ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

2018 秋ドラマ

「大阪環状線(4)ひと駅ごとのスマイル」4☆☆☆

物語に引き込まれました!徳井の軽い父親も好演でしたが、それ以上に娘役の子が良かったわー(「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」の子か!)

西九条駅で下り、言い争いながら歩いている父娘。
小学校の体育で怪我をさせてしまった謝罪にと、級友の優子ちゃん姫星(きらり)ちゃん宅に向かう途中です。お父ちゃんにまかせとき、あれもこれもお父ちゃんのおかげ、とまくしたてる父(徳井義実)は有名店チーズケーキを手土産に手柄顔ですが、娘萌絵(平尾奈々花)が何か言いかけるたびに

「分かっとる!」

と遮るのは感心しませんわ。男手一つで、萌絵ちゃんを身綺麗に育ててるのは偉いけど、日々の会話は成立してなさそうです。1軒目はそれでもお互い様で済みますが……。案の定、嫌がっていた2軒目に向かう途中にいなくなる萌絵。探す父親に優子ちゃんは、姫星ちゃんは本当に嫌な奴で、萌絵はずっとイジメられていたんだから謝る必要ない、と。途中チーズケーキが川に「落ちた」のも、行きたく無い萌絵が投げたよねw やっとみつけた娘に頭をさげる父ですが
「私の言うことは聞かんのに、優子ちゃんの話は一度で聴くんか!」
と更に怒らせてしまいます(まったくだ!)それでもまだ「分かってる、わざとやなかったんやろ」とかぬかす父は
「わざと突き飛ばしたんや!」
と泣いて訴える娘を抱きしめて……。

いやー姫星むかつくw 持ち物なくなれば萌絵のせい、片親なことまでネタにバカにするって相当ねじくれてますよ。いいお友達が優子ちゃんと落ち着いた名で、イケズが珍名なところも細かいですね(^^;;;)
そのイケズ娘の住む大豪邸、門から玄関までめちゃ遠いんですよw ガツンと文句言ってやるという父が「謝りに来たんやないのに、手土産も変やな?」とどら焼きをカバンにしまっちゃう暇があるぐらいに。インターフォンの姫星母の声は手強そうで、あの調子のいい弱腰パパはきっちり文句言えたんでしょうか?そこは視聴者のご想像にまかせたまま、頼もしげに父を見上げる萌絵ちゃんで終わるのもうまかったです(^^)
ちなみに狂言回しの西畑大吾は、公園で娘の行方を聞かれてました。


ここまでしばらく、ちょっとしんどい話でしたよね~。
2話の夫婦は、意思の疎通なさすぎw 結婚記念日にレストラン予約してるって知ったら奥さん(鈴木紗理奈)きっと喜んだでしょうに。『毎年頼んでる似顔絵師を探す』と奥さんが拘ってるのも、新婚時の幸せが大事だからなのに……ただ黙って予約をずらす無理難題で店と喧嘩する旦那(三浦誠己) それで奥さんを尊重してるつもりなの怖いわ。

3話は、森ノ宮駅で同窓生がばったり遭遇。
先輩の結婚披露宴に行く楓(水上京香)は、喪服の渚(谷村美月)に、いくら先輩が好きだったからって嫌がらせとは…とドン引きですが、渚呼ばれてないし!行き先は恩師の葬式で、むしろ担任だったのは楓だし!早々に誤解が解けたのは良いにしろ、ラスト衣装と目的地を交換した2人には……。ドラマ的にはうまいオチでも、無理無理無理と頭かかえてしまいました。正装で突然の服の貸し借りとか無理~!お仕着せの制服交換ならまだ分かるんですけども。

ところで谷村美月、ちょこちょこ顔出す割に役柄には連続性がありませんねw シーズン1の1話では芸能人のマネージャで……名はさち子さん。別の人なのか! 

「このマンガがすごい !」7 ☆☆☆☆

「少女革命ウテナ」ってそんな話だったんだ。

ゲスト山本美月。あちこちのドラマでみかける綺麗なお嬢さんが、まさかの自分で漫画描いてた過去をテレビで晒せるツワモノだったとはw(タイトルのレタリング凝ってる!)
 そして出してきた「少女革命ウテナ」 私はアニメのタイトルを見かける程度で、原作漫画があることすら知りませんでした。姫じゃなく王子さまを目指すスーパー少女のお話だったんですね。憧れたポイントもわかるし面白そう。

そして再現に、半端ないこだわりをみせる山本美月。
物語でなく、薔薇に装飾された印象的な1カットの完全再現を目指すことになり、監督は山本本人、助監督他には「進撃の巨人」「シンゴジラ」「SPEC」と特撮映画第一線のスタッフが揃ってサポートするすごい体勢でした。バラの花びらの散り方に始まり、たった一カットにどんだけ時間かけるんだという試行錯誤が繰り広げられます。山本美月本人は、軍服プラスホットパンツという無茶なコスプレでもちゃんと美しいだけに、どう撮ってもそれなりでしょう。しかしそれ以上を目指して、こだわるこだわる!

イケメンキャラにと外国人モデルも呼ばれていたのですが、検討の結果原作絵を加工することに。指輪の光もプロペラ工作案はお片づけいただきw せっかく来てくれた作ってくれたのに…という妥協は無しですね!
長い髪のなびきかたも、 前髪や顔周りは揺らさずに後ろだけ、ぱさ、という動きのために寝てみたり、風あててみたり、棒で揺らしたりw(緑に塗ればクロマキーで消せる模様) 最終的にはテグスで持ち上げ、落とす瞬間を撮影することになってからも、リテイクリテイク。

映されてる本人は、リアルタイムには状態が分からないですからね。モニター側の蒼井優がノリノリで、ポーズや小道具の向きをチェックしてくれます。だって、動きがオッケーなのにそれ一つでボツになったら泣けますからね!さあ、苦労よ実れ! いやあ指輪の光も髪も、アニメなら簡単に思い通りに出来る動きにこんなにアイディアと労力と時間がかかるとは…!(シャンプーCMのスタッフに頼むべきかと思っちゃいましたが、予算がかかるのかなw)

そして出来上がった1カットは……どうですか原作ファンの方?イメージ通りになりました?

役作りは演技とはまた別のところにある絵作りが、とても面白かったです。最近、マンガ原作の実写化映画を好んで観ているので余計に。脚本も演技もそりゃあ大事ですが、似てる!という満足感もやはり大事ですもんね。

「ドロ刑」4、5 ☆☆

くせになるまったり感w

4話がスリ(熱湯と氷の自主練w 体育会系w)なるほどコミケ系は現金持ってて狙い目なんですねえ。5話は空き巣が殺人か? 逆に、独居老人の殺人後=無人、を狙って侵入。これもなるほど~。

5話では、監視対処のベテラン空き巣も老人。脚も悪く、何で生計を立てているのか……って、年金?と一瞬思いましたが、若い頃から犯罪者じゃ、掛け金払ってませんよねえ(^^;;;;)
うっかり茶飲み友達になっちゃって、部屋で歓待される班目の懐に入りっぷりが、もう才能です。

さてジャーナリスト西野を名乗る煙鴉を疑って、どんどんその正体に迫る皇子山さんですが、酔った班目が全肯定、「そうでーす、この人が煙鴉で~す」的に軽く認めたもんだから、恥ずかしいこと言った空気になってましたよw そして6話では尾行して、ケムさんが行くところ行くところ独居老人が殺されていて、ますます疑いを深めるのですが……。え、煙鴉って匂いしか残さないんでしょ、殺しはしなくない?結局警察無線を傍受して、皇子山を振り回していたのかと思われますが。 その皇子山が捜査一課を外されてまで煙鴉にこだわる理由は「大事な人を殺されたから」えええー。 ケムさんもケムさんで、これ以上追ってくると「殺すぞ」って、えええ。顔は怖くても、殺さなくない?

『刑事を捜査するのは、エリートの仕事☆』
と、言いくるめられて皇子山を探る班目の様に、実はケムさんもエリート刑事で三課を内偵かっと思ってましたよ。偏見をなくせ、色眼鏡を外してよく見ろ、現場にあたれ、と班目の地力を高く評価して鍛えている様に、皇子山だっていろいろケムさんに教えられているじゃないですか。ケムさんが犯罪者なら、敵である警察側に塩を送りまくりですよねえ。まあ自分の都合で目障りな犯罪者を排除しているともとれますが。

……そんな間に挟まるお笑い13係の時間が、もっと面白かったらなあ。
皇子山が脚フェチで、三課でもストッキングが盗まれた!皇子山の仕業だ!ってさ。それも若い娘のを狙うのが当然で、江口のりこのは要らない共通認識ってさ、面白くないです。しかもオチは掃除に使った後自分で捨てたの忘れてた、ってドジっ子通り越して記憶障害でしょ、酷すぎる orz とはいえ、それぞれ元の部署から吹き溜まり13係に来た曰くがあるわけで、美希も楽団から外されてきたのこういうところだよって話なのでしょうか(^^;;;)
次回、その美希ちゃんがフューチャーですって。さて。

「宮藤官九郎と遠藤憲一の 勉強させていただきます」1小栗旬 ☆☆☆

 同じセリフで役者を替えるとどうなるか。
名作、三谷幸喜「三番テーブルの客」(ちなみに弊レビューこちら)と同コンセプトでどうするのかと思ったら、なんと
『どうしても撮り直しが必要』
『でもその俳優は帰っちゃったから』

と、他の俳優はそのままでちょい出演の脇役だけ、居合わせた妙に豪華に差し替えられるのだそうですよ。しかもその部分は、長回し一発撮り!

 てなわけで撮影中ドラマの主役は日本一情にもろい刑事、諸井情(遠藤憲一)
現場にカタツムリの絵を残す連続殺人、エスカルゴ事件が手詰まりで、若手刑事田所(笠原秀幸)とともに獄中の連続殺人鬼ソンニバル(吉田宗洋 「羊たちの沈黙」ハンニバル・レクターさながらに拘束服に拘束マスク)に話を聞きに監獄に。ところが田所はレコーダ所持がばれて追い出され、一人になった諸井は『俺の感情を動かしてみろ』と言うソンニバルに、涙ながらに遺族のその後を語り、見事ヒントを引き出したのでした。

 はい、1話クランクアップ~おめでとうございま~す!
しかし田所役がレコーダを仕込んだ位置が台詞と逆だった、と判明し困るスタッフ。もう帰った俳優。納期は今日。ちょうどよく来た小栗旬w いやいやいやいや、小栗旬だから無理でしょ! そのまま放送したってポケットの左右なんて誰も気づかないですよ、せいぜいツイッタで「右?」「左じゃん?」と騒がれるぐらいでしょう?
 でもダメ元で頼んだら、案外気軽に引き受けてくれちゃう小栗旬w 『田所旬』として撮影に入り……呼称に妙なこだわりを発動、現場はぐっちゃぐちゃになっていくのでしたw

 ソンニバルさん、と呼ぶ諸井にダメ出し。自分たちの呼び合い方も、諸井田所では壁を感じると大騒ぎ。捜査はどうしたw あげくソンニバルの『諸井』の発音にまでケチをつけますが、諸井本人的には逆……って、どうでもいいでしょ。てかBLぽくない? そして犯行現場写真を探し、ごそごそする旬のスーツに諸井も手をいれてくすぐりっこになったりして、もうレコーダの位置どころじゃないじゃん、これBL?BLなの? どんな気持ちで見てりゃいいんですか。
ほらソンニバルさんも感情を問われて
「動きっぱなしです」ってw
でも面会時間は終了で、ヒントは教えてもらえませんでした。

 正直諸井が語った、亡き娘の部屋を片付けられない父の話なんて、その娘を殺したサイコパスが興味もつと思えなかったので。それより、刑事の痴話喧嘩の方がソンニバルも面白かったのでは。 ヒントくれたら良かったのにーw

 終演後、エンケン印の揃いのジャージで遠藤憲一とゲスト小栗旬にクドカンも混じってトークです。
ゲラなエンケンさん、笑わない様に必死だったそうですよ。そして、大河ドラマ「いだてん」の息抜きにこれを書いたと嘯くクドカン! 出演ゲストが決まってからそれぞれに当て書きしたそうですけど。台本もらった小栗旬、こう書かれちゃう自分て一体、とw 自信満々なのに変、人間として問題ある奴にされてますからねえ(^^;;;) 初対面の酒の席で怖かったそうで、そのせいですかねw

その他wowowHPのメイキングで面白かったのは、小栗旬が出演を頼まれるスタジオ場面で、絶対居ちゃいけない田所役がうっかり映ってしまってたところです。発覚して場内爆笑だったとか。もちろん撮り直し! 事実は脚本より奇なりでしたね(^^;;;)  そして次回は加藤諒と仲里依紗。なぜセットでw そしてゲラのエンケンさん、加藤諒の顔に耐えられるのかw これは楽しみです!

それだけに、日本語字幕がついててくれたらなー。

「僕らは奇跡でできている」4、5 ☆☆☆

「愛されたい……」
たいして儲からない父のクリニックを継ぎ、たいして反響のない地域貢献を続け、手伝いの申し出も断り孤軍奮闘。もうほぼ別れてる恋人は、『仕事が』と他の女に呼ばれて帰る。真面目に頑張ってるのに報われない、甘えられない、愛されない育実の悲しい本音に胸を締め付けられました。しかも、普通のドラマでなら
『本当の願いはなんですか?』
などと聞いてくる男は、育実の弱音も予測済みで抱きとめる気満々なものなのですが。相河一輝にそんなつもりは皆無ですからね、泣かれてびっくり、困ってましたよ(^^;;;) 
……雨宿りのコーヒーの後、使用済みの歯ブラシを差し出す場面、ドン引きしましたが。歯磨きじゃなく、シミ落とし用に渡したとわかってホッとしましたw (育実さん、森に真っ白なニット着てきちゃダメよ)

ミラクルな4話では、群馬に星を見に行ったらコンニャク畑にはまり、畑の持ち主は生徒新庄の両親w コンニャクの不思議と魅力を語り、コンニャクを配り事務長さんを悩ませw でも「だったら…」とコンニャク農家を継ぐ将来もちょっと考えてみた生徒の相談には、ばっさりと
「僕ならしません」
親が喜ぶから、という他人物差しな考え方は、しないし出来ない人ですもんね。しかしその『親が喜ぶから』をまさに実行している育実先生にはその態度が、不愉快&動揺を呼びます。なんだろう、優秀さと引換にしか可愛がられてこなかったのかしらん。おまけに女友達も出てこないですよね。相河先生には、両親はいなくても型破りなまま可愛がってくれる祖父がいることを思えば、ますます不憫です。

そして5話。
チャイムが鳴って思わず早口になる相河先生ですが、1話の頃と違い、なんと生徒はじっと聞いてくれています。そして、森での実験に誘うと「行きたい!」と、こんにゃく仲間以外にも手があがるんですよ(感涙)
ただ、野外実習は出来ても、教師の個人的な活動に生徒を呼ぶのは出来ない決まりだ云々。小林薫先生が行きそうになると「僕も!」と手を挙げ、実は行かれないとなると「僕も……行かれないんですよね」と、とことん上司におもねる要潤先生が面白いですねえ。それで、リスの橋かけ手伝いを育実先生に頼んで冒頭の事件になるわけで。

2話で言い出したリスの橋がまだかからない様に、「なぜ虫歯と呼ぶのか」問題も、ずーっとひっぱっています。
虹一くんに会うために子供虫歯教室に参加する相河先生。それだけでも昨今なら少年好きの怪しい男扱いありえるしw またぞろ「なぜ虫歯」質問を持ち出して頭の固い育実先生を混乱させ、『僕なりの考え』を披露して子供の人気は独り占めなんですから、そろそろ八つ当たりでクリニック出禁になっても不思議じゃないのかもw

マイペースな相河一輝の周りで、ゆっくりゆっくり何かが変わっていく様子が見ていて楽しいです。そうそう相河先生を好きなJD、例のキス顔写真を他の学生にみせてましたけど変な誤解や混乱はなく
「相河先生が好きなんだね」
の確認で終了w そんなところも心地よいです。

「大恋愛」2、3 ☆☆☆

続きは気になれど、辛くなりそうでどうしても後回しな病気もの。5話で一区切りついて6話から第2部へ……てな風の噂に慌てて2話3話観てみましたよ。

尚の検査結果が完全に黒。
お医者さんですよ、知性の高さ記憶力の良さを誇って生きてきたでしょうに、それが足元から崩れていく。どんな恐怖かと思います……。しかし逆に、婚約破棄がスムーズにいったのは病気のおかげw 好きな男が他に、だなんて本来は完全に尚が有責で賠償要求されるケースでしょうに、病気が理由なら角が立ちませんからねぇ。
実際、挙式前に分かって良かったわ、と母君。さあ次!と見合いを3件持ち込まれ1日で済ませたい侑市さん。ランチ、お茶、遅めの夕食とトリプルヘッダーで挑むのですが、ここで3件とも難ありなのはどうしたことでしょう(^^;;;;) 『可哀想』と鹿肉を食べられない女、霊感ぽっちゃり、声の小さいインスタ女子(しかも阿佐ヶ谷姉妹w) クスッと笑えて気は晴れましたけど、本来は
『こんなに申し分ない相手といながら、思い出すのは尚ばかり』
であるべき場面じゃないのかとw

そうとは知らないシンジと尚は、楽しい同棲を始めながらも生活レベルの違いに戸惑い(もっといい家で快適に過ごしたい尚、とても払えないので『外で執筆』と嘘ついてシフト3倍に増やすシンジ)、待ち合わせには現れず(無かったことにするシンジ、記憶抜けに自分から気づき落ち込む尚) 
2話では別れてくれと手切れ金まで置いていった尚母でしたのに、3話病気を知った上で一緒にいるという二人には同居を勧める割り切りっぷりです そういえば手切れ金は返せたんでしょうかw  で、尚は新居がいい派ですが、実際内覧をすっぽかす状態で引越しなど環境を激変させていいものか。悩んだシンジは主治医に……元婚約者に相談に行くのですが。
守秘義務を盾に、何一つ答えてくれない主治医侑市。
そもそも患者家族と話すのに、診察室かそれ用の小部屋か、廊下で立ち話なんて扱いがおかしいでしょう。尚に未練の募る侑市にしたらシンジは喧嘩売りに来たも同然で、彼の風采の上がらなさは納得いかないんでしょうねえ。 未入籍、内縁者にもあたらないと冷遇し、『なぜ俺じゃなくてこいつなのか』という鬱憤をぶつけたようですが…それって正式な夫になられちゃうだけなのでは。

そのうち、無茶な仕事で身体を壊し倒れてしまうシンジ。搬送先の病院に駆けつけて詫びた尚は、シンジに抱きつきながら
「侑市さん」
と……!!こ、これはダメー!『捨てられてた神社』の名前は忘れていいから、「砂にまみれたアンジェリカ」の作者を間違えたらダメー!

病気のせいとはいえ、シンジの心が折れてしまったんじゃないかと、また4話を見るのが怖くなったじゃないですか(><)

サンドウイッチマン富澤、好演。彼が出てくるとホッとします。 

「このマンガがすごい!」6 ☆☆☆

ゲスト平岩紙。
実写化を演じる場合の役作りなど、今日は無駄話少なく矢継ぎ早に質問を繰り出すMC蒼井優です。台詞への反応、表情など全部みえるところが漫画は面白い、と紙ちゃん。でも忠実に原作に寄せる場合もあれば、読まずに演る場合もあると。作品次第だそうですよ。その区分けが知りたいかな。
ところで紙ちゃんが綺麗なんですけど!普段ドラマ等で見かける平岩紙となんか違いますよ、ふんわり巻き髪が美人さん。え、こっちが素なんですか?

選んだマンガはサメマチオ「マチキネマ」
前回のSFアクションから一転、家で妄想しつぶやくだけの主婦のお話です。しかしこれが結構深い。
「離婚してくれ」
と言ってきた旦那のためにアイロンかけてるんですから。しかも微妙に足りてない枚数から、別にもう洗濯する女がいることに気づいているという。

結婚もまだなのに離婚~と紙ちゃんも優ちゃんも自分でつっこみながらw その心理を探ろうとします。噂や相談で聞こえてくる話は通常、夫か妻かどちらかの意見。自分に都合のいいことしか伝えていない話だろう、というわけで。双方に経緯を聞ける場が欲しいと頼んだ結果は、なんと。離婚式でした!
新郎新婦でなく旧郎旧婦と司会が呼び、思い出のスライドはツーショットからそのうちソロになりw ラストは外した結婚指輪を叩き割る等々という儀式、聞いたことはありますが、ホントになんで人を集めてするんでしょう(^^;;;) しかも放映されて消えるワイドショーでなく、連ドラ枠の作中で。下手したらDVDボックスに残るんですよ。参列した平岩紙と蒼井優と共に! あ、そう考えるとちょっと嬉しいかな、いやいや複雑でしょ。
そしてその旧郎旧婦で語る、離婚までの歩みですよ。
期待って相手にだけじゃなく、自分にもするんですね。こうしてほしい&こうでありたい、その理想と現実のずれがお互いに大きくなっていったのだと、当の相手を前に淡々と語られる元ご夫婦。うーん、どうにかならなかったんでしょうかねえ。ならなかったから離婚式してるんですけどねえ。当惑しながらも、道を探っていく女優さん二人。これってこの先の仕事にめちゃ活かせますよね。離婚する役カモン!

そして平岩紙の演技を合成した漫画が、一風変わってました。 

離婚を切りされ、号泣……は妄想で、『って、すればいいのかな』と他人事のように評しながら淡々と家事をこなしていくんです。クスリと笑わせながらも、モロヘイヤに代表される旦那エピソードが結構クズで。
「いいじゃないの、モロヘイヤ。うちも食べるわー」
的なフォロー台詞を、旦那の同僚女性からかけられて気付いたんですって。献立の文句を会社で言いふらしていることに。うわ(^^;;;;) 
腹いせに『棺桶をモロヘイヤでいっぱいにしてやる~』と、旦那の葬式での仕返しを妄想する奥さん、可愛いじゃないですか(しかも実行するためには婚姻続行が必要……)それこそ「高台家の人々」でだったらテレパスでエリートのイケメンから求婚されそうな楽しい人なのに。結局離婚、するんでしょうか。

原作読んでみたいです。 

「獣になれない私たち」5 ☆☆☆☆

ついに決断の京谷。
遅い。でも一生住むはずのマンションに別れた女を住まわせて、残りのローンも払けど出て行くよって、本当に最後の最後じゃないと出来ない選択ですよね……。正気なのかと問う元カノですが、そこまで追い詰めたのは自分だろうが!4年も! そこまで耐えた優しすぎる男が、晶と寝たと嘯く恒星さんを殴った、その衝動も決断の契機になったんでしょうか。帰宅して拳を冷やす京谷。だよね、殴った手も痛いんだよね。
実は訪ねてきていた晶の前で「ずるい、貴女は全部持ってる」と泣き崩れた元カノ。でもその人前で泣き、自分の平和な日常のために京谷に迷惑かける弱さ&図太さの方を晶は持っていないのよ……。ここは永遠に平行線だろうなあ。延々やりこんだRPGゲームが公式に終わる月に、4年養ってくれた元カレが出て行く。さすがにこの先の生活費までは出してくれないだろうしw ぬるま湯生活の全てが終わる、ウサギだけを残して。さーてそのゲームのクリエイターが橘カイジ。あの呉羽さんが運命の鐘を聞いた電撃婚のお相手でしたよ←このパートどうなるのかな。「あの、橘カイジだよ」って、有名人ゲイかなんかと思っていたのですが、さて。

そして晶ちゃんは壊れかけ。
社長の理不尽攻めも周囲の晶まかせも、京谷と元カノのことも、ぜーんぶ抱えてひたすら笑顔で、『wowowに入ろかな』…じゃなかった『幸せなら手を叩こう』の鼻歌と手拍子が響き続けます。ここ怖かったわ……。遠泳でね、太鼓に合わせて泳がせると半催眠でいつまでも泳ぎ続けられるけれど太鼓が止んだとたんに沈んでしまう、という怖い話をきいたことがあって、それを思い出しましたわ。 リズムに合わせて頭からっぽで、ただただ日々をこなしているうちはいいけれど。そのうち限界がくるでしょう。
社長ご希望の写真を高い高いビルの上から撮って、もうそこから飛び降りてしまうのかとハラハラしました。京谷母からの電話に返信をしたらなれそめ話に。謎エピソードとはいえ、とにかく電話の相手がいた、それが生死をギリギリ分けた感じでしょうか。 社内ナンバー2も転職に動き出していて、晶の仕事は楽になる気配なし。晶も変に耐えずに転職しなくちゃですよ……。

そして京谷のおバカさんが、家を出て決着つけたとは知らせずにただ『会いたい』とだけ連絡。会えばまたなし崩しに許してしまう予感から逃げようと、恒星とデキてるふりのキスをした晶さん。京谷だけじゃなく、呉羽さんとゴリラくんにも見られちゃった上に、酒抜きでそんなこと久しぶりの恒星が喜んじゃってますよ。えー。あんだけ好みじゃないと言い続けておいて?
嵐の予感w
そこで通りかかった旦那が「何これ、なんの話?」って、簡潔には説明できませんw


「このマンガがすごい!」5 ☆☆

なんと中川大志をキャスティングw
少女漫画原作映画、俗に言う『きらきら映画』の雄として既に実写化なら山ほど体験しているこの人に、尋ねますか。本当は何がしたいのかをw そして出てきた漫画が「ARMS」 男の子ですねえ(^^)
役作りの参考に、と訪れた先は怪しい倉庫。『お、蒼井優じゃねえかよ』と現れた不良団に絡まれw 満を持してご登場のイケオヤジが乱闘の末に助けてくれますよ。ほうほう、スーツアクターからアクション監督になられた方なのね! 中川くんが「ARMS」内からここを、と指定してきたアクション場面での演技指導が激しく行われます。

実は恋愛きらきら映画って演じるのは簡単じゃなくて、女子好みの角度、動作、表情とがっちり制約がある上でそこに感情をのせて演技をしなくちゃならない。アクションも同様に殴り殴られの流れや『変形する腕』を想定した動きの縛りの上での演技が要求されて……撮影後、なにしたか記憶が定かでない部分があるという中川くん。それを、自然に湧き出てきたものがあってイイと歓迎する監督。そんな男子を応援する蒼井優w 体育会みたいな現場でしたね。
「強くなった気がする」
そんな役者の実感、大事なのかもしれません。

今回の蒼井優メモは、現場で役として出す第一声がすごく大事、とのこと。ひと声喋って「違うな」と思ってしまったり、周囲が皆上手く思えて落ち込んだり。でもきっと周囲も皆そう……と、切り替えられるのはベテランだからでは。そんなやりとりで若手の中川くんにも得るものがあればいいねと思ったり。
(ちなみに私が今までちゃんと見た中川大志って……「監獄学園」だw)


「獣になれない私たち」4  ☆☆☆☆

晶さん。そんなに京谷がどうヤッタのか気になるなら、京谷と寝た呉羽さんとすればいいのでは……?

てなわけで、京谷の過ち即日もろバレ。
なくした京谷のスマホは呉羽さんの手に。それを取りに行ってやる晶もサービス過剰なら、渡すついでに『ヤってみたけど、普通』と教えてくれる呉羽さんの親切も過剰ですw つまみ食いは気の向くままにしたんでしょうけど、結果他の男にしなよと助言してくれたんですよねえ、きっと。……多分そこではキレなかった晶さん、根元氏の事務所に飛び込んで爆発です。いったい何?なんでー? だよねえ、自分も鐘が鳴って人妻なのに、堂々と不倫する? でもそういう人だからw
そしてついに獣に、もとい『バカに』なってみる晶さん。誘われたら断らない、という根元氏を誘ったもののいざとなったら、京谷と呉羽さんもキスしたのかなって、そこ追求しても不毛でしょ(^^;;;;) あーだこーだの末、やっと押し倒されるも、ガクッとスイッチが切れる根元氏。そ、そうでした。こっちもそういう人でした『最中に寝る男』!

そんな男女のゴタゴタの間にも、深刻な連絡が実家から入っていたのにね。スマホ紛失中の京谷は知る由もなく。お母さんは勝手に
『京谷も同意』
と返事をしています。お父さんを自宅で診たいお母さんと、もう施設に入れたい兄夫婦と。若者の性愛ばかりでない、そんな愛の形も描きながら。

晶を探しにきた京谷に『朝までうちにいた』と挑発して殴られる根元氏。ん、嘘じゃないけどw 
一方の晶は京谷宅を訪ね、ついに座敷童元カノとご対面です。え、初めましてなんだ。4年だよ、もっと早くぐいぐい家に押しかけてたらさすがに元カノも出てったんじゃないの? そんなところまで気を使って優しかったとは、なんで無駄な気遣い。

面白くなってきました。
でも1話の途中でイラついてみるのやめたという友人に、なにが面白いのか上手く説明できる気がしませんわ。ぐだぐだな優しい人たちが、優しいままぐだぐだ悩んで困って、やっとちょっと変わってきた様子が嬉しい。朝顔の観察日記みたいな感じかもしれません。花は咲くかもしれない、咲かないかもしれない。花だけ見たい人は切り花買ってきたらいいんだよね。

「ドロ刑」2、3 ☆☆

2話はえっと笹野高史のノビ(家人が寝静まった頃忍び込む)でした。侵入しやすいように避けたプランターで、狙われた家に目星をつけた班目お手柄。でも見なくても全然今回分かりますよね、よく言えばまだ新規視聴ウェルカムですが連ドラな甲斐があまりないかも〜。

そして3話は金塊の窃盗で幕開き。
それを追うのかと思いきや、『こんな難しい事件は、君たちには無理!』と、もっと簡単な自転車泥棒を捕まえろ、と言い出す係長。異動にあたって精鋭部隊と言われていた13係なのに、実のところは『せいせい部隊』いなくなったらせいせいするね~という邪魔者を集めた部署だったんだとか(^^;;;)

昔気質の勝手田(丸山智己)と組まされた班目は、お茶くみ机掃除に現場百遍、と古臭い教えに辟易。特に『察しろ』が意味不明、無駄と酒場で愚痴れば、煙鴉にまで
『察する能力は取り調べに役に立つ』
と助言されてしまうのですが。じゃあ、今回の事件はその察しが……関係なかったですねw いやゲーセンで会った青年(寛一郎)と仲を深めるのに、上司の愚痴が効いたからいいのかなw じゃあ、と誘われたのがなんと金塊強盗。潜入捜査と相成りました。 煙鴉もあたりをつけてそのゲーセンを勧めたとはいえ、班目の引きの良さと好かれっぷりは天賦の才ですよね。とっさに偽名を名乗る機転も効いて有能でしたw

そして金庫破りに参加して。仲間割れの余波で金庫に閉じ込められてしまう班目と田中青年。酸素は4時間しか保たず、解錠できる人材は遠隔地に。ここで音楽隊から来たかわい子美希ちゃんが
『絶対音感ありますから!』
とまず金庫開けに挑戦で、それじゃ皇子山に連れてこられた犯罪記者=煙鴉の手際が際立たないというか。何層もある鍵を、美希に続いて開けても『記者さんも絶対音感あるんですね~』で終わっちゃうじゃないですかw(そして実際問題、鍵開けに音感関係ある??)まあ結局は課長がヘリ飛ばして関係者を連れてきました……って、よく経費でましたね(^^;;;;)

そんなこととは知らない中のふたりは。特に田中青年は、自分が死んで悲しむ人もいないと諦観。刑事だと言いそこなった班目は、意識薄れるまでそれにつきあって語り合うのですが……、助けが来たら分かってしまうよね。班目には探してくれる人が、居場所があって、青年と同じなんかじゃなかったってことが。その裏切りの穴埋めにできるのは、彼の犯罪を重くしない証言だけ。
『犯罪者の気持ちなんか、なんで察してやらなきゃならないの』
と言ってた若造班目くんが、彼らも同じ人間だとやっと理解できた瞬間なのでした。

うーん、つまらなくはないけど急に組織的犯罪になっちゃってなあ。その金塊狙いの資金を集める、オレオレ詐欺電話に誘われるんじゃだめでしたかね(^^;;;)

皇子山と組んだ美希ちゃんは、連日デートコース連れまわされ部屋にも誘われてるのに、華麗にスルーです! でもその部屋に唸ってるのが、煙鴉の調査資料。疑ってる記者さんの写真も追加されていましたよ。


「このマンガがすごい!」4 ☆☆

神社で待ち合わせ。「おそまつくん」を推すでんでんさん。なるほど昭和ですw

ちゃぶだいを囲んで友人宅で夕飯という、でんでんさん幼き日の思い出話がなぜか実写化w なんと目的の「おそまつくん」の前に、役作りするためですってよ。『ご馳走』がほうれん草だったあの日。かわいい子役に豪華な監督。蒼井優もお姉ちゃん役で出演で、いつもの蒼井優手持ち無沙汰感はなかったですが新発見もなかったかな。

そしてここに予算使ったせいで、肝心の合成漫画の声優がオールでんでんさんになっちゃったんじゃないでしょうか。ただでさえ6ツ子が繰り返し同じ声になるというのに、両親も泥棒も、みんなでんでんさんって(^^;;;)

さておき、長編の一場面でなく番組内でオチがつく短編はいいですね。久しぶりの赤塚不二夫はやっぱり面白かったです。 

「僕らは奇跡でできている」2、3 ☆☆☆

ゆっくり進行。時々トゲが顔を出しつつものんびり進むドラマが、やっと心地よくなってきました。

一輝さんったら歯科医の先生と焼肉デート!
と家政婦さんは色めき立ちますが(大学時代以来ですって、昔は何があったんだかw)勘違いなんですよ。同じ店で同じ時間の一人焼肉×2、間に空席を挟んだままちょっと会話しただけなんですって。ただ問わず語りに一輝が、ずっと自分が嫌いだった、なんでみんなと同じことが出来ないんだろうと泣くほど自分が嫌いだったけれど、今は好きになってうまくやってる、と言ったことが育実先生には強く印象に残ったようです。なんだろう、自分は努力してる、常に向上を目指すと息巻く彼女ですから、自分が嫌いだったことがあるのかも。更にそれを隠していそうですから、さらっと他人に言えてしまうことも衝撃だったのかも。

とりあえず挨拶を交わす仲にはなった2人。
息子の虹一がいない!歯医者で会った変な男性についた行ったかも慌てるお母さんに、とりあえず相河一輝の身元保証をしてw そういえば
「動物園のボス猿交代を見に行く」
と言っていたなと、探しに行けて良かったですよ。でも一輝はちゃんと『お母さんがいいと言ったら』と聞きに戻らせて(珍しくまともな判断w)無断で連れ回したんじゃないはずだったのにな。そこはこの先、ちゃんと訂正できたらいいなと思います。

そんなわけで、動物園。
一輝の生徒たちも、バイトで1人お客で1人。特に女生徒琴音(矢作穂香)は、森の実習で一輝にときめいてましたからね。偶然を装って相河先生に会いに来たのでした。そして猿の話をしているはずが……いや一輝は純粋にオス猿求愛行動を説明しているのですが、それ口説かれてるみたいでドキドキしますから!「ボスが交代」と聞いて、猿山のことでなく自分たちのボス=鮫島学部長(小林薫)が交代するとしか思えなかった樫野木先生(要潤)と一緒ですよねー。
閉園間近に育実先生も駆けつけて、虹一くんに付き添っていない一輝を叱りつけて大騒ぎ。バイトの新庄(西畑大吾)も琴音も右往左往。でも育実だって、お母さんに家で待っていたらと提案した様に、じっと虹一くんを待つ係だって必要でしょうに。そもそも心配してないと責められますが、ちゃんと羅針盤も貸してました。ただ閉園時間がたいして重要じゃなくて、あれ見てこれしてそれやった!というワクワクを邪魔しようなんて思わないだけ←引率の大人としては大問題とはいえ、かくありたいですよね(^^;;;)
小学生時代から続く一輝と祖父
田中 泯の触れ合いを見るにつけ、学校とは違う基準で褒めてもらえた一輝は本当に幸せでしたよね。それでも泣いた時期があったのに……。虹一くんが自分を好きな大人になれるように、全力で応援してしまいます。勿論、お母さんだって同じ想いで宿題しろとケツ叩き、変な大人を遠ざけてと、頑張っているのは分かるんですけどねえ……。


結局、大学にもクレームが行き。大人として学部長と一輝は、弁解なしにただ頭を下げ。育実先生も横で一緒に頭を下げ。巻き込まれて奔走した一日で一輝の株がまた急下落です。
でも学部長の解説でやっと、虹一くんを探し廻らずに待っていた一輝の真意を知り(ボス猿の例えでなく、相手にわかる様に伝えられたらいいのにねえ)分かりやすく動揺する育実先生。歯が痛む一輝に、自分がどんなに努力し成功しているか語り始めて、取材された雑誌まで見せてw まさに初回に言われた『能力を誇示したいウサギ』状態。

『やらなきゃいけない=やりたくない』

との一輝の解釈が図星だった様でヒートアップし、「痛い」の訴えを『痛い女』評価と受け止めますが……違う違う、素直に歯が痛いのよw

この先育実が「やりたいこと」について考え、いろいろ変わったとしても一輝は何一つ歩み寄らないような気もするのですが(^^;;;) とりあえず、卑屈な彼氏とはさっさと別れたが吉でしょう。てか、1話で既に別れたと思っていたのにお食事つくってあげた上にまた捨て台詞吐かれて!それでもまだ、正式な別れは次回にもちこすとか、どこが良くてそこまで好きなのかと。
リス的に分断された森は、卓球ネットの橋で繋がるのか? そっちの方が彼との行方より興味津々です。


「忘却のサチコ」2 ☆☆

今回はおにぎり。

ラノベ作家ジーニアス黒田に連絡をとるも、厨二な語彙で剣もほろろ。宅配業者に化けたりとなんとか会おうとするも(中略)ストーカーで通報され、ついには食べ物のいい匂いで釣り出す……という。主人公サチコの常軌を逸した仕事への情熱がテンポ良く描かれて飽きません。

そしてやっとひきこもり作家の顔を見れば、池田鉄洋。イケメンを期待していたサチコ呆然。ジーニアス黒田にそこを指摘されても、サチコがきっぱり謝るほどに更に失礼にw でも差し出すおにぎりは、こだわりの美味。どこぞの機内誌に書き散らしたエッセイを、サチコはちゃんと覚えていたのでした……ってことで感激のミュージカルタイムね☆


おにぎり好きはサチコしか知らず、コスプレキャラの語尾なんかそれこそ誰も正解を知らないという無茶ぶり。伏線があるわけでもなく、ただただ編集と作家コントを見ているようなものですが、これが気軽に面白いんだw 今期メインのドラマが癒されない系なので、まだ録画予約は外せないかなー。

「私、やったわ」
とお母さんに報告し続けるサチコが、かなりホラーです(^^;;;;) そして出来上がってきたジーニアス黒田先生の新作が、依頼していた『恋愛小説』とはちょっと違ったようですがw きっと先生の新機軸にはなったことでしょう、うん。 

「獣になれない私たち」3 ☆☆

ああうん、呉羽さんなら元カノを追い払ってくれそう!

相変わらず晶の仕事は減らない、周囲は仕事しないorz
元上司の紹介で採用されてるから辞められない←この遠慮がまた、よくわからないぞ晶。辞めちまえ。少なくとも、このままなら辞めると脅してやれ。電車に飛び込んでしまいそうなほどギリギリなのに、笑顔でいちゃダメなんだよ!

『座敷童』と、マンションに居座る無職の元カノを称する京谷でしたが……。京谷宛の荷物を勝手に開封し、中身をネットで売りさばく悪い妖怪には、もっと悪辣な名を冠していいと思うの。窃盗じゃん。 そしていまだ、4年同居を続けていた事実を母に隠し続け晶にも嘘をつかせながら
「アイシテル」
と言ってみたってさー。その呪文は楽な方、思い通りになる晶に我慢をさせてるだけなのでは。

てなわけで、『元カノと4年も住んでる』と知るや、ずんずん歩み寄り京谷を叱る呉羽さん。強いw しかも二股ですらなく、手も触れずに同居と聞かされて更に呆れるw そうだそうだ、客観的にどんだけ変か言ってやれって。そして、反射的に京谷を擁護はしたものの。それって惨めな自分を認めたくないだけとちゃんと分かってて店を出る晶、呉羽命令で送っていく根元。
呉羽と京谷は、早速呉羽が押し倒して過ちにまっしぐらですがw 根元氏と晶はまだまだ距離が遠くてホッとします。てか、この調子で本当に二人は恋に落ちるの?

そっかー、根元氏にはいつも笑顔で優等生のお兄さんがいたんだ。その兄が嫌いだったんだ(正直ルックスでは圧勝だったのではと思うのですがw) で、いつも笑顔で人気者の晶が兄さんにそっくりで、大嫌い、と。そこまではわかりますけどね。だから誘ったって。えーっと。穢したいとか優位に立ちたいとかそういうことでしょうか。なんてひねくれた、BL(^^;;;;) 
今はそんなに嫌いじゃないそうで。だっていい娘じゃない時の晶も、電車に飛び込みそうで柱にしがみつく晶も知ってしまっていますからね←見た、と言わずに取引先の誰かのことにして、君だけじゃないよと言ってあげる根元氏、優しいじゃん。出来過ぎ晶さんの強がりがどんどんめくれて行くのとは逆に、悪印象から始まった根元氏は段々と見直してきたかな…。しかし今回も、晶の代わりにお持ち帰りした女性とは、いたしてる間に寝てw 翌朝は淡々と追い出したそうで、やっぱり酷いやつかも~。

さて兎に角、介護に身を削る母に心配をかけたくないとか言わずに。家に住みつかれて困ってますってのだけはもう、言うべきと思うのですが。その前に呉羽さんの毒気で元カノ出ていかないかなー。そして、さあ障壁は消えた結婚しよう!とぬかす京谷をこそ振らなくては。
瀬戸際で誰かに我慢を強いるなら、世間はそれを愛と呼ばないのよ…。

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