確証のない治療で、患者が危険にさらされる話が続けて2話。

6話は乳児。原因は推測だけど、移植しましょう同意書書いてね。って間に実は、赤ちゃんは栄養失調だっただけで治ってたし。
7話は若い女性がとりあえず急げと抗がん剤を入れられて、実は全然違う病気だったし。
どちらも100%の診断なしで医療がまかり通り他の意見を入れないという身も凍る話ですが、自分のプライドが大事で誤診を認めない医者など珍しくもないという岸の達観が悲しいです。でもヒロインざっきーは、患者のためなら犯罪も辞さない女w
ですよねー、1話では先輩の引き出しこじ開けてパスワード盗んでましたよねw そそのかしたの岸先生でしたけど。今回も見事にそそのかし、他院から赤ちゃんさらってきましたよー! 保護者同伴とはいえ…… その大胆無敵な行動力に、画像診断部門の長が目をつけてくれての7話というつながりもザッキーのキャラが生きて良かったです。

ちょっと原作の話をしちゃうと、両方共最新刊のエピソード。

原作では 診断科の高柴先生とはセカンドオピニオン相談室で出会うのですが、ドラマではそこは今まで出ていた中熊先生にして、6話のトンデモ行動の結果で高柴先生の目にとまる形になり、7話のメインゲストに高柴先生と、すっきりまとまったと思います。しかも、志賀廣太郎が原作高柴先生に激似ですw

岸の毒舌も炸裂。赤ちゃんの母(じゃなかったけどw)にかけた手のひら返しな言葉といい、穏便に退職するはずだった高柴先生を奮起させた送別の言葉wといい、いやー見ごたえありました。