滋賀県ご当地ドラマ、こういうの好きだなあ。
(追記*滋賀発地域ドラマ、と呼ぶそうです)
東京から滋賀へ、父の突然の異動。すれ違っていた父娘の心が、地元田上山で採れたトパーズをきっかけにほぐれて触れ合っていく様子が暖かく描かれています(^^) 

建築会社から、地域密着ケーブルTVに異動で勝手が違うお父さん(小木茂光)
地元情報だ旬の料理番組だって小さい仕事にイラついて、ご当地音楽フェスをドーンと大きくしちゃおうぜ!と支援企画を提案するですが同僚(千原せいじ他)は乗らず更にイライラ。元バンドしてた娘(小島藤子)の出場を勝手に決め、ほらお前の元仲間も呼んだよ、メジャーデビューするんだってな!って……。
知らないんだよね、デビューのためにボーカルを替えられ、以後娘さんは歌えなくなっちゃってるって。
新しい学校の友達には言えたことが、お父さんには言えなくてすれ違い。
「自分だって夢だった建築士になんてなってないくせに!」
と痛いところをついてしまいますが。

若きお父さんが、山で自分で見つけて亡きお母さんに贈ったトパーズ。何万年変わらず光る石のように、お父さんの中にも昔の夢は眠っているし、歌うのが辛くなった自分の中にも、歌いたい気持ちはやっぱりあるんだと気がついて……
ラストシーンはJKバンドで歌うヒロイン。例年通りのこじんまりしたフェスで、自分のために歌う姿は楽しそうでしたよ。地元バンザイ(^^)

しかし、いくら田舎だからってケーブルTV職員がまさかのなんでも屋。TVの写りが悪いのどころか、子供の宿題までハイハイとみちゃうw ヒロインのプチ家出には即、写真もつけて「たずね人」で放送! ここにはいないよな情報までじゃんじゃん来た結果、見つかるのは先週爺ちゃんと行った山でってさ、それあとから娘に恥ずかしいって怒られるよお父さんw

自由に生きてるお爺ちゃん(ミッキーカーチス)が、登山はする観光案内ボランティアはすると、人生充実してそうでかっこよかったです。
音楽はクラムボンのミト。