キリが嫌なやつだー(><)

戦局に翻弄され、時に別陣営に取引の駒として引き渡されてしまう人質の命運。それをばばさまは黙って引き受けて一益陣に渡ったというのに……おつきのキリがとんでも無作法で、帰りたいのとぶーたれてますよw 松の件での態度は、信繁を励ますためのあえての憎まれ口と好意的にみていたのに……、主君のご母堂、目上も目上のばばさまに対しても口答えですよ!失礼でしょ!
挙句、迎えに来た信繁に礼を言うどころか遅いのなんのと。

忍び込んだ城の中、信繁ならではの機転でごまかしてたどり着いたのに、キリが忘れ物で戻ったせいでほら、捕まったじゃないですか。(城側と一益側の侍双方に、相手の所属と思い込ませる信繁のやりとりが三谷節!「三番テーブルの客」ですかw)
その忘れ物が、信繁にもらった櫛だったところは可愛いですけどね。本当に大事なら身につけていましょうよw

勿論そもそもは、腹芸体質の昌幸が、まさか一益が城を返してくるとはおもわずにとっくに攻め落としていた勇み足のせいですが。それでも、一仕事まかされたのに大失敗でへこむ信繁。それを励ますキリは、あまりに無神経でしたよ。おまけに
「お前のせいだろ!あっち行け!」
と信繁が怒ろうがきゃっきゃと戯れられたら、仲良さげにみえてしまって、逆にすっきりしません。素直じゃないんだから…。

かの清洲会議に間に合わない一益……。
そこは真田家も会議関係ないしね!
徹頭徹尾、本能寺の変後の激動は遠い遠い別世界で起きていて、物語は昌幸以下真田勢周囲の狭いところを濃く描きます。生き抜くために、必死で流れを読む昌幸なのに、裏目裏目に出てしまいますね。百戦錬磨の昌幸の勘すら外れるのに、新米重信なんか失敗して当然と説く父。でも、勘に頼らず間違えない兄が正しいわけでもなく『二人で一つ』とは! 昌幸と信尹の兄弟タッグのように、源三郎源次郎の兄弟もずっと手に手をとって進んで行けというのですね。
しかしパパン……「面白くなければ人は動かん」とおっしゃいますが…それはご自分が面白い方が好きなだけではw

そんなわけで、国衆会議の「黙れ小童!」はお休みw ツイッターでの真田丸イラスト競演、通称『丸絵』にも室賀様が散見されて幸せです(^^)