地方再生?
田舎のさびれた商店街に、移転してきた『ユニバーサル広告社』。 社長(三宅裕司)以外は沢村一樹、要潤、片瀬那奈とシュッとした、いかにも都会な人材が揃っているだけに違和感バリバリです。広告、と聞いて地元民が警戒するなか、サ店の娘さくら(和久井映見)だけはなにかと好意的で、突然の締め切りにおにぎり差し入れたりアイディアをくれたり。

冒頭、大手広告代理店でエリートだった主人公杉村(沢村一樹)が独立に失敗し、弱小ユニバーサル広告社に拾われた云々の人物紹介が駆け足だなあと思ったら、以前スペシャルドラマで放映済みだそうで納得です。

1話の仕事は、結婚式場のポスター。初婚向けから、中高年の再婚や挙式やり直しを見込んだデザインに変えて欲しいと、引っ越し前に引き受けたものの改訂で、ちょうどさくらがターゲット年齢でした。ポスター案のラフ画が似顔絵並みに似ているのがご愛嬌です。そしてデータ送信一発でシュッと納品。デジタル環境が整っていれば、賃貸料の高い都会にいなくても地方で仕事はできるわけですね。
 

この先は、商店街から依頼があるんでしょう。騙される、騙されないと皆が口にするからには以前街ぐるみで痛い目にあったことがありそうです。さて、シャッター商店街は息を吹き返し、ユニバーサル広告は儲かるのか?
そして最後には、また別の街へと去っていくのでしょうかね。ぼちぼち見て癒されます(^^)