物語に引き込まれました!徳井の軽い父親も好演でしたが、それ以上に娘役の子が良かったわー(「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」の子か!)

西九条駅で下り、言い争いながら歩いている父娘。
小学校の体育で怪我をさせてしまった謝罪にと、級友の優子ちゃん姫星(きらり)ちゃん宅に向かう途中です。お父ちゃんにまかせとき、あれもこれもお父ちゃんのおかげ、とまくしたてる父(徳井義実)は有名店チーズケーキを手土産に手柄顔ですが、娘萌絵(平尾奈々花)が何か言いかけるたびに

「分かっとる!」

と遮るのは感心しませんわ。男手一つで、萌絵ちゃんを身綺麗に育ててるのは偉いけど、日々の会話は成立してなさそうです。1軒目はそれでもお互い様で済みますが……。案の定、嫌がっていた2軒目に向かう途中にいなくなる萌絵。探す父親に優子ちゃんは、姫星ちゃんは本当に嫌な奴で、萌絵はずっとイジメられていたんだから謝る必要ない、と。途中チーズケーキが川に「落ちた」のも、行きたく無い萌絵が投げたよねw やっとみつけた娘に頭をさげる父ですが
「私の言うことは聞かんのに、優子ちゃんの話は一度で聴くんか!」
と更に怒らせてしまいます(まったくだ!)それでもまだ「分かってる、わざとやなかったんやろ」とかぬかす父は
「わざと突き飛ばしたんや!」
と泣いて訴える娘を抱きしめて……。

いやー姫星むかつくw 持ち物なくなれば萌絵のせい、片親なことまでネタにバカにするって相当ねじくれてますよ。いいお友達が優子ちゃんと落ち着いた名で、イケズが珍名なところも細かいですね(^^;;;)
そのイケズ娘の住む大豪邸、門から玄関までめちゃ遠いんですよw ガツンと文句言ってやるという父が「謝りに来たんやないのに、手土産も変やな?」とどら焼きをカバンにしまっちゃう暇があるぐらいに。インターフォンの姫星母の声は手強そうで、あの調子のいい弱腰パパはきっちり文句言えたんでしょうか?そこは視聴者のご想像にまかせたまま、頼もしげに父を見上げる萌絵ちゃんで終わるのもうまかったです(^^)
ちなみに狂言回しの西畑大吾は、公園で娘の行方を聞かれてました。


ここまでしばらく、ちょっとしんどい話でしたよね~。
2話の夫婦は、意思の疎通なさすぎw 結婚記念日にレストラン予約してるって知ったら奥さん(鈴木紗理奈)きっと喜んだでしょうに。『毎年頼んでる似顔絵師を探す』と奥さんが拘ってるのも、新婚時の幸せが大事だからなのに……ただ黙って予約をずらす無理難題で店と喧嘩する旦那(三浦誠己) それで奥さんを尊重してるつもりなの怖いわ。

3話は、森ノ宮駅で同窓生がばったり遭遇。
先輩の結婚披露宴に行く楓(水上京香)は、喪服の渚(谷村美月)に、いくら先輩が好きだったからって嫌がらせとは…とドン引きですが、渚呼ばれてないし!行き先は恩師の葬式で、むしろ担任だったのは楓だし!早々に誤解が解けたのは良いにしろ、ラスト衣装と目的地を交換した2人には……。ドラマ的にはうまいオチでも、無理無理無理と頭かかえてしまいました。正装で突然の服の貸し借りとか無理~!お仕着せの制服交換ならまだ分かるんですけども。

ところで谷村美月、ちょこちょこ顔出す割に役柄には連続性がありませんねw シーズン1の1話では芸能人のマネージャで……名はさち子さん。別の人なのか!