ネクタイが被ったから徹底抗戦w
久しぶりにカッコイイ竹野内豊が見られるかと思ったら、案外セコくてみみっちくて、でもやっぱり有能でかっこいいよーという素晴らしく見応えのあるドラマでした。誰も死なないのもいいですね。
企業の法律業務専門、神宮寺弁護士事務所のトップパートナーロイヤーである咲坂(竹野内豊)
新人の熱海くん(賀来賢人)はアソシエイトとしてその咲坂の下で働き始め、思いもよらない訴訟合戦に巻き込まれていきます。
咲坂とトップを争う夏目(松雪泰子)は、なんか遠慮がなさすぎると思ったら離婚したての元夫婦(^^;;;) 仕事の件で言い争ってるのに、つい互いをパパママと呼んだり昔の話を蒸し返したりw でも『いいのは顔だけ!』『この顔に騙されたのよ』等々、どう転んでも顔は好みなのねw
初回は、著作権侵害で訴えられた弱小デザイン会社を救え。手酷くボツにされ、ゴミ箱に捨てられたキャラを他のイベントに再利用して1億円の損害賠償請求です。
証拠の受注書は残ってる、本人もダメと分かってた。普通なら減額を交渉するだけのお仕事なのに、なぜか強気な咲坂先生。実は相手弁護士事務所の外資系な料金体系を見越して、小さな小さな反訴状の応酬でも時間給で原告:広告代理店への請求額は何千万円、支払えずに告訴を取り下げてくるだろう……との目論見だったのでした。やるー。
途中、金策で倒れた弱小会社の社長さん(鈴木杏樹)、1億を5000万円に減らしたところでやっぱり倒産してしまうのを防ぐための奇策だったんですね。敵側、大手広告代理店の手塚とおるもきっちり小憎たらしくて、部下に裏切られるあたり溜飲が下がりました。
所長(国村隼)命令でタッグを組んだ咲坂と夏目、喧嘩しつつもやっぱりナイスなチームワーク。そして右往左往するだけの熱海くんw 一時はもう事務所潰れるかも、就職先を間違えたーなんて真っ青でしたけど。一癖も二癖もある先輩たちに揉まれてタフになるのか?
初回から各人キャラが立ちまくり。また、しているのは純粋に弁護士のお仕事なので、警察が無能すぎないか心配になったりしないのもいいところです(なんか「99.9」ディスってるかなw 好みの違いですねw)
司法試験に10回落ちてパラリーガルの九十九(大倉孝二)、卑屈な役はお手の物。「火の粉」で今更弁護士目指し始めた梶間家の息子(大倉孝二)のパラレル存在なんじゃ……w 見合いまみれの猫田(杉本哲太)は、その線で一波乱ありますね、きっと。
アシスタントのレッドこと赤星(山崎育三郎)、なんとミュージカルの人!作中で歌う機会はあるんでしょうか?
咲坂の娘と家庭教師も、この先なんかあるはずですが……それよりベトナム人のお手伝いさん(上地春奈)が気になりすぎますw なんてパワーw
ちなみに敵弁護士(近藤芳正)が咲坂先生という度、「笑の大学」向坂を思い出しちゃいますねえ~と西村ファン仲間さんから☆ ですです(^^) この先、お素敵なスーツの弁護士団が次々登場のはず。西村雅彦氏も終盤のゲストあたりで華を添えてくれないかと期待してます。