ファミリーマンションの内覧会。場違いな三つ編みリュックの小娘(森川葵)がうろうろ、買えるわけないのにと裏で笑う案内員たちですが……ありったけの貯金をはたいて、買っちゃうのか『自分の家』を?
ボサッとした居酒屋社員沼ちゃんを、派手オーラ封印した森川葵が好演しています。マンションなんて高い買い物、もうちょっときちんとした格好で行けばバカにされないのにw
もっともお客様のことを笑っていいわけもなく、お堅い主任(高橋一生)だけは彼女をきちんと「沼越さま」と呼び、どんな時にもきちんと応対。きっと彼には自分の城があるんだろうなあ。でも受付お姉さん(陽月華)あたりは派遣の身、お高いマンション売ってるのに自分は賃貸アパートで、狭い浴槽に浸かりながら「東京砂漠」唸ったりして……切ないわ。
そして、ひとり飯に入った居酒屋で働く三つ編みちゃん、もとい沼越さまと出会うのでした。
マンション買う側と売る側が、居酒屋で出会ってしかも互いに「あ」と顔が分かっちゃうなんていかにもドラマ。そしていくら勤務時間外だからって、年上だからって、敬語なしで話しかけるのはどうかと思ったりもするわけですが。とりえあず沼ちゃんが正社員なことと、マンション購入に本気なことを知った受付お姉さんは、応援する気が湧いてくるのでした。
沼ちゃん、建材やオプションについても良く研究してますよ。「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」は賃貸物件、これは購入物件に特化かな。これから家を買いたい女子にいいかも。
あ、関西出身スタッフで志尊淳。吉田沙保里が一押しとバラエティで連呼されてたの、この人かー。
2016 秋ドラマ
惚れてまうやろ~!! 平匡さんにもね。
こと恋愛に関しての自己評価が高くないと、みくりに分析される平匡さん。35年間彼女ナシだもんねえ……。おかげでみくりを異性として意識した途端、ヤキモチが卑屈に爆発w 風見と仲いいのは不愉快、でも怒るでも当たり散らすでなく黙し『2LDKに引っ越し!』=個室で距離を置く!となるややこしさがたまりません。 それを拒絶と受け取って傷つくみくり。違うのにー。これがチャラ男なら
『君を好きになっちゃったみたいだ』
のひと言で済むのにね。でもそれを言えない平匡だからこその雇用主。みくりもぽろっと
「平匡さんが一番好きですけどね」
と言っちゃうわけで。これ↑を聞いた時の平匡の顔w そして更に
「恋人になりませんか?」
と理詰めで迫られた時の反応w フリーズw 立ち上がるw 部屋に一度逃げるw 出てきてまた確認ww 何この動揺する可愛い生き物はw
なにしろ契約結婚がデーマのドラマ。周囲に見せるためイチャつきながらも、相手の気持ちがわからない……となるとばかり。そして契約を見破られても、誤魔化しての挙動不審やら覗かれてドタバタで笑わせてくるとばかり思っていたのですが、そんな演技すら出来ない二人。どんだけ真面目ですかw
むしろ互いへの好意が空回ってギクシャク。じゃあ喧嘩コースかと思いきや、理性的なのでそれもなく。なんと
<恋人になろうと努力>
を始めるそうですよー! 新機軸!
好きだから、じゃないのね。 現状、他の人を恋人にするより、相手は平匡な方が自然で好都合だから、ときましたね。さすが『小賢しい』と元カレにフラれた女みくりw 1話からずーっと可愛かったと同時に、ずーっとそういうキャラだったので、衝撃発言もすんなり聞けましたよ。
もうやだ面白いw 予告のぎこちないハグ練習が、どんな場面になるのか今から楽しみです。
でも、怪しい二人を『ゲイとレズの偽装結婚』つまりは仲間だと誤解、ついでに平匡は風見を好きなのね~と誤解して生暖かく見守ってくれてるゲイの沼田さんは……突然夫婦らしくなられたらどう反応するんでしょうねw
イケメン風見だって。契約結婚を理想的ともちあげてるのに、二人が名実ともに恋人夫婦になったらどう反応するのやら。そして家政婦みくりのシェアは?
そうだ虫歯治療。
シェア提案自体にはむかついてたみくりなのに、副業をうけいれた背景に医療費支払いがあったのは、自然で上手い流れでしたよね。本当の夫婦ならともかくも、雇用するされる関係であの高額は払ってもらうわけにいきませんもの、稼がねば~。
おばさん……もといゆりちゃんは古風だそうだから、風見宅での週1家政婦も人妻が不品行だと言い出しそう。イケメンを警戒中ですし。でもほだされてそのうち恋に落ちるのか?それとも、案外意見の合う沼田と?? どっちと暮らし始めても応援できそうですw
とにかく、登場人物に嫌いな人がいません。どの場面でも楽しめます。ああ楽しい。
姓は古久(コック)名は星三w
どこかの星野光子さんみたいに三ツ星レストランのシェフになれそうなお名前ですが、なんの因果か警察にお勤めのコック警部(柄本佑)はグルメ好き。事件現場の遺留品を食べ
「本格的な長崎チャンポンだ!」ってw
麺も野菜も全て長崎からお取り寄せ、自殺の前に食べるものじゃないそうですよ。いやいや、最後の食事に好きなもの食べてから死にたいって凝り性の人かもしれないじゃないですか。でも問題は、その転落死した女優さん、練り物は嫌いとインタビューに答えているのに、残されたチャンポンにはかまぼこが入っていたんです。誰かに食べさせるために作ったものだったのか?
てなわけで、最後の謎解きのために招待状を配って晩餐会を催し、下っ端刑事(小島瑠璃子)をウエイトレスにこき使いながら種明かしをしていくのがお決まりのスタイルなようです。犯人は長崎出身の俳優(塚本高史、太ったよね) 名産なんとか醤油が決め手って、ケンミンショーのコーナー見ているようでしたw
そして逮捕となると、えなりかずき刑事が手柄を横取り。これも毎度のお約束なのかな。
せっかく深夜なのにバカっぽさ不足気味。でも旦那が気に入ったようなので次も見るでしょう。30分と短いのでとっとと解決していいですよねw
いや派手に可愛いからw
石原さとみが着替えまくり怒り笑い必死に働く、まさに石原さとみ鑑賞ドラマです。
話が早いのもいいですよね。
知り合ったイケメンが、実は自社のモデル。兼、覆面作家。その校閲を実はヒロインがしている。どっちかの立場を視聴者に知らせずにしばらくひっぱるとか、登場人物に勘違いさせ続けることだって出来たでしょうに、話してすぐ校閲者が作家に分かり、3話でモデル=作家とヒロインも知り。お互いへの好意もちっとも隠してないわけで、早々にくっつくかと思いきや……本田翼の横槍がはいったかー!
でも直球ヒロインだから、同居やそれ以上の関係を知っても、好きじゃなかったふりしたり諦めたりしなさそうw
てなわけで、ひたすら愛読ファッション誌の編集者になりたかった直球勝負ヒロイン河野悦子(石原さとみ)は、何年も同じ景凡社だけの採用面接を受け続け落ち続けw 苦節6年、ついにきた採用通知はなぜか校閲部!いつか来る配置換えのため、仕事に励む日々なのです。
「ファッション誌以外、本は読みません」キッパリ
な女に、校閲が務まるわけないじゃんという技量の問題がもやもやするのですが、そこは我慢で。
膨大なファッション情報を網羅し暗記する頭脳はなかなかのポテンシャル、また目にした小物のブランドを知らずにいられない知識欲は、校閲の確認気質に通じると校閲部部長(岸谷五朗)が見込んだそうですよ。しかも名前が略すとコウエツって、そこ??
あまりの破天荒と現場確認に走るフットワークの軽さで、私生活に踏み込み大作家(鹿賀丈史)を怒らせたり気に入られたり、ブログ本著者(ともさかりえ)と仲良くなったりのめり込み過ぎて大失敗したり。でも大失敗の結果、校閲部の皆と絆が生まれましたよね。その後も『好きな作家は受け持たない』校閲不文律に異を唱えたり、芸能人の自叙伝担当でパパラッチと揉めたり。事件に事欠かず毎度大騒ぎです。編集者(青木崇高)とは初対面から喧嘩ばかりで、罵倒っぷりは夫婦漫才の域w
一方ファッション誌編集部には、悦子の後輩(本田翼)が読モあがりでちゃっかり編集者になってましたが、毎日辛そうです。企画出さなきゃクビ、素人男子モデルを発掘しなけりゃクビ、あれしなきゃクビw 校閲部のやりがいある楽しさとは対照的です。
それで見出された新人モデルが幸人(菅田将暉)、就活しない大学4年生。だって実は覆面作家是永是之で、その新作校閲が悦子の担当。個性的な校閲もお気に入りなら、知り合っての立ち話で早速「仕事で読んだ変な小説がつまらない」とぶっちゃけられて、むしろ嬉しそうという相性の良さ。悦子をえっちゃんと呼び出して、もうつきあっちゃえばいいのに~w でも彼のえっちゃん贔屓を面白くない本田翼が急にキスしたりして……ふむふむ。
悦子の活躍を楽しくみていますが、校閲方面と本田翼方面の話が分離しちゃってる感が否めず、ドラマとして手放しで大好きってわけじゃないかな。
「文武両道って感じでいい!」
と悦子に言われたら、今までどんな説得もスルーだった幸人が一転、覆面作家是永是之が自分だと公表OKに。そういうパワフル悦子ファンタジーに対し、ファッション誌パートは盛り下がるんですもん。悦子があれだけ配属熱望しているファッション誌、校閲部以上にやり甲斐と熱気あふれるキラキラした職場として描いて欲しいですよね。勤務時間ブラックはともかくw
終盤、ファッション誌配属のチャンスをつかみつつも、やっぱり校閲がいい!ってことになるんでしょうか。それまで関わった作家が勢揃いで彼女を呼び止めたりするのかなw
ところで記者と揉める段。あの悦子に『名刺だせ!』ってびっくりでした。社会人に見えるんだw 抱えてる封筒から景凡社関係と見抜いたとしても、バイトかお使いじゃない? 反面、ファッション馬鹿な場面は少なくて、例えば女優記者会見のブランドに口挟むとか、もっと悦子らしい分析が欲しかったです。細部に神が宿るのじゃ。
出版前の本の内容がオープンなのも気になります。守秘義務あるでしょうに。
料理バカ一代!
弁護士、教師刑事に続く天海祐希が似合う専門職がまだあったんですね。シェフ!
「私が作る料理は『最高においしい』のよ!」
と自画自賛の天才、三ツ星レストランの料理長。それがなんと身近も身近な給食を作る羽目に陥るとはw 曲者ぞろいの給食スタッフは、勿論やる気なし。
つかみはオッケー、ここから互いに刺激を受け、成長し、いつか美味しい給食が出来上がるんでしょう!
てなわけで、主人公の天才シェフ星野光子(天海祐希)はマスコミの寵児。
レストランオーナー(小泉孝太郎)の意向もコストも無視で、勝手にメニューを変えてばかりです。そこに起きた食中毒騒ぎ、実はオーナーの策略なのですが……責任者の光子は解雇され、ニュースは世界を駆け巡って再雇用先はみつかりません。
仕方なく、TV局の企画を引き受けたら舞台は小学校!
「私がつくれば残食はない」
と、以前言い切っていたことから、給食を作ることになってしまいます。そして案の定
「まずーい」
の大合唱にw「こんなの、食べたことない」までは光子の料理を絶賛する層と同じ反応だったのにねえ。子供はほら、慣れない味を嫌がるから(^^;;;)
でも2話では、献立自体は今までと同じくチーフ(遠藤憲一)が決めているのに、野菜ごとに切り方を変え、手間のかかる下ごしらえを省かずにすれば、ほら、いつもの献立が美味しくなったじゃないですか!
光子が提案する手間のかかる準備を、てめえ一人でやれ!と一蹴したら早朝に来て本当に一人で済ませちゃうw そこには、ナイスな再就職のための下心パワーもありましたけどね、それでも普通ひとりで毎日できる量の仕事じゃないですよ!
しかも給食の厳しい決め事、全て当日に調理、塩や砂糖の量順守、床に一滴も水をこぼさない等々をきちんとクリアしてですからね。届いた材料は検温をクリアしなければ受け取り拒否、なんて決まりも、も知りませんでしたよ。安全な食事のためにすごいルールが設けられているんですね。
そして順調に残食は減り……。
こりゃ新規開店レストランに転職決定か? それを元オーナーに邪魔されるのか? と思いきや。なんと充子自らが転職はキャンセルですよ!何故って。
「最高に美味しい」って言われてないからw
子供達は「美味しい」「食べられる」と言っているだけで「最高」じゃない、まだまだ辞めるわけにはいかない!ってw
このあまりの料理バカっぷりに感服です。
と、同時にドラマの着地点が心配になりました。いったいどんな料理なら「最高」に美味しいの? 一食250円で作れるの? それとも、調理補助の新人さん(川口春奈)がどうやら光子が料理修行のために捨てた娘な様だから。「最高」は家庭の味、母の味、思い出の味だ的ないい話で終わるのでしょうか。
さてさて。
最近の大阪市の中学生は業者から届いた後保冷されてた弁当給食を食べてるそうですよ。うちの子の時代は家からお弁当持って行けたのに、それは禁止でカレーの日は冷たいご飯に冷たいレトルトかけてるって本当なのかな可哀想に(TT) 作りたてが温かく食べられたらもう御の字で、その上に美味しくて更に「最高」ってどれだけでしょう。
どこかで試食が食べられたらいいのになあ。光子の給食。
ラップ!ぶさ過ぎる泣き顔!志田未来を愛でるというかハラハラ見守るドラマでしたよ(^^;;;)
1話を気に入った旦那の強力プッシュで、とりあえず2話から見てみました。ストーカー被害者からのヘルプを引き受ける、謎の集団「レンタル救世主」
警察呼べよ犯罪だから!という普通のツッコミも、ここまでトチ狂ってると無力ですねw むしろ深夜向きのハチャメチャなのに、豪華キャストでゴールデンタイムドラマ、贅沢です。
特に最後の、金髪野郎の自撮りが最高!主人公たちが必死にストーカーを追い、屋上で体張って説得してる階下でそいつはゆっくりスタンバイ、誰か落ちて来るのを待っているんですよ。しかも落ちてきたのを受け止めるんじゃない、まさかの飛び蹴りで隣のビル屋上まで蹴っ飛ばすという見栄え優先、不確実な方法で!殺す気かw これが毎回のお約束なら、最後までワクワク見られますねえ。
お、思わず1話に戻って視聴。志田未来のラップがさらに凄い、酷い、しかも二度放映(韻踏んでみました ><)
「助けて」
と言えと他人には助言するくせに、自分は言えない主人公明辺(沢村一樹)。そうか、助けなんて来ないを信条に生きてきた地蔵ちゃんこと百地(志田未来)も、同類の明辺のためにならついに、叫べたんですね
「助けて」と。
「救世主がいるなら助けてみせて」と。
そして調度よくドカーンと派手に登場の<救世主>が金髪の葵(藤井流星)くーんw もちろん、ずっと前に助けられたのにタイミングを待ってましたw だんだんキャラの名前も覚えてきたぞ。全員色が絡んでいるから覚えやすいですね。制服のネクタイもその色でw 一番忘れられないのはキイロイ(勝地涼)くんです。
ここまで書いて今更ですが、主人公と謎集団との関係はなんと、再就職先。
知人に騙され一億超えの借金をを負い、会社もクビに……な真実を愛妻(稲森いずみ)に言えないまま、取り急ぎ怪しい募集に応募w 底なしのお人好しとルックスを社長(大杉漣)に気に入られ(やはり救世主はカッコよくスーツが似合わねばいけないらしいですよ)、犬の散歩から誘拐救出までなんでも請け負う「レンタル救世主」の一員となりまして、主に作戦時に人目を引いておくスケープゴートとして活躍、ボコボコにされたり警察に逮捕されるのもお仕事のうちらしいです(^^;;;)
おかげで愛妻に浮気を疑われて大騒ぎ。留置所に居たと打ち明けても聞いてないし、お正月の旅行先はハワイからもっと高いとこに変更ですって。借金の話はいつ聞いてもらえるんでしょうね。
1話では依頼主だった百地も、2話でめでたく入社。独りでやれる独りで大丈夫……の念仏から解き放たれて、仲間とタッグを組んでいくことになるのでしょう。最初は事務所の留守番、お味噌扱いにへこんでいましたが、犯人と対峙、我慢できずに溢れる魂の叫び=ラップorz を、特技と認定されての嬉し泣きは冒頭に書いたように壮絶でした。女優魂……w
(ちなみにストーカー役武田真治のラップは、ちょこっとだけでしたがリズム感があって上手そう。未来ちゃんのラップ、リズムが狂うからハラハラなんじゃないかなあ。台詞のように緩急がつくからそうなっちゃうのかと。下手でいい役ではありますが。トンデモラップ映画「TOKYO TRIBE」が思い出されますw ちなみに弊レビューこちら)
1話と比べて2話では明辺の影がぐっと薄かったですねw 3話でどうなる、てか転職と借金はいったい何話で言えるのか?
楽しみに見ます。
タイトルw 女装w 出落ちですw
今をときめく都知事宅に派遣されてきた家政婦ミタゾノ(松岡昌宏)は、初日から猛犬を手なずけ、ゴミ箱を漁る! スパイか?と見てる間に行動はエスカレートし、知事娘に男とバレても脅迫で口封じw お届けものを勝手に開けて裏帳簿を撮影。運転手を騙しては都知事の接待に同行して盗撮ですよ。
家政婦がこんなこと……じゃなく、家政婦じゃなくたって違法だよってことをしまくり。派遣の元締め(余貴美子)もそれと知りつつ、裏帳簿から受け取り金額を億越えと割り出して、同僚家政婦花田(清水富美加)を惑わせます。決して開けてはいけない部屋……不出来な引きこもり次男でも住んでるのかと思ったのになあ、裏金も別荘でそこにはないなんてがっかりですよ。
さておき、ミタゾノ調査のあれこれ。密かに都知事に突きつけ反省させるどころか、いきなりマスコミにリークで大騒動に!でも都知事だけが泥をかぶって終わるはずでしたが、ミタゾノの言葉で都知事がマスコミに全てぶちまけ、上層部の腐った政治家も舛添……もとい巻き添えで失脚。都知事一家は元の仲良し家族に戻ったのでした。
めでたしめでたし……ですか?
いやいやいや。
『上が腐ってたらいくら下を掃除してもダメ』
と、風呂場の天井掃除と絡めて都知事に伝えるのは面白いかったですけどね。でもねえ。
「昔の方が良かった!」
と都知事に手製の脅迫状を送ってた娘はそりゃ、父の立場や家族の時間が元に戻ればそれで満足できるかもしれませんが、超進学校でエリート面してた息子は、学歴で約束されてた輝かしい未来が消えてなくなって、そんなすぐ立ち直れますかね(それとも、裏口と聞いて他人を斡旋したと思わず、即自分が……と思う程、周囲との学力差歴然で無理して学んでいたのなら泣ける)
そんなわけで、松岡の女装は意外に似合ってて裏声も自然。家政婦暗躍具合は楽しめるのですが、それ以外の部分が雑でどうなんだか。ミートソースが中華風に早変わり!等のお役立ち豆知識だけでそんなに見続けられないしなあ。
入って1日2日の家政婦を信用しすぎな気もします。まあ豪邸暮らしも不慣れな庶民あがりってことでしょうか(^^;;;) もうしばらく様子おw見ます。
大島と安藤なつが深夜ドラマで姉妹役!
どんな毒吐くかと思ったら、逆に癒し系町歩きですよ。ちょっと肩透かしかな。いわば「女くどき飯」「ワカコ酒」路線。実際の店舗や街の名所を紹介し、ついでにちょっといいこと言って、新生活への後押しをしてくれる。不動産屋の姉妹が主役といいつつ、実質のメインは東京の街なんですね。
吉祥寺界隈で物件を探す顧客に、全然希望じゃない街を勝手に紹介しちゃうらしい姉妹。毎回違う街の様子を知れて、東京に住む女子に役立つだけでなく、いつか東京で暮らしたいなあ~とか、ドラマで見た◯◯の街ってこんなんなんだ、へえ~という興味にも応えてくれそうです。でも大阪でそれ見てるのもつまんないなあ。
そもそも吉祥寺が今住みたい街ナンバーワンなのも知らなかったのに。雑司が谷だ五反田だと紹介されてもな。もっとはっきりおかんむりな旦那は、結局東京か!地方都市でも勧めて大引っ越してみろ!とぷんすか。毎回それじゃ、ケンミンショーの転勤夫婦になっちゃうよw
安藤なつの長台詞もちょっと辛い。比較で大島が細く演技上手くみえるという大島得なドラマかもw
(大島が優子だったらどうなんだろう。芸人で一児の母の大島美幸でっせ)
そうだ又吉も本人役で登場。この重田不動産にネット予約し、メガネ男子スタッフから
「どんな引っ越し屋をご希望ですか?」
とメールもらって 返答に困ってましたね。これ毎回吉本芸人で大喜利コーナーだったり?
惚れてまうやろー!!
ニコニコ可愛いガッキーが、家でお掃除!連絡メモに添えられた「お仕事お疲れさまでした」の可愛い文字。こんな娘が家で待ってるなら飛んで帰るよね、おばさんの目からみても理想の新妻です(><)
そんな彼女が恋人もなく『契約結婚』だとはなんの妄想かって話ですが、いやもう、こんないい子が新卒時院卒時とツーチャンス就活全敗だったことがそもそもアリエナイので、妄想どんとこい。
対する雇用主星野源もまた、不器用メガネ男子で可愛いったら。
どーせ、契約から始まっても最後には本当に恋して終わるんでしょ。そうに決まってるでしょ。ああ楽しい。思わずうちも網戸洗いましたよ。
そんなわけで、ヒロインみくり(新垣結衣)は元契約社員。しっかり働いていたのに契約を切られ(院卒で時給が高いのか?)、無職となったみくりに父がすすめたのが津崎平匡(星野源)宅での清掃バイト。
表情を変えず、無駄口をたたかず、指示は的確な津崎と、掃除上手で気配りも出来るみくりは互いに好印象。当面の仕事が決まって喜ぶみくりだったが、両親の突然の田舎暮らし決定→引越しで、住居とフルタイムの職が必要になりバイトでは続けられない。残念がる津崎にみくりは
「ではいっそ、結婚しては」
と契約結婚(寝室別w)を提案してしまう。うひー。いくら友達とそんな話したばっかりだったからってね。しかし、冗談です〜と流された話をきちんと検討、後日詳細な契約書を作成提示してくる津崎w 互いに変に真面目で、統計好きも似ていて、案外ナイスカップルじゃないですか。
てか、無意識にしろ津崎側からは嫁にする気充分ですよね! ただの同居家政婦が欲しいんじゃない。 みくりだから雇うんであって、雇用契約にすれば、行き場がなく自信もなくしつつある彼女を大手を振って助けてあげられるってだけの話ではないかと……。
さらに彼が提案した『事実婚』入籍はなし、は現実的に受け入れ易いです。さすがに戸籍をいじるのは、とならないし。
周囲には事情を伏せたため、仲良い振りをして両家顔合わせだ、挙式はするかしないか、同僚を家でおもてなしだと、ドタバタ。
みくり実家側では、アラフォー処女のややこしい叔母(石田ゆり子)が。津崎の会社では同僚3羽ガラス、愛妻家(藤井隆)ゲイ(古田新太)&結婚しない男がいい味で引っ掻き回してくれます。 お姉さんのお相手もこの同僚、実質二択からみつかるのかも……。
さて、初めての共同作業をいくつも乗り越え、偽物夫婦の絆はどう強まっていくのかー?
天海祐希と沢村一樹でも似たようなドラマありましたが、似て非なるのはこちらの初々しさ。なにしろ知り合って1ヶ月2ヶ月。一緒に居てのぎこちなさがたまらなく、呼び方の相談ひとつも可愛らしく笑いを誘います。
同僚の急な宿泊でバタバタ、寝具が交換されて。彼に包まれて居る様、隣に寝ている様…とみくりが平匡の匂いを受け入れているって、もう本能レベルで好きじゃんとツッコミ。翌日、自分のベッドに残るみくりの甘い残り香に悶える平匡は、まあなんだ、頑張れ。
話題のエンディングのダンス、なるほど可愛いですね☆
情熱大陸やオブジェクション!のパロティは、この先も続くんでしょうか。ない方が素直に見られる気がします。
順調にバカドラマですw
スキャンダルリークを探るため、まずはバラエティーにゲスト出演だ!そして目立て、気に入られろ!と、無理難題を課す上司。狙ってそれが出来るなら、刑事じゃなくて芸能人目指してるっちゅーの。
嫌がるスミレ……もとい辰屋刑事に、他のメンバー(なんと刑事じゃなくバイトでしたw)が
『力を合わせれば出来る!』
と、昭和の刑事ドラマ「漢!刑事泣き虫」ばりなセリフで励ましてくれたのに、結局出演するのは辰屋ひとり。あとの4人は裏で相談して隠しマイクで指示してやるからねって、全然大丈夫な気がしませんよ。案の定意見が割れるわ、途中で弁当に気をとられるわ、居ないはずの4人がスタッフ(梶原善)に見つかっちゃうわ。何故かそのスタッフが辰屋に指示をだし始め、電話がかかったふりしろああしろこうしろ脱げ乳首出せ……って、そりゃさすがに辰屋もキレるわw
ただ、コメディで指示通り喋るとなったら、要らないセリフまで繰り返して揉めるのが王道で定番でしょ。なんとこのドラマ、珍しくその定番がありませんでしたよ。指示が多すぎてむしろ沈黙w そこに間が悪く司会者から振られて
「あ……聞いてなくて……」
おうむ返しよりダメな発言があるとは(^^;;;)
そしてキレてからは
「こうしてる今も犯罪が起きているのに、こんな番組出てる場合じゃない!」
ってただの刑事としての本音ですが、出演者が言うなら斬新。ネット炎上間違いなしw 意図せず爪痕残しちゃいましたねえ。うん。それに感激したスタッフ、問わず語りに
「スキャンダルの情報流すとかやめて、頑張るぞー」
って、お前だったのかーい!とスピード逮捕ですw
こりゃ当分「デカダンス」やめられませんねーw ああ楽しいw
次回は「逃走中」っぽい番組に出演と、毎回ありそうなセットなのもお楽しみ(^^) 芸人の出演は小峠でしたよ。板倉さんも出ないかなー!
だからサプライズはダメなんだって!
オシャレが気になるママ(菅野美穂)に子供達から1000円のネックレスをプレゼント。なんて可愛い思いつきでしょう。しかも中学生(?)の長男発案、気がきくイケメンで成長が楽しみねえと思いきや、そのプレゼントの小箱を普段使いの開けっ放しトートに黙って突っ込み、落として無くしたと知るや仏頂面って……。サプライズ場所を食卓の上かキッチン引き出しにしなかった自分も悪いんじゃん。
落とした川を浚って浚って、ついにプレゼントを見つけたお母さんは頑張りましたよ。よかったよ。でもだからって『普通に渡せ』と教えないまま大人にしては困ります。将来プロポーズの指輪も何かに仕込み、知らずに噛んで歯を折ったり間違って捨てたりした彼女が怒られるという理不尽野郎に育ってしまいますよ!
でもなあ、せっかく見つけた箱を川の上ですぐ開ける(中身落としたらとか考えない)母だもんなあ……
さておき、本筋?は連続幼児誘拐「ハーメルン」事件。
次々と行方不明になる幼児は、普段から虐待されていたり、親が浮気中の出来事だったりと、<愚かな母への断罪>かと刑事(え、母親だけ悪者?)
そんな中子育てに最適!と豪華タワーマンションに越してきた小市民家族(夫ココリコ田中:、妻:菅野美穂)は、その清潔な棟内に階層差別が渦巻き、行き届いた監視網は盗撮&盗聴の温床、背後に悪意が迫っていることをまだ知らずにいる ……。
幼稚園バスに子供を送るだけでも、化粧して巻き髪でブランドバッグを持って登場するセレブママw
普段着にエプロンで降りてきて、彼我の差にあわてて身繕いを直す菅野美穂が切ないです。高層階には住むものの、オーナーの急な都合で2000万円引き(!)というお買い得(実はほぼ事故物件)ですからね、周囲と年収に差があるのはありありでしょう。 娘が通う幼稚園なら制服も汚して良さそうなスモックで気軽そうなのにね、なぜか初めに間違えて声をかけた別の幼稚園のセレブママとの付き合いに巻き込まれる菅野美穂ママなのでした。
ケータリングランチで5400円!!昼から海が見えるテラスでのランチ合コンも高そうな上に、火遊び推奨ですよ。なにそれ。更に宅急便屋の二の腕くんや体操教室の先生(岩田剛典)に色目を使うって、金と性欲が余りすぎでしょ。
その中で凛と異彩を放つ松嶋菜々子は、フラワーアレンジメント講師。
穏やかで優しく、ターゲットにされた菅野ママを助けてゴージャスおもてなし料理をパパパっと準備してくれちゃったりする頼れる人なのですが……。なんとそのナイスタイミングな登場も、監視と盗聴の賜物! 皆さんにプレゼントしたプリザーブドフラワー鉢にはばっちり盗聴器、ぱっと見にはデイトレーダーかというモニター並ぶ盗聴システムの横には、そう、不明幼児の持ち物にささっていたのと同じ黄色のカーネーションが!
ここまで明らかにされては逆に、松嶋菜々子は笛吹きではないのかと。
すると彼女は単に、あちこち盗聴したり、不倫を盗撮して暴いたり、子供を尾行したりしているだけ……というのも十分怖いですけども(^^:::) そのうち、松島菜々子を疑って避けたばかりに真犯人の罠にかかる菅野ママを、すんでのところで松嶋菜々子が助けられたのは盗聴のおかげ、だという展開が見えましたよー。
それに菅野ママのささいな内緒ごとを『嘘をついた』と決めつける松嶋菜々子でしたが、それをいうなら自分のしたおもてなしの手助けだって、大嘘。引っ越し段ボールをさらけ出して開き直ることだってできたのに、ピッカピカの室内を見せちゃったら今後、また来たいって言われる度に松嶋菜々子を頼らなきゃで……あ、それも狙いのうちかな。
ご主人は海外赴任で子供なし、との触れ込みですがそれもどこまで本当だか。冒頭で解体されてたのはご主人かも。
なんちゅーか、飽きずに見られてツッコめて、楽しかったのですが好きではないです。サスペンスとご近所づきあいの兼ね合いがこの先どうなるのか、もう少し様子を見ます。
始まりました!シリーズも3作目となるバカドラマの雄!
……さすがに冗長かな(^^;;;)
メレブのボケも盗賊(菅田将暉)が忍者に気づかないやりとりも繰り返しすぎなら、さすがに仏の一人舞台は……半分に出来なかったのかと。愉快でしたけどね。早送りがしたくなる。シーズン1、2の再放送は何度目でもつい、ながら見して笑ったりしてしまうけど今期はどうなのかな。
贅沢言ってますかね。楽しみにしすぎたのかな。
斬られた(眠らされた)忍者を知っている、とかき抱く盗賊が
「実は……」
と説明しかけたところでバッサリだったのは笑いました。空気が読めないよねヨシヒコ、関係が気になるーw
とにかく『7つの弱点を同時に叩くため』7人の勇者が必要だぞ、と。どんな7人が集まるのでしょうか。7人ぞろぞろ連れ歩く=レギュラーが増えることになるのでしょうか。
お気楽に見ることにしますわ。
もやもやしたまま終了~。
わにのくに市(なんて改名w)市役所市民相談室に勤める倉永晴之(田辺誠一)は元来から穏やかなタチ。各課たらいまわしにされようとも、市民の苦情に振り回されようとも、それで昼飯を食いっぱぐれそうでも淡々とお仕事をこなします。シングルママの悩み『子供の偏食』には料理教室を紹介、クレーマー対応し、公園の金網を修理し、さびしいおばあちゃんのお弁当をお相伴し……いい人です。
でもそれだけで1時間応援は辛いですよね。
バラエティの啖呵きってスカッとしますよ系番組。あれスカッと啖呵切るまでに必然ひどい目にあってイライラする描写が入るので苦手なんです。しかもミニドラマでなく連ドラじゃ、ラストのスカッとまで50分ずーっとイライラ……。そしてたまりまくった鬱憤をバネに、どれだけキレるかと思ったら。断っただけw
それも断って当然の理不尽な要求を断っただけ。相手の反応もほぼなしで、言ってやっただけ。えええー
ブチ切れて暴れて全部ひっくり返した挙句マスコミも来て大騒ぎになって、でも主人公にはお咎めないぐらいなファンタジーな展開にならないもんでしょうか。『Dr伊良部一郎』的にすっきりしたいものです。
ところで偏食坊主、母親のサンドイッチを
「食べて!」
「いらないいらない!」
の真っ最中に横からおにぎりをすすめられ、見知らぬおばあちゃんのエア孫弁当を食べだしてめでたしになっていましたが……。
ええええええ
あれで喜べるとは菩薩ですか母。自作の料理おいて他のもの食べられるなんて屈辱、 通りすがりの婆ちゃんなので耐えて愛想してるんじゃないんですか。
イヤイヤ言ってる子に他のものすすめるなら
「お母さんのサンドイッチ美味しそう〜、これと取り替えて」
とか(息子が拒否して、母サンドを食べたら尚良し!)、まず母親にすすめて励ましつつ一緒に食べてたら息子もつられて食べ出すとか。問題は料理じゃないってアプローチするべきですよねえ。
大好物、バカドラマw
<刑事ダンス>と書いて<デカダンス>、<散・炎・時>と書いて<チェンジ>!
まさかの冒頭から渡辺いっけいが変な演歌熱唱ですw 曲も千本桜さながらに、小林幸子かという大物演歌歌手(渡辺いっけい)が歌う<散・炎・時>の画面が衝撃で、癖になります。
で、そのネット歌番組が脅迫されたための潜入捜査。てっきり捜査一課の落ちこぼれあたりが変装かと思うじゃないですか。ところがこの世界、警察組織に特殊芸能課が存在するんですw 全編解説しっぱなしのナレーション氏曰く『芸能人の犯罪は影響力が大きいから』だそうで、元子役(森永悠希)にネット民にバカにモテ男にと、若手刑事が 主人公だけでなくユニット組めるほどいるんですよ。
主人公辰屋すみれ(中村蒼)はダサい正義厨ね。知らないカップルの痴話喧嘩に口出して殴られ、忍者装束のダンサーが刀を取り出したと取り押さえて怒られる間抜けっぷりなのですが。一目見た顔は忘れない特技を持ち、その性格や感情を見抜く能力も人一倍……という設定(今のところセリフでの説明に頼りすぎかなー)で、 なんとか事件の黒幕をズバリ指摘。お手柄で1話終了です。
犯人確保のパフォーマンスダンス?が気にいられてデビューしちゃうのかな。ユニット名「デカダンス」は、誰かと問われ「刑事(デカ)だ!」と口走っちゃったのをごまかしての、とっさの命名なんですよw このバカバカしさ嫌いじゃないわー。中村蒼も「せいせいするほど愛してる」の関西弁男よりよっぽど活き活きとしてましたよね。
さてこれから芸能界の黒幕だの巨悪を暴いたり犯罪を摘発したりと大活躍するんでしょうか? 楽屋泥棒や寸借詐欺など小さな事件をこそっと解決の方が笑えそうかなあ。
芸人「バカよあなたは」ファラオがラップで登場したものお得感ありました。
wowowオリジナルドラマに字幕がついたぁぁぁぁぁ!!やったぁ!
同枠で先週終わった「沈まぬ太陽」(レビューしてなかったけど見応えありました)には字幕なくって、耳の悪い旦那はまあ日航機事件やその後の報道の記憶と想像で補っていたわけで、これでやっと気軽にwowowドラマが見られます。
さておきヒロイン栂野(つがの)真琴(北川景子)は研修医。恩師(古谷一行)に勧められ浦和医大法医学研究室を訪ねます。
変人光崎教授(柴田恭兵)と県警捜査一課刑事(尾上松也)のせいで事件に巻き込まれ、意に沿わぬ解剖に戸惑う真琴ですが同時に、明らかになる真実と光崎が解剖にかける信念に衝撃も受け……。
数週間の研修つもりがこのまま、遺体と向き合う人生になるのでしょうね。でも医学の祖ヒポクラテスは金持ちと貧者を区別しなかったように、生者と死者をも区別しなかったんだそうですから……ドンマイ(^^;;;)
実家が浦和なもので、見沼署だとか聞き覚えのある地名が嬉しくもあり、埼玉県警の仕事が粗末なことが悔しくもあり。
1話の遺体は交通事故死。
「パパを助けて」
と、小学生の娘が法医学教室に直に電話してくるだなんてドラマチック&ネット使いこなしてますねw 自転車の女性をはねて死なせたと、その娘の父親である運転者が逮捕されたわけですが、曰くほぼ停まっていたのに自転車が突っ込んで来たのだと。実際、回避行動もとらずに正面衝突は不自然なのに、交通課は事故で処理。不満な刑事が各種不備書類のコピーを持って光崎に相談に来るのでした。
自殺か、意識不明にでもなったのか?
真実を知り、運転者の冤罪を晴らすには解剖しかない、遺族に許可をとれ!と教授に指示され、では傷も残らないAI検査なら……と娘を亡くしたばかりのご両親を説得する真琴なのですが……。
この辺から塾帰りの娘が視聴に合流
『私が解剖されるってイヤなん?』
と聞かれて余計にもらい泣きモードに。冒頭の頭皮切ってペロンの衝撃映像、ドラマ画面なら普通に見られますけどもこれが愛娘の顔だったら耐えられませんよ……。突然死で原因調査ならまだしも、殺した相手もわかってる(と思っている)のに。
でもまあ、傷が増えないならね。さらにオヤジじゃなく若い女性が担当してくれるらしいなら任せても……とご両親になったような気持ちで見守っていたのですが、いやはや無情にもご遺体を運ぶ車は解剖室のある棟に向けハンドルを切るのでした。
絶対クロだから切っちゃえ、って……orz
犯罪です!
結果、女性は車に当たる前すでに血栓で死亡していたことが判明し、ご両親も間違った相手を憎む過ちこそ回避できましたけれどもね。よくちゃんと話を聞いてくれましたよね……もっと暴れられても、殴られても、話を聞いた上でなお訴えられても、文句言えた義理じゃないはず。
そしてご両親、責める相手が消えてしまって余計に辛いのでは。外出を止めればよかった、違う食事なら、医者を勧めていれば、と自分を責めて暮らすことになりそうで心配です。
でもドラマ的にはそっちは無視で。
「原因不明の遺体がひとつ減ったじゃないか!」
と、すべての死因を知り尽くそうという光崎の無茶な野望に光を当てていきます。もう一話からこんな滅茶苦茶じゃ、この先もっと違法や脱法すれすれなことになるんじゃないかと心配ですね(~~;;;)
あと真琴の親友が肺炎で闘病中。投薬治療を続けるも効果が出ていないようで……。これ、可哀想ですがきっと亡くなって、真琴が解剖で誤診や医療過誤を突き止めることになるんでしょうね。その時、担当医(相島一之)やその上の恩師はどう動くのか。楽しみです。
あ、尾上刑事とのラブは無しでお願いします!