こ、これ撮影はスタジオセットどころか、関テレの会議室なんじゃ……。

てなわけで、かの有名な昭和基地から更に1000キロも内陸。富士山よりも標高が高いという、世界一過酷な観測地帯『ドーム基地』にやってきた、第38次南極越冬隊の大変で愉快で切羽詰まった日常を描いた人気エッセイを、関西テレビが深夜ドラマ化です。ロケはどうするのかと思いきや、時々ドアから出入りしては真っ白になって戻って来るところを『中から』写すだけw もう屋内には数部屋とキッチンと、風呂トイレぐらいしか基地にはありません。学園コントよりセット少なくて済みますよ!企画者、天才!
おやじ7人にスポットが当たること「バイプレイヤーズ」以上です。通行人や訪問者いませんから!そこも自然に経費削減出来てるのかもw

到着するなり、金髪ロン毛ですね毛のバニーガールがお出迎え。引き継ぎに残った前任者でした。日本では普通に暮らしていたお父さんが、一年南極にいるとおかしくなってしまうのか。基地に残る日誌を見ても、前任隊がどんどん壊れていく様子が怖いですw 
そして1話での大事件といえば、水の使いすぎ疑惑! 週に一回の風呂、それも何年もろ過して使っている口に入れたら死ぬ水を、使いすぎだぞって~! でも実際、水は重労働で作るものな南極では生死に関わる、大問題なんですと。 今日風呂当番だった奴が犯人…は、分かりやすすぎて無し。じゃあ、臭くない奴が犯人だ!と匂い判定を始めたら愉快になってきちゃった面々、わざわざ尻だしたりw 尻だけいい匂いな奴がいたりw 脇だけ嗅がれてた奴が、俺の尻もと言い出したり、もうカオスw でもそれが南極なんですかねえ。

主人公は、料理人(浜野謙太)
食材が限られる中、みんなに美味しいご飯を作ってくれています。隊員の誕生日にパエリヤを所望され、悩みつつもロブスターがどーんと乗った素晴らしいパーティメニューを披露してくれましたよ。日本人しかいない基地に、サフラン他本格的なエスニック素材も備蓄あるんですねえ。また、それを作りながら歌って踊る!なるほど浜野謙太にした甲斐がありました。毎回そんな見せ場があるなら楽しみですね! 

金村隊長に田中要次、以下医者の松山(マキタスポーツ)、通信の下平(山中崇)車両の鈴木(岩崎う大)雪氷学者の本木(緋田康人)サポートの川田(福山翔大)