ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2020年 冬ドラマ

「今夜はコの字で」11,最終回 ☆☆

 憧れの恵子先輩(中村ゆり)が、彼氏(竹財輝之助)と抱き合う現場を目撃してしまう吉岡君(浅香航大)がーん。

 元々、世界を飛び回る彼氏のこともイタリア行きの予定も聞かされていたらしく(とびとび視聴なので推測)嘆きつつも腹をくくり、自分で開拓したコの字に先輩を呼び出して
好きでした!でも新天地に行く先輩を応援します!!(要約)
と大告白&卒業宣言。よく言った、成長しましたよ!
でも実は先輩は……、まだ日本ですることがあると、彼氏の誘いを断っていたんだそうです。おやおや、イタリア行きだけさらっと否定して、吉岡くんの告白はスルーなんですね!生殺しとはまさにこのことw
 コの字酒場はまだ全国に300はあるそうで。続編作るに十分な数字かどうか知りませんが、何度続いても恵子先輩には笑顔でするする~っと逃げていかれそうですねw

 お目当ての竹財さんは、無精ひげに小汚いリュックで突然帰国したカメラマン氏。
「イタリアにコの字はないからな~」

と恵子にふられても笑顔で去っていきましたが、バルがあるのにね。

(2020年6月テレビ大阪放送分を視聴しましたが、BS放送冬ドラマにまとめて登録。「冬ドラマ」総括に入りませんが悪しからず ^^)

「2020年冬ドラマの総括」

 はあ~33本のドラマ1話見た挙句に、最終回まで見届けた(予定)のが以下の9本!じゃすみん的ランキングと共に発表で~す

1位「知らなくていいコト」 引き込まれました!
2位「伝説のお母さん」 家庭大事にね。
3位「ケイジとケンジ」 半分、熱血教師ものw

5位「LINEの答えあわせ」

7位「ホームルーム」 インパクトありすぎ
8位「この男は人生最大の過ちです」もこみちw
9位「絶飯ロード」 旦那が大ハマり。
10位「ハイポジ」 中高年向け大正解

15位「テセウスの船」

 「絶飯ロード」は最終回まだですが、ここから急に名作にはならないでしょw グルメ紀行ものとして楽しむにはいいけれど、途中から語り手が山本耕史に変わるなどドラマとしてはよくわかんないですw
 漫画原作変態対決「ホームルーム」vs「この男は人生最大の過ちです」は…、変態の方向性違いすぎて甲乙つかないぞっと。「ホームルーム」の方が納得づくな分ハッピーエンド…なのか?
タイムスリップ対決「ハイポジ」vs「テセウスの船」もやっぱり違いすぎるけどw 音楽の力にめちゃ助けられていたのは共通だったかも。
大量殺人対決「知らなくていいコト」vs「テセウスの船」は、テセウスで結局事件消えたし「知らなくて」でも真犯人は違うらしくてノーカンかなw  てか穴だらけのテセウスと「知らなくていいコト」を同じ俎上に乗せたくなーい(^^;;;;)

主演女優賞 前田敦子「伝説のお母さん」
主演男優賞 桐谷健太「ケイジとケンジ」
助演女優賞    なし
助演男優賞 重岡大毅「知らなくていいコト」

新人賞 さっちゃん「伝説のお母さん」赤ちゃん双子だったそうですね。可愛かったー!

「LINEの答えあわせ」~最終回 ☆☆

 順列組み合わせ、大団円!

 4月に食い込んだ最終回前に一回休みが入るもんだから、もう終わったかと勘違いしてましたよ~。随分ふんわりなエンドねと、それなりに納得w でも本当の最終回では、それこそ初対面で喧嘩してた安井と恵理乃が仕事で再会。ズバズバ言い合う仲でいい感じになって終わりましたよ~。ああ楽しかった。

 お洒落レストランのお洒落料理会で出会った男女。まずは順当に当日好印象の組み合わせで後日、安井&沙羅、藤城&恵理乃が急接近するも早々に分かれて。流石にそこ以外の人間関係もありつつ、元カノを誘ったら実は料理会メンバーとお友達だったとか。小説家(真島秀和)があちこち声かけてる女子の中に、モデル沙羅ちゃんのお友達もいて『同じ店に、同じ文句で誘ってた…』と超イメージダウンだったりw 結局は案外世間って狭いんだぞっと(^^;;;;)

「戦略が大事☆」
と主張して、わざと返事を遅らせ焦らしたのが裏目に出て振られたドラマ制作の笹川(坂井真紀)はその後のフォローなし。焦らし自体が昭和でダサいらしいし、仕事でも部下に「その表現、古いです」と言われていてあれこれ心配になっちゃいますけども。その他が上手くいったように、きっと合う人がどこかにいるのでしょう!

 まどろっこしい!と恵理乃に切られた藤城くん(黒羽麻璃央)でしたが、食事会当日には高嶺の花で話もできなかった沙羅(筧美和子)とめっちゃ後に再会。やっと連絡先を交換(^^) 控えめで臆病なところをむしろ、誠実と受け取った沙羅と、穏やかにゴルフレッスンなど始めていますよ。あとは小説家を切った決定打『え、今夜誘わないの?』が心配ですけど、同じ若さなら沙羅ちゃんがリードしたっていいもんね。
その沙羅に、自分のことばっかり…と嫌われた安井(古川雄輝)も、恵理乃(大西礼芳)なら自分からもガンガン日常や大変な仕事を発信していて無問題。沙羅やその友人が問題にした安井の自撮りアイコンになんて気づいてもいないのではw その恵理乃だって、小説家にとっては美味しい食事より会話を優先しちゃうことがマイナス。いや、貴方の小説を一所懸命に褒めていたのに? 結果、小説家は恵理乃を2度と誘わずに、パクパク美味しく食べる可愛い編集さんと仲を深め。安井と恵理乃はついに初回のレストラン、グランロッサに戻ってぎこちなく、交際を意識し始めた初々しいご会食。LINEで楽しい相手と、会って話して楽しいのはまた違うかもしれないし、ここはただのスタートですかね(^^)

 そして移転するグランロッサ。その先でまた、素敵な出会いを演出して行くんですね~。続編あったら、今度はシェフ(和田正人)も組み合わせの輪に入れてあげて~(^^) 

「ハイポジ」~最終回 ☆☆

 大団円、かな。

 結局は目覚めたら病院で、心配そうにのぞき込む妻と娘。ああ今までのは全部夢だったのか。心を入れ替えて家族のために生きよう……。
てなことかなと思いきや。

 命の危険さえ去れば、突然冷たい妻と娘。だよねー、風俗で裸で死にかけられてねー(^^;;;)  
若返って何ヶ月も人生考えていたのは光彦(柳憂怜)だけなので、ちょっと人が変わったぐらいでは離婚話に変更もなし。一人暮らしに戻って介護の資格など取りつつ、母の入所先を尋ねると、つい先日までの高校時代からは当然めっきり老けこんでいて光彦のことも息子と分からない…。辛いです。それでも、3姉弟の中で1人おとなしすぎる光彦が心配だと繰り返す母の愛にしんみり、っておや、その手の中の家族写真、第2の高校時代に無理言って撮ったアレでは? え、じゃあ本当に過去って変わってる?

 確認すべく訪れた喫茶店「ひまわり」は既になく。でも同じ名前の介護マネージメント施設が。ちょっとそれって~、もしかして~、うわ本当にそうだ~(最初に出て来て話した女性が、喫茶店に来てた小学生の「妹」と似てなくもないw)

「また会ったら、初めて話した時の様に声をかけてね」
と別れた、小沢さつきとの再会。現在の年齢相応の役者さんを使わずに、若いまま=黒崎レイナの後ろ姿で見せたのは上手い演出だと思いましたよ。いしのようこ演じるとはいえ老けた奥さん幸子とは違うキラキラした存在なのね。しかし、離婚済みの身で再会って。結局幸子との結婚が寄り道で、ずっと心はさつきにあったかの様になってしまってもやっとします。となると、主人公1人盛り上がって泣きそうになっているのキモくない?奥さんとやり直して欲しかったのになあ。
もう一歩、小沢さつきは再会こそ喜んでも、全くラブにならずにザマーミロな場面も見たかったですよw

 ともあれ「MY REVOLUTION」♪さえかかれば無敵に気分盛り上がります。カセットテープと懐メロが真の主人公でした!

「ホームルーム」~最終回 ☆☆

 学校を舞台にモラルこれでいいのか? と非難しつつも決着が気になって、最後まで見てしまいましたよ。
まさかの、堂々とホームルームで「愛」を語る愛田(山田裕貴)に呆然です。


 帰宅すると、自分のベッド下に担任教師が隠れている。全裸で。
それだけでも絶叫通報ものでしょうに、「説明してください」と冷静に要求する桜井幸子。昨夜「いる」のを知ってからも、取り乱さずに登校してただ悩んでいて、もしや受け入れる余地があるのか?と思いきや。全く悪びれない愛田の説明の衝撃に、流石に吐いて泣きましたねorz  (犯行がこの3ヶ月間だったと語られて、案外短いような十分長いような)
そこまではっきり拒否られたのに、
「何故だ、桜井?」
と、まるで幸子が悪いかのような態度!  責めるマルたちにも、レイプなんかしていないと反論する愛田。寝ている桜井の髪をとかして着替えさせ、授業してやったりしてただけ!って…。それ相手に人格があるのを認めてない、人形相手の愛し方でしょうに。しかも全裸でorz

 翌日にも堂々と登校し、冒頭のホームルーム。
生徒との「愛」を告白すること自体が問題なのに、その内容が「毎夜忍び込んでお世話してました」と犯罪で、言われてる桜井幸子はずっと泣いてる修羅場orz  その上「いじめてたのは自分でした」って、おい! あまりの変態と犯罪に生徒が寄ってたかって足蹴にし出すと、今度は桜井からの自作自演の告白orz
「愛しています」 えええええ 
   「でも今は受け入れられない」 だ、だよね

 結局愛田は学校を去りますが、桜井幸子はその後も通い続けるんですよ。「変態教師に愛された女」として全校で噂になってるだろうし。外地で離れて暮らしている親は、そんな連絡もらってもなお一人暮らしを続けさせたのだったら鬼ですよ。元生徒会長にも、殴り倒した犯人とバレてるのに、メンタル強くてすごい。

 そして時は流れ…。
何と美術教師になっている桜井幸子!   そのクラスにはイジメに困る男子生徒が…! びっしょり糊で濡れた椅子に気づかず座っちゃうぼんやりさんがこの世に2人もいるのかよと呆れますけども。いやいやこれも桜井幸子の罠? それとも幸子先生に助けてもらいたい男子生徒の自作自演?

 いやでも愛田も、学校にほど近いあの家に変わらず住む描写がされていまして。
あの日から桜井の姿を見ることはなく3年。心乱れ眠れなく、例のカモミールティーを飲んで無理やり眠りに落ちる愛田のベッドの下には。うわああああああああああ   <完>


 保健の先生、3年後にはお幸せそうで良かったです。でも身を持ち崩したラブリンとすれ違う生活は怖くないのかな、私なら引っ越すぞ(^^lll)    あ、遺恨ある元教師に連れ去られたと思われたゆあちゃんでしたが、相手の希望は報復でなく豚のように飼われたい、とのことで、ゆあ宅で裸で鎖に繋がれて蹴られて幸せそうでした。いやそれ、ゆあが2人分の食住(衣は不要w)を稼がなきゃならないんだけど。それさえ続くのならばご勝手にどうぞ、なのかな。
 愛田邸を捜索に来た竹ノ内が見たミイラは?とか(母の遺体?)
ただのカモミールティーにそこまで熟睡効果ないよ、とかw 存在が派手な割にゆあちゃん活躍しなかったなとか、色々ありますが。

 愛田の異常な「愛」の決着としては、美しくすれ違い続けていて大団円、なのかも。

 そして最後まで見た上で、あれ、裸の必要なかったよねー。どう見ても異常、絶対に異常、という記号としてはインパクト大で成功でも、イジメ云々が全裸ショックで霞んだ気もします。また「この男は人生最大の過ちです」と比較して、少女漫画と青年漫画での表現の違いが興味深かったです。どちらもストーキングは男性がしつつ、異性に多大な期待を負わせているw

「テセウスの船」~最終回 ☆☆

 もう元と同じかわからなくなってしまった「テセウスの船」は、事件でなく心さんのことだったんですね…orz

 最終回も案の定文句タラタラで観てましたw 酷いw
 差し入れの本に「家族皆殺し」の暗号って~佐野文吾(鈴木亮平)ですら気づく雑な暗号をスルーして与える小藪刑事もダメですが、
「私が犯人です」
って自白したら世間から家族がどう見られるのか、分かってない文吾にがっかりだよ! 心さん(竹内涼真)何のために過去に来たんだよ! ←こう書いちゃうとまるで狙い通りタイムスリップしたみたいですけど、偶然ですから! なのにこの音臼村、やたらタイムスリップに寛容じゃないですか。なんと文吾を刺した真犯人まで「文吾と心先生は親子だろ」と異常設定を受け入れていて大爆笑w  もうこれ、音臼村周辺では普通に時間旅行頻発してて、河童並みに語り継がれてますよね。霧の日に見慣れない服装の人が歩いてたら親切にしてやれ、とか言われて子供たち育ってますよね。文吾が心さんの正体を、奥さん(榮倉奈々)には頑なに告げなかったのって奥さんはよそ者だったからでは(いや、文吾だって音臼村には赴任しただけで育ってはいないかもですが)

 さておき、ミキオがぜーんぶ分かりやすく喋ってくれた事件の真相。を、録音した機器は令和元年製品でしょ。再生してハイ犯人!ってだけ? 平成元年にはあり得ない小ささを誰も気にしないの?記憶媒体テープじゃなくきっとSDカードだよ?気にならない?

 もうホントSFとしてはダメダメでダメ過ぎて、悲しくなるほど。

失踪=真犯人か?と一瞬ミスリードされた校長先生は、単に息子が恋しくなって会いに行っただけ!だって文吾と心を見ているとまるで親子のようで。ってさー。文吾には実子も3人もいるというのに? 肉体年齢10歳違わない2人にそこは「兄弟のよう」でないと可笑しいでしょうに。

あと、佐野家が今更思い出した心さん来訪理由「父親を探す」!「見つかったの?」と聞いて、うなづかれたら次は「誰?」じゃないの?こんな小さな村でw  もうツッコミどころがありすぎるー。

 でもドラマとしてはきっちり毎回泣かせどころがあって
「俺は家族が大事だー」
「お父さんを信じる!」
等と異論の出る隙もないことを、感動的な主題歌に乗せてお送りするので何かいいもの見たような気がしてしまうという罠。 最終回では、佐野家タイムカプセルから文吾の「家族への手紙」を掘り起こし、その家族愛溢れる内容に、一時とはいえ文吾を疑ったことを後悔する家族…。「お父さんゴメンなさい~」って子役の演技に泣けましたよねえ。
…なんで妻でなく他人の心さんが読み上げてるんだって気づくと涙引っ込みますけど!

 真犯人が、心さんと同じように「人殺しの子」と後ろ指さされて育ち、捜査した文吾は幸せに暮らしやがって、と逆恨みした設定は、皮肉で成る程でした。ただ終盤5分にセリフだけで全部言われて。妹いたことも唐突で。ベテランが演じても難しいだろう場面を、ドラマ初出演の芸人さんに任せるとは無謀な。原作と犯人変えたそうなので、配役した時にはまだ犯人決まってなかった疑いがw

 さてラストは30年後、無事犯人にならずに初老を迎えた文吾を囲む一家団欒。子供達はそれぞれに伴侶を迎え…(成長したイガグリ兄が澤部で、話題をさらっていましたけどねw 芸人キャスティングしすぎ~)思い出の中の心さんそっくりに成長した「息子の心」は、上野樹里な嫁を迎えて。その名前が、結婚指輪に刻まれた人と同じなことを文吾だけが知っているのです。
えーっと、その妻が父親を信じろと言ってくれたことは文吾も聞いていましたっけ。でも、出産で死んだことや、赤ちゃんの名前は? それこそ平成元年の心さんが今際の際に言い残したのなら、時間旅行の渦に飲み込まれて可哀想ですし、これから奥さんが亡くなるだろうとただ1人予見してしまう文吾の心情たるや、ですが。だったら逆に胎児に遺児の名を提案しちゃダメダメ~! 

 てか、その「息子の心」がいかに異常に過去の心さんに似ているのか、ひっそりと確認するためにも当時の写真が一枚は残っているべきでない? せっかく過去に持ち運んだ新聞記事スクラップも早々に捨てたまま、犯人たちが拾ってどうしたのかも語られず(配信見ろとかやめてね)全く気が利かないというか。
 せっかく放映日にリアルタイムで観たのに、自分の中で消化するのに随分かかりましたw このダメさが原作由来なのか、どうなのか。うっかり読みたくなってしまっている今日この頃です…。くううう。

「ケイジとケンジ」~最終回 ☆☆☆

 楽しく見てました。

 毎度毎度、まずは捕まえないとと思う刑事と、起訴できないからと証拠にこだわる検事のせめぎ合い。現場を知る刑事vs世間知らずの検事という構図を、刑事が前職の教師魂を引きずることで愉快に描写して、気軽に楽しく見られるいいドラマでしたよ。補佐官な妹(比嘉愛未)を挟む刑事兄(桐谷健太)と検事(東出昌大)の関係だけじゃなく、刑事仲間の恋愛や検事仲間の競争も個性豊かに楽しかったです。
そして終盤、児童虐待と殺人と、地元の半グレ集団の関わりが見え始める…!

 教師にとっては、止めても止めても大事な生徒が悪の道に染まる原因の、憎っくきヤツら。  そいつらを潰そうと刑事になった!と言われちゃったらもう、下手に巨悪に立ち向かうよりも胸熱じゃないですか。地域も違って、本当に過去に遺恨があったチームではないでしょうけれど、いいんですよ。どこかでひとつ組織が消えたら、何人もが救われる。同時に、下っ端たちも敵でなく、その『救うべき教え子たち』なわけで。取り調べが時に優しいのもいいですね。褒めておだてて話を聞くとニコニコとトップの誰さんが凄いっす、でも喧嘩になるとマジ気が荒くて~と、みんなペラペラ喋っちゃうのがちょろいやら可愛いやら。
本ボシには流石にもっと荒く接しているものの、殺人捜査なことは内緒で。あくまで風営法で攻めてるテイなのに、つい被害者の八尾の名前を口走ってしまう仲井戸刑事w
「八尾!……矢面に立つんがリーダーの~」
「八尾!……八百万の神が~」
って、言い換えに無理ありすぎw  これひねり出した脚本の人に感心しつつも、マジックミラーの向こうで、捜査仲間一同が悲鳴あげて気を揉んでいるのが可笑しいったら。なのに被疑者(桐山漣)が、自分が八尾殺しで疑われている~とさっぱりならない、そういうドラマなんですよ。ああ楽しい。とにかく桐谷健太が当たり役でナイスに熱かったです。比嘉愛未がキレると大阪弁で悪態つくのもいいよね~。もっと話題になってシリーズ化して代表作になってもいい出来なのに!東出の検事もハマってたのに。不倫報道の煽りをくらいましたよねえ。ああ残念。

 1話で、刑事になったから!と購入していた尾行用リバーシブルジャケット(なんとジョジョコラボ限定品だとかw)最終回でついに役に立つのも胸熱でした!どっちの柄に変えても、存在自体がうるさくて目立つ仲井戸刑事なので同じことでしょうけどねえ。
 最後は無事に殺人の証拠もあげて逮捕、半グレ団壊滅。警視庁から表彰もされて、警察と検察入り混じっての楽しいパーティ。抜け出した仲井戸刑事と、探しに来た妹補佐官&検事での掛け合い漫才もバッチリ決まって、SPとかあったらいいのになあ。

「この男は人生最大の過ちです」~最終回 ☆

 今更ですが日本語変なタイトル。
もしや展開によって意外なワードが入って、最終回に完成するタイトルかと深読みしてたのに、オーラスでヒロイン佐藤さん(松井愛莉)がそのまんま叫んでがっくりでしたw  じゃあ何て変えれば良かったのかって、別に結婚も絶縁もしなかったわけで…『この男(と関わってしまったの)は人生最大の過ちです』かなあ。語呂悪い。

 いかにも漫画、な要素てんこ盛りでした。だって原作漫画だもんね。
そもそも社長(速水もこみち)が『天才』でイケメンで金持ちでしたけど。そのお友達出てきたらこれまた天才で美男美女で世界的有名人w  そこまでの、ケチャップで怪我を装って(匂いで気づくよ!)気を引こうとするなど、社長とヒロインと精々秘書(入江甚儀)ぐらいの狭い関係から、一気に世界が広がって… ますます天才=変人にw  天才美女(田中道子)は世紀の発見の記者会見で社長にラブコール。天才医師(平岡祐太)は人嫌い…のはずが犬好きを通じてヒロインと急接近! 海外赴任についてきてくれとプロポーズ(世界を股にかけ飛び回ってきた設定なのに、突然アメリカごときが遠い異国扱いになるよねーw)

 天才医師が咬ませ犬じゃん! しかも美女の元カレ逆恨みで社長刺されてしまい死亡?いやいや死ぬわけないw 失うと思ったら社長への愛が分かった的展開じゃ~んと全くハラハラせずに視聴。それでも恋に落ちるでもなく、むしろ隠し撮りを何枚も懐に入れていたおかげで刺されても無傷ってw 流した涙返せよ状態でw  とにかく退職、断りきれずに莫大な退職金を手にしてしまい、世界一周旅行を楽しんできたヒロインが…チェックインすると通されたのは豪華なスイート。来るよ、来るよw 来たーw なんで逆さに登場なのw
 ひとり旅だったはずのどの写真にも、社長が決めポーズで写り込んでいるのにも笑いましたw  暇かw(現在世界中でロックダウンだよ…とちょっと悲しくなりつつ)

 そして、プロポーズのようにパカっと差し出したのは not 指輪 but 愛犬を亡くした病気に効く薬。開発したのね~。
そう言えば、褒められ嫌いの理由。あまり褒められ過ぎるので『こーんな酷い薬売ったら流石にダメだよね』と、ひねくれた遊びでわざと副作用を強く設計した薬がミスで市場に出回ってしまい訴訟に。でも結局誰にも咎められず(本来の、副作用なく治る薬を再発売で社会的にはオッケー丸儲け)後ろめたさから来ていたそうでしたが。それを知ったからって、蹴られ殴ら罵倒されたい社長を喜ばせていたらこっちまで変態になっちゃうよー(^^;;;;)

 通常、変態に好かれ押しまくられても事情を知ったら同情が愛に変わったりするものですが。最後まで結局受け入れず追われ続けるのは新しかったかも。でも本当に嫌いだったら、いくらイケメンでも大金くれてもストーカーなので面白おかしく作品にするのもどうかと思ったり(^^;;;;;)


(そういえばもこみち、小説「Bの戦場」映画化でブスしか愛せないイケメン役もしてたはず。いわゆる演技派ではないけれど、異常設定の具現化に向いている…)


「伝説のお母さん」~最終回 ☆☆☆

『夫が仲間になった』
えー、生後8ヶ月にして。やっと!

 ずっと観てました。毎話面白かったです。
 婚約中のカップルが、子供産め攻撃に揉めるw 「一族に伝わる一子相伝の呪文」て!現代なら梨園に嫁ぐレベルに面倒ですよねw   シングルマザーを助けて家事に励む孝行息子は、ママのお仕事も手伝いたい!いやシーフだからw その合間にずっと夫モブくんの無職と無理解に悩み続ける、伝説の魔法使いメイちゃんでしたよねー。魔王側も勇者パーティも芸達者ぞろいでコメディ場面はちゃんと笑えるし、赤ちゃんは可愛いし(モブくんが怒鳴ったら泣き出した場面は本当にかわいそうでしたわ~)コスプレ学芸会になりそうなところを、ちゃんと社会派コメディドラマに仕上げてましたよねえ。
 しかしそれだけに20年前を思い出してイラッとすることも多くて毎話は感想書けませんでしたわ。

 ほんと何故か旦那が気に入って(ドラクエ世代だし)率先して観ていて。あのめっきりおバカな国王や、はっきりダメダメなモブを嗤うんですよね。何ひとつ家事をせず、オムツも替えず、職もなく、我が子を1人でみていることもできずに仕事中のメイにオニ電をするモブくん。ひどいねー、 ダメだよねー。でもあなた同類だったよ? あれが100だとして50ってこともなかったにしても、15歩100歩ぐらいにはorz
 そしてメイは国家随一の魔法使い。
あれれ、そこまでダメ男vs優秀妻じゃないとエンターテイメントにならないのかな。ふつーの誰でもできる仕事をしている奥さんだって働いていていいし、どこの旦那さんだって自分と家族のためにそこそこの家事はするべきでしょ…って、実写だと思ってしまうんですよねえ。ネットで原作の漫画読んでいた時には、そんなこと思わなかったのになー。そもそも子育て中のママ相手に発表されていたからですかねえ。

 ところで、普段はドラマ見ない同窓生と先週あったら、何故かこれは見ていたそうで、独身で管理職の彼女の感想はなんと魔王視点w (いいよね、大地魔王!) なんでも社内結婚の部下がおめでたで、正直女性の方が優秀なのに産休→育休、下手したら退職というマミートラックにずっぽり。どうせなら休むのも辞めるのも旦那にしてほしい~と言っておりましたが、まだまだ夫婦2人の決定というには世間の声がそうさせているところありますよね。今まであれほど提案されても実現しなかったリモートワーク、更に言えば具合悪かったら帰る程度のことすら、昨今の新型コロナ騒ぎでするっと出来ているのを見たら、子育て夫婦の働き方だって
『育児は女の仕事だろ?』
『子供が可哀想』
といった魔王の精神攻撃、もとい人間界の空気さえなかったらサクッと変えられるんだろうと思うんですけどねえ。父親も育児ちゃんとしないと老人が死ぬウイルスとか蔓延しないかな、ってどういう仕組みかなそれw

 えーっと他にまだ作品そのものの感想はっと。衣装良かったですねえ(デザイナーさんの卒業制作まで動員したとか?)

頭と最後がおじさんの掛け合いで、ゲームプレイ実況動画みたいになってたのもいとおかし。

 さて今は「あるある」ドラマな今作ですが、いつか歴史物みたいに思われる世界になって欲しいですねえ。


「知らなくていいコト」最終回 ☆☆☆☆

 乃十阿息子の人生は守られて。でもケイトはこれで良かったのかしら。これしかなかったのかしら。「知らなくていいコト」を知ってしまっても人生は続く。

 前半、大スクープ「乃十阿徹は殺していない!」公表に向けてチーム一丸となって裏付け取材に当たる展開は、次々みつかる証拠に高揚しつつも戸惑いも。当時3歳だった、何も知らない乃十阿息子を突然真犯人に名指ししてしまう罪深さ。現在海外在住とはいえ、すぐに探し出されてしまうでしょう? 逮捕も捜査もされない立場な代わりに、反論する場もなく罵倒されながら残りの人生を送ることになったとして、誰が責任を取れるのか。 でも一方で、公表差し止めの社長命令も、それはそれで理不尽ですよね。ケイト自身も騒動に巻き込まれながら掴んだせっかくのスクープ、フリーになって出版しちゃえ~と思ったり思わなかったりw

 そんな封印された記事を、乃十阿にだけは見せて燃やすケイト。

結局娘だと認める言葉も態度もなく、母とのことも語られず。事件の真相も、乃十阿のことは何もかもが謎のままでした。『娘だと認めないことこそが、父の配慮だったのかもしれない』と、ケイトが書いた記事の結びにぐらいは、反応して欲しかったですよね。

 そんな渦中、離婚する!結婚しよう!と尾高は言ってくれたのに。
「父親」を辞めた尾高では愛せない、と拒絶するケイト。うーんサンプル乃十阿が極端だったせいで、またもや振られる尾高さんが哀れです。なのに大スクープが流れたら、今度はケイトから結婚を持ちかけて、尾高からお断り。そんなケイトは好きになれない、と。つくづく間の悪い無い物ねだりな2人は似た者同士で、だからこそまた何年か後にはよりを戻してやり直す機会がまたあるのかも。
 そしてあの春樹も、辞表を提出(刃物出ないでホッとしました~)
誰も引き止めもせず、理由も聞かずw  ケイトの出自をタレこんだのは僕でーすと告白するも、あ、それ、違ったから!ともうほんっとどうでもいい扱いに。じゃあ、そもそもケイトと別れなくて良かったのに。って、思い込みだけで暴走して離れたのは君だー! でも、その記者には向かない妄想力が、必要な職業もあったんですねw
「作家になって、見返してやる~」
という、十中八九いや千に一つも叶わない捨て台詞を、なんと実現させて戻ってきましたよw 闇落ちの末に、3年で芥川賞作家とは!でもデスクになったケイトが、春樹を接待する機会はないんじゃないのかな(^^;;;;)  

 今日も今日とて、スクープ求めて駆けるケイト。取りこぼした幸せを思う日もあるでしょうけど、今はただ前を向いて。
人生って?幸せって?と考えるヒントになるいいドラマで、何より私生活や出自のことで誰もケイトを責めない、実にいい職場でした。

「ホームルーム」7、8 ☆☆

 ついに夜、目覚めていた幸子!どうする~!?
と迎えた8話だったのに、もう見た場面ばかりで30分。新情報は、不登校のゆあ(横田真悠)が別に監禁もされず壊れてもいない様子で復活してきたことぐらいじゃないですか。

 とは言っても、その振り返り=マル(富田望生)と竹ノ内(若林拓也)探偵団の校内聞き込みだったので、2人は愛田(山田裕貴)への不信を強めていきます。
愛田ラブ!の元生徒会長(大幡しえり)はさておき。例の倉庫に駆けつけた図書委員くん(綱啓永)証言からは、愛田の関与を推測。と、同時に竹ノ内も幸子(秋田汐梨)への暴行がバレて鉄拳食らってましたけど←マルが怒るから謝るだけで、したことの善悪はついてないのが恐ろしいですね(^^;;;;)  このチームにゆあが合流したら、愛田の性癖が明らかになるよね!
 大好きな先生を信じるあまり、マルからの告発は聞かないふりをしてきた幸子でしたが。ついに夜、居る、と知った上で、他人から真実を突きつけられてどうするのか。 それでも好き? むしろ先生を守るために、そいつらを殺しちゃう? そうそう幸子の「先生が好き」発言を聞いた愛田は、やっぱり喜ぶより困惑。だと思ったー。愛し方が歪んでいるから。それというのも、亡き母のせいらしいです。愛田だけの目に映り、叱責してくる幻の母。でも虐待があっても生徒の家に夜な夜な忍び込む理由にはならないから!しかも全裸でorz

 ゆあは、元々愛田の所業を黙ってる謂れはないし今は益々仕返ししたいのでは。愛田に利用されマルをはめて捨てられた養護教諭(山下リオ)も、退職まで迫られて窮したら何をするやら。そこで幸子は愛田をかばう? そんな幸子をマルがかばう? そんなマルを竹ノ内が…って「おおきなかぶ」みたいになってきたw
 もういっそ愛田と桜井で刺し違えて終わりかなーorz  それと今更ですけど、高校生に家庭訪問はしないよね。

「ハイポジ」~9 ☆☆

 楽しく見ています。
 ここぞという場面でかかる音楽が懐メロなわけで、ちょうど年代な私たち盛り上がりますよー。OP画像でもじっている、わたせせいぞうも懐かしくて展覧会など行きたくなってしまいました。最近の作品では謎の紙テープ飛んでいませんが、やっぱり色が綺麗です。

 さて、若かった当時は喋ったこともなかったマドンナさつき(黒崎レイナ)と急速に仲良くなっていく光彦(今井悠貴) 彼女の祖母の店で一緒にバイト、学校サボってデートも! と、同時に後に嫁になった幸子(鈴木絢音)にもつい気安く声をかけちゃうわ、もちろん趣味も把握してるわでこちらも色々進展し、家に来ちゃうわダブルデートだわ。いや~青春してるなあ。

 それだけに、初体験(違うけど)エピソードは要らなかったのでは。 光彦が汚れた気がしてテンション下がりましたよ。もちろん中身は子持ちのおっさん(柳憂怜)で、今更誰としてもしなくても同じなんですけどw だったらそれこそ、知らないお姉さんとのセックス体験なんて要らないじゃん。高校生に飲酒させ女あてがう姉彼氏(山中崇)がクズ、というだけのエピソードですよね。男の夢なのか知らんけど(^^;;;;)


 幸子との仲はこじれて、別に彼氏ができたみたい? 更にさつきは、光彦をずっと好き的なことを言って走り去り。こりゃ、さつきの方とうまく言っちゃって過去変わっちゃうの? それとも最後は現代で目を覚まして、奥さん(いしのようこ)と仲直りするのか。それではつまらないと旦那は言いますが、さて。

「テセウスの船」7、8 ☆☆

 ほんと捜査に向いていないわ、この親子。

 気持ちがまっすぐで、嘘がつけない。
そう書くと長所なんですけども。小学生相手でも、怪しいと思ったら渋面で問い詰めて胸ぐら掴む勢いw 挙句に泣かれて、周囲から責められる間に、容疑者みきおはフリーに。事件を起こさない、という大目的を考えたら一番やっちゃいけないことなのにさ。ちょっと気が利けばまずは笑顔で近づいて、褒めて喋らせて何かつかもうとするものでしょうに。
それと、父親逮捕を避けるためにも肝心なのは、保身です。常に第三者に見られる場所にいて、後から犯人扱いされないように振る舞わなくちゃなんですよ。なのに、どうして裏に裏に行くのー。それでいて、何とか汁の子供達の分は別鍋という情報すらご存知ないorz  中止中止と無策で騒ぐより、がっつり準備に関わって人の配置やタイムスケジュールを把握しておく方が大事だったんですよ! しっかりして!

 心がいったん消えていたことを
「未来に戻っちゃったかと思ったーw」
と実に素直に受け入れて、また未来から来てくれたと喜ぶ父。心が綺麗すぎてw  えーっとその間にユースケサンタマリア刑事がどうなったのか、未来で聞いた翼彼女の証言だと犯人に殺されていて、それもみきおってこと無いだろうと思うのにそこ、触れられてませんよね?え、私気絶してました?
で、自分はあっさり受け入れたことを妻には頑なに告げずに「とにかく村を出ろ」一点張りの文吾orz   ユースケサンタマリア刑事には言ったし、しかも信じてくれたのに? 「殺人犯になる」の部分だけぼかして伝えればいいんじゃ無いのよ、そういう腹芸確かに向いてなさそうですけどね!

 村を出ようとした佐野母子が逆に捕まり監禁されて。ますます、みきおの単独犯行は無理ゲーになりました。いや最初から共犯者の存在は考えようよ、小学生相手なのに。  
そして何度やらかしたら学ぶのか、1人で犯人に会いに行き捕まる文吾orz  警戒心の薄いこと…。
その文吾の行き先を、メモの筆圧痕跡から探ろうと鉛筆横にして擦る心。うわーシャーペン主流の平成生まれと思えない。しかも、遺留品をすぐ素手で掴む男が。てっきり、父の影響で警察もの推理ものから遠ざけられて育って捜査のイロハもご存知ない奴と思っていたので、躊躇ない鉛筆さばきにびっくりしましたよw 名探偵コナンは見てたのか? 青酸カリ舐めて確かめないでよ!


 さて真犯人は。演出上、今いちばん怪しいのは仲本工事の息子(霜降り明星せいや)かな。今野とせいやで並んで話す場面などあって、そう言えば芸人率の高いドラマだなと思ったり。で、文吾を恨んでの犯行?何しちゃってたんでしょうね、文吾。そしてみきおは鈴ちゃん狙い?

 こうなったら最後まで見ますけどもー。

「ホームルーム」5、6 ☆☆

 鍵かけようよ!

 保健室で押し倒されてたり、生徒の生足舐めたりと、校内で桜井幸子以外を相手の問題行為が続く愛田先生w  保健の椎名先生(山下リオ)に襲われた前者は仕方ないものの、どっちも『見られた』ことが一番問題なんですから。脅されて、舐めようかどうしようか、ええいマネキンの足だと思って舐めてやれーと悩む間があった後者ぐらいは、鍵かけてからしとけよと。

 そんなわけで、相変わらずそうと知らずに相思相愛の愛田先生と生徒桜井ですが(「自分を好き」な桜井を、変態愛田が受け入れられるのかはまた別の話w)こじれっぱなしです。
「俺には守りたい人がいる」
と生徒会長をふった愛田の言葉に、それって私カモ~☆とはならない自己評価の低い桜井。相手は誰、椎名先生なの?と、なったところでのキス目撃で、もう絶対そうなのねと凶器片手に思い詰めていて、ああもう殺す、勘違いで殺されちゃうよーとハラハラですorz
なのに愛田はそれに気づくどころじゃない。全裸侵入をネタに脅されているんですもんね。

 桜井宅を、愛田の家だと不良たちは思ってる。
そこから何かバレるのに、まさかあの謹慎娘ゆあ(横田真悠)1人が家に上がり込み、ベッド下の全裸愛田と目が合うんだなんて!見てるこっちが変な声出ましたわ(^^;;;;)  間髪入れずに窓から逃げ出す全裸愛田もどうかしていてw あの後どうしたんだろう、寝た頃を見計らって室内に戻るまで窓枠に捕まってたんでしょうか、全裸で。誰か通報して~!
 で、桜井に「バラすにゃー」とゆあに脅されて。シラを切るでも同意のプレイと言い張るでもなく、桜井が信じない可能性にも賭けずに屈するとは、愛田もちょろいよね。で、そんな足舐めを目撃しちゃった親友マルちゃん(富田望生)は。やたら幸子に過保護と思ったらなるほど、愛していたのね…。 この年頃の友情は、はねつけると刺す方に回りかねない心配もありますが。告白に戸惑う幸子を受け入れて諦めるマルなら、そんなことにはならないかな…。そんな失意のマルを想う不良くん? いろいろな愛の形にしんみりですよ。 更にはゆあも、変態ながら足舐めテクはすごかったらしい愛田に心動かされたの? 以前の謹慎の時のように手下を仕込みも生配信せず録画だけとは。案外ちょっと愛田を好きになれそうだったのだとしたら、その後の展開が可哀想と言うか。


 深夜の学校、愛田といるところに警備員!先生に無理やり~と泣きつくゆあですが、その正体は。ゆあとの不適切交際で失職した元教師(前野朋哉)でしたー。

うーん。

以前、桜井を裸で追いかけた時の職質がコスプレした彼だったのは、振り返って納得ですがw  その男を使って口止めをするんじゃなくて、もう駆除=監禁でも殺害でもすればって扱いなのは非道すぎて。うーん、確かに元教師の人生めちゃくちゃにはしてますけどねえ、うーん、未成年である生徒と、その生徒を指導できずに誘われるまま劣情に負けた成人教師を同列に裁いちゃいけないのだと思うのだけど。

そして椎名先生も駆除、と言いつつホテルでしっぽり。加工品の女も相手にできるんじゃないですか。

「知らなくていいコト」8、9 ☆☆☆

 酔って深夜にゲロ吐く元カレorz ケイト可哀想、警察呼んでいいよ、こんなの。

「週刊誌にタレ込んだの、俺じゃないから!」

いや語るに落ちて過ぎw なんで尾高を疑わないんだよって、そもそも親が原因で別れてないからね! ケイトの親が違ったら俺たち幸せになってた筈、って。むしろ結婚前にどういうやつかわかって良かったとしか。
 ケイトの出自タレコミ以来、職場でずっと這ってたり本棚裏に隠れてたりと挙動不審な上に欠勤も繰り返す春樹くん。初めは心配していた今カノも、理不尽に怒鳴られたりしてドン冷めなの、ちっとも悪くないよ!

 事件後、刺された瞬間をフラッシュバックし続けるケイト。
それでも『殺人犯の娘』報道以来、自宅すらマスコミに囲まれご近所に揶揄されて安全な場所でなく、編集部に寝泊まり。上から疎まれながらもスクープを追い続け、なんと取材対象の遺族から『マスコミに追われている人』と仲間認定で助けられた挙句に、本当に大スクープの証拠を引き当ててしまう大活躍!転んでもタダでは起きない女です。

 一方の尾高もまだ傷は癒えぬのに、娘報道で改めてマスコミに囲まれた乃十阿を救出に。こっそり東京に連れ出し弁護士と連携、自分のスタジオに匿って…。それってケイトと会ってもいいってことだろう、とヒソヒソ話。あの身を投げ出して守った様子から、周囲が恋愛を確信している状態で堂々と2人きりに呼び出して、まさかこんな色気のない話しているとは、ですよね。
なのに春樹…そんな変装しなくても、君の欠勤は誰も怒ってないどころか気にもされてないよ。会社の前まで来たなら、もう仕事しなよ…。その間にもダメダメ若手が成長、スクープ記事書くようになってきているのよ(それを指導するケイトが、ダメくんが遠回りに成果を出した取材を真似て、また進化しちゃってるしw)

 そしてついに告げられる、乃十阿が犯人でない可能性!

弁護士は見た、乃十阿妻が入れるハーブティーに息子がお手伝いで庭の草を入れるのを。キャンプ場の水に毒草を入れたのは、普段から水に葉を入れていた4歳児だったのでは? それって公表したら、まだ見ぬ異母兄弟を不幸のどん底に突き落とす真相でしょうorz  でも今公表したら「つい先日、実父を知ってびっくりですー」しか書くことのないケイトの手記を載せるより雑誌売れますよねw 
誰かをかばっている様子の乃十阿でしたが、そんな記憶もない悪意ない幼児のこととは思っていなかったのでびっくりです。さて最終回はどう決着するのか…。春樹が尾高刺したりもしそうw


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