ふーん、格闘は弱いんだw
まあ武道経験もない官僚さんならそれで普通でしょう。なのに遺体は平気で証拠品の方に注目してましたよね、
他人の運転が嫌いで、ハイドロビーズを見分ける繊細な博識と刑事でもないのに捜査に突っ込んでいく大胆さ……等々と、いまだ冠城氏の様子見。物語はそのついでみたいなものですよね。

その割に2話は面白かったかも。
スパイメガネで証拠の動画を残し、カバンの置き忘れも意図的と、実は警察を上手く利用していた冠城。右京さんはちゃんとそこに気づいていたことも、いつも通りのずれた日常会話の中に上手く入れていましたよね。曰く、冠城の様子を尋ねられての
「メガネを新しくしました」というムダそうな情報w
「組織には疎いもので」も、副総監を追い詰めるという組織人にあるまじき行いへの伏線となりました。
右京さんならそうすると思った、という冠城の読みの立脚点はなんと「相棒を逮捕した男」という右京評で……。5話になってもいまだ、『相棒』ではなく『同居人』ですと言い張っているのはその辺の無神経さにさすがの右京さんもムッとしたのでしょうか(しかし『同居人』とは、本当に一緒に住んでいるかのようで微妙。捜1の「お客さん」呼びで十分ですよね)

そして3話自殺幇助と4話老齢フィクサー。

特命係の部屋にいても退屈な冠城、証拠品返却に帯同し、右京の20年前の因縁解決に力を貸しと、いままでの刑事な相棒たちとも遜色ないほど立派に相棒しているんですけどねえ、3話でSNSを使いこなしたものの、4話電子マネー「ファンタスマゴリ」ではお手上げと、そうそうデジタルに強いわけでもなく。特技の決め手はまだありませんねえ。 コーヒー派で一緒に紅茶も飲めないしw

しかし、甲斐父に勧められた茶を平気で断る協調性のなさは似た者同士w しかも理由はまったく同じで、その愛するコーヒー/紅茶が優先で1日のカフェイン摂取量限度を超えないためってね。 
まったく、若くて背の高い右京がもう一人いるぐらいな感じで始まりましたが、さてこの先二人に絆は生まれていくのか。

 それにしてもおとなしく殺される女ばかりで悪女が不足です。
特に4話は、あんなよぼよぼ爺さんに好き放題された挙句に、胎児を使って復讐したら殺されるってorz  いっそメロメロにして貢がせ事業の実権を握り、自分がやった悪事を爺さんになすりつけた上に、大事なバラに火をつけて発表直前の新種絶滅ぐらいのことしてやれば良かったのに。