薄幸女優木村多江が、復讐する女に。当たり役になるのかも。
「あいつらに、嵌められた」
と、涙ながらに告発するビデオを残して、捏造スキャンダルで政治生命を断たれた夫(高橋光臣)が自殺。愛する夫も、お腹の子も失った妻(木村多江)は名を変え、週刊誌の記者として嗅ぎまわり、憎いやつらを絶望の淵に叩き込むのだ!うーんピカレスク。
何度も何度も映る、旦那の遺したビデオが辛くてねえ……。
本当に無実ならなおさら、死んじゃダメなのにね。せめて子供の顔をみるまで生きて、そしたら死ねなくなったでしょうにね。また奥さんも、そんなもの独りで何度も見るもんじゃありませんよ……。しかも最後には「君もおいで」だなんて。復讐を終えたら死ぬつもりなんですかねえ。
てなわけで、謎の契約ライター<今宮沙織>(木村多江)は、新人ながら有能でスクープを連発。
次は大人気政治家のスキャンダルを狙います、と宣言したその相手こそ、5年前に夫を陥れた張本人なのでした。さてそこからどうやって、と思ったら1話にしてもう、最初の一人を始末しましたよw
芸能人のスキャンダルなんてどうするのかと思ったら、旦那の元秘書/現バーのマスターが情報くれるんです。
議員の愛人問題は、『独占告白!』の触れ込みでインタビューを始めると美女が乱入。言い争いの挙句に
『自分が本当の愛人!』
と宣言してくれちゃうんですから、こちらもチョロいw でもだまし討ちじゃ記事にならないでしょ、と開き直る愛人なのですが……大丈夫。独占告白は、あなたが偽愛人と罵倒してた本妻さんがしてくれますからw (不倫相手の本妻の顔ぐらい覚えててよw)
本妻と愛人のキャットファイトを前に暗い目で高笑いの<今宮沙織>が、 こ、怖いです……。
旦那さん名指しの復讐相手は3人。この調子じゃ3話で終わっちゃいますよね、裏の真実が明かされたりなんだりするのでしょう。彼女に復讐を焚きつける影の存在とかとか。
週刊「星流」の編集長(佐藤二朗)はウザ楽しいですが、過剰に今時女子な助手(岡野真也)はひたすらウザいですw
続きの感想も読むのが楽しみです。