コント以下の老けメイクには絶句。
そりゃヴァンパイア永作博美を老けさせるのは大変でしょうけど、だからってあれは。

気を取り直して、「学習塾」を作った男女のお話。

押しに弱くて、つい児童の母と関係をもっちゃう用務員さん吾郎に高橋一生。大正解でしょう!そして、家庭教師を営むシングルマザー大島千明(永作博美)は、教え方のうまい用務員さんがいると娘に聞いて、偵察に行き教育を語り合って意気投合するのです。もとい
「こんなの初めて!」
は一致したのですが、内容は
→論破にならず男性と語り合えるのは!(千明)
→男女の仲にならずに話だけだなんて!(吾郎)
と大違いw 吾郎さん、とんだジゴロで千明を怒らせてしまうんですよ。いやあ「破廉恥」とか久しぶりに聞いたわ~w

現代パートでは孫もいて、教育界レジェンド夫婦ですから。てっきり、教育者としての吾郎と千明が色恋抜きで手を組んで塾を軌道に乗せ、その後気持ちが芽生えると思い込んで見ていましたら、えええ!
宿無しになった吾郎を塾予定の空き家に連れ込んだ千明。押し倒してるじゃないですかー!吾郎が拒めないタチなの知っててそれ、今までの保護者と何が違うのか、場所が校内じゃないだけ(^^;;;;) しかも、破廉恥用務員だと匿名の手紙で、吾郎を学校から追い出させたの千明だと、吾郎もわかってるんですよ。
『学校が太陽だとしたら、塾は月』
と綺麗なこと言いつつ、一度寝たぐらいでもう塾経営パートナーは決まりねって顔してますけど。そこまで都合のいい吾郎さんじゃない……って、なるんかい、パートナーに!赤ん坊抱いてるの、それふたりの子なの?はあ〜。

高度経済成長の波に乗り、ふたりの塾も順風満帆、生徒でぎゅうぎゅう。次回はそこに『悪徳塾がぼったくり』と週刊誌が逆風記事を書いてきて、さあどうなるのか。

それと孫の一郎(工藤阿須加)、教育に興味はありつつ祖父母に気兼ねして弁当屋バイトでお茶を濁す現在でしたが。授業についていかれず、塾にも通えない低所得家庭の子供にボランティアで数学など教え出したところです。教える喜びを知って、さてこちらもどうなる。