このまま死んだら伝説w と呑気に見ていたら人気のない場所で雪に埋もれていく藤川(尾上寛之)さん。トランクス一丁で真っ白にとは「あしたのジョー」ですかw って、えええ、本当の本当に? 死んじゃうの? 夢の決勝戦も出ずに、妻子残してぇぇぇぇ?
……酒飲んじゃダメな人だったねorz
てなわけでM-1ならぬ「日本漫才クラシック大会」NMC。
3話、我らが「きそばAT」は、見事一回戦敗退。なんでも笑ってくれる学内と違い、初対面の外ではウケないという、当たり前が分からない圭右が、辻本が準備した台本をマル無視のアドリブで挑んで自爆。逆ギレし「お笑いを分かってない」と客席のせいにする始末orz さすがの辻本もキレたコンビの危機(早い)に、金本が「一人で見ろ」と圭右に渡すDVDは……なんとスベり倒して客席にあたる「デジタル金魚」! デジ金がこれなら俺もと、単純な圭右のご機嫌がなおりましたよ!先輩、優しい……!
4話は、圭右のお姉ちゃん(徳永えり)がなんと! 母を殺した因縁コンビ「ねずみ花火」のボケ根津(田中幸太朗)と交際発覚。女たらしときいた圭右が、姉の他にも女がいたと殴り倒したりしつつ(モチロン勘違いorz)実は父さんはとっくに許してたという涙の大団円です。
不味いの不衛生で食品偽装だのとTVで店を貶めて、あれがどう笑えるかお笑い論でも聞けるかと思ったら、ネタ書いたのはツッコミの花田で僕は嫌だって言ったんですうって……。むしろその態度が情けないですが、お父さんがそれでいいなら、いいや。そして『謝る事なんてない』と言ってたツッコミ君も、実は謝罪の手紙を送り続け、お父さんもきちんと読んでまとめてしまってありましたよ、几帳面。その裏書きが『ねずみ花火 花田」だったのはびっくり。コンビ名要らないでしょ。店ガラガラで奥さん亡くしたあの時期に、よく捨てずに受け取ってくれていたものです。
それと、当時の事情を聴きにラーメン屋台に通うんですけどね。店主が麺茹でながら語る(唾入りそうでやだよね)間、ぼーっと立って拝聴してる、圭右辻本&子安くん。邪魔だわ!ラーメン出来たら、客席まで運ぶ手伝いする様になるぐらいの気遣い、2度目3度目にはできないもんですか。
きそばAT的には、デジ金のライブでゲリラ前説デビュー。
5話は、更にデジ金。
金本との人気格差に悩んだ藤川。東京に豪華マンション買った金本と、まだ大阪に妻子置いてる自分の差に腐っては自棄飲みして脱ぐ!腐り芸でピン人気も出るものの
「母ちゃんの悪口いうからイヤ……」
と幼い息子に嫌われる悲哀orz そんな葛藤や遠慮を振り切って臨んだNMC準決勝では、過去1の出来栄え! 息子にも「父ちゃん面白かった…」と言われて男泣きの藤川、翌日の結果発表を一人呑み続けて待ち、ついに掴んだ決勝進出の報に浮かれて店内全員におごって、また脱いで、冬の街を裸でうろつき喜び回る……のに、そのまま凍死なんですか?えええええ。
きそばAT的には、ずっと別々でNMC見てただけw だって圭右を楽屋に連れて行くと面倒と、やっと辻本が学習したからw その分、圭右が藤川妻子と知り合って&辻本子安は構成作家(波岡一喜)から、藤川不遇時代や家族思いを知り、これから起きる事件がより悲しくなる仕組みですよ……orz 藤川が脱ぐ伏線もやたらあるw 今までの雑さからは信じられないまとまりっぷりです。演出違うんじゃないのかな……と私には珍しくスタッフ調べたら、えー演出は劇団ひとりなの? じゃあアシスタントが違うってことでw
主人公の圭右が大嫌いなのに見続けているのは、彼らが狂言回しでメインじゃないからですよねw 圭右が時々出す変な関西弁、私も気になってましたー!藤川さんもせっかく言ってくれたことで、止めようね。
2019 夏ドラマ
富田晶子さんすっごい!
先輩フレアバーテンダーが登場したと思ったら、レベル高すぎ。これはモノホンでしょw 世界で5本の指に入っちゃうフレアバーテンダー富田晶子さんが、ご本人役で登場でした! 日代子(八木アリサ)ちゃんに喝を入れるという演技もこなしつつ、華麗なフレアを披露してくれました☆
でもそれだけじゃない7話。
ふわふわ日代子ちゃんを付け回す、ストーカーが……大後寿々花!もとい、美樹本(大後寿々花)は、日代子の同窓生、久しぶりー!と言えばいいだけの筈が、当時イジメられる日代子を助けなかった罪悪感と、卒業後は男として暮らして居たことで、どう話しかけていいか分からなかった……んだそうですよ。えーと。 正直、見た目女性です。髪だって男にしては長めのまま、オレ昔は女だった、と言われても(^^;;;;;) しかし堂々と『元女性だったオレの過去』語りが続く中、閃きました。
本郷奏太だと思えばいける。
いきなり日代子に打ち明けるのでなく、まずバー屋台にいるバーメイド、雪ちゃん相手だからこそ彼もこれだけ語れたんですよね。そうか、手術に踏み切れず、戸籍は変えられずにいるのねえ。さて、一度は逃げた日代子ちゃんでしたが、恐々もどってきたらすぐ、お友達のミッキーだってわかりましたよ! 任された屋台バーでお得意のフレアを披露。七色の「日代子スペシャル☆」を振舞います。LGBTのシンボル、レインボーを選ぶとは、お馬鹿なのにやるね、日代子ちゃん。そして二人は語り明かすのでした……。
しかし、旧友とわかって気を利かせ二人にするのは分かりますが。その前に、ストーカーに狙われる日代子を連れ出して、屋台番で一人にしていたのって、襲われたら捕まえようって見張ってたんですよ!ちょっとひどいわよ騎帆さん、雪もそんな案は反対してー(^^;;;;)
毎回楽しく見ています。おっとり日代子とアネゴな騎帆さん、家ではねぼすけ雪の3人組にも慣れてきました。お酒飲めないなりに、カクテルに興味が湧きます。
『いかにも酒に見えるノンアル』も作れれば、『ジュースにしか見えないのに強め』もできるんですね。どちらも、境内に屋台を置かせてくれた住職さん(木下隆行)にご提供。前者は、陣痛が来た奥さんの元に行かなきゃいけないけど怖いー、いっそ飲んだらもう車乗れない!てな時にw 後者は、お陰様で立ち会えて産まれました!の報告と共に、まだ陽もあるうちの祝杯にw 禁酒法時代、目くらましに開発されたという蘊蓄も興味深いです。
放置児童のオーダーにも、ノンアルでw オムライスが美味しそうな回でした。 親権を失いそう、と泣くバリキャリシングルマザー(田畑智子)に出すコーヒー入りの一杯。
「人を殺してきたの…」
と、喪服の余貴美子が現れ、屋台でギムレットを頼む回もトリッキーで面白かったですねえ。いつもの中華屋では、おばちゃん(原扶貴子)が
「彼が死んじゃった」
と泣き崩れていて。ま、まさかの不倫?とうろたえる騎帆さんが、おばちゃんに作らされるのも「彼」が好きだったギムレット。そう、大人気漫画のヒーローが劇的に死亡。余貴美子はその作者だったんですよねえ。
自分には、どんなカクテルを出してくれるんだろうと思いながら見ちゃいます。
え、5話が突然キモチワルかったorz
シングルマザー=虐待と、決めてかかって吉田羊を囲む奥様軍団。そんな奴おらへんヤロ~。いや、凪をこき使ってた同僚たちが育つとああなるの?どっちも見た事ないけど。
居合わせた凪が、みすず(吉田羊)にかつての自分を重ねて『助けなきゃ!』と焦るのはまあ分かります。でも、余計な御世話じゃない?しかもそこに、職場の若造登場。置かれたランチもまだ食べてないのに『さあ、行きましょう!』とぐいぐい連れてっちゃう。え、なんでそれ救世主の様に描く? どっちにしろ、みすずは嫌なら自分で断れる人でしょうけども、せめて若造の呼び出しは『12:45に来い』などと、みすずが仕込んでた方が素直に見ていられましたわあ。
ゴンさんに狂う恋ゾンビから、徐々に復活。きちんとした日常に目覚めていく凪ちゃん(奥様ランチに出会ったのも、買い出しの帰りだしね) 道に迷いながらもあの日の海に到達。ゴンさんへの想いをふりきって、ついに別れを告げるのでした。
えーっとここでも「ゴンさんは、ちぎりぱんの様な人」「え、わかんない」のやりとりは面白かったのですが。ゴンさんに『禁断』を説明するための代わりの比喩が、なんでむちむち女子中学生なの~! それが『美味しくて魅力的』だと定義しちゃってるじゃないですか、キモいキモい(><)
あと6話になりますが詐欺セミナーに就職した龍子(市川実日子)さんを、卒業ばりに連れ帰っちゃうのも。その後嫁にもらうんでもなかったら、彼女の生活どうなるんですか。その後円満退職できるのか、雇用票ちゃんと返してもらえるのか心配すぎて困ります。
それはさておき、土鍋で作るパンレシピは面白そうで検索しました。凪のレシピまとめがあって、ドラマのあれもこれも皆さん楽しんで作ってていいですね~。
縁があってスナックでバイトを始める凪ちゃん。まさかそこが、我聞の馴染み2号店だなんて知る由もなくw 失恋して毎日泣いてるという噂の男が、あの我聞慎二だなんてねー。
そのうち来店した慎二にまた上から、お前はこの仕事に向いてないと宣告される凪。常に受け身で適当に話を合わせるスタイルは確かに、水商売に向かないw ママ(武田真治)にも『人間に興味がないから』と話し下手を指摘されちゃう、人一倍空気を読んでたあの日々はなんだったんでしょうねえ。でもそれを自覚して、凪は変わろうとしていますよ。少なくともママ曰く一目でわかる気配り&料理上手。粗雑ではないんですから。
それよりまた、今の彼女をそう紹介できずに「同僚!」と言っちゃう慎二。お前はなんやねん。凪の時もそれ痛恨だったのに、学習しないとこ……。優秀な部下に手を出して、オフィスラブでラブラブハッピーだったくせに、凪にまだ未練がありすぎでしょ。
『初恋』を体験中のゴンさんも楽しくウオッチしつつ、凪と母との対決が今から恐怖。
これこれ、このしょーもなさこそゼロ係!最高!
ニセ通報でおびきだされ&サボりに連れションで、無人のゼロ係に侵入者が! そのまま係長と本条を人質に立てこもった犯人(大和田伸也)は、二千万円を要求。孫娘(小島梨里杏)の自殺の真相を知りたいと生配信し、懸賞金二千万円目当てに掲示板に情報が集まりだすのでした。
この大和田伸也が、若作りというか無理めの犬柄など着ていて異様ですが、それも孫娘セレクトと分かると泣けるじゃないですか。ぐれた事もあるけど、おじいちゃんには優しいいい子。それがキャバ嬢だった、ブランド女、ストーカーだと一見碌でもない過去が暴かれていく様に見え、最期にはそれが全てでっちあげと判明。ストーカーされたと訴えた男が金を巻き上げて殺していました!!!
怖いですねえ、おじいちゃんが犯罪者にまでならないと、それがわからなかったんですよ、マジ警察無能で困りますねえ。
小田島管理官(斉藤由貴)があからさまにやる気なく、ハイハイ要求を呑んで届けさせる金の、不足は署長の預金からw いつもの加藤茶の店が大盛況なのは、事件の生配信がみられるから! ←そこに神沼が侵入していたり。神沼が本条に握らせたメモが、ユニコーンの折り紙なところもカッコイイし目を引くし、開いてただの紙にしちゃう警視どのの無神経も合わせ技で一本でした。そうそう、寅三の「タメ口よろしいですか」がなんども不発で、ラストでやーっと言えるのもナイス(正直うるさいので、言いかけるぐらいで充分w) 弥生ちゃん(岸明日香)にまで、爆弾近くにゴミ捨てたという見せ場があってオールスターズ。ほんとイイ仕事してますわ~。
そして事件解決か、というところでおじいちゃん持病の発作!起爆装置スタート、諦めろと撤退を命じる係長、泣きの涙で従う冬彦、寅三他突入隊の面々。もう駄目だ爆発するーっ という瞬間に現れて時計を止めたのが……冒頭からずっと消えてた桜庭でしたよw 「え、何かありましたん?」ってw あの大騒ぎの間ずっと横で寝てたとは、 さすが係長が通販で買った安眠枕、眠りが深い!
5話の女装子さんたちとヤクザの出入りもそうですが、話を複雑にしようと関係なさそうなことをごちゃごちゃ並べるこのドラマの癖を、逆手に取られましたよw そうだ桜庭眠そうだったし、後から行くと言ってた居酒屋にいなかったけど、別にいなくても気にして無かったー /(^^)/
毎回確実に面白い!
有耶無耶にしがちな点をズバッと切ってくれるのもスッとしますが、その時のヒロインのスタンスがいいんですよね。お金の使い方だけが問題なのであって、大勢の前で貶めたり人格を否定するわけじゃない。岡田体育の嘘つき野郎の時はさすがに、大勢の前で言ってやれ~と思いましたがその回で責められたのそいつじゃなかったw
というわけで2話、広報課の広告塔お姉さん織子(片瀬那奈)がばんばん請求する高額なお洋服は、ちゃんとお仕事で着用してるからオッケー(全部のイベント録画チェックw)、逆に派遣嬢が気に入られたくて私費で買っちゃってるスイーツや季節の飾り付けはアウト~、ちゃんと経費として請求されなければ困ります。だって、売上向上の原因がわからなくなるから。いやあ勉強になります。
そして、特に必要もなく織子が買わせてた高機能カメラ。織子の売れない俳優カレシの映画撮影に、無料で貸し出しされていましたよ。
現場を訪れた沙名子に「あれは備品ですね?」とだけ確認されて、使わない日だもん、と悪びれない態度でしたけど。後に、撮影費が『自社カメラ使用分』と割引されるように。広報の沙名子インタビューを経て、会社の財産として意識するようになった模様です。
そう、大金を動かす人には、20円合わなくて騒ぐ経理の仕事は小さく思われがちですが、守っているのは会社の財産。ある日デザイン料の二重請求を修正しても、更に計算が合わずに経理部総出で早出に残業の3話。その人件費だって会社に与える損害なんですよね。
結局数字は、営業馬垣(岡田体育)が別の請求書をわざと捨て、ごまかしたい二重請求から目を逸らそうとしたせいと判明。「親が倒れた」「足折って松葉杖」も全部嘘というトンデモ野郎でしたが、沙名子が責めるのは、知りつつ黙っていた先輩(桐山漣)です。捨てられた請求書を拾い、発見される様に隠すんじゃなく報告していたら発生しなかった損失はむしろ先輩のせい、早出残業人件費の上に相手先への謝罪の往復交通費&手土産代まで含むんですかー!
他で稼いでとりかえせばいい、と目をつぶる営業体質に気付かされた先輩。諦めていた開発への異動をまた出したのは、沙名子の指摘のおかげですよねえ(馬垣は一週間の出勤停止!クビじゃないの?)
4話では少し会社の外の話に。
総務女子が手ずから淹れて配るコーヒーがいいか、サーバー導入で各自勝手にするのか。ぬくもり派窓花(伊藤麻実子)vsサーバー派由香利(平岩紙)のコーヒー戦争は、女子社員覇権争いにw 派閥には興味ゼロの沙名子さんですが、サーバー企業と由香利の間に金が動いてると知っては黙っておけない!
実際は賄賂でなく、そこの啓発セミナーにはまった由香利が入会金だカウンセリング代だと言われるままに支払う、ちょろい客だっただけでした。それでもセミナーが煽る輝かしい未来には沙名子も心動かされ、「副社長になれる」と夢見る由香利に気圧されてしまうのですが……。相手の社長(須藤理彩)に、経理としてなら言える! 入会金50万円×会員200人だけでも一億円あるはずの収入と利益報告が合っていない。セミナーで販売する本やDVDの収益も未計上etc、そんな怪しい会社とはお取引はいたしかねます!
そして由香利さんは、貯金をドブに捨てたことに気づいてしまうのですが……、起業精神まで捨てなくってもいいのでは。そして天天コーポレーションの正社員、その信用でできることもあるかも。
未来じゃなく、今が一番輝いてる!と、いつも前向き太陽くんと沙名子の距離が、だんだんと近づいてるのもいとおかし。
ホット麦ミルクにロールレタス。ハイボールのチョコミントアイス乗せ。わー、絶妙に手の届くアレンジレシピでそそられますね!
実は2話で辛くなり、視聴をどうしようかと思っていました。だって誰も好きになれない。なのに旦那がなぜか興味深々、録画継続で……3話4話と観るうちに、それぞれのぶっ壊れ具合が面白くなってきました。
相変わらず凪が好きで好きで、なのに伝わらず毎晩あちこちで泣き崩れている我聞さんw そうとも知らず、隣のゴンさんに溺れる凪ちゃん。それを我聞さんに隠そうともしません。だってきっぱり別れたつもりだもんね。そもそも、お互い好きでもなかった認識だもんね。ここで地獄なのは、ゴンさんが『誰にでも優しい』ことで、凪も何度も寝ながらも、恋人同士なの?と確認をとれずにいるのですが……。そんなゴンさんの不誠実さを、凪は許し、関係ない我聞さんだけが怒ってるって何(^^;;;;)
我聞さんがどんなに泣くほど凪が好きで、何を食べても凪を思い出してたって、肝心の凪本人には悪口しか言えてなかったんですよね。だったら、洗面所に山盛りの歯ブラシの人数だけシェアする女がいたとしても、目の前にいる間は微笑み、ほめ讃えてくれるゴンさんといる方がそりゃ、居心地いいでしょうよ。セックスもめっちゃ上手いらしいし!
そのゴンさんの魅力、女性向けオンリーかと思いきや我聞さん相手にも態度が同じなんですよ。顔は近いし、ほめ方も同じw 凪との事でイライラしつつも、ドキっとしている我聞さん……w もう我聞さんも、ゴンさんをシェアして癒される軍団に入っちゃえば泣かなくてすんで、八方丸く収まるのかもしれません……w
実は夏の帰省で義母に蜷川マクベス「ヴェニスの商人」DVDを興奮気味に紹介されまして、おや綺麗な女優さんが、と思ったら中村倫也でしたのよ。ポーシャ綺麗でしたねえ。そして女装かつ男装という錯綜w イケメンに生まれついただけじゃない、演技派だったかと認識を改めたのも、視聴意欲に貢献か。そしてお義母さんもきっとこのドラマ観ている……!!
あれれ、最終回なのに響きませんでした。
妄想に生きるお姉さんの印象がガラッと変わることもなく、他の話とのつながりもなく。期待しすぎてしまいましたね。
ヒロインは家事手伝い淑子(伊藤歩)40歳。
面前の男性にあれこれ問われ、はにかみながら語り続ける淑子ですが、どうやら半分妄想です。曰く街で声をかけられちゃって……が、パンの試食だったりw 妊婦で里帰り中の妹有紗(佐津川愛美)からは慕われ、自分も姉として世話を焼いている……と言う実際のところは、キモ姉で、親の命令でパシリにされる日々。
なにしろ妹目線でも壁と会話する姉はかなりアブなく、母からしたらダメ娘。学業は優秀だったのに、どうしてこうなっちゃったのかしら……って、あれもだめこれも出来ないのねと、常に姉だけ否定して萎縮させてきたのに無自覚なんですね。搾取子が姉で、愛玩子が妹ってことなんでしょうか。
折から街には妊婦を狙う連続暴行犯。妹さんもその被害にあっての事情聴取ならしいのに、自分の話を熱心に聞いてくれるからと
「あなたが、私の運命の男性(ひと)ですか?」
と、妄想が止まりません。こ、怖い。
妹殺しの犯人が彼女なことは、すぐわかりますが。他の妊婦を襲っていたのも……全部淑子なんですか? 押さえ込んだリビドーの爆発ですか?
女学校時代のシスターが、妙に教科書をいやらしく解釈する天才だったことを思い出しましたけどw それでもシスターは自ら未婚を選んだ存在。淑子は、家を出て男女交際の存在する世界に踏み出していけたのに。臨月で里帰りの妹と母がべったりで、淑子と母の関係がたいして描かれなかったことも物足りなかったですね。
それとも今回の母子は、淑子と愛猫かなw 箱入りムスメの愛猫スカーレットを自らに重ね、外に出しては心配して探し回る淑子の姿は鬼気迫りました。
プチプチと、毎夜はげむ蚤とり。事件当夜の行動を聞かれて
「蚤とりを、していました」
と答える淑子。彼女にとって妊婦襲撃も、卵をとり頭を潰す蚤とりだったのでしょうか……。
妹さんの赤ちゃんはせめて生きていて欲しいですねえ。
小泉進次郎氏と滝川クリステル嬢が結婚!
兄の孝太郎も勿論コメントを求められてニュースになりましたよ、プチトマト柄シャツ姿で!……それゼロ係の衣装ですから!私服がとんでもない人だと思われていそうで心配ですw
今回は芸人殺人事件です。
3話も「ラッセンが好き~」の永野が本人役で登場。スキャンダルカメラマンが埋められ、二度殺されるという複雑な事件にゼロ係を導きましたが。4話の芸人はダイアナ=ダイアン、カンハマー=ハマカーンw え、事務所バラバラ。だったらマイ推しインパルスにも演ってほしいような、洒落にならないようなw
まずは、方向性の違いでもめる若手芸人を仲裁したゼロ係。彼らの舞台を応援に行くと、例によって事件に遭遇。売れっ子芸人ダイアナの『本を書く方』がネタ披露中に悶絶死! その後、カンハマーの『金持ちな方』も同様に死亡。どちらも出番前の飲み物(神田のはスムージーw)に、毒物が混入されていました どちらも相方はアリバイあり。揉めていた女たちにもアリバイあり。じゃあ、とマネージャーが疑われるのですが……。
はい、やたら刑事ドラマみてるともう分かるよねw 交換殺人でっす。それぞれ相方の元ストーカーや元カノを嘘で焚きつけておいて、交換殺人を提案する凝った犯罪です。更には、全員で一緒に死のう!と遺書を読み上げるテイで実行犯に自白の音声を遺させるって、どれだけ芸人って口車が巧みなんですか!! 自殺した女ふたりの犯行や!とシラを切り続ける芸人ふたりですが……我らがゼロ係の分析力と、全部書かれた計画書がみつかってw あっさりお縄になりました~。それを冬ちゃん寅ちゃんの夫婦漫才形式で発表w
『ふたり合わせて冬寅でーす!』 寅『ガオー』冬『野獣か!』
さ、さすがの芸達者でしたね!
それにしても、どちらも相方を妬み恨んで犯行に及んだのに、実際は結構勘違い。殺された方も『小説を書いたのはコンビ名を売るため』と、暇になる相方津村(津田)を気遣っていたり。カンハマーだって金持ちな方菅野(神田)は、毎月30万円も積み立てしてたんですよ!いつまでもふたりでお笑い続けるために! 「大丈夫」と笑っていたのは、安心していいネタ書いて欲しかったからなのに、お笑いに投げやりと思われていたなんて。 というか誤解したまま会話がなさすぎw
そして捜査の間に異動を打診されていた寅三先輩。一応悩んでいたら警視どの自ら
『行くべきです!』
と背中を押してくれるじゃないですか。じゃあもう、警視どののお守りは卒業!と晴れ晴れと、一課栄転を受けたのに……。芸人たちを相手に、相方を、奇跡の出会いをした『かけがいのない大切な仲間』を何よりも大切にするべきだった……と熱く語る警視どのの言葉にほだされてつい、ゼロ係に残ることにしてしまいましたよ。
はい、もちろん誤解です!
警視どのは、異動でなく見合いだと思っててw 『かけがえのない大切な人』はその相手のことでした~。 しかし一度は心揺らいだということは寅三さん、警視どのから口説……もとい、かけがえのない相棒だと思われていたら嬉しいんですね!こりゃしばらくまだ、お守りは続きそうです。
そして縦糸の吸血鬼、神沼がまた殺人を…遺体を十字に磔して次回に続く。
原作本プレゼントの告知。え、ゼロ係って原作あったの?4シーズン目にして知りましたw
「優しくなりなさい」という呪い。
普通に優しくしたら、勘違いした好きでもない男につきまとわれる。あるあるですよねえ……。
そう思うと、一見非情に見えるモテ女子の『こいつムリ』表明は、それを避ける予防線。むしろお互いに親切なのかと思えてきます。好かれてから驚いて突き放すと、恨まれますもんねえ。今までで一番身近で、我が身にも起こり得たかと思える不幸でした。
でも今回のヒロインは更にキチ母に、『親切のために犠牲になれ』と育てられます。子供の頃の、嫌われ男子の世話係もキッツイですが、大人になってもとんでもない見合いを持ってくるんです!元ひきこもり低収入で老母介護もセットな縁談、普通の親ならそこに愛があっても止めるでしょうに~orz それでもやっぱり「大事な子」で、母は「まもってあげ」てるつもりなのでしょうか。
そんなわけで、イケてない同僚(浜野謙太)に惚れられて、盗聴までされていた明日実(倉科カナ)は彼を刺してしまいます。
他のメンバーに嘘ついてまで二人きりにされたバーベキューで錯乱されたら、こっちも刃物持って応戦しちゃっても無理ないかも……。そこまでしなくても、なんて結果論で逆に殺されてた可能性だってありますよねえ。現に、歩いては帰れない湖畔に連れてこられてふたりきりなんですから。
そして裁判では『優しい、いい子だったのに』と嘆く同僚母。その優しい子は盗撮し盗聴し、明日実の彼氏(奥野瑛太)を陥れる告発メールを全社員に送りつけた奴ですけど? 発信元に偽装され罪をなすりつけられた上司は、クビになってますよね? その辺を明らかにする気力が既に明日実になかったのが残念でしたよ……。彼氏がクズなのは本当でしたけど(^^;;;;)
誰にでも優しくするって、誰にも優しくない。自分を大切にしていない。
クズながら彼氏の指摘はごもっともでした。
嫌な男子の象徴が、鼻水とティッシュぱくりなのリアルw 湊かなえ自身の体験かしら。浜野謙太こんな役ふられがちですけれど、ご本人はミュージシャンでイケてる側なのが面白いところです。また、他エピソードとのコラボは漣脚本の映画が完成、公開されていましたよ(^^)
さあ次は最終回です!
泣かないで、和くん!
毎回面白くて仕方ない、ルパンの娘。泥棒一家と警察一家のおつきあいの中、虚々実々なりに時に本当のことを告げる割合がスリリングです。
例えば警察一家両親の馴れ初めは、現場検証の刑事と新人鑑識。検体をとりあげようと伸ばした手と手が、重なってキュンw
って、手袋してるのに!
とツッコミ入れてたら、なんと泥棒一家の両親の馴れ初めも同じく「職場」で「新米と」w 新人泥棒のママが宝石を盗ろうと伸ばした手に、それを盗ろうとしたパパの手が……
だから手袋(^^;;;;;)
泥棒なことが外に内緒なのはともかく、和くん一家が警察なことも泥棒両親には内緒で、おばあちゃんの協力を得て華は必死に隠し続けているわけですが。さすがに父(渡部篤郎)は気づいているんじゃないのかな。
さて毎回、盗むのは悪い奴らから。義賊なLの一族です。
今回は、色気で男をおびき寄せ誘拐、マタンゴ共和国とやらの採掘場に送り込んでいた女盗賊(田中みな実)とその宝石がターゲットでっす。うっかり眠らされてしまったパパと、これまたハニートラップで警察手帳盗られた先輩(加藤諒)の代わりに女盗賊と交渉し捕まった和くんを助けに向かう女達!でもアジトには鉄壁な守りが……と、そこに出てくるのはいつも歌って踊ってるあの円成寺(大貫勇輔)くん!
前半で、子供の水鉄砲を華麗に踊りながら避け続ける場面の過剰さに笑いころげましたけど、ここでそれが「あいつなら!」となる伏線だったとは! そして見事に華麗なダンスで、死の警報システムをくぐり抜けてくれましたよ! おバカドラマにだって、否おバカドラマだからこそ、核になる大嘘設定以外でのこういう矛盾のなさって大切です。
で、華たちが忍び込んだころにはメカテントウムシで自力脱出し、宝石を盗んでいたパパさん。杖を駆使した殺陣がかっちょいい!外の鉄壁警備を抜けるのが面倒だから、色仕掛けにのって内部に運ばせる計画通りですってよ。 そして手に入れた『ロミオとジュリエット』永遠の愛を象徴する宝石を、華への結婚祝いにするんですって、妻にでなく(僕たちの愛は、これがなくっても永遠だから☆ ってやかましいわw)
しかし華が救出に向かった和くんは、いままでのあれこれから既にLの一族=華が自分を助けにくるとほぼ確信。ついに現れた泥棒装束の華に
「来てほしくなかった」
と手放しで泣き濡れるのでした。うううう、みだれ髪と相まって、泣き顔も可愛すぎです。
和くんが目指す出世を助け、ひいては華との結婚を認めてもらおうとあれこれ、華とおばあちゃんが画策した結果、確かにやたらLの一族事件に和くんが関わっていましたからね。それを『自分の周りでばかり…』と冷静に分析できる和くん、おバカドラマの相手役としてはめちゃ有能です。可愛い上に有能、身内から何度も「つまらない男」扱いされている意味がわかりません(^^;;;;;;)
さて、走り去った華はどうするの?世間から一旦姿を消すのでしょうか。
和くんの見合い相手だった警視総監令嬢(岸井ゆきの)も、一度は「お友達」になったものの、ふたりが破局したならまた、恋愛戦線に復帰するのでは?(中の人、「まんぷく」で瀬戸康史と夫婦役でしたし!)
楽しすぎて文句なさすぎて、感想書きにくいです!
そろそろ出揃いました夏ドラマ。ハナちゃんが3人いますね!
今のところ観続けているのが
「監察医朝顔」 「TWO WEEKS」
「Heaven? ご苦楽レストラン」 「ルパンの娘」
「これは経費で落ちません!」 「警視庁ゼロ係(4)」
「凪のお暇」 「セミオトコ」
「Iターン」 「べしゃり暮らし」
「だから私は推しました」 「ノーサイドゲーム」
「時空探偵おゆう」 「まどろみバーメイド」
「ポイズンドーター・ホーリーマザー」 と15本!!
既にリタイアが
「リーガルハート」 「偽装不倫」 「サイン」
「わたし旦那をシェアしてた」「サ道」 「ボイス」
「ベビーシッターギン」 「潤一」「ランウェイ24」
わー、今期がんばってます!
で、「ルパンの娘」の深キョン、「TWO WEEKS」の娘、「だから私は推しました」の地下アイドルと3人がハナちゃんです。ドラマの役名ってやはり流行りをリサーチするのか、放映時期が同じドラマで同名って結構あるあるなのですが、全員が、可愛いか弱い守るべき存在(Lの一族深キョンは実は強いけどw)として描かれているの面白いですね。
韓国ドラマリメイクが3作「TWO WEEKS」「サイン」「ボイス」どれもタイトルが冴えないのは、ただ直訳しちゃってるのかな。犯罪捜査ものは、法律や捜査法が違うせいか違和感を覚えてばかりなわけで「サイン」「ボイス」はリタイアですが、逃げてる犯罪者の側に立ってなら楽しめるのかもと「TWO WEEKS」で思いました。毎回の引きが強い!
恋愛ものが少なくて「偽装不倫」……だけ? あ、「凪のお暇」もですが歪んでる。それなら「だから私は推しました」「ポイズンドーター・ホーリーマザー」の歪んだ愛も、恋愛ドラマに入ってしまいそうです。肉体関係だけで通り過ぎていく「潤一」もそうかな? いっそ「セミオトコ」だけがピュアラブ☆
その意味では、お仕事ものだけどしっかり恋愛ドラマなのが「監察医朝顔」「ルパンの娘」ですね。「時空探偵おゆう」もw
「ノーサイドゲーム」「まどろみバーメイド」「ランウェイ24」は、お仕事ドラマだけれどそれぞれ、ラグビーを、カクテルを、ピーチ航空をアピールしたい感。それ考えると「サ道」と「べしゃり暮らし」も仕事してないけど同じ分類かもw
そして残ったいわゆるお仕事ドラマが「Heaven?」「警視庁ゼロ係」「これは経費では落ちません」「Iターン」「リーガルハート」「ベビーシッターギン」ですね。わあ、エキスパート揃いの中で「Iターン」が不憫w
「わたし旦那をシェアしてた」だけが、仲間がいませんでしたw 何ドラマなのかしらあれw
観続けているドラマはどれも面白いですが、今期ダントツお気に入りは「ルパンの娘」です。楽しい。メインテーマ口ずさみながらあの一歩ずつくねる歩き方真似して廊下歩いてますw 特に不満がないので書くことがありませんw
「凪のお暇」は評判上々なようですが、凪のスローライフも高橋一生も中村倫也も上のおばあちゃんも特に好きになれず突っ込みどころもなく……うーん。旦那が見続けるか次第ですねえ。「Iターン」も旦那主導で見ています。
「それは経費で落ちません!」は、いつも事務の人に酷い目にあってると旦那の長い長い愚痴が始まるのですが、逆に経理側の理屈が分かって面白いのは面白いそう。一人で見たいよー(^^;;;;;)
お姫様抱っこ! からの、朝顔ご懐妊~☆
こう並べるとラブラブですが、違いますからw 平父さんが酔いつぶれた桑原くん(ランニング&パンイチw)をお姫様だっこ! しかも映像は出し惜しみ! そして朝顔の妊娠が嬉しくて、何故かお父さんの方に抱きついちゃう桑原くんw 凹んでも喜んでも可愛いw このドラマのヒロイン、上野樹里でなく風間俊介なのでは……w
そんなわけで、毎回大量に人が死ぬのに何故か後味がほのぼのな珍しい解剖ドラマです。
3話は火事(京アニの事件とかぶって、放送延期に)
焼死体の中、ひとつだけ刺殺されてから焼かれた遺体が。火傷の治療でマークされ捕まった犯人は、その遺体の弟で……目の前で兄が殺された報復に、やくざもんの事務所に火を放ったのでした。
4話は相次ぐ青酸カリ自殺。そして公園で首を切って死んだ男の内臓に、詰め込まれた大量の青酸カリカプセル。自殺用の薬を売るサイト管理人が、解剖医を巻き込もうと自殺したとみられます。
3話は、違う保険証が出てきた時点でなりすましだの身代わり殺人だのを想定したのに、お互いを思い合う兄弟の話でしたよ!
4話だって、連続猟奇殺人にも出来たのに地味でしたよね。解剖中に、青酸ガスで解剖医が倒れる……そんなシナリオを想定したのなら、生きて結果を見たくないですか? なのに自分の遺体で実行しちゃうんですよ。真面目な。 しかし朝顔の機転で皆助かります。正確には、スマホを取りに戻ったバイト嬢のせいで朝顔だけが倒れてしまいますが……治療の結果問題ないそうで。むしろ、その入院で妊娠が発覚。急転直下の結婚本決まりに、お父さんはどう反応するのか!見てるこっちがドキドキしましたよw 殴ったりしなくて良かったw
福島でのお母さん捜索は、副産物で他の人の遺品をみつけて喜ばれることもあり、あてつけがましいと嫌がられることもあり。娘朝顔の妊娠、結婚で益々、ああお母さんが居たら…と思うことが増えてまた切ないでしょうねえ。
ところで、妊婦となると解剖は、今回のような危険や感染症リスクもあってNGだとか。え、主人公のメイン活動が封じ手にw そこも異色。認定医試験の勉強をするそうで、そこにまた別のアプローチがあるのかな? 他の解剖スタッフの役割が大きくなりそうです。
毎回、連ドラでなく2時間ドラマ連作をみている感で、クセになりますねえ。
矢本悠馬が居る意味!あれかな、喋らせすぎると愛嬌が溢れちゃうからかなw
文化祭の漫才は大成功だったものの、芸人を目指すより蕎麦屋を継ぐつもりの圭右。焦れた辻本は、刺激になるかと人気芸人「デジタル金魚」の楽屋に圭右を連れて行きますが、はしゃいで失礼なことばかり。そこに辻本の相方が現れて、別れるの別れないのと更に揉め、本当に辻本が言うように「もう先がない」のか見てもらうと、本番前の舞台の上で最後の漫才をすることに。
いや、台詞にも何度も出てくるけど本番前w はしゃぐ素人も後輩コンビの揉め事も、どっちも迷惑すぎるー。
中でも、俺オモロイでしょうホラ!と黙らない圭右に本気でイラつきます。余談ですが吉本のお笑いスクールNSCでも『普通に挨拶できて遅刻しない』ことの方が、履歴書や面接でウケようと馬鹿騒ぎすることより大事なんだそうですよ(だから小粒、といわれようと悪めだちで収録ぶち壊したり遅刻しそうな奴いらないですよね)で、先輩金本(駿河太郎)の手前、本気でただ静かにさせたい辻本と延々とぶつかるだけ。その横で全く台詞もなく、ただ見守ってる子安くん(矢本悠馬)
デジタル金魚大好き~とついてきただけで、紹介されるわけでもない子安くんですが、ほんのひと月前に出会った辻本と違って、つきあいが長い圭右の操縦法をちょっとは知ってるんじゃないの?ここでちょっとは静かにさせられるか、出来ないまでも辻本が抑えてくれと頼むぐらいの関係性はないんですかね。
そして相方静代(小芝風花)との漫才は、台本もテンポもばっちり☆(むしろ、久しぶりに合わせるにしては出来てすぎw)
実は、好きになっちゃったから……。このまま仕事を続けて、いがみあうデジタル金魚の二人みたいになりたくない、んだそうで、ふざけてんのかと。そんな理由で彼女のお笑い芸人人生の邪魔をするの? こちらに圭右がいるように、彼女にも新相方候補はいると描かれてますけど、そういう話じゃないだろー!また圭右がわかった風に
「辻本が楽しんでない」
と評してて、こんな奴に相方ゆずるの腹たつよねえ……。
それでもプロ芸人になにがしか刺激になったようで、スタッフが驚くほどの久し~ぶりにネタ合わせを始めたデジタル金魚のふたり。迎えた本番は、キレッキレです! うわーベタw
そうそう、持って来た台本を金本にボロクソけなされて凹む圭右でしたが、むしろ最後まで読んだ、適当に褒めずに駄目出ししたと金本の相方藤川(尾上寛之)にフォローされて復活w ここもベタベタw ベタ故の安定感はあるものの、1話のいきなり店がらーんや、今回の子安の扱いのような端の雑さが気になって。
とりあえずはまだ見ます。来週は圭右がやっと虚勢をやめて、きちんとお笑いに向き合ってくれる……のかな? そして舞台でまた、元相方やデジタル金魚さんと絡むことになるんでしょうか。ラストにでてきたポスターのコンテストが最終回の会場かな!
デジタル金魚の構成作家に波岡一喜でした。
どん底で見出した光、それは地下アイドル。
女が女性アイドルを熱烈応援ってことだってありますよねえ。出会いもそれぞれ。なので、ヒロイン愛(桜井ユキ)が、そのダメさ故にハナ(白石聖)に思い入れて行くのも全然あり。
エリート彼氏に捨てられ、携帯落とし、と泣きっ面に蜂の愛は、重い前髪で顔を隠して踊りもできずステージでもたもたするハナに……まずはイラついて、大声でディスってしまうのですがw 翌日謝りに行けば、なんと
『すぐ出来ることは、しようと……』
と、ハナったら前髪を切って現れるんですよ! しかもセルフカットというダサさw そのいじらしさにグッときて、もう毎日来る!めちゃ応援する!と宣言する愛って……まっすぐに愛せる人なんですね。
しかし挿入される事情聴取の場面。『◯◯さんを突き落とし』いやあ、それがハナの苗字なのかとw 応援しすぎて愛憎もつれちゃったかと肝が冷えましたよ~。なんだ、それってハナのトップオタ野郎の名前だったとは。それなら良…くはないか。
アイドルの世界は全く未知で、コール&レスポンスやサイリウムの使い方を愛と一緒にお勉強。終演後にはチェキ代とやらを払えば、1枚につき1分そのアイドルと話せてツーショット写真撮ってもらえるんですね。
あのハナにもちゃんとファンはいて、なんとチェキ60枚分(6万円!)を毎回買い占めてしまう太い=金払いのいい客! でも他のファンは増えないし、そのトップオタ瓜田(笠原秀幸)からは『自分の支払いで暮らしてる女』扱いでバカ呼ばわりされるんじゃ、たまったもんじゃありませんって。運営はそういう輩から守ってくれないの?
可哀想なハナを救う!と、ハラスメントや業界のことを猛然と調べ始めた愛さん。具体的に何をどう思いついたのか、今まで他の誰かが思いつかない様なことなのかはわかりませんが、とにかく。古参ファンの助言でサニーサイドアップのセンター嬢も巻き込んで運営を説得。以降チェキは『グループ共通券』を買う仕組みに。独占はできないことになりました。
でもそれで収まるわけもなく、ハナに嫌味かました挙句、並び直してる間に暴れ出す瓜田。
「俺が買った洗濯機は~?」
いや、さすがにこの距離感は気持ち悪くて、やっぱりこいつ突き落としてもいいかもと思えてきたり……(^^;;;;;)
刑事役にハライチ澤部。
大阪NHK制作なので、エキストラ応募したんですよ。落ちましたけど。番組みながら、確かにこの会場には場違いだったと納得ですw
それが不倫旅行でも構わない、業務に関わるのなら!どーん!
収支がきちんと整う=イーブンことが、なにより大事な主人公森若沙名子(多部未華子)勤め先の経理部で、今日もばりばり領収書にダメだしをしています。
そこに、笑顔で遅めの精算申請をしてくる営業部のエース太陽(重岡大毅)書式はきちんと整っているものの、領収書はテーマパークのチケットにたこ焼き……。セレブデザイナーミレイ(藤原紀香)の接待にたこ焼き?更には、SNSに上がった太陽のデート写真がそのパーク。 さては私的流用か……?と、何故か部長(吹越満)の命を受け、オフの日に太陽を見張りに行かされる沙名子なのでした。
今回はクールな多部未華子! 数独好きそう!
あれ、これって……と使途に疑問を抱いても、深入りは避けるか、度重なってもまず別の角度で調査(社用車利用申請w) 使い込みだー!と決め付けで騒がないので安心して観ていられます。
不倫を疑われた太陽とミレイ。まあその点は沙名子は構いはしないのですがw 行き先がどうだ問題は、激務でミレイと娘が触れ合う時間が減らない様、娘同伴でたこ焼き食べつつ打ち合わせしたりと、家庭にも配慮する太陽をミレイが信頼した結果の受注ってことで結果オーライでした。そうそう、不倫の噂も元カノのガセでしたよー。
尾行を、ポケットマネーで支払おうとカッコつける部長!
しかし一万円では足りなかった上に、休日出勤と代休に関わるのでちゃんと経費で落としてくれないと困ると主張する沙名子です!なるほどね!