なんと天然万吉、ほんとうに妖精さんだった~?
『痛快娯楽時代劇やのに~』
の叫びも虚しく、心中を遂げてしまってムシロ掛けで横たわる二人……泣き崩れる忠右衛門と手代さん。そんなあ。
でもその悲しさが筆に宿ってか、ついに傑作『曽根崎心中』を書き上げるちかえもん!満場のお客さんが刃の場面には悲鳴をあげ、終わったら泣き崩れる一体感は嬉しかったでしょうねえ……(がっつり語った義太夫すごかった!)
そこにかけつける前に、黒田に攫われw 大半が芝居初日を観に行って手薄の天満屋で、さらなるドラマチックな結末のために殺されかけていたとはまさか誰も思いますまいw
実際危なかったですよねえ。そんなちかえもんの危機を救ったのは、万吉~!困った時の不孝糖売り、来てくれると思ってたよ!
でも「今日のこの日のために」と言う万吉自身の言葉に「?」と思っていたら、なんと黒田と一緒に川に落ちたまま行方知れずに。万吉を探すあまり、自分も川に落っこちたちかえもんについて上がってきたのは……子供時代から蔵で話相手だった古い人形で(><)
「にんじょうぎょうるり」は当時の自分自身の言い間違えだったとか。その頃からずっと、万吉を守ってきたのかと思うと泣けました。 少なくとも、そんなことで溺れ死んで遺体も上がらないんだと思うよりはずっと素敵です……orz
と、ここでこのまま終わらないのが「ちかえもん」
なんとお初と徳兵衛生きてたよw えええええええええw 嬉しいけど、騙されたよw 心中を美談に仕上げて発表しちゃったちかえもんなんてそれこそ、バカにされたと怒るの当たり前でしょう~(^^;;;)
遊女の足抜けご法度はどうなるのw そこは平野屋なら払えるし、死なれるぐらいならと算段しちゃう親心もわかるしで、いいけどw 浄瑠璃で大々的に死んだとされたほうが、探されなくて都合がいいかもw
と、ぐるぐる巡る動揺を払うように万吉の声が響きます
『うその何があきまへんねんん』 そ、そうかも〜
似合わない田舎で、全然違うかっこして鯖漁で暮らしている徳兵衛お初、幸せそうでした。笑顔ならそれでいいよね。
そして不孝糖を売る万吉のカットも。
下駄を鳴らして奴が来る〜♪一緒に歌っちゃったw
そうですね、しれっと川下で水から上がって、好きなところで元気にしててくれてもいいんですよよ、万吉……(><)
>下駄を鳴らして奴が来る〜♪一緒に歌っちゃったw
♪我が良き友よbyかまやつひろし、でしたね。
まさに、万吉のことを表してました。
いきなり出てきて、「はよいきなはれ~」と逃がす辺りは、流石、我が良き友よ~!
♪不孝糖~売りとはまた違った味わいでカッコ良かったですね。
>「にんじょうぎょうるり」
ここ、結構ツボでしたんよ。ハハハ
ラストの、お・し・ま・いと1字ずつ出てくる趣向も、なかなかいいですね。
黒田屋の筋書きや、万吉の大どんでん返しなど、脇が結構しっかりしてたんで、近松門左衛門としても、「ちかえもん」(親しみを込めて)がよく似合ってたと思います。
毎回、タイトルのふりがなも面白かったし、懐かしのフォークソングも楽しめたし、また、「ちかえもん2」あるといいのですが、どうでしょうね。
徳兵衛とお初のその後も知りたいし~~
###
そういえば、人浄形瑠璃(^^;曽根崎心中の幕開けの日が、自分の誕生日と同じで、びっくりぽんでした。
最近、同じ誕生日の人・出来事などを見ると、妙に親近感がわいてくるんですよね。
例えば、乃木坂46の妹分?に欅坂46というグループが誕生したようですが、そこには、同じ誕生日の女の子が2人もいて、、、しばらく様子を?見てみようと思います(爆)
生徒で看護師を目指したいという子がいて、聞いてみると、DMATで働きたいらしくて(先輩?にいるとかで)、ドラマの影響かなあなんて思ってる昨今です。。。(^^;