まさかの葬式でプロポーズw
穏やかにその日を迎えた父、陽三。
喪主として最後の挨拶で、型どおりの言葉を投げ捨ててぶっちゃけ文句を並べ始めた大介。こんな席でと諌める人もいましたけど、いや親父がまだ近くにいる今だからこそいっておかないとと続けます。火事騒ぎで消防車は来る、弟は連れてくる、どんどん人を呼ぶw ホラお前も結婚式仕切られて困ってたろ、お前は親父がいなきゃ俺の部屋に入れてないだろ、と個人攻撃ですよw
地元でする葬式でもないのに、参列者はずいぶん。陽三の生前にも、大介が腕をふるってみんなを読んでパーティーをして、世にも珍しいロフト解放までして、それってお一人様でずっと生きていたら一人も立ち入るはずのなかった人たちですからねえ。ころがりこんだ陽三のおかげで扉が開き、気がつけばジムにも誰かれ大介に会いに集まってくるまでに人の輪が広がったんですから、人生わかりません。
そしてその中の、もしも誰かと連れ添って生きて行くのなら、この人だという人ともオヤジのおかげで出会えたのだと。ひゅーひゅー!ハナコもなぜここでと渋りながらもプロポーズを受け……もう、泣いたらいいのか笑ったらいいのかわからない式になりましたよw でも陽三さん賑やかなのが好きだったからそれでいいよね。
香取慎吾のベタっとした声になるナレーションはずっと苦手なままでしたが、人嫌いな役には似合いだったので良し。当たり役でした。
エンディングは、上下階に互いの城を持ったまま、家族として暮らしている大介とハナコの変則夫婦生活。お母さんは上に、弟くんは下に住んで二人は両方に行き来しているのかな(ぶちぬいてメゾネットに改装してたりしてw)まあこんな家族のカタチがあってもいいでしょう、幸せなら!
佐々木さんにも春が来て、田中さんはハナコの元夫にときめいてます。全方位ハッピーエンド、陽三さんったら天使だったのかも。
(何されても親だから追い出せない、という1話2話の騒動は不愉快だったので、本当に誰だかわからない西田敏行がころがりこんで大介を変えた天使だったよって話だったら凄かったなと今思いました。即警察呼ぶだろうけどw)
>大介とハナコの変則夫婦生活。
宮川大助・花子さんを思い出しました(笑)
・・・最近見かけなくなりましたが、関西の方ではお見かけするのかな??
しかし、真上真下というのが、あのラストにつながってたとは・・実に上手い設定だったなあと思いました。
>陽三さんったら天使だったのかも。
天使と聞くと、金10ドラマを思い出して暗くなりそうですが、陽三さんが一気に吹き飛ばしたくれましたね!(笑)
そういえば、最終話の西田敏行さん見てたら、どこか上島竜平さんに似てて、特に、大介に怒られる時なんかは気まずそ~な顔するんですが、この時が一番似てたような気がしました。わざと似せてたのかな??(笑)
最終話は、割と味のあるいいセリフが多かったように思います。
「家は変わらないが、人は変わる~」(ナレ)
「子供って親を選んで生れてくるらしい。だから強い。何でも乗り越えられる~」(律子)
「頑張るって何を?」「覚悟! 決めなよ~!」(大介・美佳)
「親父が死んでも約束は残ってますから~」(大介)
「もしも同じ感覚をお持ちでしたら」「何でいきなり敬語なの?(笑)」(大介・葉菜子)
「こちらも僭越ながら喜んで~」(葉菜子)
最後まで「僭越ながら」でしたね。
コミカルなハッピーエンドドラマを久しぶりに見た感じでした。(^^)
ではまた。
PS.冬ドラも、もうほとんど最終話を迎えてますが、でもまだ目が離せないのありますね。。。