あほぼんが商売人デビュー!
なんと売り言葉に買い言葉からの不孝糖売りw WATS仕込みのええ声と踊りで通りがかりのいとさんをたぶらかしての、お買い上げ~。どよめく見物人!奉公人からも
「さすが若旦さん口だけは達者や」
「そして卑劣」
「己の持ち味を生かした商いや」
と、全然褒めてない賞賛の声w その後もノリノリ。お買い上げの女性には、品を渡しながら目をみて手をぎゅっと「きゃー(>▽<)」ああ買っちゃう買っちゃうw

そしてちかえもんは、今をときめく赤穂義士事件を題材に書き始めましたよ。ぐだぐだな討ち入りが笑止。でもなんとその討ち入りがサクサク書けないことと、若旦那の親不孝がリンクしてくるとはもう見事も見事です。

あほボンと父親が鉢合わせて、大説教。
平野屋の後継には忠義が大事、赤穂義士のように忠義で尽くせというばっかりの平野屋さんでしたが、空気のよめない万吉があほボンの『親不孝の才能』を褒め、ちかえもんはちかえもんで、母にぐちぐち言われてる自分に重ねてか「なんでいいところを褒めてやれへんのですか」と、うっかり口出しw でもそのついでに『実は忠義なんか尽くしたくなかった義士』という、武家出身ならではの斬新な切り口をみつけてしまうのでしたー! これなら書ける!

若旦那だって、平野屋の大きさと自らの能力の不釣り合いがわかるからこそのプレッシャーよね。そして懐から出したのは、見せ食いしてた絶品饅頭。丁稚に食べさせてやろうと、ですって。自分の稼いだ金を使用人のために使えるやつだったんじゃないですかー、成長成長。

しかしその裏では秘密裏に江戸をゆるがす大悪事が計画されているのであった…って、何が起こるのか?