ムーミンだー!わーい! 

子供の頃分厚いムーミンの本がお気に入りで繰り返し読んだものです。おまけに最近はスマホアプリ「ムーミン谷へようこそ」にハマってることもあり、わくわく録画してみましたよん。あの桟橋、あのとんがり屋根の家、ちょっと不思議な色彩も日本のアニメにはないものでうっとり。
でもムーミン島の情景は冒頭だけで、結構すぐに小舟でリビエラ目指して船出します。そして貨幣経済に巻き込まれ、始まる恋の鞘当てw

ああ、スノークのお嬢さんは元からファッションや褒め言葉にうっとりのスイーツwですもんね。ショーウィンドウにうっとり、カジノでなんとなく儲けた大金でまずはビキニを購入。着用姿を見たムーミンが
「裸みたいじゃないか!」
いやムーミン、全裸なのは君よ君w
さておき、リビエラ到着時は物乞い扱いされたムーミン一家も社交界にデビュー、高等遊民なパパやフローレンお嬢さんは水を得た魚ですけど、働き者のママはすることがなくムーミンはお嬢さんに男が群がるのでイライラw ついには決闘騒ぎですよ。子供向け映画ですることでしょうかw 猫じゃなきゃ愛せない犬、とかいうややこしいキャラはLGBTの暗喩かと思って見てたら、ママが猫コスプレ犬を紹介!その解決でOKなんですか?

さておき、一緒に見ていた娘はよく聞いたらグッズの絵しか知らず、動くムーミンの漢な一面にびっくりで、こっちがびっくり。絵本は読んであげてたのになあ、毎週アニメ見てた私たちとは興味の持ち方がそりゃ違いますか。

ムーミン君はライフセイバー並みに泳ぎもできて、かと思うと泣く恋人を慰めて髪を褒めたりもできるイケメンですからね!全裸だけど!そして作中の悪い言葉が虫になって人を荒ませていく表現や、人生を語る言葉など深い要素もあるのよ。可愛いだけじゃないのよ。それってクマのプーさんだってそうなのよ。グッズだけ見てないで原作読んで欲しいのですよ。

そんなわけで、最後はもちろん島のおうちに戻ってホッと一息。
そういえばミィも登場してます。難破船から姉のミムラだけまず助けられ、そういえば妹も……程度にしか家族の心配をしないミムラもすごいですが、確かに超自立してる生命体ですからねw その後の嵐の小舟旅行にもミィだけ参加で、島で待ってたミムラさん当然まったく何の心配もしていませんでした。暴れん坊だとは知ってましたけど、ここまで凄かったっけミィって。
原作まとめて読み返そうと思っています。