4話天満駅「妻の霊がカツラに取り憑いた男」
なんちゅー発想w 役者でない、関テレ名物アナウンサーが主役で頑張ってますよお。カミングアウトして久しい山本氏、実はかぶるのは19年ぶりだったとか!なのにカツラに振り回される役だなんてw

54歳真治(山本浩之)は今日、やもめ同士でデート。
夫が心配のあまりカツラに取り憑いた亡妻(鈴木紗理奈)が、やれネイルを褒めろ、今じゃない、あの女失礼だと、ズレたり飛び上がったりの大騒ぎです。一方の彼女(中江有里)は、デート中スマホを持ちっぱなしでせっせと返信、気がないのかと思いきや甘えてきたり。そもそも暴れるカツラによく気づかずにいられるものですw
公園にフクロウカフェに天神橋筋商店街と、天満駅周辺のデートスポットを網羅しながらも、噛み合わない二人。もう亡き夫のことは忘れなくてはいけませんね……と語る彼女にそれは違う!と返す主人公。人生の一部だった妻を、これからも自分は忘れられないといいきった途端に、伝う滂沱の汗。いえ、号泣したヅラ妻の涙ですw

そしてオチは、そう。相手の女性もスマホにとりついた亡き旦那と一緒にデート。もっと甘えろ等の指令を受けていたのでした。でももうどっちの霊も、安心して成仏できましたねー。


5話桃谷駅「酒と泪と男とわたしたち」
「会ってほしい人がいる」
という19歳の娘(小芝風花)と38歳の母(中村ゆり)が、待ち合わせ場所を間違え、帰り、追いかけ、と近くにいてもすれ違い続ける桃谷駅周辺。

こ、これは無理~、中村ゆりがお姉さんにしか見えなくて、19で結婚して19の娘がいてと言われても別の38歳の母がどっかから出てくる気がずっとしちゃってましたよー。酒浸りの設定でも若くてきれいなんだもん中村ゆり(^^;;;)
さておき、自分も19歳で結婚して失敗したんだからと娘の暴走を止めようとしたり、思い直して祝福しようとしたり。
『誰もがおめでとうと祝ってくれて、しかも覚えてるのは結婚式だけ』(誕生祝は忘れてるからw)
という衣装屋さんの言葉も含蓄深いのですが、それで最後に出てくる「会わせたい人」が娘の彼氏じゃなく、別れた旦那だとは!離婚して、まだたった4年。そりゃただの迷惑だよ娘さん!

中村ゆりの大阪弁は「煙霞 GOLD RUSH」で見てましたけど、小芝風花のは初めてかな。ポンポン行き交うやりとりは気持ちがいいです。

さて狂言回しのシュークリーム少女(清井咲希)は、4話で吹っ飛ぶカツラを目撃w
5話では「シュークリームを落とした子」「ひとつ足りないと悲しんでる子」と、親子に別々に会うミラクルキャラでの登場でした。ほんと、どう梱包したら紙袋の中の箱に入ってるシュークリームがひとつ出て落ちるのかと(^^;;;;)