あっという間に今年も終わりが近づいております……。
バタバタで「ドクターx」「IQ246」あたりは一話も見ずにすっとばし、「黒い十人の女」「家政婦のミタゾノ」「とげ」あたりもフェイドアウト。「相棒」も何話かみたなあ程度、中間まとめも書けなかったなあ。
最後までみたのが「逃げるは恥だが役に立つ」「砂の塔 知りすぎた隣人」「地味にスゴイ 校閲ガール河野悦子」「潜入捜査アイドル 刑事ダンス」「プリンセスメゾン」「Chef 三ツ星の給食」「レンタル救世主」「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の8作&「真田丸」でした。
そんな少ない中から選ぶじゃすみん的ランキング以下の通りです~
☆☆☆☆ 素敵 ☆☆☆☆
1位 「逃げるは恥だが役に立つ」胸キュン社会派コメディ、年間でも一位!DVD欲しい!
☆☆☆ 良い ☆☆☆
3位 「真田丸」 久しぶりに一年間観た大河。信繁堺雅人お疲れ様。
4位 「プリンセスメゾン」 淡々と家探し。高橋一生鑑賞ドラマとしても優秀。
5位 「Chef 三ツ星の給食」何一つ意外でないけど良くできたドラマでした。
☆☆ 普通 ☆☆
7位 「校閲ガール」 お仕事ドラマとしては雑だけど皆可愛いから許すw
8位 「刑事ダンス」 時に爆笑のおばかドラマ、嫌いじゃない。
9位 「勇者ヨシヒコと導かれし七人」おふざけがくどく狭くなっちゃいましたね
☆ ダメ ☆
11位「砂の塔」 いろいろと許せないことが多すぎる
12位「レンタル救世主」感想を書く気にもならず。旦那はなぜこれを最後まで熱心にみていたのか……つきあわされた私かわいそう
主演女優賞:「逃げ恥」みくり、新垣結衣。可愛い、ひたすら可愛い
主演男優賞:「逃げ恥」平匡、星野源。可愛い、可愛いは正義!
助演女優賞:「逃げ恥」百合ちゃん 石田ゆり子 可憐なアラフィフ
助演男優賞:「逃げ恥」日野「真田丸」佐助 藤井隆 脇で輝く癖の強さw
……と「逃げ恥」が独占w もし「逃げ恥」がなかったらどうなったかというと
主演女優賞次点:「Chef 三ツ星の給食」 星野光子、天海祐希。いつも通りの役を期待通りに具現化
主演男優賞次点:「勇者ヨシヒコ」 ヨシヒコ、山田孝之。なんだかんだ言って当たり役
こんなところでしょうか。新人賞に該当者がいませんでしたねえ。
来年もおつきあいよろしくお願いいたします(^^)
2016 秋ドラマ
えー、沼田さんのライン相手はあの人だったんだ(><)そこだけひっかけでしたよねw
YURIさんになんでも相談し心の支えにしている様子の沼田さん。こりゃ恋愛を超えて人生の伴侶にという選択肢もありか……?てなわけで、百合ちゃんと沼田さんがそれぞれ想い人に連絡しようという時には、風見くんに送る百合ちゃんと、百合ちゃんに送る沼田さんてなことにすれちがったらどうしようーと気を揉んだのに。なーんだ、YURIさんは百合ちゃんじゃなくてw 百合ちゃんに憧れてハンドル名に使ってた、部下の男の子だったんだー。
それで「僕なんか会えないのに」等の謎発言も腑に落ちたどころか、当初からほかの男と違うと言っていた百合ちゃん鋭かったw 内緒だよ、とゲイと教えられた同僚がアメリカ育ちの娘というのも、理解ありそうで言いやすい相手で芸細かいです(しかしゲイアプリってw 今やなんでもあるのねアプリ……)
あとは、やっと会えた日野一家。奥様が乙葉ちゃんだったのは嬉しかったー!
と、本筋の平匡とみくりのことが後回しになっちゃってますけど、もうそこはするに決まってる仲直りなんですもん! 驚きは少なめですよね、素晴らしかったですけど!
結婚は雇用主vs従業員でなく、共同責任者であろうという落としどころは二人らしいし、真田丸パロディが可笑しくて悶絶w
分担制にしたせいで余計、相手が出来てないとイラッとしたり自分ができないと後ろめたかったり嘘をつこうとしたりの揉め事は、どこの共働き夫婦も通った道でしょう。でもそこで、そのイライラをきちんと会議で報告できちゃう303カンパニーの素晴らしさに涙。これが出来ずに、我慢しすぎたりいきなり文句言う事になったりして喧嘩になるのよー。
そして自己嫌悪に閉じこもるみくりに、和解の手を差し伸べる平匡。それはずっとみくりが自分に示してきてくれた優しさ。そして「普通の夫婦」になれないことなんて、最初っから分かってたじゃないですか!って、ああ、いいなあこの連帯感。
でも胸キュン成分はまだまだ少なめで。キュンキュンのクライマックスは青空市場です。みくりお得意の『小賢しい私』を、平匡がなんですかそれ、小賢しいなんて思ってことがない、と。 元彼の暴言を全否定してくれた笑顔に、積年の呪いから解き放たれて思わず衆目の中抱きついてしまうみくりちゃんなのでありました。きゃ~(><)
そして百合ちゃんは年齢を苦にする呪いから。沼田さんも臆病の呪いから解き放たれ、素敵なカップルが揃ったこの日。もうこの神社、縁結びの神様ってことにしてもいいんじゃないかしらん。ご神体は特大のり煎餅ですね。
そして平匡とみくりの妄想の未来は「東京フレンドパーク」仕様w 懐かしいw パジェロ!パジェロ!の頃ずっと見てたわー。
ダーツが示す将来が子沢山でも別離や逃亡、専業主夫でも。その度に話し合って、ハグしあって、解決しあったらいいんだねという素晴らしい未来を見せてもらいました。結婚指輪はめての挙式もしたのかな、その辺は春のスペシャルかなんかで見られたりするのでしょうかw
イチャイチャが楽しいだけでなく、女性の社会参加や年齢、結婚に対する考え方の提示も何気に素晴らしかったこの作品。脚本も演出も見事で、最初から見返したらまた何度でも発見がありそうです。「情熱大陸」など他番組の枠を借りての小ネタ、今期ドラマあちこちで見ましたけれど、ただクスっと笑わせただけでなかった点も「逃げ恥」が圧勝。
いいものを作ったらちゃんと人気が出て視聴率も出ましたよ!おまけに成婚率や出生率にも影響しそうですねw こんな風にまた練りに練った面白いドラマが続けてでてくれることを望みます。
DVD欲しいよーん(><)
終盤、なんとあの◯◯は××だった!がてんこ盛り。
ユーヤ(大東駿介)の父は生前、吉光全(片岡鶴太郎)のマネージャだった!
全の黒い交際を非難し、始末された父。金をもらった警官が覚せい剤を仕込むことも、自殺を強要したことも、隠れた押し入れで全て聞いてしまったユーヤ少年は、復讐を誓ったのだった!!(どのタイミングで押し入れから出たの……)
そこに重ねてなんと、その強い復讐の想いこそが、幼い辰屋が「刑事よろしく」に心酔するきっかけだった……ですと? クラスメートだったんですって。そういえば辰屋の特技は一度顔をみたら忘れないことでした、忘れてたw ここにつながる伏線だったんですねw
その他にも、あのバレバレだったどっきり仕掛けの経験が役に立ったり。犯罪告白を捏造されたインタビュー魔編集の経験も役にたったり。うざかった地下アイドルの粘着すらも、時間稼ぎの代役を頼むのに役にたったりと、いろいろいままで積み重ねてきたことの集大成で、復讐を狙うユーヤをちゃんと阻止して巨悪を逮捕!5人の絆にうっかり胸が熱くなりましたよー。
いやあいい最終回だったなあ。
え、違うの? まだ続くんだw 次回最終回が楽しみですw
確かに真犯人は意外でしたけれど……誰?ってなったわw いいのそれ。
タワーマンションを舞台にハイソないじめを描いてワイドショーで話題になった今作。監視、盗撮、誘拐、と誰でも被害者になりえる都会の死角を描くのかと思わせておいて、佐々木弓子の狙いは初めからヒロイン家族、だってヒロイン旦那と因縁があったからと分かった時点でがっかり。興味半減でした。なのに、体操教室コーチがヒロインと同郷だった方は偶然だなんてw
火元にいる息子を救う前に足を止めて長々と決意表明するヒロイン。歩きながらでも言えるよねそれ。逮捕後に道端で人生を語り始める犯人、ヒロインとの質疑応答を止めない警察。うーんあれこれ雑です。
主人は楽しんでいるので横で黙って見ていましたが、終始子育ての責任が母親にしかないように語られることも不快でした。
母からの虐待のせいでハーメルン事件を!って、その母に自分を任せて妻子を捨てた父は悪くないんかい。ヒロインの家庭でも、父ココリコ田中が前妻は死んだと嘘をついて再婚してたのに、家出だ浮気だ過去の真相だで嘘はうやむやになってしまっていて腹がたつったら。
「俺たちがしてしまったこと」
とか大層に告白した過去も、大変だったのは過剰防衛で殺してしまった弓子だけで、夫は言われるままに離婚してやっただけでしたよ。本当は弓子が全部罪をかぶり、殺したのは夫だった線もあるかもしれない。うん(会社の金でも嘘ついてることを思うと確率倍増w)
『貴方が育つはずだったこの街で、人生をやり直すのよ』
と、和樹くんを当時の住宅に連れていく弓子(借り直したのか、若夫婦の持ち家を離婚時にもらったのか?)
いやいやいや、殺人が、それもストーカーが美人妻に返り討ちにあうようなスキャンダラスな事件があった家に、生き残った息子が帰ってきたらご近所大騒ぎでしょ! 15,6年前のことなんてご近所のおばちゃんたちにはついこの間ですからね!
『殺人犯の息子にするわけにいかない』
と自ら離婚を望んだ佐々木弓子なのに、そこで和樹くんと同居するつもりだったんでしょうか。それともなさぬ仲のヒロインと和樹くんの絆を強くするための、これも計略だったんでしょうか。
別れの時、薄々分かっているだろうに実母への伝言を弓子に託す和樹くん……。感動的でしたけどねえ。その前のキャンプの時が逆に、弓子と生家に旅行までいったのにまだ実母を知らない設定で話し続ける大人たちが不自然でしたよね。最後にこう盛り上げたかったなら、旅行から間髪あけずに別れに持ち込むか、もっと和樹くんからガンガンと<まだ知りません>発言をしていってもらわないと……。
それでも音楽は良かったですよねえ。
エンディングがかっこよくて毎回終わり頃は気持ちが盛り上がるし、中盤も仄暗い合唱BGM『るるるる~』がいいムードで。なのに、なんとそれも音楽療法の曲として物語に組み込まれていてびっくり斬新でした。弓子登場のテーマ曲だったのに、弓子もじゃあ療法を受けていて歌えてくれないと。
そうだ、最上階の高慢ちきママが旦那逮捕で権威失墜したのはいい気味でした。息子さらわれちまえーと前半何度も思った、その呪いも成就したしw 自分がバカだったとやっと気づいた、それでヒロインにもちゃんと謝ってくれてたらいいんですけどどうでしょうね。火事を起こしちゃったのはさすがに可哀想、全戸水浸しの賠償は保険きいたのでしょうか。
松嶋菜々子は美しかったです。
大団円、最終回みたい!
……と思ってたら最終回でしたw だって最後にいつもの次回予告もあったからてっきり(^^;;;)
幸人と悦子の交際は、告白のお返事前からご両親もウェルカムw
作家是永是之としても、小説を書くよりノンフィクションライターが性にあうことを発見してハッピー。社会を地味に支えるスゴイ人を紹介する本を出したよ、それってえっちゃんのおかげ☆ 森尾と三角関係疑惑も解け、やっとラブラブかと思ったら、今はお仕事が楽しすぎるからおつきあいは……になって肩透かしでした。最初からあらわにお互い好きで告白もスムーズ、本田翼や編集部のタコも邪魔ポジションに来ないなあと思ったら、そういうことでしたか。
でも女子向けお仕事ドラマとしては、それってとってもアリですね。彼もすんなりイイよって待ってくれるんだから、忙しい時は恋人未満のまま楽しく友達以上なおつきあいできたら最高でしょう、うん。
最終回の事件、盗作捏造&脅迫なんて犯罪行為で最低なんですけど……この作品的には作家本人が納得してて犯人と話もついてたらいいやーだそうなので、いい……のか。なんだかなあ。私が校閲なら、まさにこの部分に付箋貼って『無理です』って指摘しそうです(^^;;;)
それに先生が犯人を訪ねる時に、悦子がついていく必要はありませんでしたよね。序盤に、ショーだか展示会だかの誘いを自ら断るのはわかりますが、あれこれ片付いてさあファッション誌の企画考えるぞー!ってなったところでの『先生を尾行中』というタコの連絡は正直いらないお世話だし、悦子も断ろうよ。
もっと別の騒ぎでドタバタして欲しかったです。いつかあったブログ本の表紙に訂正シール貼る的な、校閲部全体で取り組むお仕事な何か。悦子じゃない人のミスのフォローでもいいじゃないですか。
という具合に、ちょこちょこ「ん?」と引っかかる作品ではありましたけど軽く楽しく見てました。石原さとみは元気で可愛くて、菅田将暉もぼんやりかわいい。勘違いな奴はいても真の悪人は特にいない、頑張れば報われるかわいい話じゃないですか。夢中になれるほどのことはないものの全話見ましたよ。
あれ、でも本田翼の不倫相手って結局どうなりましたっけ?
違う違う、そうじゃない! 説明がちょっとかみ合わなかっただけなのに
「愛情の搾取!」
じゃないよ、みくりさーん(><)平匡さんも、契約結婚の説得なら金額のお得説明でいいけれど、入籍の提案を理詰めで押してもダメだってば。
さすが、ただ「好きです」が言えずにこじれまくっただけのことはある二人。せっっかく
「私ばっかり好きで……」
「僕も好きですよ?」
と間の抜けた展開でキュンキュンと好意を確かめ合った9話からの、幸せいっぱい急接近☆な10話だったというのに。ずっとラブラブしてからの急転直下がかなり悲しいです(><)
風見宅の掃除をやめる話も、嫉妬してしまって……と言われて嬉しげなみくりと、応じてくれてホッとする平匡さんと。一般に喧嘩腰になりがちな話題を、こんなにも平穏に交わしのろけエピソードみたいにしてしまえるってどんなに平和かと思います。それだけに、みくりさん、なんで自分から剣呑にするのじゃー
そもそも、リストラ候補にされた理由のひとつが、未入籍=扶養義務アンカウントなのに、それはまだ伝わってないよねえ。ただ節約しようとしただけみたいになって。ここも、ただ「好きだから」で済む話なのに。
入籍と金額は分けて相談を……いやそういう話じゃないのかな。うーんと。
必死に電話し、資料を漁っていた平匡さん。転職先探しかと思いきや、それはさておきデートの予習と店探しだった時にはほんと、和んだのになあ。みくりさんたら、商店街でボランティアさせられそうになった防衛機構がまだ働いちゃったか。それとも、いいレストランに、焼き鳥屋に行くような格好で連れて行かれて平静を欠いたか(これは女子には大事 ^^;;;)
もちろん来週はなんとか誤解も解け、二人に似合いな合理的な回答も出て、百合ちゃんと『年下の甥っ子』風見さんとの仲もどうにかなって、神社のマルシェも大成功で大団円ハッピーダンスで終わることでしょうけど! 沼田さんがカミナリ嫌いな伏線がそのまま一人暮らしだったらかわいそうだわーいい出会いを是非!
そうそう日野一家が初めて見られるのも期待w
しかし娘と一緒に見ているので平匡さんの初体験で失敗エピソードは居心地悪し(^^;;;) 娘が理解してるげで、また(^^;;;) でも走って逃げちゃダメだよね、は意見一致。女子はそんなに気にしてないよね。かわいいは無敵ですから!
♪終わらない歌を歌おう♪ で、終わらなかったよw
そっか、マンションが完売したら販促のためのギャラリーは閉まりスタッフは散り散りになるのね。モデルルームが消えるところは何度も見てきても、そこのスタッフのその後を考えたことはありませんでしたわ。
伊達さんは、出身地が合併でなくなってしまったから街づくりを志した人なのだとか(彼をモデルにした漫画、読みたいw)
そろそろマンションを売る営業職から離れ、目指した仕事に……。そこにまた沼ちゃんとの接点は有りや無しや。ラブだけで考えるなら、伊達さんと沼ちゃんくっつけばあのハイソマンション303号室で一緒に暮らせるだろうけど、それは沼ちゃんの家じゃないよね。
枯葉を集める大家さん。なんと染色家でした。あの美しいカーテンは手染めでしたのね。え、じゃあずっと探されてたなんとかさんて大家さん?
バーのママと沼ちゃんが知り合った時にもこの人が……?と思ったけど違ったしw 最後の最後、もうマンション作る側がこれを知ることはなさげに出してきてほったらかしなのがこのドラマらしいですよね。 大家さんのあの汚い格好もゴミ集めも、染色が始まるとなるほど仕事着、作業中と思えるから不思議ですw
理子さんはステップアップの予感、受付娘と新米くんはカップルに。ご近所の妊婦さんは、生まれてくる子に染色された布がひるがえる光景を見せたいと未来を語り……。
ドラマは終わってもみんなの暮らしは続き、不安はかかえつつもそれなりに幸せで。沼越さまの家探しも続いていきます。
素敵な作品でした
「私の給食」が、ついに「私、たち、の給食」になった!
ほんと毎回丁寧な話運びで、楽しく見ています。意外性はゼロなんだけどね。はるちゃんはやっぱり星野光子の娘だったし、星野光子の屋台は大好評。二流の鴨しか手に入らなくても、手間を惜しまず毎日違う味で提供されたらお安くってお得ってなもんだし。光子が楽しそうに作る料理はいつもどれも美味しそうです(^^)
給食だって、断水しようが、サメ鰯セロリだろうが、絶対美味しくなっちゃうじゃないですか。いつも元気で自信満々な光子に引っ張られるように、ポンコツなメンバーも『美味しい』と言われる喜びに目覚めていきます。これも予想通りよねw
最後に、センター給食移行で自校調理がなくなる危機が訪れ、と同時にラレーヌの支配人がついに光子を取り戻しにやってくる。
ラレーヌお断りの未来しか見えませんよw 安定感w
なんじゃこりゃーな麻雀ドラマw
みじっかいスカートのJKが学内で自動卓麻雀を囲んで、ハンチャンだイーソウだと専門用語バリバリ。それだけでも珍しい光景ですが、その面子が。どピンクのバカリボンちゃんは中学麻雀全国大会の優勝者ですと。方言丸出しのメガネちゃんは実家が雀荘。甲高いアニメ声で語尾が「だじょ」なヤバイ娘も自称『天才』だったりして、実力者揃い!
そこになんとなく誘われ卓を囲むことになったヒロイン咲は、家族麻雀程度というのでぼろ負けかと思いきや。なんと不思議に、勝たず負けずにプラマイゼロ。何度打っても、どんな窮地からでも奇跡の配牌でプラマイゼロw
本人曰く
『自然にそうなっちゃう』『麻雀はあんまり好きじゃない』
プラマイゼロはその家族麻雀で、家族を不機嫌にしたくない一心で身につけた技なんだそうですよ。ほんまかいな。
最後に全国大会メンバー(なぜか女子校ばかり)がずらずらと紹介され、まあどの高校もキャラが濃そうな人ばかりですよw 漫画が原作ときいて大納得。見分けがつくように派手にしたキャラ設定を忠実にコスプレしているんですね。
この先はきっと女だらけのJK麻雀大会。そうそう、書き忘れてたけど、ツモったり鳴いたりする度にエフェクトで花が散り光が舞いますからw 対局場面はジャニーズのコンサートビデオ見てる様ですよ。
今は乗り気じゃないヒロインも、そのうち本気になるのでしょう。因縁の対決や、敵キャラのびっくり技が繰り広げられるのでしょう。きっとみんな、性格も語尾もキョーレツねw 既に乳格差ネタもあり、あのギリギリなスカート丈でパンチラはあるのか? どうでもいいけどw
妙にスポーツ系の真面目さがあるので、バカドラマ扱いするのは失礼なのかも。映画化も決まっているそうです。さすがに映画には、もうちょっと知ってる俳優さんが出るんでしょうかね。だからって見ませんけどw
なぜアニメ化にしなかったのかしら。実写化の方が安価だったのかしら。
いやあもう、羽生結弦の「恋ダンス踊ってみた」ビデオで我が家のお茶の間騒然ですw あまりのキレキレっぷりにカナダで何してるのか、寂しいのかと心配になりますが、案外カナダに帯同のお母さんがドラマ逃げ恥にはまってるのかもですねw
旅行のキスの顛末から「末永く」のメールにニヤけ、ラブラブ度は増したものの、急接近に耐えられなかった平匡さんの拒絶に傷つくみくり。実家に逃げてしまったみくりを、追うのか平匡!
7話終わって、お互いもう恋心自覚しているのに上手くいかない二人に焦れました。
「まず『好き』って言わなきゃー」
とさんざ画面に向かって恋愛指南。
だってザ・ベストテン調にランキングつけられる程、自分で不安になる程、平匡さんを好きなのに、なんで「好き」をすっとばして「平匡さんとなら」そーいうことしてもいいですと実務面の相談的な発言なの!理屈っぽいみくりらしいと言えばそうですがw 応えて平匡さん、玄関で見送るみくりが可愛すぎて倒れるほど、火曜は帰宅してハグするまで死ねない!と心に思うほど好きなのにー。まあだからむしろ、さあどうぞと据え膳されても困ってしまったわけですね。
最初はみくりの言葉をセフレ的な関係発展と受け取っての「無理!」かと思っていたのですが、8話での告白を聞くだに未経験の不安とか、年下女性にリードされてる憤りとか、なんというか乙女の「まだダメ」系反応だった模様です。乙女なアラフォー男w 「世界一難しい恋」「デート 恋とはどんなものかしら」に続き、恋に疎い男が可愛く見えてきますねえ。
ともあれ、大胆なお誘いを断られちゃったみくり。その場で走って逃げ出すでなく、きちんと掃除して何日分もの食事用意して、アイロンかけて、完璧に準備をしてからの出発になるところが理性的で素晴らしいです。そして家出先の両親新居の近くでも、選挙に出るのはどうだろう……と、今後の生活をきちんと算段している様子も斜め上に好感度アップです。市会議員w 似合うw
一方の逃げられ男平匡は、事情を知る風見に対しても「君とは違う」と拒絶する一方なのですが……。
酔いつぶれた平匡を送る百合ちゃんの車の中、風見が語る昔話。曰く
『かっこいい風見くんと自分は釣りあわないから別れる』
と言われて戸惑ったって、まんま平匡がしていることじゃんw ほんとイケメンは助言もスマートにこなすのだわ。
断られる側の気持ちにやっと思い至った平匡さん、積まれたお食事タッパーを食べ尽くし、いざいかん、実家のみくりちゃんのもとへ!
……って、そこですれ違うのもまた二人らしくて可愛いのでした。
続きは順調な夫婦交際からですか?
あ、ゆりちゃんの「私の分まで産んでくれてありがとう!」は独身のオタ友によく言われますw そして学生時代に出産済ませておけばよかった〜は、バリキャリの弟嫁の鉄板ネタw リアルw
え、伊達さん沼ちゃんのことを??
あとオープニングのBGMが何かに似てる似てると思っててやっとわかりました、Wiiの待機音!(WiiFitの、かもw)
マンション購入を決意した沼越さまと、どんどん親しくなる従業員たち。吉田羊似の理子さんなんて、「沼ちゃん」呼びだわ、職場の居酒屋のみならず自宅に遊びに行っちゃうわ、別不動産屋の中古住宅内覧にまで同行しちゃうわ、友達じゃないですかー! 当の沼ちゃんが、いそいそと来客用カップや座布団を買い足して嬉しそうなのでまあいいですけども。社会人としてちょっとどうかと。
しかしその「沼ちゃん」呼びを咎める伊達さんだって実は……。
中古住宅の内覧を伝え聞くと無理についてきて、兄妹という設定を忘れて専門用語でヒートアップw 同業者とバレちゃって相当恥ずかしいぞw 思えば初期にも、沼越さまが高額物件を買い急いだ時に冷水をあびせるような真似をして、でもそれってむしろ沼越さまの為に……?と怪しんでいた理子さんの読みは当たっているのかも。
6話ではついに、別の客沼田さま御一行をずーっと沼越さまと呼び続けるという凡ミスまで!
それが恋なのか投影や情なのかはともかくも、小娘にそんなに心奪われちゃっているのかと思うと可愛いw いつもツンとすまして慇懃無礼なのに、実はアヒルボートに乗るどころか池に近寄れないほど水が怖いという弱点も愛おしいw その昔、無理に営業した家に住む人が「幸せ」と言ってくれて涙ぐんだり。高橋一生の伊達役、どんどん魅力的になってきています。
テンション低く語らない主人公沼ちゃんと、そんな頑なな人を見つめ続ける伊達さん。囲んでワイワイ、沼ちゃんから元気をもらう人々w その辺の人間模様は「繕い裁つ人」にも共通する池辺葵の真骨頂、ドラマでも心地よく再現できていると思います。
誰もこないから、と丈短カーテンで暮らしていたぞんざいな部屋に、客が来て客用グッズが増え、ついに美しいカーテンがやって来たときの静かな華やぎ。大好きな場面です。そしてそれが美しいからこそ、田舎からきた従姉妹が「ずるい」と東京暮らしを羨むのが許せません。
両親を亡くした東京に、いつか戻ると決めていた気持ちも。一人で戻ってきてからの寂しい暮らしも。
「ずっと住み続けられる家」
というささやかな願いすらも、何も知らないくせに!
そんなやつ出て行ってもほっといていいのにね。心優しい沼ちゃんは追いかけて謝って駅まで送っていくんですよ。
いつぞや忘れ物の携帯を届けた金持ち娘にだって、私が欲しかった部屋を親の金でポンと買ってもらった挙句につまらなさそうに暮らしやがってー!と吠えたっていいのにね。黙って微笑んでピザおごられて帰るんですよ。いい娘だ。
静かに一人でしっかりと立っている。応援したくなります。でもこの調子では、家は買えずに終わりそうな。
風呂や帰り道、自宅のソファでくつろぎながら……と登場人物が口ずさむ流行歌もまた見所(あれ、6話は歌わなかった?)30分とは思えないみっちり詰まったいいドラマです。
神回。
実は珍しくリアルタイムで見ていたくせに、この一週間感想は手につかず後半リピートに勤しんでおりました。
「あと一駅……永遠に着かなければいいのに」
の心の声が重なっただけでも既にキュンキュン、満腹ごちそうさまだったというのに、まさかのそこからのキス~!それでも初見時はエンディング恋ダンスの間ずっと、妄想、どっちかの妄想!と心を落ち着かせようと努力していたのですが予告編でしっかり本当にキスしてたとわかったじゃないですか!うおおおおおorz
前回の、百合ちゃんを誤魔化そうと企む共同作業やら、ハグ協定もそりゃ萌えましたけれども。旅行に行って帰るまでの日常生活でない流れに加えての最後のキス。急転直下のキスが、伝説の生まれた瞬間を見ているのじゃないかと思うような衝撃でした、はい。
そんなわけで社員旅行。
百合ちゃんからのプレゼント新婚旅行を断るわけにもいかず、業務の一環ってことで!とへ理屈をつけて旅立つ二人。同室は仕方なくとも、ちゃんとシングルベッド二つに分けたし!必要装備もあれこれ、片や念のため勝負下着w 片や差し入れ安眠グッズ……ならぬまむしドリンクw に、自前の耳栓とアイマスクってことで。 たった一泊なにも起きないさと思いきや、百合ちゃんの思いやりでベッドはダブルに変更になってるわ、みくりの元カレは居るわ、まむし……もとい「ま、ムシ」は出るわw 波乱万丈なのでした!
棚の下に放り込まれた精力剤をみつけたら、きちんとつつんで男性の方に届ける仲居さんGJだw
しかしコミカルに事態が進むほど、沈んでいくみくりの気持ち。
契約結婚も、恋人提案も、ハグの取り決めも、どれもこれも自分からばかりの意見で何一つ求められない。今だって同じ布団で寝て、万が一に備えて勝負下着でいたのに虚しい……って!それは君が契約夫に「好きです」ときちんと告げないからでしょうに!
例えば<女の敵>風見にすら「優しいんですね」と本質を見抜くみくり。自分を見る平匡にも同様に、数々の提案の底に眠る好意を自明の理として受け取ってもらいたいのかもしれませんけれども。それは、ないw 彼は、女性が自分を好きになることなど絶対ないと思い込んでいる人種なのは、みくりだって分かってるはずじゃないですか。気軽に女性に手を出さない人が、好きになりそうな同居人に粗相をしないように頑張っているというのに、手を出さないと悲しまれるなんてこの矛盾。
さらに困ったことに、言われなきゃ分からない平匡さんは、隣に座るみくりの悲しみにてんで気づかず、旅行の幸せをかみしめているんですから。自尊感情だけでなく、満足のレベルも低いw
なーのーに!
そんな男がうっかりはずみで、手を握ったのみならずキスまでした!!その心境やいかに!そして、その後の二人やいかに!!
今週の逃げ恥が楽しみで仕方がありませんよ。ダンス練習しながら、一緒に見ようと約束した娘の帰りを待っていますw この楽しみを損なわない展開が続きますように(><)紅白に出場して踊ってくれないかなー
そしてあの羽生結弦も口ずさみながら踊っている恋ダンス、星野源も古田新太もお手のもの、一番下手なの風見さんですよねw
『鹿の目』を検索したせいで、原作の先の展開がうっかり目に入っちゃいましたよ(^^;;;)
銃砲店のカウンターにザラザラ掬うほど置いてあって、サービスでくれる『シカノメ』まるで飴ちゃんw どうやら剥製の目に嵌めるガラス細工で、きっと鹿は壁に飾る需要が多くて主流なんでしょう。我が家は日本語字幕つけながら見てるので「鹿の目」?ってなりましたけど、音だけじゃ聞き取れず流されそう。射撃歴あって銃砲店にも出入りしてた私ですら馴染みがないのに、日本版視聴者の何人があれだけで分かるんだか。てか日本の銃砲店には置いてないかもw フィラデルフィアが舞台の原作演出はどうあれ、日本版では『剥製の目』と言わせるなりして欲しかったですね。
でも逆にそこ以外、原作が外国物だという違和感は4話までみても特にありません。
アメリカ人気ドラマ「コールドケース」を吉田羊主演で日本を舞台に翻案。
未解決の殺人事件(=コールドケース)再捜査を命じられた石川百合刑事(吉田羊)は、捜査一課の同僚高木(永山絢斗)立川(滝藤賢一)金子(光石研)らと共に、忘れられていた真実に迫ります。
原作のヒロインがリリーだから、百合ねw
2話、シングルマザー役仲里依紗が激やせで誰かと思いましたが役には合ってました。上司三浦友和もいい味出してます。
当時自殺とされた遺体を、車が捨てていくのを見たと20年たって目撃者が申し出たり。森で白骨が次々とみつかったり。かと思うとつい先日の事件で、記憶を失くした母親と共に幼い娘を殺した犯人を追ったり…。
震災に絡み、なぜか遠隔地で殺された検事がしていたのが、男娼漁りじゃなく目撃者の男娼探しだったと妻の誤解を解けたケースはまだしも。娘を殺したのは侵入者でなくパニックと絶望に追い詰められた母だったとか、息子が自殺じゃないことを父は当時から実は知って黙していたとか、真実が分かったからといって虚しい気持ちばかりが続きます。このウェットさ、全然アメリカ発な気がしないのですが……、元々そんな原作だったから見込まれたのか、うまく翻案されているのか。
刑事の家庭が皆ボロボロなのは、激務&ストレスでどこでも一緒でしょうか。そして百合の生い立ちもなかなか悲惨なようで、それも刑事物にはありがちかな。
過去の事件を紐解くにあたって、その時代時代の歌が印象的に使われる(例えば4話では「桜」、ラジオや有線や犯人の鼻歌)のと、百合の聞き込み相手が時に当時の幼い/若い姿に入れ替わって返答したり、解決後には被害者が生前の姿で微笑んでいたりするのが毎回のお約束のようです。
永山絢斗くんは、以前映画でみた時よりも声が瑛太にますます似てきましたね
貝塚タコ八郎と復活作家が……無精髭、天パー頭、似すぎでしょw
シリーズも進み校閲室にはすっかり溶け込んだエッちゃん。今回も順調に企画に難癖つけまくりです。
子供が読書を楽しむため創刊する雑誌に『寡婦が』って、言い回しの前に物語の設定が謎なのは確かに!でもエッちゃんの主張する、全部易しいわかりやすい話だけにしてしまうのは、子供をバカにしていると思う、私は本好き。ずっと対象年齢以上のものを、分かったって分からなくたって読んでたものです。何度も辞書引いたと騒ぐなら、英語の教科書みたいにページ内に脚注載せる提案をすればいいじゃない『寡婦=旦那さんが亡くなった女性、未亡人』て。
依頼を受けた大御所先生だって、やっつけ仕事や八郎の発注ミスや勘違いのせいじゃなく何か考えがあって『楚々として』と由緒正しく古めかしく書いたわけでしょ。原稿が挿し変わるならせめてそこを解決し、大御所先生本人が翻意するなり別原稿を出してくる話にならなくちゃ意味なくないですか。
なのに、貝塚が昔作家を潰したエピソードと合わせるもんだから大御所作家はセリフだけの説明で企画から降り、その無名の元作家のジュヴナイルが載りますってさ。音楽と徹夜仕事で画面は盛り上がっちゃってますけど、力注ぐ場所が間違ってる感じでモヤモヤします。
更にそのモヤっと場面で、交互にどアップで映る貝塚と復活作家(安藤政信)が似てるんだもーん。 まあさすがに私は青木崇高は見分けるけどさ、横にいた家族が『一人二役?』と言いだして吹きましたw ちょっと配役か髪型考えたらスッキリするのにね。
鉄パンツ女史の既婚ネタや、家模型くんのプロレスデートネタも、賑やかしにはいいけれど、さあ笑え!とばかりに強調されるのでうざいです。そこ深めるなら、5話スタイリスト(川原亜矢子)本の校閲回でせっかくファッション誌の仕事に一歩踏み込めた、その後の悦子と編集部の関係を描いてくださいよー!
恋愛方面だけは、幸人の同棲疑惑も悦子がぐっと飲み込んで揉めず、とっとと「好きだ」と告白もされて見易いのが救いです。
え、屋台……?
早朝から給食を仕込み、調理配食し、教室にドヤ!しに行ってからの自分の仕入れに調理。それから重~い手作り屋台引いて店出して、深夜までの接客に対面調理!
豪華な店で当たり前のように提供されるより、なぜか屋台の方が美味しそうでしたよ。更に格安ってたまりません。最初こそ閑古鳥でしたけど、TVでも紹介されて高額でも食べに来る人がどんどん増えて……こりゃ過労で倒れるオチかなとハラハラみてましたら、超人光子さんはお肌ツヤツヤのまま。倒れるよりもヤクザに絡まれるよりも、警察にしょっぴかれる方が先でしたw
屋台のルール。
公道で営業する許可を取るのはもちろんのこと、一種類の料理しか出しちゃいけないんですってよ。おでんならおでん、ラーメンならラーメンてことですか。フレンチフルコースなんてもっての他だとか。そんなこと、屋台を作り出した時に教えてあげてくださいよー。特に栄養士荒木は、自慢の唐揚げを屋台で売って店を出した大先輩だったのに黙ってるなんてさ。……それだけの関係しか築いてなかった光子さん自業自得っちゃそうなんですけどねー。
でもそこはさすがの光子さん、人間関係でなく本領の料理で合間を詰めていきます。どんな逆境でも料理ができれば幸せ、本当に料理バカな光子を温かい目で見るようになる荒木。彼もまた料理バカなんでしょうね。そして、食中毒事件の柿崎こそが、彼の大切な店を潰した評論家だったという因縁!あいつだけは許しちゃおけん!と、二人で協力しあったりするのかな。てか、店が潰れたと言いますが、いまでも店舗はあるじゃない。荒木の自宅なのかしらん。貸店舗じゃないのに営業できなくなるほどの影響がでる悪評ってなんでしょう。
あ、あそこで光子が店を出すことになる??
オーナー小泉孝太郎の横やりで、市場の仕入れをお断りされてしまうようになった光子ですが、それも荒木が担当してくれるなら邪魔されないものね。最近、教室を模した内装で懐かしの給食メニューを食べさせる店もあるって話ですからそんなのも受けそうだけれど、フレンチじゃなきゃダメですか。
ところで給食で豆料理が不人気とはびっくりです。まあ煮豆は地味だし摘みにくいのかな。そこでカリッと揚げて青海苔をふったら香ばしい☆という光子の案は確かに美味しそう。てか、なんでも揚げれば好まれそうw