<デザインよ、浮かび上がれ!>
蛍光塗料を利用、暗闇で変わる服。それを提案したのがメガネメーカーだったところが面白いですね。室内は普通のメガネだけれど、紫外線が強い屋外でサングラスになるメガネ、あるある。
なのでスタイリングもメガネ着用が多かったです。胸にメガネポケットがある服もw いいなw

ムードでのお買い物も、ブラックライト持参でチカチカ照らして確認しながら。作業スペース近くにも真っ暗な部屋を用意。
それでも慣れない作業ですからね、真っ白なドレスにするつもりが、まだらに模様がついたものになっちゃったとショックのマー・ジン・ウォン。室内灯で無色の塗料と有色の塗料があるんですね。でもほら、審査員はまだら気にしてなかったよ!ブラックライトついてからが最悪で、明るいときはまだましだってニーナがw  ←これぞプロジェクトランウェイw

もっと効果的に光るはず、ってのも多かったですね。
花模様の生地の、花に塗料を塗って浮かび上がらせるはずが生地が吸っちゃって光らない……。これは生地選び中にはわからないことですからキンバー可哀想。でもウォンもそうだけど、狙いと違っちゃうと判明したところで即、なにかリカバーをするべきってことなのかも。

逆に、生地を切りっぱなしにしてみたら、はみ出た繊維が思いがけず違う色に光ったラッキーボーイがロベリ。いいね! 元の紫フリルのミニドレスもきれいだし、ブラックライト下では繊維のオレンジの光も加わって幻想的に。

でももっとインパクトあったのは、白ワンピのコーネリアス。
暗転で浮かび上がるのは、大胆で色とりどりのニコちゃんマーク(日本の絵文字?)やら記号の数々。なるほど、頭をツノみたいな二つお団子にしたわけです。シンプルなドレスが遊び心満載に大変身!(胸のメガネポケット、ランウェイでは分かりませんが審査のときにはメガネ入れてましたねw)
あとデクスターのフリンジ多用の白い服も、白いままですがフリンジの光り方がきれいで良かったです(^^)

エリンのワンピも、光ってからが可愛い。透け感のある生地でふわっと長いスカートに手刺繍のビーズ、それがネオン系でなくパステルに光るという。ただ、光る前は大人しい淑女と言ってましたけど、あんな透けるトップの下にビキニ着てる淑女ってw 普通には着られませんよね。
他にも審査員に好評だったのが、黄色い水着にビニール雨合羽を羽織らせたジェニ。なぜ水着。でも光らせると、ビニールに手書きしたヘナ模様が宙に浮いている様できれいでしたね。コートの襟と袖が実はリブ編みと全部ビニールじゃない気の利かせ方も審査員はアピールか

で、勝利はエリン。
脱落者は、キンバーでした。
脱落スレスレだったウォンは、奥さん(てか厳密には籍入れてないんで婚約者だって。子供いるのにか)がミューズなのはいいですが、今回もティムに言われるまで彼女に着せるウェディングドレスにこだわっていたりとテーマから逸脱しがちなところを修正していかなくてはでしょうね。頑張れ。

で、マリークレール誌にエリンと今回の服が載った記事を探して、みつけたのがこちらです。エリン自身の公式サイトかな。ドレスの刺繍もよく見えますが、さらっとネタバレしてる気がするので左半分は隠しておくか細めで写真だけ見るが吉かも。自己責任でプリーズ。

ネタバレなしの記事ならこちらを。エピソード放送前に開催された、トランジッション社とマリークレールのコラボパーティです。小さな写真で服も上だけですが。