お高い、な時点でお察しなのですが、実は健太は由緒ある深山家の次男坊。ご実家に結婚の挨拶に伺うと、大豪邸。その門前で御母堂(木村多江)に突き飛ばされて、彼だけが中へ。そう、両親は実家に寄り付かない健太を捕獲するために佐都を招待したのであって、結婚を許してなどいなかったのでした…!!

 じゃあ縁を切る!
と歯向かった気骨が逆に喜ばれ、すったもんだの末に一族の後継は長男夫婦(尾上松也、松本若菜)でなく健太と佐都夫婦に??  当然兄嫁に恨まれるわ、嫁教育は厳しいわ、縁者にもいびられるわ……そこを
「庶民舐めんなよ⁉︎」
と、佐都が扉をぶち壊していく(物理)物語なようですよ。

 やんごとないって血筋だから、金持ちかどうかは別のはず。そして「家族」に配偶者も含むのかは微妙なところでもありますが。
金持ち喧嘩せずとはならず、妬み嫉みでギスギスし放題の深山家で、むしろ健太君だけ何故まともに育ったのかが知りたくなります。
 でも2話は見なくてもいいかなー。

 来客の子供の安全より、お婆さまへの挨拶の方が大事と謳うご親戚。あらやだ。
こんな席で居なくなる子の躾も問題では。いっそ子供の窮地も策で、どう助けるかそれとも見捨てるかを見られてたんだったらいいのになー。

「インビジブル」1 ☆

 暴力刑事高橋一生に、絡む犯罪者柴咲コウ!
うーん、主演2人が楽しみだったのに、なんか変です。

 爆破事件後、金髪ショートヘアで偉そうなキリコ(柴咲コウ)が、何故か志村刑事(高橋一生)にだけ情報を教えると接触してくるのですが。

 「キレッキレじゃん!」
は?「報酬」と聞けば依頼があったのかとなるのは当然では。

「インビジブル!!」
と、志村の前でキリコを呼んでしまうハッカー(DAIGO)  誰も姿を知らない二つ名が台無しですw  消されるぞ  え、外鍵がかかるサウナ室?

 犯罪コーディネータ『インビジブル』とやらが、事故で処理された犯罪をなぜ警察に掘り返させるのか。キリコと志村の因縁は?
というあたりの謎解きを楽しむのでしょうが、微妙に雑で気になります。原作ではどうなってるのかな。警察に原田泰造、桐谷健太、おっと気になる村井良大がWEBニュース記者で相関図に出てますが、それだけで我慢して見てられるかなあ
最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ